41. グレン・ミラー物語
まさにグレン・ミラーはまり役のジェームス・スチュワートとジューン・アリスンが奏でる、心暖まる、そして切ないラブ・ストーリーの名編。それにもまして我が心の1曲であるサッチモの"ベイズン・ストリート・ブルース"のセッションは本当に貴重。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-22 01:04:45) |
42. モンキー・ビジネス
ジンジャー・ロジャースの壊れっぷりも凄いが、やはり凄すぎるケイリー・グラント!まさにコメディNo.1(あ、アホの坂田と違います・・・) [DVD(字幕)] 7点(2006-05-07 07:23:18) |
43. 南太平洋(1958)
評価の難しい映画ですねー。と言うのも映画そのものより音楽が素晴らしすぎるんです。このサントラ盤はマスター・ピースで何故かビートルズの『サージェント・ペパーズ』を引き合いに出して、でもこっちの方がいいかも?と思えます。 [DVD(字幕)] 7点(2006-04-17 05:54:34) |
44. アニーよ銃をとれ
ベティ・ハットンが主演することによって、いい意味で全開子供向けに作られていると感じる楽しいミュージカル。やっぱり好きです、この手作り感。 曲名知りませんが、ザッツでも出てきたメチャ楽しい子供の喧嘩を歌にしたかのようなハワード・キールとの大熱演は見モノ。 ただスターのオーラとかシーンのオーラに期待は出来ないことと、必要以上に歌のシーンが多く、しかも曲の出来がイマイチと感じるものが多かったのがマイナス。 それでも "気ままな暮らし"と、これでもかって繰り返される "ショウほど素敵な商売はない"の、この感慨。 個人的にはジュディ・ガーランドへの思い入れ、そして本作に限ってはそれ以上にエセル・マーマンへの憧れがグルグルと頭の中を駆け回って、そういう思い巡らせてしまうことでも非常に感慨深い作品です。 [DVD(字幕)] 6点(2007-10-28 12:14:47) |
45. 居酒屋(1956)
《ネタバレ》 とことん阿呆な男どもと、とことん嫌な女どもに翻弄されて、とことん気持ちが滅入って来るほど救われない映画です。ただ、阿呆も、嫌な奴もそこらには居てるんでしょうけど、この屋根職人やったアル中の現夫クポーの行動がマジで最悪。行き場を無くした元夫、その胸に飛び込むしかなかった、あの日のジェルヴェーズ、ここは辛い、ここも確かに阿呆なんやけど、もうしゃーないやん、ここはもうしゃーないやん。おまけにそれで密かに心寄せる男が去っていくのもしゃーないやん(あー自分でもしつこ) 全て最悪のアル中現夫が引き金やん。さらにこの酒びたりのクポーの葛藤とか思いとか後悔とか全然描かれてへんからジェルヴェーズの不幸な運命に呆然と鑑賞を終えるしか手立てが無いねん。映画としては凄い迫力のある演出で、観応えあんねんけど、その分あまりに一方的すぎるところがある意味かなりもったいない。 [DVD(字幕)] 6点(2007-05-30 00:12:40) |
46. 絹の靴下
シド・チャリシーの息を呑む美しいバレエ、そしてダンスの大ダービス!アステアが唄うテーマ曲"ALL OF YOU"そのメロディと優雅なアレンジもGood!。まさに洗練されつくしたゴージャスな一品。ホテルの部屋で着替えながら踊るシーンはサイコー。 [DVD(字幕)] 6点(2006-07-23 06:08:18)(良:1票) |
47. 空中ぶらんこ
サーカスの空中ブランコを柱とした、新旧の、夢と生活の、男と女の愛憎劇。配役がピタッと決まって、結構楽しめます。それにしても肉弾ラブ・マシーン、魅惑のジーナ・ロロブリジーダ!ラスト、奇跡が全てを洗い流してはくれないインタビューシーンの三者三様の、それぞれの表情、それぞれの思いが妙にリアルで印象深いものがあります。 [ビデオ(字幕)] 6点(2006-06-25 11:45:32) |
48. エデンの東(1955)
結局僕はこの主人公に共感できなかった。やはりあの、明るく笑ったと思ったら次の瞬間に頭を抱えて憂いの表情で苦悶する情緒不安定な青年を受け入れられなかった。所どころに良いなと思う場面はあったのだけど・・・。“うわっ、ジェームズ・ディーンや!”という感動に匹敵する程の何かを、映画を通して感じられなかった。残念。 [映画館(字幕)] 5点(2010-05-30 21:51:22) |
49. 巴里のアメリカ人
ジーン・ケリーとレスリー・キャロンはまさに大熱演、やはりあの河のほとりでのダンス・シーンが特に素晴らしい。中盤までの展開も結構好き。でも、あの終盤の延々と続く意味不明のダンスシーンでちょっと引いてしまった。 野心作であることは充分伝わるのだけど、なんか作り手側の凄いでしょ!?って感じがあまりにも出すぎてるように思う。 僕の好きなミュージカル映画は、もっと下世話な感じのものからポンと芸術的な名場面が生まれたりする。本作では逆に芸術に寄りかかってるなと感じた時点で冷めてしまった。やはりミュージカル映画は気分ノリノリで観れたら多少のアラなど気にならない程に満足できるのに、一番重要なシーンで冷めてしまったことが僕にとっては致命的だった。 [DVD(字幕)] 5点(2007-11-03 23:40:48) |
50. 七年目の浮気
1950年代版アメリカのホームコメディっぽい雰囲気がいいですね。『逢びき』では切なく映画を濡らしたラフマニノフのピアノ協奏曲第二番が、この映画のお陰で台無しになっているのが楽しい。 そしてモンローが良いも悪いも、そのイメージを決定的にしたかのような印象があり、この映画の全てのシーンに、そこにモンローがいる!という輝きがあり眩いくらいです。しかし、どうしてもテンポの悪さが響いてダレてしまうのでワイルダー監督作の中でも傑作の部類には入らないでしょうけど。 [DVD(字幕)] 5点(2007-04-08 21:30:05) |
51. 掠奪された七人の花嫁
この映画の前半はめっちゃ好き!後半なんて無くったっていいくらい! [DVD(字幕)] 5点(2007-02-25 20:24:03) |