41. パシフィック・リム
《ネタバレ》 映像はものすごく頑張ってる。 でもキャラクターの掘り下げがまったくできていないので誰にも感情移入できないし、いろいろツッコミどころが満載で、どーにも盛り上がらない。マコにそこまで強さとか適正があるとも思えないし、主人公とマコ、司令官とマコの絆も物足りない。少なくとも新パートナーは、冒頭で兄貴を失った主人公が喪失を取り戻せるようなキャラにしてエピソードを組み立てるべきじゃないかなー。二人が戦う理由も、復讐なのか、大義のためなのかよくわかんないし。 羽の生えたカイジューに数秒で一気に大気圏外まで連れてかれたのが笑えたのと、チェーンソードがカッコよかったので2点! [インターネット(字幕)] 2点(2019-05-03 19:05:33) |
42. デンデラ
《ネタバレ》 姥捨て山に捨てられたババァたちは生きていた…! という掴みは最高で、めちゃくちゃ面白そうなのに。ババァたちが村に残した自分の子供も含めてみんなブッ殺そうぜーってなってるのがよくわからない。みんな本気じゃない、生きる目的が必要なんだ…でくくっちゃうのは乱暴でしょ。あとクマの恐怖をちゃんと描けてたら少しはマシだったかもしれないけど、映像がとにかくショボすぎる。 [インターネット(邦画)] 2点(2019-05-02 23:35:55) |
43. R100
《ネタバレ》 序盤の設定は惹きつけるのだけど、CEOが出てきたあたりから一気につまんなくなる。普通映画が面白くなるところから徐々につまらなくなって、オチが最高につまらないという……。 [DVD(邦画)] 2点(2014-07-29 02:32:42) |
44. ダークナイト(2008)
確かにジョーカーはインパクトがあった。でも、ただそれだけ。 ストーリーは冗長で、だらだらと煮え切らない展開に終始モヤモヤする。 何故世間に高評価されているかまったくわからなかった。 [DVD(字幕)] 2点(2009-10-03 09:58:43)(笑:2票) (良:3票) |
45. スーサイド・スクワッド
《ネタバレ》 ハーレイのお尻に1点。 ヴィランがチームを組んで戦うっていう企画だけは面白そうなんだけど、集まったキャラクターたちの魅力や背景が描かれてないので、まったくもって盛り上がらない。デッドショットは悪人じゃないし、ディアブロはカっとなって嫁子供を焼いちゃったアホだし、ハーレイ・クインも特に何が強いってわけじゃないし、ジョーカーもヒョロくてショボい。 バラバラの悪人チームが仲間になっていく過程も特に描かれてないのに俺たちは仲間とか言い出すし、失笑しかできない。 最後の戦いも何にも盛り上がらないし、ホントに見る価値のない、しょーもない映画だった。 [インターネット(吹替)] 1点(2020-06-06 02:30:40) |
46. ミリオンダラー・ベイビー
《ネタバレ》 そりゃテーマとか投げかけたいことはわかるけども。いやーな後味の悪い話をフィクションで描いて、一抹の希望もないラストを見せられても困惑する。それが狙いなんだろうけど、朝っぱらからこんなの見るんじゃなかった。自分を殴りたい。 [インターネット(字幕)] 1点(2020-01-30 08:42:03) |
47. さや侍
《ネタバレ》 ラストがどうなるのか、そのためにある映画だと思って見ていた。だから途中がどんなに笑えなくても問題ない。むしろ寒ければ寒いほどいい。なぜなら無様な侍がスベリ芸を続けながらどう変化していくか、ラストで何をするのか、そしてそれによってどう観客を感動させるのか、というのがこの映画の意義・意図であることは間違いないから。 しかし一児の父としての個人的な感想としては、このラストはまったく納得できないものだった。「刀がなくても父は戦っている」と認めてくれた娘の前で、本物の刀を取り戻す意味が見いだせない。今さら侍であることを全うして死ぬ意味がわからない。別の刀を取り戻した侍が、本物の刀を取り戻す必要なんてない。 どんなに無様でも一緒に生きてほしいのが子どもの想いであるし、娘を愛しているならさや侍のままでもいいから、一緒に生きるべきじゃないのだろうか。 笑い=侍の刀の比喩で、「芸人としての矜持を死と引き換えにしても取り戻すべきだ」という笑いに対する松本人志のメッセージをテーマにした映画なら、このラストでも全然いい。しかしこのストーリーは親子愛に帰結するものだし、そのテーマで観客を感動させ、泣かせようとしている。でもこんなラストじゃ泣けないし、納得できない。ラストで坊主が「めぐりめぐって」と歌い出すが、輪廻もあの世も保障されてない。死んだら終わりで、お別れだ。侍であることを娘に見せつけて死ぬのはエゴでしかない。娘は父が死ぬことも、侍であることも、すでに望んでない。今生で親子として出会えた奇跡を全うするべく生きるほうが尊いことじゃないのだろうか。何か根本的に愛や生や死を表現すること、それによって人を感動させることを、松本人志は勘違いしていると思う。初めて0点をつけてしまった、真の駄作。 [DVD(邦画)] 0点(2012-08-26 06:17:09)(良:3票) |