41. ある戦争
《ネタバレ》 一つの判断が結果的には裁判まで繋がっていくのだが、その過程も丁寧に描かれていて、主人公の心情はよく理解できます。だから最後は誰もが無罪へと導いていて、それが強烈な風刺に感じられた。誤爆された側の描写は最小限しかないので。この戦争の理由もどこか自分たちを無理に納得させるようなものなので、今世界で起こっている戦争の一つの側面として突き刺ささった。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-10-08 21:25:39) |
42. 3月のライオン 前編
原作は未読です。漫画が原作なだけあって、それぞれキャラクター際立っている。それにしても、神木隆之介ってすごい俳優だと思った。特別な境遇の主人公を見事に演じている。全編としては十分で、最後の対局も良かった。あの一人暮らしの部屋、雰囲気あるなぁ。 [インターネット(邦画)] 8点(2019-09-14 00:09:36) |
43. 運び屋
《ネタバレ》 ボスが変わるのをスイッチにしてガラリと緊張感が出てくる。それまでは、ヤバいことをしながら楽しんでいるような。その後はいつどうなるか分からない展開になるかと思いきや・・・・ 違いました、これは家族の話です。観終わった後、あのオープニングからの数分を思い出す。そして、イーストウッドの映画は、印象に残るセリフがいつも多いですね。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-06-24 22:31:41) |
44. 永い言い訳
《ネタバレ》 見終わった後に、題名がじんわりと響いていく。主人公は子供たちと触れ合う中で、「言い訳」の心を保っていたが、それも未送信のメールによって破壊される。最後は、このメールがきっと回収されると思っていましたが、されないとは・・・いい意味で裏切られました。陽一くんもキレそうでキレなくて、本当に真っすぐな感じが良かった。事故の後、トラックで帰る父子を見送る時、ようやくやめるんです。「言い訳」を。いずれにしても、本木雅弘はすばらしかった。さすがです。 [インターネット(邦画)] 8点(2019-05-05 01:34:16) |
45. ボーダーライン(2015)
《ネタバレ》 すごい緊迫感だった。全く予備知識が無かったので、余計に先の読めない展開だった。ヒロインの立ち位置といい、ベネチオ・デル・トロが何者なのか?とか。原題をある程度残してたら(スペイン語で殺し屋)何となくわかってしまうから、そういう意味では良い邦題だったかと。警察官とサッカー少年の親子の日常の描写が印象に残る。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-03-21 23:24:50) |
46. ちはやふる 結び
《ネタバレ》 「上の句」は紛れもなく太一の物語だった。そして、この映画も彼の物語だ。他の作品の野村周平はあまり知らないけど、この役はすばらしい。新しい登場人物もいてマンネリ化せず、百人一首もしっかり話しに盛り込まれている。気持ちよく観られる青春映画です。 [ブルーレイ(邦画)] 8点(2019-01-27 21:32:40) |
47. 祈りの幕が下りる時
《ネタバレ》 ドラマも、原作の加賀恭一郎シリーズも好きなので贔屓目があるかもしれませんが、素直に感動。話に厚みを持たせる部分と、不要な部分のバランスがとれてた。主人公が目立たないのも犯人側のストーリーが重厚なおかげです。松嶋菜々子も小日向文世も良かったけど、14歳の博美役の子が私の一番。似てそうでそうでもない似顔絵の感じとか、細部が丁寧な作品です。 [ブルーレイ(邦画)] 8点(2018-11-18 21:50:43) |
48. LION/ライオン 〜25年目のただいま〜
《ネタバレ》 泣ければ良い映画というわけではないけど、久しぶりに嗚咽がでる泣き方をしてしまった。お兄ちゃんの描写には胸を締め付けられます。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-04-01 22:04:51) |
49. ラ・ラ・ランド
《ネタバレ》 音楽やダンスだけでなく、ストーリーもしっかりしている。5年後のテロップからはどうなるんだと思って見入った。ラストのこうなっていればという回想も受け入れられる。楽しく、そして、美しい映画だ。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-11-23 21:36:30) |
50. ちはやふる 上の句
《ネタバレ》 原作未読。とにかく広瀬すずが全開です。集中しているシーンでの目は吸い込まれそう。カルタってと思ったけど、競技自体も魅力的に描かれていた。そして太一、この映画は彼の物語です。才能なくても、カルタ好きじゃなくてもいいじゃないかと応援できほど感情移入しました。しかし、運命戦での素振りのプレッシャーはアリ?席を立つ時にあいさつするぐらい礼儀正しいのに。 [DVD(邦画)] 8点(2016-11-09 21:47:17) |
51. イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
《ネタバレ》 題材・内容・演技どれも良かった。これが実話に基づいているのがすごいし、映画化そのものに価値があると思う。天才の側面よりも人間的な部分(同性愛も含めて)にスポットが当たっていたように感じられたのは、愛すべき人物として描かれていたからだ。最後にかけられた言葉で彼が救われたと思いたい。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-02-03 00:17:42) |
52. セッション
《ネタバレ》 ラストにかけての「セッション」はしびれます。もしかしたら、元彼女も最後は客席に来てて、感動のラストかもと一瞬でも考えていた自分が恥かしい。そういうんじゃないだろうと。ヒロインの使いっぷりも逆に心地いい。ニーマンの顔つきが序盤からみるみる変わってきたのが印象的です。師弟関係でもライバルでもないけど、高みに登っていく2人の対決はしびれます。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-01-21 21:34:06) |
53. アシュラ(2012)
《ネタバレ》 とてもせつなくて、いとおしい。こんなにもどっぷりと感情移入できるとは。画の迫力も十分。若狭に肉を食わせようとしているシーンは心を揺さぶられる。 [DVD(邦画)] 8点(2014-03-30 23:31:23) |
54. ゼロ・ダーク・サーティ
《ネタバレ》 どこまで事実なのかは置いといて、すごくリアリティがあった。特に最後の突入からの展開は見事。息遣いの音で緊迫感が増した。ジェシカ・チャスティンは、「欲望のバージニア」を観てすごく良いと思ったが、まったく別の顔を見せてれて満足。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-06 23:16:33) |
55. モンスターズ・インク
設定が最高。予想をはるかに上回った。 [ブルーレイ(吹替)] 8点(2013-09-02 20:45:32) |
56. アルゴ
《ネタバレ》 実話ならではの緊張感といったところか。要所での当時の映像でそれはさらに高まる。一見とんでもない発想の作戦の実行と、とんでもない状況下に置かれている対象者。実際はこんな風に奪還したんです、すごいでしょうアメリカ!とは感じさせなかった。緊迫感たっぷりです。 [DVD(字幕)] 8点(2013-06-09 00:03:54) |
57. ドラゴン・タトゥーの女
《ネタバレ》 まず、ヒロインのキャラクターが良い。話が進むに連れて魅力が増していく。謎解きの部分は登場人物の整理が大変だがよく出来ていると思う。映像も楽しませてもらったし、あの終わり方も含めて続編があるようなので期待。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-08-15 01:59:19) |
58. 塔の上のラプンツェル
これは誰もが楽しめる。ディズニーあまり見ないけど、映像も美しく迫力あるなぁ。 [ブルーレイ(吹替)] 8点(2012-03-31 03:11:59) |
59. 必死剣 鳥刺し
《ネタバレ》 丁寧な作りの本格時代劇。必死剣、自分的には有りです。ラストに繋がる過程など練られていて良かったです。池脇千鶴とのあの展開は少し納得がいきませんが、妙に色っぽいと思ってしまった。原作では剣を極めた話や主人公の感情についての説明もあったのかな?少し気になります。日本映画でしか感じることの出来ない満足感はありました。 [DVD(邦画)] 8点(2012-02-04 00:56:18) |
60. アフタースクール
《ネタバレ》 何の予備知識も無く観たので感動!よくできたシナリオとテンポ。徐々に事実があきらかになっていくに合わせて、ほど良いリズムで映画が進む。後10分あの前半部分が続けば観るのが疲れてた。「運命じゃない人」も観てみたい。 [DVD(邦画)] 8点(2011-10-01 19:03:21) |