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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1984
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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41.  ディアボロス/悪魔の扉 《ネタバレ》 
これを見て、ナポレオン・ヒルの「悪魔を出し抜け」を思い出した。悪魔とはどういうものかを書いた本だが、読み応えがあった。悩める人たちにお薦めです。さて、この映画なのだけど、最後の最後までパチーノが悪魔とは分からないようになってる。派手なホラーを期待した人にはがっかりだったろう。しかし、もの凄く良質の映画です。実はこれも、求職中に人から薦められた映画。色んなことを語ってて、薦めてくれた人には感謝です。それにしても、とうとうパチーノは悪魔まで演じてしまった。彼は、俳優としての野心に駆られてしまって、これで全てを犠牲にするようなら、この映画のパチーノこそ、主人公のキアヌであったというとこだろうか?キアヌは救われたが、パチーノはさて?(笑)
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-07-02 16:09:37)
42.  さらば、わが愛/覇王別姫 《ネタバレ》 
色んな歴史的事件が3人を襲うのですが、やはり文化大革命は最大級。文化人の品格をも捨てさせ、文化(京劇)しかない蝶衣は自殺するしかなくなってしまう。戦時下での売国奴の汚名すら持ちこたえたのに・・。崩れるきっかけは、小楼の弱さ。体は大きいのだが、弱いなと思わせる場面が少しづつ出てきて、最後は妻すら裏切る。文化は試練に耐えてこそ本物になる、なんて言うのは簡単だけど、やはりねぇ・・。文化大革命みたいのがあること自体、信じられないが、歴史の授業で本を焼いた国もあったっけ・・。まだまだこの先、何があるか分からんねぇ。でも自分が一番大切にしてるものまで失って、生きる人生って何だろうね。その辺を歴史大国、中国の映画は語ってくるよねぇ。日本に住む自分は、耳を傾けたくないけど・・。
[ビデオ(字幕)] 8点(2016-05-28 01:35:03)
43.  リバー・ランズ・スルー・イット 《ネタバレ》 
美しい・・。この映画は、特に何を言うわけではなく、ただ美しい人や自然があった、と詩情たっぷりに描きます。結局、弟のブラッドピッドの悩みは観ている者には分からないようになってます。ただ美しい人間の悩みは知る由もない、ただ愛するものは寄り添うしかない・・。父親の気持ちが最後、語られます。結局、ハンサムでスターになったレッドフォードにしても、もっと美しい天才のような人材が世界にはいて、夭折していく様を見て、そこに美を見たのかもしれません。日本の無常観とは違いますね。美しいものの存在。そこには超越した者の存在があるとレッドフォードは思ってたようです。こんな役を演じたブラッドピッド自身、とまどいがあったのではないでしょうか?2010年代、政治色や社会的メッセージのある映画をプロデュースするブラッドピッドの力みようは、どうしたのかな?と思ってたのですが、この映画が出発点と思うのは、どうでしょうか?
[ビデオ(字幕)] 8点(2016-05-21 00:07:22)(良:1票)
44.  バッファロー'66 《ネタバレ》 
昔、観て、好きだった映画。最近、無職の若者に「何か恋愛映画でいいのないですか?」と聞かれ、考え抜いた(?)末、この作品を薦めることにした。自分の記憶違いで変な映画だったら困るので、今回、観直して、間違いなしと太鼓判!
[ビデオ(字幕)] 8点(2015-11-07 11:03:12)
45.  ペパーミント・キャンディー 《ネタバレ》 
イチャンドンの比類なき作品群に圧倒される前に、何の予備知識もなく、観た記憶がある。その時は、印象に残るシーンを撮るのが上手いなぁ、話が徐々に前に戻っていく構成は面白いなぁと、やはり他の映画作品とは違う印象を抱いていた。何よりアジアの作品が注目され、大量に日本で公開された頃なので、これがアジアンテイストなのかなぁと思っていた。今回、彼の凄さを認識した上で、もう一回観た。昔に帰りたいと叫んで自殺をする青年。一体彼に何があったのか?話は、兵役の頃の女子高生誤射事件まで、その時々の女性とのエピソードを軸に、丁寧に少しづつ昔に戻っていく。イチャンドンは若くして、もう老成している感がある。これほどの完成された作品を、もう初期に発表してしまうと、作家は次に何を創ればいいのか、途方にくれるはずだ。しかし、イチャンドンはそれに耐えて、次から次へと観たことない作品を発表する。彼の凄さは、若くして、完成された作品を創ってしまったことにあったのではないか?この作品を観て、そう思い至った。
[DVD(字幕)] 8点(2015-04-26 19:15:40)(良:1票)
46.  プリティ・リーグ 《ネタバレ》 
女性監督の作品とは思えないくらい、ダイナミックな展開。やはり女性は、女性が描くと健康的で生き生きしてて、見てて気持ちいいね。女性の気配りがよく効いてて、ラストは隅々まで行きわたった演出ぶり。スポーツと女性とは相性がいいのかもしれない。日本でもなでしこで、一本撮ってほしいなぁ。観てて引き込まれるように面白く、観終わった後ほろりと来る。昔はこんな作品がたくさんあったのになぁと思う。
[ビデオ(字幕)] 8点(2015-03-23 01:26:19)
47.  瀬戸内ムーンライト・セレナーデ 《ネタバレ》 
篠田監督。若い頃は「心中天網島」など奇抜な演出の作品を撮ってはいたが、自分には少年三部作が心に残る。正統派を創らせたら、堂々たる娯楽作品を創ってのける監督としてのイメージが強い。「瀬戸内少年野球団」「少年時代」そしてこの本編の三部作。祝日など家族みんなで観るような、こんな映画を創る監督が、今、日本にどれくらいいるだろう。このような堂々たる娯楽作品が昭和文化の成熟したひとつの形だった。観て楽しい。味わって楽しい。絵が美しい。音楽が心に刻まれる。セレナーデは昭和の匂いがする。このような成熟した映画こそ、昭和のたどり着いた一つの形だった。平成文化は嫌いじゃないが、どっしりした人間観がないような気がする。辛いこともあるが、時には酒でも飲んで、明日へのそれぞれの出発にみんな、今宵は楽しもう。そんな骨太な文化である。平成は、明日のことはみんなで決めよう、逃げるなよ。自分にはそんな感じがする。さわやかな平成顔をみても、自分にはこの映画のような泥臭さのほうが爽やかに思えてしまう。そして、長塚京三。実に頑固そうな風貌。今は中々見ることのない顔だ。どうしてるのかなぁなんて思ったら、息子さんが某新聞に載ってた。息子さんは演劇界で頑張ってるみたいだね。昭和の京三お父さんに怒られないように、平成文化を鍛えてほしい。
[ビデオ(邦画)] 8点(2014-09-26 21:14:14)
48.  シンプルメン 《ネタバレ》 
待ちに待ったハルハートリー作品のDVD化である。その映画センスは、ただ事じゃないと思うのだけど、どうしてこんなに寡作なのだろうか?この映画ではエリナ・レーヴェンソン(彼の映画になくてはならぬ女優)が"KOOL THING"に合わせて踊るシーンは、もう脳裏に焼き付いて離れない。このシーン観たさに、何度も借りるほどである。今回のDVD化されたのは全部、観たが、まだまだ観てない作品がある。早くDVD化されるよう願って止まない。 
[DVD(字幕)] 8点(2014-07-05 19:38:26)
49.  ダークシティ 《ネタバレ》 
あ、ここ地球じゃなかったんだね。異星人のつくったモデルスター(?)みたいな・・。人類救うのが、超能力ってのが、ちょっと残念だったけど、いやいや、見応えあったなぁ。記憶がうまくパズルみたいに収まる話なら、もっと見応えが・・。でもそういう話は、他にあるし、これはこれで面白い話だった。ビルがせり上がってきたり、薄っぺらい宇宙船みたいのも、下部がアメリカ人の映画の割には凝ってて、二十世紀に創られた作品では、特撮が凄いと思う。あまりこういうSFは観ないんだけど、某レンタル屋の発掘良品で紹介されてたので観ました。なんか得した気分がしました。面白い映画いっぱいあるじゃん♪
[ビデオ(字幕)] 8点(2014-06-26 02:08:44)
50.  浮き雲(1996) 《ネタバレ》 
アキカウリスマキ、いいなぁ。リストラされた人の心にピタ~ッてくるね。中々この味、出せないよ~!?
[DVD(字幕)] 8点(2014-05-08 19:40:26)(良:1票)
51.  ザ・ロック 《ネタバレ》 
ジェリーブラッカイマー。彼がどれほど映画界を盛り上げたか・・。アクション映画の一番、面白かったころかもしれない。CGなどでリアルな仮想世界創りに映画人が夢中になる前の映画だった。しかも役者がショーンコネリーとエドハリス。彼らが出てくるだけで画面がひきしまり、そして観る方は安心する。彼らなら「やってくれるだろう」って・・。そんな映画こそ、僕にとっては、面白い娯楽映画だった。
[ビデオ(字幕)] 8点(2014-04-26 09:47:52)
52.  魅せられて(1996) 《ネタバレ》 
「自分」のない人たちと「自分」のある人たちとの対比が上手。初恋の人に会いに行った女性は、その人が「自分」がなかったことに絶望するが、芸術家たちのゆるやかな愛に囲まれ、「自分」を大事にしていいんだと気がついたとき、なんと庭に点在する作品が、自分の母への愛への表現であることに気づき、父親が誰かを知るという実に、芳醇な作品。彼女はその後、真の愛に出逢うことになる。い~よねぇ。「ラストタンゴ」や「暗殺の森」で空っぽ人間を描き続けた巨匠は、ここでも人生を展開してみせる。この後に撮られる「シャンドライ」は彼の得意な音楽を見事に使い、また素敵な作品にしあげてるんだよね。最近のベルトリッチ(まぁ嫌いな作品もあるけど・・)は、DVDを買わずにいられないほどの素敵な作品が多い。困ります(笑)
[DVD(字幕)] 8点(2014-01-08 02:19:45)
53.  恋する惑星 《ネタバレ》 
平成になってかなり経つと、このような楽しい恋の話も素直に創られるようになり、今となってはめずらしくないが、この頃はかなり胸ときめいた若者が多かったろう。前半は、殺し屋稼業とはいえ、紳士的にふるまった男性には、誕生日にメッセージを残すのが女性というもんだよ、と未だに追随者を寄せ付けぬ演出の手ぶれ映像で見せる話。後半は、今でこそ「ラストコーション」などでオスの臭いをプンプンさせてしまったトニーレオンが、白のブリーフ姿も見せる、プレイボーイとは程遠いもっさりした男を好演。相手は見るからに、恋にときめく健康な女の子。変な駆け引きもなく、悪い男も出てこないで、観ていて応援してあげたい位、微笑ましい話。2話とも音楽センスが抜群。ウォンカ―ウァイが好きだという人は、この映画で素直に共感した人が多いのではないか?実に正しい映画鑑賞の入り方だと思う。バッドエンドのニューシネマから入った小生には、ちと羨ましい気がします。
[DVD(字幕)] 8点(2013-12-31 09:50:59)(良:1票)
54.  愛する(1997) 《ネタバレ》 
浦山監督の「私が棄てた女」と観比べた。この映画は2度目だが、ようやく本当の話の意味が見えてきた。女性が男の愛を磨くという点で、この話は一致している。浦山監督のは女性を踏みつけにしても何も感じない男を浅丘ルリ子がこれから対決しなければならない、と言って終わる。こちらの熊井版は、もっと愛の純度が高い。一緒になったミツからもらった贈り物を簡単に捨てる男の愛情。ところがミツがハンセン病になって、病院に行き、そこでもっと高度な愛を知る。そして男のもとより、病院に留まるという選択をする。もちろんミツは男のことでそれからも何度も泣くのだが・・そうしてドンドン愛情が純化したミツが事故死した後、男はそれを知り、泣く。つまり男の愛が純化する。この点で浦山監督の映画と同じ内容になるのだ。熊井監督のすさまじい映画人生をささえた熊井夫人との愛の交流がここまで純な愛の話を創ったものと自分は思った。
[ビデオ(邦画)] 8点(2011-05-16 11:03:17)
55.  13F 《ネタバレ》 
面白い!1800年代と近未来を舞台にしているため、観終わっても面白いドンデン返しだったという感想がもてて、スッキリした感じになって良い。これがもしきわめてリアルな現代が二重構造の舞台だったら、鑑賞後、どういう感じになっただろうか?哲学的な映画になったろうと思う。
[DVD(字幕)] 8点(2011-05-03 16:57:17)
56.  風の丘を越えて~西便制 《ネタバレ》 
先に韓国のテレビドラマ「ファンジニ」を観ていたが、あらためてこの国の芸に人生をささげる芸人たちにはうなった。本当は芸を産み出した先達たちの魂を実感してこそ、芸は完成するんだろうけど、ここでは父親が「答え」を先に教えてしまう。まぁそれが教育ってもんだろうけど。そして、その「答え」を感じ入るように、残り後半の人生を踏みしめて生きていく女性の主人公。非道いのが唄の芸を深める為に、娘を失明させちゃう、このおっさん。まったく芸を深めたいんなら、自分だけそう生きろよって言いたくなる。無責任に家族なんか持つなよ。こんな親父の芸術論が正しいのか?って言うのは、ラストの弟との共演で唄われる唄の内容に出ていたのかもしれないが、そこまでは理解できなかった。韓国の凄さは、まったく知名度のない女優がこんな名演技をしちゃうってとこ。そういえばこの弟。どっかで見たことあるなぁと思えば、韓国ドラマ「復活」のにっくきヤクザ役だった人。韓国ドラマを見ても分かるように、この国の役者は人材が溢れているとホント思う。
[ビデオ(字幕)] 8点(2011-04-08 04:15:16)
57.  クイズ・ショウ 《ネタバレ》 
良かった。特にヒーローのような人物は出てこないが、テレビという装置の巨大な錬金術に誰もがとまどい、その中で正しく生きようとする登場人物たちに共感を持った。最後の教授の声明には、教職者として不正をした後、彼なりに誠実に事態に対処しようという姿勢が感じられた。これはレッドフォード主演の「候補者ビルマッケイ」で少し、戸棚に閉まっといた問題意識に対する彼の一つの答えのように思えた。テレビ、選挙など大きな組織の中で個人が埋没する恐ろしさへの警鐘と思えたのだ。
[DVD(字幕)] 8点(2010-10-12 18:22:36)
58.  パリのランデブー
良い!ロメールの映画はどれも素敵だ。女性の表情のとらえ方が抜群だ。特にロメール節が冴え渡ったのが、2話のあちこちでデートする話。こうなると、退屈な会話の映画は見るのがしんどくなる。例えば「恋人たちの距離」「ビフォアサンセット」は共に好きな映画だが、この映画と比べると、会話の内容がさえない。でもロメールの映画はこういう短編が複数あるのが良いです。一人の女性の活き活きした表情を見るだけでも飽きないのですが、たくさんの女性の表情を見てみたいと思ってしまいますもん。すぐ脱げばいい、なんて思っている映画はロメール作品を観て、勉強して欲しい。そりゃ、脱げば嬉しいですけど、現実味がなさ過ぎて、「これは映画だ」と観てる頭のスイッチが切り換っちゃうから。ロメールの映画は実際デートしてて、彼女の顔を見ているような感じにさせてくれる。
[DVD(字幕)] 8点(2010-06-17 22:42:25)
59.  ミッション:インポッシブル
これこそ娯楽映画!十何年前、映画館で観たけど、今回ビデオで再見。細かいストーリーはすっかり忘れてて、すっかりのめりこんで観ました。CGは今のに比べるとちゃちいけど、こういう裏切り、裏切られ、の展開こそ、スパイ映画の王道。もう映像革命はいいから、こういう2転3転するストーリーづくりに知恵をまわして欲しい。エマニエル・ベアールが出てたんだねぇ。スパイ役をする為に生まれたような怪しげな魅力。また包容力がありそうで、こすいジョンボイド扮する上司役も良かった。そして、なんと言ってもこの音楽。2010年冬季オリンピックのフィギュア、007の音楽で韓国に金メダルを持っていかれたけど、まだこの音楽があるじゃないか!
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-04-25 22:38:23)(良:1票)
60.  木と市長と文化会館/または七つの偶然
言うまでもないことでしょうが、本当にこの監督は女性の魅力をひきだすのが巧いですね。一番、魅力的に思えたのは、教師の娘のゾネちゃんでした。(ロリコンではないです)
[DVD(字幕)] 8点(2010-04-16 02:06:54)
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