621. わが命つきるとも
いくらなんでも起伏がなさすぎる気が……。史劇が好きな方はともかく、それ以外の人が観て「おもしろい」と思うかはかなり疑問です。 5点(2004-09-12 13:04:48) |
622. マイ・フェア・レディ
感想らしい感想が出てこないというか……。尺の長さに見合うだけの内容はあったとは思うのですが、思わせぶりに出てきた登場人物らがほとんど本筋に絡んでこないのはどうかと。結局はほぼ主人公とヒロインだけに限定された狭い世界での話でしかないです。これだけおもしろそうな面子を揃えながら、上っ面だけしか描けていないのは非常に残念です。 6点(2004-09-12 02:29:06) |
623. ラスト・ボーイスカウト
この手の映画としてはごく普通です。しかし主人公たちのダーティなイメージが濃すぎて、素直にカタルシスが得にくいような気がします。 4点(2004-09-09 22:57:11) |
624. CUBE
あらゆる贅肉をバッサリ切り捨てた潔さに脱帽です。 8点(2004-09-09 16:57:19)(良:2票) |
625. フェティッシュ
んー、想像よりもずっとおとなしめの作品でした。話の規模が狭くて小さく、テンポも異常に遅く、全編通じて盛り上がりません。私個人はカタルシスを得ることができませんでした。 3点(2004-09-08 17:58:37) |
626. 雨に唄えば
古典ですが、安心して観れる一本です。ジーン・ケリーの凄さをひしひしと感じました。 7点(2004-09-06 20:31:10) |
627. L.A.コンフィデンシャル
本日二回目を観ましたが、一度観ただけではピンと来なかった部分がすっきり腑に落ち、溜飲が下がりました。ラッセル・クロウ、ガイ・ピアース、ケヴィン・スペイシーら三人の刑事がしっかり描き分けられており、各々が持つ刑事観が物語に深みを与えています(ラッセル・クロウとスペイシーの外見的見分けがつかなくて混乱した、なんて言ってた友人もいるにはいましたが…)。「ダーティハリー」をさらにダーティにしたラッセル・クロウのエキセントリックな言動が、個人的にはツボでした。 8点(2004-09-05 22:58:45) |
628. バイオハザード(2001)
記憶喪失というギミックを巧く用い、ただのホラー映画に留まらないシナリオに昇華した点は評価できます。難があるとすれば、その記憶喪失自体の理屈がやや怪しいというところですか。あと、アクションは想像よりもずっとヘボかったです。まあ、演出にだいぶ助けられており、さほど気になるレベルではなかったですが。 7点(2004-09-04 23:03:04) |
629. バンディッツ(1997)
スタイリッシュさと泥臭さ、相反するふたつの要素が食い合わせを起こすことなく融合した希有な作品です。ラストはいろいろと意見が分かれそうですが、個人的にはこれ以外の終わらせ方などありえないと思います。 8点(2004-09-04 12:41:34) |
630. マスター・アンド・コマンダー
公平に見ればせいぜいが5点の映画ですが、個人的には時代背景や男臭さがツボにはまったのでこの点数です。「Uボート」「レッド・オクトーバーを追え!」などとは違って閉塞感が少ないため、観ていてストレスを感じずに済みました。 7点(2004-09-02 21:18:02) |
631. シービスケット
実話ものなのに嘘臭さが鼻につくのはなぜなんでしょう。一言で表すなら、「すべて予定調和」なんですよね。ストーリーがこちらの予想した線から全然外れないんです。 6点(2004-09-02 08:51:05) |
632. センチメンタル・アドベンチャー
クリントの視点に入り込んでもカイルの視点に入り込んでも楽しめます。ややコメディ色を強めに物語は立ち上がり、徐々にシリアスさを増しながら惹き込んでくれます。主題歌が今でも耳の奥に鳴っています。静かな静かな感動の尾を曳く映画です。イーストウッドファンならば何があっても押さえておくべき一本ではないでしょうか。 9点(2004-08-30 22:52:33) |
633. アルカトラズからの脱出
これは驚きました。緊張感が持続しっぱなしで、中弛みするポイントが全くありません。ほとんど完璧といっていいぐらいの出来です。イーストウッド主演作では一番好きな作品です。 10点(2004-08-30 20:09:46) |
634. RONIN
あ~ダメですね、完全な失敗作です。本当に面白くありませんでした。 0点(2004-08-29 22:52:53) |
635. ノック・オフ
アクションは及第点です。ですが無駄に複雑すぎるストーリーが没入感を著しく阻害しています。アクションでこれだけ魅せられるなら、ストーリーなんてもっと単純で良かったのでは? 正直、自分には話の筋が半分も理解できませんでした。 4点(2004-08-26 22:52:04)(良:1票) |
636. パリ、テキサス
「アメリカの友人」を観て、あまりのつまらなさに悶絶し、長らくヴェンダース恐怖症にかかっていた私ですが、こちらはすんなり入り込むことができました。後半の構成にやや難があるのが残念です。トラヴィスがボイスレコーダーに「自分はこのままいなくなる」と声を吹き込むくだりは完全に余分だったと思います。あれのせいでラストの会話が白々しいものになってしまっている気がします。 7点(2004-08-25 17:04:51) |
637. レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
前々作・前作に比べ、いきなり話の規模がデカくなったのには面食らいました。シリーズとしてのテイストはかなり違ったものになってしまった気はしますが、これはこれでロドリゲス節が出ているのでは? ですが、バンデラスにはもうちょっと見せ場を作ってほしかったですし、前二作を観ていない人のためのフォローも必要だったと思いますが。 7点(2004-08-24 08:52:08) |
638. 告発
なんか異常に評価が高いですが、法廷サスペンスの脚本としてはごくごく普通では? K.ベーコンがこういう演技もできるという幅を見せてくれたという点では評価できますが。 6点(2004-08-23 08:54:35) |
639. 小さな恋のメロディ
名作と聞いて、張り切って観たのですが、深い深い失望を味わいました。同系統の「リトル・ロマンス」と比べると何もかもが遙かに見劣りします。主人公たちの行動が稚拙で短絡的で(年相応のことをしているだけですから当たり前といえば当たり前なんですが)、全然共感できませんでした。きっと小・中学生くらいの時に観れば、もう少しくらいはマシな批評ができたのかもしれませんが…つくづく自分も汚れたものです。 0点(2004-08-22 08:14:46) |
640. ホーム・アローン
水準ぴったりなコメディでした。 6点(2004-08-20 22:52:50) |