641. ボーイズ・オン・ザ・サイド
ドリューの復活はこの映画の成功が決定的でしたね。三人のキャラクターが細かく描かれていて良かったです。なーんの問題も抱えてなさそうな優等生的メアリーが、過酷な運命に陥っていく後半の展開には驚いたけど。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-25 11:39:56)(良:1票) |
642. 17歳のカルテ
ウービー扮する看護婦が「ここは病院の中じゃ5つ★ホテルクラスよ」とウィノナに言いますが全くその通りだと思います。だって面会に来たボーイフレンドと部屋でセックス出来ちゃったり、あわよくば一緒に逃げる事だって出来るんですよ。60年代の病院の管理体制って本当にこんなに甘かったんですかねえ。これ位の事でボーダーライン人格障害が治療出来るのか、ラストあたり非常に疑問だったけど、その他の部分は面白かったです。アンジェリーナの危険な眼光と唇には魅せられました。 [DVD(字幕)] 7点(2005-06-18 11:17:06) |
643. マンハッタン殺人ミステリー
本筋の殺人事件より(どんな事件だったかのも覚えてない)アレン&キートンの息の合った台詞のやり取りが楽しかったです。特に盗聴した証拠テープをアレンがあたふたと絡ませ壊してしまうシーンは抱腹絶倒。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-12 15:02:15) |
644. グリース
この映画アメリカ本国じゃ、えらく人気あるそうですね。うんうん、わかるわかる、このノー天気なノリとあってないような中身の薄さ。「テル・ミー・モア、テル・ミー・モア」とジョントラ&オリヴィア「愛のデュエット」(笑)は長らく自分の愛聴曲でした。でもどっちかっていうとこれは自分の姉貴世代の人気映画。思い入れ自体は正直あんまりない。聞きかじっただけなんで定かではないんですが、ジョン・トラの役、舞台じゃリチャード・ギアだったって本当ですか? [ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-12 12:11:41)(良:1票) |
645. 男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎
水準作。この辺まで来ると寅さんが振られる王道失恋パターンじゃなく、逆に竹下景子を袖にして逃げるって展開で、何とかシリーズに新味を出そうと作者たちが苦心している感じが伺えます。杉田かおるが垢抜けない田舎娘役で登場、役に異様にはまっていたのにも驚いたけど、これが彼女の演技力だとしたら恐るべし!裏で渥美さんにもダメ出しとかしてたのかなあ・・・。 [DVD(字幕)] 7点(2005-06-11 15:41:46) |
646. 愛と青春の旅だち
この主題歌を聞くたんびに「レッツヤン」(←知らない人はパパ、ママに聞いてね)で近藤マッチ先生と松田聖子が陶酔デュエットしてたシーンを思い出す。恥ずかしい日本語訳でとりたててうまい歌でもなかったのに・・・。ああっ、また映画の内容とは無関係な書き込みをしてしまった・・・。 [地上波(吹替)] 7点(2005-06-07 17:08:40) |
647. 集金旅行
我の強い女とヘナヘナ男とのディスカバー・ウエストジャパン周遊珍道中。女性のほうが終始主導権を握ってるっていう、アメリカ映画のロマンチック・コメディの基本を忠実に踏襲しつつ、日本流ロード・ムービーとしても大いに楽しめる一篇。二人が行く先々で何故か丁度郷土自慢のお祭りが開催されてたりして、なんかノンビリと観光気分も味わえました。こりゃ当時の観客には受けたでしょう。映画史に残る傑作とか名作って訳じゃないけど、良く出来た娯楽作。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-04 10:45:56)(良:1票) |
648. 男はつらいよ 寅次郎恋やつれ
同じ吉永マドンナ「柴又慕情」よりこっちの方が良かったです。ただ寅さんにはこういう生真面目系薄幸ヒロインより、陽性ざっくばらん人生背負い系のほうが似合ってますね。画面やギャグの弾み方も違うし。前作じゃ吉永さんあまりに何も喋らないんで、寅さん困ってたもん。 [DVD(吹替)] 7点(2005-05-22 12:46:23) |
649. 卒業(1967)
この映画をコメディという枠にカテゴリー化しているアメリカ人の価値感がどうしても俺には理解出来ません。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-22 11:15:47) |
650. 戦国自衛隊1549
《ネタバレ》 これはリメイクとは言わんでしょう。自衛隊が戦国時代にタイムスリップしたっていう設定だけ借りた全く別物の映画になってます。オリジナルのファンの方が観たら怒り心頭な展開かも。時代考証もいい加減っつうか、あってなきが如しのハチャメチャ荒唐無稽ぶりW。だいたい生瀬隊長、あまりに無策無謀過ぎです。まあ居直って観ちゃえば、これはこれでなかなか面白く仕上がってるアクション映画だと思います。そもそもこの種の映画に細部のリアリティを求めるのは野暮。とはいえ濃姫の寝所の抜け穴の存在意義とか、少年がいきなり戦車を操縦出来たりとか、解釈不能な訳わかんない箇所も多数。鈴木京香の役は二十年前なら、過去にタイムスリップした恋人を涙ながらにひたすら待ちわびるって役どころだったでしょうね。いやあ、女性も頼もしくなったモンです。でも過去に行ったら行ったで、もっと活躍の余地を与えられてもよかったんじゃ。北村一輝は相変わらず濃ゆい怪しげな役がぴったり。欲を言えばもっとブチギレてもらいたかったかなあ。 [試写会(字幕)] 7点(2005-05-21 11:46:57) |
651. “アイデンティティー”
後半3分の1からの意外な展開を外せば、やけにキャストが豪華な「13日の金曜日」 [映画館(字幕)] 7点(2005-05-15 16:10:20) |
652. 息子の部屋
タイトルとのギャップに戸惑ったけど(ドラッグとか女モンの下着やらがドシドシ出てきてもっと下世話なお話になるのかと)うん、これはこれで面白かったです。日本映画ならもっと感情過多でベタベタな展開になると思うんだけど、この映画にはいい意味でイタリア人らしいドライさが出てました。恋人の死に執着しないガールフレンドの存在もユニーク。 [映画館(字幕)] 7点(2005-05-08 15:54:54) |
653. ゲーム(1997)
こういうオチの映画があってもいいと思う。途中結構ハラハラしたし。しかしピエロの人形って何であんな不気味なんでしょう。 [地上波(吹替)] 7点(2005-05-05 16:06:05) |
654. 地中海殺人事件
確かに田舎じゃ「ランボー」と同時上映でしたね。暗い「ランボー」の後でこれ観たら画面がすっきり明るくて嬉しかった記憶があります。もちろん「ナイル」の面白さには及ばないけど、自分には生涯味わえないであろう高級リゾートでのリッチな気分、コール・ポーターの曲が何気に流れていたりして楽しめました。今はもうこういう毛色の変わった二本立ての妙は味わえないですよね。何だか寂しいなあ・・・。 [映画館(字幕)] 7点(2005-05-05 11:02:39)(笑:1票) |
655. ワーキング・ガール
シガニー・ウィーバーが松葉杖の先突き出して、「SHE IS MY SECRETARY!」って叫ぶシーンが最高にカッコ良かったです(悪役なのに)。対するハリソンの「WHAT?」っていう表情もおかしかった。某エッセイストがこの映画について、ヒロインが人の洋服を借り着するのが絶対許せないって書いていたのを良く覚えてるんですが、女性の方はそこら辺、やっぱ気にするのかなあ。俺はズボラなB型なんで全く気にしない人なんだけど。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-29 15:02:57) |
656. ヴェロニカ・ゲリン
「ヴェロニカ」ってタイトルから何となくポルノ女優のストーリーかと一瞬思ってしまった、罪深きオイラ・・・。ブレンダ・フリッカー扮する母親とヒロインとの、あえて何も語り合わないけど心は繋がってるっていう関係が良かったですね。社会性とエンターテイメント性を程よくミックスさせた良心作。ケイト好演。 [映画館(字幕)] 7点(2005-04-29 12:38:36) |
657. 17才 旅立ちのふたり
アイドル映画の達人澤井監督健在なり、の感強し。たとえ一時間強の小品であっても、内容が通俗的であっても、きちんとした映画文法に乗っ取った演出であれば大人の鑑賞に十分堪え得る作品になるって事を再確認しました。不覚にもウルウル来た瞬間が幾つか有り。主役の二人も監督の指導の下とはいえ、なかなかやるじゃないすか。周囲の大人たちもつまんない正月のテレビドラマなんかで彼女たちの才能を埋没させるんじゃない! [DVD(字幕)] 7点(2005-04-22 16:44:44)(良:1票) |
658. 憎いあンちくしょう
ニッポンにまだ高速道路が開通してなかった時代のロード・ムーヴィーの佳作。う-ん、これなんて表現したらいいんだが・・・、出演者の皆さんみんな異常なまでに感情の起伏が激しくて、終始テンションの高さに圧倒されてしまいました。蔵原監督が映像のテクニシャンというのはかねてから聞いてましたが、この作品でもその気配は充分過ぎるほど窺えます。「男はつらいよ」シリーズのリリーとこの映画の激情のヒロイン典子とを併せて観ると、浅丘ルリ子という女優の演技力の振幅の大きさが判るはず。裕ちゃんは、演技力など問題ではなく存在感だけでスターって輝きを放ってます。これから御覧になる方、東京から九州まで昔は国道一本道だったのか?などど余計な突っ込みはくれぐれもしないように! [DVD(吹替)] 7点(2005-04-17 15:14:46) |
659. 旅路(1958)
地味目な設定、お話だけどいい映画です。その分キャストが賑やか。リタ・ヘイワースは最後の輝きといったところ。対するデボラ・カーはひっつめ髪のオールドミスに扮し演技力で勝負。原題の「セパレート・テーブル」をうまく取り入れた邦題にしてもらいたかったですね。そこだけが不満。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-10 17:15:43) |
660. リベリオン
クリスチャン・ベールの一見冷酷そうに見えるクールな感じがうまく生かさせてました。俺ファンです!「マトリックス」のパクリかどうかとか細かい事抜きにして、人間としての苦悩葛藤がちゃんと描かれてている点だけでも、こちらのほうが優れてると思います。 [映画館(字幕)] 7点(2005-04-03 15:07:47) |