661. 早春(1970)
《ネタバレ》 15歳のマイクが23歳のスーザンに恋をする。そりゃあ無理もない、ジェーン・アッシャーかわいいしな~。それで、いわゆる筆下ろし系のエロい映画かと思いきや、スーザンはマイクなど眼中に無し。マイクは嫉妬から、いたずらしたり、ストーカー行為に及んだり、自分でもよく分からない行動に出たりと…。傍から見れば異常だが、悲しいかな、男ならいくらかはそういった気持ちが分かってしまう。イエジー・スコリモフスキ監督の作品だと「アンナと過ごした4日間」も観たが、こちら「早春」の方が感情移入が容易く、面白く感じた。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-25 22:44:56) |
662. 魔法にかけられて
他がやると嫌味に感じるかもしれないけど、ディズニー自身がやってる以上、もう何も言う事はない。シュールな笑いとミュージカル部分の楽しさに満足した。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-21 16:35:49) |
663. ガチ☆ボーイ
《ネタバレ》 障害を使ってのお涙頂戴はどうかと思うが、なんだかんだで乗せられてしまって、当日朝の嫌な予感から「急げ里依紗」で流れが出来て、いよいよ本番。これも結構楽しめた。練習してきた技が決まると気持ちがいいし、練習に明け暮れた日々を思い出してプロレス研究会の皆がさらに好きになってくる。最後のドロップ・キックは最高。もう一つ言うと結局は負けたのも良かった。シーラカンズ(ダサい名前…)だって日々の努力によってあれだけの肉体や技がある。ガリガリ君が勝っちゃうとガチの看板に傷が付く気がしてた。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-04-20 21:10:55) |
664. ブラッド・ダイヤモンド
《ネタバレ》 紛争地域のダイヤモンドで儲けた人がいたからこそ、流れた血がある…。しかも、そう遠くない過去の話だというところに怖さを感じる。今はその反省から「キンバリー・プロセス証明制度」によって99%以上が紛争と関係のない地域から採掘されたものらしいので安心してご購入を(セールスしてるみたいだ…)。「ソロモンとRUFの少年兵」から「親と子」に戻る場面は感動ですね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-19 21:20:20) |
665. フットルース
世代は違うが、何となくこっ恥ずかしいというのは分かる。でもノリが良くて、こういう風に踊れたら楽しいだろうな~とも思う。サラ・ジェシカ・パーカー(当時19歳?)は根っから明るい感じが出ていて、かわいかった [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-18 18:33:54) |
666. エリン・ブロコビッチ
《ネタバレ》 PG&Eに勝ったのも嬉しいけど、テレサを打ち負かしたのも嬉しかったよねぇ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-05 21:31:31) |
667. リトル・ミス・サンシャイン
《ネタバレ》 視力に問題が見つかって落ち込んでるメッシ似のお兄ちゃんを励ますオリーヴが可愛かった。年の離れた妹はただでさえ可愛いと言うけど、さらに肩を抱かれたら落ち込んでられないよな~。そんなオリーブがお爺ちゃん直伝のダンスを炸裂させる場面は笑った、笑った。もし自分があの場に居合わせたとしたら「世の中、変わった家族もいるもんだな」としか思わないが(冷たい目で見てしまうかもしれない…)、その裏にはオリーヴの勇気と家族の絆、そして愛があるわけだね。ごく少数だが応援してくれる人がいたのも良かった。この家族、下品な面はあるが個性派揃いで、会話を聞いてるだけで面白い。行動そのものはめちゃくちゃにやりすぎな気もしないではないが、まずまず好きな映画です。でもアカデミー賞の作品賞にノミネートされたのは正直意外だ…。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-02 22:01:14) |
668. 月に囚われた男
《ネタバレ》 派手さは無いが見応え十分。サムの事故から始まった不思議な時間。15歳になっていた娘との会話シーンは鳥肌もの。低予算でもこれだけの映画を作ることができるという証明に勇気付けられた人も多そうだ。ただ、粗探しをするわけじゃないが、本当にこのシステムの方が安上がりなのか?、非人道的なやり方で儲ける企業が良心的な人工知能ロボットを採用しているのはなぜか?、など、多少気になる点はある。月脱出もサム&サムの努力より、企業側の管理の甘さによるところが大きいと感じるため、喜びも控えめになってしまった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-01 23:00:25) |
669. タイタンの戦い(2010)
旅に出る。それはFFなりのゲームを始めたときの気持ちに似て、とてもワクワクした。映像技術の進化、それに伴い大きくなったスケール(まさか巨大なサソリを味方につけるとは)、個性的な仲間たちの存在など、オリジナルの強化版と言えるので、良いリメイクの部類に入ると思う。ただメドゥーサに関しては1981年版の方が怖い。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-22 19:14:01)(良:1票) |
670. 他人の顔
《ネタバレ》 マスクによって誰でもない他人になれた男の開放感と崩壊するモラルが印象的。マスクを被り、服装もすべて変えているのに、軽度の知的障害者(演=市原悦子)にはあっさり見破られるというのが、妙に説得力があって怖かった。平幹二朗は美声なんだなぁ。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-03-21 17:31:56) |
671. 手討
《ネタバレ》 まぁ… この価値観は理解できなくはないが、ちょっとモヤモヤする。頭では分かっていても…。また、細かい事かもしれないが、すべてが「手討」に向かって進んでいることを観る側に感じさせるのは良くない。お菊がやけになるのはタイミングが早すぎるし、皿を割ったのは故意だと報告しにいく奴らも、それによってどうなるか判断が付かない馬鹿なのか、よほど性格が悪いのか、どちらにせよちょっと変だ。とはいえ涙が出そうになった場面もあったので、感動はしてたんだと思う。それにしても藤由紀子の美しさは尋常ではない… 早い引退が惜しまれる。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-03-09 20:32:58) |
672. ボルベール/帰郷
そう来たか、という映画だった。娘さんの件は正当防衛だと思うし、そうならなくても重罪になることはありえないので、「お母さん、馬鹿なことはしなさんな」とか思って、ここから最後までこのテーマで行くとしたらきついな~と感じたのだが、物語は意外な方向へ進んで行き、最後には家族の絆に心が温まるじゃありませんか。重すぎず、軽すぎず、堅すぎず、馬鹿しすぎず、ぎずぎずうるさいけど丁度良かったと思う。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-08 20:10:18) |
673. 野獣死すべし(1959)
知的で冷酷、そして少し狂っている主人公の伊達邦彦。応援してるつもりは無かったが、刑事が家まで来たときはドキドキしたりなんかして、なかなか面白かった。一発だろうと撃たれた人は即死(?)というあっさりとした撃ち合いもテンポの良さに結びつき、往年のハリウッド映画のような感じを受けた。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-03-07 22:01:35) |
674. 恋愛小説家
二人(メルヴィン、キャロル)にはちょっとイライラしたが、この映画のポジティブさは好き。特にメルヴィンに勇気を与えたサイモンの言葉が印象に残っている。犬のヴァーデルの名演技、キャロルのお母さんの一言も良かった。レストランでの告白、サイモンがキャロルに魅せられて、絵を描く意欲を取り戻す場面、「住む所なんてどこでもいい」という言葉、さらにはマンハッタンや旅行先の街の景色など、良いところが次々と浮かんでくるなぁ。焼きたてのパンも食べたい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-04 20:10:48) |
675. しあわせの隠れ場所
富裕層なら金銭的な援助はできよう、しかし家に住まわせるというのは真の善意でなければできない事だと思う。年頃の女の子もいる中で、リー・アンはもちろんだが、同様にマイケルを受け入れてくれた家族全員の優しさに感動。実はちょっと前に「奇跡体験!アンビリバボー」で放送された再現ドラマを見ていたため、大まかな流れは知っていたのだが、それでも十分に楽しく観る事ができた。S・Jが笑わせてくれたのが大きかったのかも知れないな~。良い映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-03 19:35:14)(良:1票) |
676. フィラデルフィア
《ネタバレ》 トム・ハンクスがかなり体重を落としているのでリアルに死にそうな人に見える。HIVの怖さも見せつつ、差別には法の裁きが下ったという事に人間が積み上げてきた法律の素晴らしさを感じた。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-23 19:10:43) |
677. 夕陽のガンマン
渋いモンコ&モーティマーと暑苦しいエル・インディオ。汗の使い方とか、ほんと男臭い映画だった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-19 16:13:34) |
678. 恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
《ネタバレ》 これは率直に大人の映画だな~と…。兄弟の言い合いは悲しくもあったが、別れは別の言い方をすれば新しいスタートだという事を忘れていた。それぞれがしっかり前を向き、自分の道を行く。晴れやかな気分になれた。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-15 21:04:56) |
679. 第9地区
最後の戦いがちょっと長いかな~とは思ったが、全体としてはまずまず楽しめた。ただ、これはエイリアンに職を与えていれば万事うまく行った話じゃないかな?。エイリアンの身体能力は人間の比ではないので(しかも報酬はキャットフードでOK)彼らを労働力と考える企業は多々あったと思う。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-14 20:09:37) |
680. カバーガール
《ネタバレ》 「ショーシャンクの空に」のポスターの女優リタ・ヘイワース主演作ですね。仲が良かったラスティ(リタ・ヘイワース)とダニー(ジーン・ケリー)だが、ラスティが有名になることで、だんだん心が離れていって…というストーリーで、無難というか、安心のハッピーエンド物語に、ミュージカル映画らしい楽しさがプラスされた一作。殆どの登場人物が最後には「いい人」なので、気分はすっきりする。ジーニアス(フィル・シルヴァース)を加えた3人で踊ってる場面はもちろん、ダニーが心の中のもう一人の自分と踊ってる場面も味わい深い。牡蠣はそういう伏線だったか…。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-07 20:02:14) |