661. 男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日
サラダ記念日かぁ・・・ なんかこの頃がえらい昔に感じるなぁ・・・ [ビデオ(邦画)] 6点(2021-06-19 14:53:48) |
662. 学生ロマンス 若き日
《ネタバレ》 私が今まで観てきたサイレント作品の中ではかなり上位に入る面白さ。 失恋にともなう哀愁が巧く表現されていた。 しかし、嘘の貸間を利用しての女探しだなんてアイデア、有名なんでしょうか?? 現代では到底、実現不可能なアイデアではありますが、勉強になりました。 [ビデオ(邦画)] 6点(2021-06-19 14:52:10) |
663. アンダーグラウンド(1995)
まったく肌に合わず。 でも凄い作品であることは間違いない。 [ビデオ(字幕)] 1点(2021-06-19 14:47:13) |
664. いぬ
ジャン=ピエール・メルヴィルとジャン=ポール・ベルモンドが組むとこんな感じになりますよ、っていう感じの映画。 [ビデオ(字幕)] 6点(2021-06-19 14:46:32) |
665. 初恋・地獄篇
《ネタバレ》 羽仁進は好きで、寺山修司は苦手なもんで、どんな映画か不安だったが、面白かった! 変態要素てんこ盛りも凄いけど、何より映像が良い。 1960年代の新宿、都電も出てくるのが個人的には喜ばしい。 主演二人は、いずれも不細工だが、それが逆にこの作品を味わい深いものにしている。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-06-19 13:37:04) |
666. 花を摘む少女と虫を殺す少女
矢崎仁司監督が放った大長編。 その尺、実に236分。 しかも休憩がなかった。 途中でトイレに向かう人たちが多い中、私はなんとか我慢した。 題名にあまりリンクしない内容で、つかみづらかったというのが第一印象。 しかも、ほとんどが字幕なので、読むだけでも相当疲れた。 本作を観た印象として、まっさきに思い浮かんだ作品が、ジャン・ユスターシュの大長編『ママと娼婦』。 エピソードを積み重ねていき、長い尺でもって、登場人物たちのキャラクターや関連性が浮き彫りになるという仕掛け。 しかし、その『ママと娼婦』と比べると、本作は予想以上につまらない。 結局、断片的な映像の数々が、まとまっていない。 映画を観終えた後、喫煙所で監督本人に遭遇したので書きづらいが、この時分の矢崎監督って、まだ何か挑戦中で、自分の作品の型が定まっていなかったんじゃないかと思う。 何故なら、最近の矢崎作品は、面白いものが多く、矢崎カラーみたいものが一つまとまった形で感じられるからだ。 発展途上にあった矢崎監督の、貴重な大長編。 期待には遠く及ばなかったのが残念だ。 [映画館(邦画)] 3点(2021-06-19 00:33:20) |
667. スイートリトルライズ
《ネタバレ》 矢崎仁司監督目当てで鑑賞。 やっぱりこの監督の最近の作品は映像が素晴らしい。 何気ない映像だけど、透明感がある。 そして、どこか一歩ひいたような冷たい映像がまた良い。 中谷美紀があまり好みでないので、そもそも入り込みづらかったが、それでも大森南朋の相変わらずな疲れたクマ顔(目の下にクマがあるという意)に、なんとなく引き込まれてしまった。 まさか、テディベアの「クマ」と「クマ」顔をかけた訳じゃないだろうけど・・・ 大森南朋はやっぱりオヤジ(まろあかじ)には似ていない! 中谷美紀の不倫相手を演じた俳優さんは、アップだと顔の皮膚が汚い。 こんなのと不倫する女性の気がしれない! 池脇千鶴は、妻子持ちの男を誘惑し過ぎ! 何が「先輩♪先輩♪」だ。 歳、離れ過ぎだろ! 以上は、文句や不満でなく、結局楽しめたというところのブツ切れ感想です。 やっぱり矢崎仁司監督の作品は良かった。 寡作なのが非常に残念。 あ、大島優子が、妙にエロカワでドキドキした。 最後に内容について触れるのも何なのだが、冷え切った喧嘩もロクにしない夫婦って、まさにこんな感じなんだろう。 喧嘩しない、ではなくて、正確には喧嘩できない、なんだろうけど。 夫が部屋に鍵をかけてとじこもり、一人でゲームをする。 それで寂しがる妻。 それを露骨に拒否はしないが、明らかに一人にしてくれ、と言わんばかりの夫。 非常に身をもって分かってしまうこの構図が怖い。 お互いに不倫し合うけど、結局元のさやに戻る夫婦。 意外と実際こんなもんなのかもしれない。 だって、お互い過去に「この人と一生一緒に過ごしたい」と思った仲だからこそ、夫婦になったわけだから。 一時の刺激だけを求める不倫に、本当の安らぎはない。 だからこそ、良いとは言い切れないまでも、夫婦という元のさやに戻ったんだと思う。 そういう意味では、極めて現実的で、最後まで冷え切った内容で押し通された一貫性を感じた。 矢崎色というより、江國色がより濃く出た作品だったんじゃないだろうか。 [DVD(邦画)] 7点(2021-06-19 00:27:58) |
668. 美人が婚活してみたら
《ネタバレ》 この時点での黒川芽以が美人であるかはさておき、リアルなストーリー展開で、結構楽しめた。 試しに婚活をしてみて「私は恋愛をしたいんだ!」と気づく。 これだけで、この人は婚活をした意味があったんだろう。 だけど、それに振り回された男がかわいそうだ。 自分は恋愛至上主義なもんで、婚活とやらは全く理解ができないが、婚活をテーマに扱った映画としては、とても良く出来ている。 実際に婚活をしてみたら、こんなんでした、みたいな感じの擬似体験もできる。 しかし、最後に鼻歌を歌って愉快に一人で散歩はしているが、あまり明るい将来は待ってなさそう気がしたのはわたしだけだろうか? 彼女にはこの先、苦難の道が続くような気がした。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-06-19 00:24:42) |
669. 空に住む
《ネタバレ》 出会いがあって、別れがあり、喪失感を経験して、、でも人生は続いていく。 いくら喪失しても人生は終わってはくれない。 「とかく人生は誰かとのつながりがあり、だけど時にそのつながりに嫌気を感じる、けども誰かとのつながりは一生続いていくもの。それを考えるとゾッとするね。」 そうかなぁ? いや、待てよ、この映画って、人生に希望を持たせるんではなくて、人生にただ重しを付けているだけだ。 超現実的な内容。 未来に希望を持たせる映画とは真反対。 そんな映画が好きな方には向いているかもだが、私はそんな事を映画に求めちゃあいないよ。 都会を舞台に、乾いた世相を粛々と描いている。 何があろうが、どんな人間だろうが、人生は死ぬまで続くんだよ、と。 まあ、そりゃそうだけど、それじゃあ夢も希望もねーよ! もっと心に潤いを持ちましょうよ。 [インターネット(邦画)] 5点(2021-06-18 21:34:10)(良:1票) |
670. 悪魔のいけにえ
《ネタバレ》 とっても楽しめた! あの四人家族、家族愛があって素晴らしい! 特に年長者のお爺さんを大切にする家族。 お爺さんを誇りにする心。 一方で、捕まった女は終始ギャアギャアとうるさい。 どうにかならんものか。 最後は都合良く逃げすぎ。 そこまでが面白かったから、ま、いいっか! [インターネット(字幕)] 7点(2021-06-17 18:29:52) |
671. 血とバラ
《ネタバレ》 さすがはロジェ・ヴァディム監督の作品、美しい女性のオンパレード。 ブロンドの女性は、ロジェ・ヴァディムの奥様なのね。 吸血鬼の話かと思えば、終わってみると深い愛のお話だった。 切なく、そして美しい愛のお話。 見ていて何となく心が落ち着く世界。 心地よいまま、エンディングを迎えた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-17 15:58:54) |
672. 雷撃隊出動
《ネタバレ》 軍事マニアでもない限り、こんなのが楽しいはずもない。 馬鹿げた事をなんの疑いもなくやってしまう。 日本人の悪い特性が、最も顕著な形で表出したのが戦争か。 何が雷撃魂だ、馬鹿馬鹿しい。 最近稀に見た馬鹿げた映画。 苦痛の時間を過ごしてしまった。 もはや藤田進の顔すら見たくない! [インターネット(邦画)] 0点(2021-06-16 21:55:58) |
673. RAMPO(奥山バージョン)
映像は綺麗でしたが、肌に合いませんでした。 上映中に何か特殊な物質(?)を放出するという演出は本当だったんでしょうか?! 全く感じませんでした。 [映画館(邦画)] 4点(2021-06-16 19:39:58) |
674. 青い山脈(1949)
原節子が劇中においてはヒロインを演じている。 しかし私は木暮実千代が大好きである。 そういったことから、「私なら色っぽい芸者に扮する木暮実千代の方を選ぶけどな~」みたいな感じでみてしまい、主人公の男性に共感できなかった。 全編に渡りとても爽やかな風が吹いており、戦後から数年経ったその当時の開放感が画面いっぱいに現れていて素晴らしかった。 [ビデオ(邦画)] 6点(2021-06-16 19:39:01) |
675. 彼女について私が知っている二、三の事柄
ゴダール作品の中でも屈指の・・・ もちろん、つまらないという点においてです [ビデオ(字幕)] 2点(2021-06-16 19:33:55) |
676. 何が彼女をそうさせたか
《ネタバレ》 主演の女優さんが、なんとも幸薄い感じで、目がとにかく可愛らしい。 悲惨で過酷な人生のオンパレード。 とにかくいじめ抜く。 最後は救われたかと思いきや…そうきましたか! いやはやアッパレです。 久しぶりに凄い無声映画を見てしまった。 いや、こんなに凄みのある無声映画は見た事がない。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-06-16 17:15:08) |
677. 孫悟空 前後篇(1940)
《ネタバレ》 なんだか学芸会を見ているようで、しょーもない内容だった。 元々、エノケンのことがあまり好きではないのも原因かな。 三蔵法師って、爺さんだったのね。 [インターネット(邦画)] 3点(2021-06-15 23:28:28) |
678. 朧夜の女
実に身に迫るお話・・・あー、怖い。 戦前の東京の風景、戦前の江戸っ子とそのおかみさん、実にいい味が出ている。 1930年代中盤の日本映画というと、とかく真面目すぎたり、単純すぎる人情劇が多かったりもするが、本作はその点において異質。 世の中の生臭い部分を隠すことなく表現し、人間の卑怯な部分、薄情な部分を描きながらも、その一方で人間の持つ温かみや人情をも描き出している。 こうした絶妙な按配が、今も昔も変わらない「現実社会」というものを、これ以上なくリアルに演出している。 これが実に見事で、五所平之助監督の人間味すら匂わせる作品に仕上がっている。 1930年代の日本映画の中でも、隠れた傑作と言えよう。 [ビデオ(邦画)] 8点(2021-06-15 11:32:55) |
679. 家族会議(1936)
《ネタバレ》 トーキーに移行して間もない時代のせいか、台詞回しと音楽が実にぎこちない。 突然流れては消える音楽に、佐分利信の棒読み口調。 あとは、女優陣の眉毛。 話としては、株の話に恋愛ごっこで、特筆すべき部分はなし。 かと言って、つまらない訳ではなく。 それはそうと、佐分利信の若さに驚いた。 そしてモテまくる! おじさん役しか見たことがなかったので、モテまくりキャラにも驚いた。 [インターネット(邦画)] 5点(2021-06-15 11:31:46) |
680. 国士無双(1932)
《ネタバレ》 まさかこの貴重な作品をAmazon primeで見る事が出来るとは! なかなかコメディなお話で、活弁士の語りのおかげで分かりやすい。 サイレント映画を見る際に必要な集中力も要する事なく、気軽に見ることが出来た。 [インターネット(邦画)] 5点(2021-06-14 04:53:09) |