681. ハムレット・ゴーズ・ビジネス
現代版ハムレットなんですが社運を賭けた新製品のアヒルちゃんや会議中にクレヨンでお絵描きしてるハムレット、つまみ食いの母などに笑わさせられる。ラストもアラって感じでなかなか面白かったです。 6点(2004-05-28 21:06:22) |
682. 大地と自由
スペイン内戦時に義勇兵として参加した主人公デヴィット、反ファシストでありながらも共産党、反スターリン、アナキストなどのそれぞれの立場からの戦い、理想と現実、様々な意見を戦わせる論戦など単純な殺し合いで無く、何を考え彼らが戦っているかを見せてくれる。さすがケン・ローチといった映画。 6点(2004-05-28 20:44:54) |
683. 真夜中の虹
不幸のわらしべ長者とでも言いたくなるほどこの男ドンドン堕ちていきます。落ちた先の刑務所の方が衣食住に仕事の心配もなく幸せなのではないだろうか。でも彼はまだまだ堕ちてゆきます。そんな先にやっと虹がかかるのだが虹の先には未来があるのだろうか。 6点(2004-05-26 19:27:25) |
684. 沙羅双樹
1300年の歴史を誇る奈良、栄枯盛衰この町で人々がどんな事件が起き、悩み、苦しんでも淡々と時は過ぎ、延々生と死を繰り返し歴史を築いてきた、それが人間の営みなんだと思わされる。 6点(2004-05-24 18:50:19)(良:1票) |
685. レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う
音楽が前作より良く、慣れもあるからかこのリズムが良い。決して万人が好むとも思えないが好きな人はハマルんでしょうね。モーゼが水上を渡るシーンは何度見ても笑える。 6点(2004-05-22 18:59:12) |
686. レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ
昔、この映画を見た時は独特の間やリズムがチョッと苦手でしたが、今見ると悪くない。細かな見出しで4コマ漫画を見ているような感覚がした。 6点(2004-05-22 16:16:11) |
687. 鬼婆
映画の大半がススキか葦の原っぱで撮影されていて、すごく金が掛かって無さそうでありながら、エゴは人間を鬼にするのがスッキリ描かれている。 6点(2004-05-15 19:01:43) |
688. 刑事コロンボ/白鳥の歌<TVM>
コロンボ朝鮮戦争に行っていたとは知らなかった。しっとり余韻系のラストはいいんですが、なんか納得いかないんだなあ。燃え盛る飛行機と一緒にパラシュート燃やせなかったのだろうか?ナイロン製なら燃え尽きるのでは?仮にあのままにしていたら警察は見つけられたのだろうか?レンタカーじゃなかったら?レンタカーを返していたら?など疑問を感じるなあ。あとコロンボ見ていて良く思うんだけどアメリカって土葬なのかな?今回もコロンボを追い詰めたんだがなあ。あれっ逆か。 6点(2004-05-15 00:33:22) |
689. 東京原発
原発へのアンチテーゼやエネルギー問題をブラックに上手くまとめている。わかり易く面白いが、反原発にもって行きたがり過ぎているのが鼻につく。燃料電池やコージェネに対しては利点ばかりの強調で終わっている。都市コージェネなんてインフラ整備にどれだけの金と時間がかかるか、燃料電池だっていろいろ問題あるし、コージェネや燃料電池って家庭用装置などの汎用機を普及させようとしてるんじゃないのかな。功罪しっかり語ってくれないとダメですよ。原発推進派が耳障りの良いことしか言わないのと一緒。私的には東京原発大賛成の推進派ですが。 6点(2004-05-13 19:42:48)(良:1票) |
690. 釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇
会津男対長州女、ハマちゃん裸でフグ踊り。引退後の人生などについて考えさせる? 6点(2004-05-05 23:38:27) |
691. 刑事コロンボ/愛情の計算<TVM>
殺しの方法やアリバイ等に雑さは感じますが、人がなぜ殺人を犯すか?この動機については他の作品より余程しっかりしており哀愁を感じさせます。人工知能の開発がどれほど進もうが「愛情の計算」だけは計り知れない、邦題も上手いです。 6点(2004-05-05 10:27:31) |
692. 桜の森の満開の下
勝新だとばっかり思っていたらお兄ちゃんでした、この映画それぐらいよく似てた。岩下志麻が生首をオモチャにして遊ぶ姿は夢に出てくるほど怖かったことを強烈に覚えています。 6点(2004-05-03 23:21:45) |
693. ベルリン・天使の詩
ハタチ頃に見た時は眠りに堕ちた。20代後半の再見時も絶賛の理由は理解できなかった。今頃小津映画を知り、コロンボにもハマたので再チャレンジ。相変わらず掴みかねる映画ではあるが、この映画に語られるセリフはラスト数分だけのためのものなのかな。後は天使の視点から見た当時のドイツ、ベルリンの街、を映像から感じ取り、広場の未来をそれぞれが想い描くべきなのかな。今のベルリンしか知らない人たちはどんな想いを抱くんだろうか。 6点(2004-05-02 00:32:16) |
694. ドッペルゲンガー
本能剥き出しの自分と社会の中で折り合いをつける自分。常に人間には様々な面があり、人間の本質、狂気、優しさ等々どちらかを消せば事足りる訳でもなく、例え切り離してもそれが自分である限り離れられることも出来ない。自分のことを一番判っているのは自分であり、みんなもうドッペルゲンガーを生み出さないように上手く自分と付き合いながら生きているに過ぎないのだろう。 6点(2004-05-01 18:00:19) |
695. 刑事コロンボ/意識の下の映像<TVM>
サブリミナル効果を使ったトリックというアイディアは面白いが、私自身はサブリミナルを丸で信じていない人間なのでちょっと乗れなかった。結局、キャビアが辛かっただけなんじゃないの?ただ犯人の自説に対する思い入れの強さが、他の犯人以上に強く興味深い犯人でした。 6点(2004-04-21 10:38:30) |
696. インテリア
何時になくシリアスで、繊細で、深みのある映画。この母親が私の母とが絶妙にリンクしており、家族の気持ちがよくわかる。ただ身近すぎるだけに面白いとも思えない。新しい家族のあり方をテーマにした映画ってこの頃から増えていったような気がします。 6点(2004-04-14 22:36:34) |
697. ディボース・ショウ
愛・信頼・契約という結婚にまつわる3つの要素を、離婚訴訟の敏腕弁護士と魅力的な人妻が裏を掻き合い、ホントの愛・信頼・契約とは何かを見せてくれる。普通に面白かったけど、コーエンBros.という期待感からすると少々物足りなさを感じます。 6点(2004-04-12 22:56:44) |
698. 関東無宿
すぺるまさんが言い尽くしているが”清順だから”としか説明のつかない仁侠映画。当時に於いて既に時代遅れであろう旭の極太書きまくりマユのヤクザ、オープニングのドアップショットの3人娘、見せるための映像やセットはさすがである一方、花子のその後、トキコの恋、おかる八との対決などどうなったんだよ、ってツッコミたくなるほど何も解決しないまま終わってしまう不条理さ、”清順だから”としか説明のしようがない。 6点(2004-04-12 22:25:48) |
699. ブレインストーム
根本的なテーマはいいんですが、哲学的、宗教的になるとパクリ色が強くなりすぎるためなのか、可笑しなサスペンスタッチにしてしまったのが残念。真っ向勝負しても十分、面白さを持った映画なのでもったいないです。 6点(2004-04-12 18:57:33) |
700. 担え銃
「独裁者」より断然好きですね。饒舌よりも寡黙な方が説得力あると思います。 6点(2004-04-01 23:27:20) |