701. ジャッキー・ブラウン
44歳の前科持ちの黒人スチュワーデスと56歳の真面目な保釈金融業、この設定だけで既にヤラレちゃいます。ここに最高の音楽が乗っかり、細かなカットもテンポよくカッコよく見せられれば、文句の付けようが無い。サミュエル、デニーロ等周りの役者も効いててとても面白い映画でした。 9点(2004-05-03 16:32:37) |
702. 大脱走
久々に観たら突っ込みどころがありながらもヤッパ面白かった。脱走までは収容所内での密室だけで見せてしまう。脱走後もそれぞれのエピソードにドキドキしながら、時間を忘れて見入ってしまう。 8点(2004-05-03 12:45:25) |
703. 地球は女で回ってる
確かにウディアレンのテンコ盛りなんですが、ブラックな部分を取り除くと中身が随分スカスカでコロモに騙された天ぷらみたいな映画でした。ロビンウィリアムスのピンボケは最高でした。 4点(2004-05-02 01:43:37) |
704. ベルリン・天使の詩
ハタチ頃に見た時は眠りに堕ちた。20代後半の再見時も絶賛の理由は理解できなかった。今頃小津映画を知り、コロンボにもハマたので再チャレンジ。相変わらず掴みかねる映画ではあるが、この映画に語られるセリフはラスト数分だけのためのものなのかな。後は天使の視点から見た当時のドイツ、ベルリンの街、を映像から感じ取り、広場の未来をそれぞれが想い描くべきなのかな。今のベルリンしか知らない人たちはどんな想いを抱くんだろうか。 6点(2004-05-02 00:33:18) |
705. 恋愛寫眞 Collage of our Life
写真映画だから敢えてなんでしょうか?ひたすら絵を繋ぎあわせ、前半は恋愛、後半はギャグと堤監督らしいバカバカしい映画。 1点(2004-05-01 23:11:09) |
706. ドラキュラ(1992)
前半は他のドラキュラ物とストーリーや絵も似ており、これぞ正調ドラキュラなんでしょうか。ウィノナ・ライダーのドレス姿やネグリジェ姿が美しく、ネグリジェから透ける体のラインが美しくそれがクライマックスでした。 5点(2004-05-01 18:05:15) |
707. ドッペルゲンガー
本能剥き出しの自分と社会の中で折り合いをつける自分。常に人間には様々な面があり、人間の本質、狂気、優しさ等々どちらかを消せば事足りる訳でもなく、例え切り離してもそれが自分である限り離れられることも出来ない。自分のことを一番判っているのは自分であり、みんなもうドッペルゲンガーを生み出さないように上手く自分と付き合いながら生きているに過ぎないのだろう。 6点(2004-05-01 18:00:19) |
708. シービスケット
ロマン派馬券師の私にはドツボでした。前半1時間は確かに要りませんね、CUTすれば+2あげても良い。レースの迫力が素晴らしかった、ピムリコスペシャルはオグリコールが聞こえ、サンタアニタHではテイオーコールが聞こえました。ただウォーアドミラルが迫力無さ過ぎ、シットリ濡れたような黒鹿毛でないと強そうに見えない、昨年の有馬のシンボリクリスエスのような馬体であって欲しかった。ピムリコスペシャルでジョッキーの乗り代わりがあったように描かれてるが、実際はその以前からウルフが騎乗しているし、ラストのサンタアニタH以前に復帰したポラードが騎乗してるんだよね。 6点(2004-05-01 16:40:03)(良:1票) |
709. キル・ビル Vol.2
VOL.1のぶっ飛び加減からするとチャンとした映画しすぎてましたが、カンフーマスターは好いねぇ。エルドラとの死闘、ビルとの対決にもう1パンチ欲しかったかな、でも殺し屋同士の壮絶なラブストーリー、なるほどこれしかないかと思わされてしまう。あとエンドロール長すぎ。 5点(2004-05-01 16:38:12) |
710. グッバイ、レーニン!
ベルリンの壁という存在が家族にウソで作った壁を築き、ウソがばれないためにもウソの塊の国家へ傾倒する。国家も母もウソはやがて崩壊する。彼女が子供に告白し、事実を知った上で死んでいったのがせめてもの救いか。赤カブレの方は自分の滑稽さを見ると良いのでは? 4点(2004-05-01 16:34:21) |
711. 花とアリス〈劇場版〉
映像は岩井監督らしいソフトで淡い映像でキレイで、少女達とマッチしており結構ですが、花の恋愛が奇をてらってるが引付けられなかった。「の・ようなもの」であっても正夢、本物になるという事でしょうか。一方アリスは父とのデートが小津監督のオマージュであり、海や公園でのデートでの彼女の父への想いが伝わり、彼女がだらしない母を選んだ訳なども聞こえてきた。だからこそ父からもらった我愛称も生きてきます。ラストのダンスシーンも実に生き生きとした表情でキレイで美しく、広末にパンチラ目当てと思われようと惹きつけられます。「花とアリス」である必要性が語呂の良さしか感じられないのが残念。 4点(2004-05-01 16:33:38) |
712. CASSHERN
前半はセリフ少なくミュージックビデオ同様の映像を見せつけ、後半は一転何もかも全てシャベリまくる。世界観も設定もどこか別のところから持ってきてるし、メッセージというか思いっきりなストレート勝負。映画としてはかなりヒドイですが、3本くらい撮ればいいものが出来るかも。まだ期待するのかと言われそうだが期待料1点。 1点(2004-04-30 23:51:44) |
713. ミニミニ大作戦(1969)
オープニングはミウラですよ、ミウラ。スーパーカーですよ、スーパーカー。でもってアルファにアストンマーティンにジャガー、エンスー派には堪りませんな。パトカーだってアルファだし何気にバック走ってる車もカッコいいんだ、参ったね。全篇に渡り、英国VSイタリヤが流れており、だからこそフィアットの金塊を盗み、イタリヤの狭い道と渋滞の中を疾走するためにミニでなければならない必然性がある。ラストのオチはチャップリンでありながらサッカーの試合の勝敗同様、神のみぞ知るといった感じで冴えている。 9点(2004-04-30 23:29:49)(良:1票) |
714. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
確かに間違いなくマンガだ。ただキャストが名作キャラなんで、これをキッカケに本を読む子が増えるかも?いやいや、ナイナイ!お前ハイジもマルコもフランダースも原作読んでへんやんけ!って一人で突っ込んどきますわ。しかしショーンコネリーの生涯アクションスターという心意気に打たれます。 5点(2004-04-28 23:33:21) |
715. トイ・ストーリー2
前作は絵しか印象が無かったが、2の方がストーリーが面白かった気がします。結構ドキドキさせられちゃいましたよ。最後にNGシーンまで入っているとは粋ですな。 7点(2004-04-28 22:52:21) |
716. 悪い男
結構期待してたんであまりの薄っぺらさショックでした。石井監督のような濃厚な劇画タッチを勝手に想像していた私が悪いのかな。2人を隔てるガラスの壁、ガラスでまた傷付け合ってみたいな部分がありながら離れられなくなっていくって感じかな。女の子がまだ上品さを捨て切れていないし、取り敢えずシャブぐらい打って貰って、どん底まで落ちてもらわないと迫力でない。男も可笑しな声してるし、すっかり良い人ヤクザになってるし中途半端。結局つまらない韓国ラブストーリーの域を脱していない。 1点(2004-04-28 17:17:41) |
717. 刑事コロンボ/野望の果て<TVM>
犯人がやる事すべて雑ですね。アリバイを確かにしたかったんだろうが犯行声明のTELしなきゃよかったのに。暗闇で撃たれたように見せかけるとか、背中から撃つとか、もっと細工しておかないと。ラストもあんな細工して部屋空けちゃダメに決まってるでしょ、コロンボが今までどれだけ他人の家勝手に上がりこんでたか誰か教えてあげなよ。 5点(2004-04-28 17:03:34) |
718. 郵便配達は二度ベルを鳴らす(1981)
「ワンスアポナタイムアメリカ」を観に行き予告編でこの映画が流れ中学生だった私は自分にR指定をしてしまい20年くらいR指定を外し忘れていた。30も超えてから観ると、案外大した事も無く、タイトルの意味がもっとあるのかと思っていたので拍子抜けしました。私的R指定未解除作品「チャタレイ夫人の恋人」もそろそろ見てみます。 4点(2004-04-27 21:55:26)(笑:1票) |
719. 突撃(1957)
戦争の不条理、軍隊の不合理などの矛盾点がしっかり詰め込まれており、映像も随所にキューブリックらしさが出ている。初期の作品ではあるがフルメタルジャケットにも負けず劣らずの戦争映画の傑作。 9点(2004-04-25 22:58:54) |
720. 魚と寝る女
なんだか邦画みたい、日本にもあんな筏釣りあれば行きたいです。釣り針を中に抜き忘れてたらと思うとすごく痛そうで怖いです。 2点(2004-04-25 13:29:20) |