Menu
 > レビュワー
 > 亜流派 十五郎 さんの口コミ一覧。4ページ目
亜流派 十五郎さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1925
性別 男性
年齢 56歳
自己紹介 最終投稿日みたら10ヶ月くらい投稿してないや

そろそろ映画もマンガも投稿開始しなきゃ



表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
8182838485868788899091929394959697
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
8182838485868788899091929394959697
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
8182838485868788899091929394959697
>> カレンダー表示
>> 通常表示
61.  陸軍
オープニングでの藩士が語る「これからはアメリカやイギリスが鵜の目鷹の目でやってくる、藩の為に死ぬのはワシ等で最後にしなければならん」藩を国に置き換えれば思いっきり反戦思想な言葉で始まる。ラストではセリフに出して何かしゃべってしまえば切られてしまいかねないところを、子を想う母として見せるだけに留まらせる事で母の心の内はどのようのでも取れるというギリギリの部分で見せきってしまう。木下監督は「二十四の瞳」でもそうですが無駄なセリフや映像を見せない事で強いメッセージを残す事が抜群に上手いです。
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-01-09 00:15:26)
62.  チーム★アメリカ ワールドポリス
オープニングのパリでの大暴れだけでもう虜です。四十八手にディックにプッシー、アスホール満載のアホバカっぷり、しかも上手いことこの三者でオチつけちゃうセンス最高。映画大好きのアイムソーロンリーな金正日将軍様のケツの穴に近いわが国は真っ先に糞まみれになる国、笑うしかないでしょう。これぞアメリカの良心と呼ぶべき映画だな。
[DVD(字幕)] 9点(2005-12-20 20:03:39)
63.  月世界旅行
すばらしいSFファンタジーですね。テリーギリアムの原点はココだったんですね。この世界観が虜になってしまう。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-07 23:43:24)
64.  親切なクムジャさん 《ネタバレ》 
「オールド・ボーイ」をカンヌで絶賛したタランティーノ監督に対し、パク・チャヌク監督が「キル・ビル」の返歌として送ったような映画。白と黒と赤で作られた世界の中で、天使のような優しさと悪魔的な残忍さを十二分に見せ付けるクムジャさん、様々なシーンで見せる彼女の複雑に感情の入り混じった涙と表情がスゴイです。コミカルさやブラックな笑いを練りこみ、法の裁きか?己の法か?クムジャさんが先生となりぺク先生を生徒の親たちにによって教室で裁くなんてのは最高にブラック。ただ今までの二作品に比べ胸につかえた澱がとれるような爽快感はない。多くの人間によって罪人を裁く事が一人の罪が薄くなる訳でもなく、復讐を成し遂げたところで彼女は他の親と違い、生きている子供の存在が母として罪に苦悩させ、魂の浄化を求めさせる。韓流、チャングム効果でしょうか、中年女性が大勢観にきていたが、皆一様に沈鬱な表情をしていた。母であろう彼女達にはこの映画は私以上に重いことでしょう。
[映画館(字幕)] 9点(2005-12-02 11:36:55)(良:1票)
65.  復讐者に憐れみを
因果応報、復讐が復讐を生むストーリー、オチもちゃんとオチてるしオールドボーイ同様にこの監督のこの感じ好きですね。所々に北野テイストなんかも感じるが、この監督のバイオレンスの方がよりエグイんですよ。その期待を超えるエグさに目を覆いたくなりながらも見てしまう。この揺さぶられる感覚が堪らない、見ている人間の普段隠れている本性をあらわにしてしまう、実に上手いです。
[DVD(字幕)] 9点(2005-11-26 23:55:10)
66.  二十四の瞳(1954)
新米教師への世間の目や世相の移り変わりによる教師の立場など最低限の言葉や映像ながらしっかりと伝わってくる。盲目になった彼が見えずとも写真が手に取るように見えているというのが実に上手く、おそらく戦地で毎日故郷を想って眺めていただろうと想像を掻き立ててくれます。普通は戦闘シーンを見せたり、玉音放送を聞かせたりして判り易く戦争を見せるわけですが、戦争とはかけ離れた風光明媚でのどかな小豆島に全篇に渡り誰もが慣れ親しんだ唱歌が流れ、公開当時はそれぞれの戦争体験を持った観客に対して敢えて辛い戦争を見せずとも感じさせるだけで十二分に涙を誘う、木下恵介監督の抜群のセンスを感じる映画です。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-22 18:46:10)
67.  TAKESHIS’
俳優・北野武とタレント・ビートたけしを見つめる監督・北野武が主演・ビートたけしで撮影した自伝的映画なのかな。たけしにまつわる事件・事故を思わせる破滅思考、生死を感じさせる映像、たけしを見つめ辛らつな言葉を投げかける女性は妻なんでしょうか、母なんでしょうか。メガネに真ん中分けの男は森氏のイメージなんだよね。出待ちするファン、北野武とビートたけしの違いが判ってるのかと見ているこちらを試しているようです。北野武とビートたけし、2人のたけしはどちらも虚像のピエロ、実像のたけしは北野武自身しか判らない、まさしくTAKESHIS’です。この映画をこれまでの総括的映画だとすると、新生北野映画がまた楽しみです。
[映画館(字幕)] 9点(2005-11-07 22:57:39)
68.  河内山宗俊
これが70年も前に作られた作品というのが信じられない、時代劇とは思えないスピード感、歯切れのいいテンポに間、軽妙さ、笑いのセンスは抜群です。先読みできないストーリー展開とともに終盤は一転、人情味溢れ熱くさせられました。
[DVD(字幕)] 9点(2005-10-25 16:56:49)(良:1票)
69.  狼たちの午後
子供の頃TV洋画劇場で観て衝撃を覚えた一作。その後何年もたって彼らのモデルである本人たちの映像を見て、あの映画は実話だった事を知りさらに衝撃。事件が起きてから事件が終わるまでの時間しか描いていないのにも関わらず、ソニーが語る会話の端々からソニーのこれまでの人生、生活が徐々に浮き彫りにされてくる。そして銀行の外へ目を向ければその風景には米国の世相、社会情勢がしっかり語られている。俳優陣の演技も衝撃モノ、この当時のアルパチーノは神のような存在感。
[DVD(字幕)] 9点(2005-10-24 22:46:10)(良:1票)
70.  独立愚連隊西へ
この世に存在しない、靖国に眠るはずの独立左文字小隊、焼焦げた軍旗一枚をめぐって繰り広げる戦争、軍隊という規律の厳しい組織を風刺することが滑稽さを際立たせている。一癖二癖ある無頼漢な面々でありながら、上手く一つにまとまった愚連隊がとても魅力的です。フランキー軍との爽やかな男の友情も好きです。緊張と緩和のバランス、最も喜八監督らしい作品ではないでしょうか。
[ビデオ(吹替)] 9点(2005-04-17 10:31:24)
71.  華岡青洲の妻
今まで息子を思うあまり自らの体を差し出す母、愛するあまり体を捧げる妻という単純な思いを描いていたが、そんな生半可なものではない本物の嫁姑バトルでした。その根底は家名を守るための保身であり、家名を上げるための名誉であり、全ては”家”のためという世間体を重んじる日本古来の封建的な一家のまさに血みどろの戦い。妹・小陸が兄・雲平を激しくなじる言葉が全てであり、男のズルさを端的に現している。見るからに気の強そうな若尾文子がぐっと堪えて耐える様、一見温和そうな高峰秀子が厳しく嫁に当たる様は身震いするほどの迫力がありました。
[ビデオ(吹替)] 9点(2005-04-05 22:32:40)(良:3票)
72.  戦艦ポチョムキン
モンタージュという技法自体は遅かれ早かれ誰かが確立したんだろうが、それを活かしきる細かなショットのコマ割り、構図が実に絶妙である。一杯のスープから始まる暴動、一発の銃弾から始まる惨劇、一隻で艦隊に立ち向かう緊張感、ここに込められるダイナミックな動きやその映像から伝わるエネルギーは強烈である。革命思想とはためく赤旗からプロパガンダと切って捨ててしまう事は到底出来ない映画である。
9点(2005-01-27 23:06:34)
73.  レベッカ(1940) 《ネタバレ》 
レベッカと言う女性を一度も映すこと無く、登場人物は皆レベッカを知り、知らないのは新妻と観客のみであることが、逆にすでにこの世に存在しないレベッカの存在を強烈に印象付け、そのレベッカに対して恐怖を感じる。そしてラストで登場人物の誰もが知らないレベッカの衝撃の事実を知ることとなる。レベッカの本心は夫を憎み、夫を殺人犯にしたかったのだろうか、それとももっと夫に愛して欲しかった女性であり、もっとも愛している夫に殺されたかったのか。真実を知るのはレベッカのみである。
9点(2004-12-06 18:43:01)(良:1票)
74.  ダイヤルMを廻せ!
密室劇が好きですが特に本作は傑作ですね。無駄な会話、無駄な映像がまるでなく、小気味の良いテンポでストーリー進んでゆくのでグイグイと引き込まれてしまう。本来の予想とは違う展開に臨機応変に対処する知的な犯人、テニスプレーヤーらしくラリーの応酬をしているようで動じるところがまるでなく、ラストでの犯人のスポーツマンらしい爽やかさ、潔さ、警部のいかにも英国紳士的な雰囲気、グレース・ケリーの優雅さと儚さが見事でした。ただ一点、背中に刃物を刺され背中から倒れるバカはいない。
9点(2004-11-24 17:33:04)(良:1票)
75.  仁義なき戦い 広島死闘篇
仁義なきシリーズの中では広能の出番は限られ番外編的な映画だが、ヒットマン山中のヤクザとしての苦悩、靖子との恋の行方、使い捨てされる男が死してなお伝説の男として使いまわされ姿を憤りを感じながら哀しく見守る広能、渋すぎる! 千葉ちゃんキレすぎる!梶芽衣子キレイすぎる!
9点(2004-11-23 16:31:30)(良:1票)
76.  グラン・プリ(1966)
あの当時のF1マシンの映像、特にオンボード映像には涙モノ!すばらしいです。足元のクラッチ、アクセルワークとシフトチェンジの映像を同時に見せてくれたり感動です。男女の色恋もいいですが、フルシーズンの物語なのでポイント争いなども楽しませてくれる。スパのコース脇に民家が立ってる映像、モンツァのバンクがあった頃の映像、などもう見ること出来ない映像が多数あり大満足。バンクありのモンツァを細いミシュランを履いた葉巻マシンで走るなんて恐ろしすぎます。
9点(2004-11-12 18:51:47)
77.  偽牧師
この手のワンシュチエーションですっきりとまとまっているチャップリン映画の方が好みなので好きです。ラストシーンも心憎くナイスなオチでとても好きなシーンです。
9点(2004-09-26 23:54:44)
78.  誰も知らない(2004)
学校へも行かず、そもそも戸籍上存在しているのかどうかもアヤシイ4人の兄弟姉妹。でも4人は確かにこの世に存在し生きている。逃げる父親、誰かすら判らない父親、幸せになる権利があると叫ぶ母親。そんな無責任な大人達に愛想を尽かしながらも、法にも守られない存在だとしても、法を守り最低限の社会性も保ち、社会の中に懸命に存在し続けるようとする子供達。都会の街の中で野生化して強く生きていく彼らは「助けてください」と叫ぶことも捨て、何より4人の家族の絆を選ぶ。こんなニュースを聞いたとて、無責任な親だの無関心な世知辛い世の中だのと思うだけだが、大人は、社会は、何よりもまず子供を守る義務を本当に果たしているのだろうか。子供を大人の都合にばかり合わせて生きさせてはいないだろうか。「長屋紳士録」的日本は死滅してしまったんでしょうか。
9点(2004-08-10 17:48:28)
79.  太陽がいっぱい
家のオフクロさんのNo.1映画、子供の頃から親父とデートで観ただの、アランドロンは美しいだの、言いながらサントラを聞かされること数百回(大袈裟じゃない)こういうオバちゃんがアランドロンと行くパリ8日間ツアーなんかに行くんでしょうな。という事で長年敬遠していた本作ですが、観てみたらアホみたいな「リプリー」とは違い実に面白く、アランドロンは美しく、音楽は切なく甘美で見事な映画でした。オンタイムで観ていたらハマるのもしょうがないでしょうね。オフクロの分+1点。
9点(2004-06-12 18:08:07)(良:2票)
80.  刑事コロンボ/忘れられたスター<TVM>
往年の大女優という「偶像のレクイエム」と同じネタでありながら、完成度の高さがまるで違いコロンボシリーズの中でも出色のデキ。トリックに関しては空白の10数分のアリバイを切り崩しただけで犯人を追い詰めたとは言い切れない。が観客も含め誰一人、真犯人を追い詰めることを望んでいない。コロンボを始め、すべての人間がかつての銀幕の大スターに敬意を払い、愛情を持って接している。これ以上は野暮であり、見事なラストシーンでした。
9点(2004-06-01 16:01:42)(良:1票)
0874.52%
11246.44%
21306.75%
319610.18%
41909.87%
530816.00%
629115.12%
726213.61%
81759.09%
91115.77%
10512.65%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS