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池田屋DIYさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 365
性別 男性
年齢 38歳
自己紹介

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61.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
ゲーセンさ!
9点(2002-11-23 10:00:06)
62.  モンスターズ・インク
ビデオで見ました。すごかった!ドアチェイスとか、モンスターたちが会社員なところとか。アメリカ人にしか作れない世界だと思う。
9点(2002-10-16 17:31:34)
63.  メカニック(2011) 《ネタバレ》 
 アドレナリンとエピネフリンの下りは笑ってしまいました。あれはファンサービスだったのかな?ステイサムが「そう、それだ。愛してるぜ」って答えてたら勢いで10点つけてたかもしれない。  ステイサム映画はこれで6作目なんですが、その中でも一番面白いと思いました。特に終盤の車内での二人の会話ですね。あの場面のピリピリした緊張感はアクションシーンより見ごたえありました。中盤のレコードと修理中の車の前振りを回収してのオチの付け方もスマートでカッコいいなと感心しました。アーサーも弟子のスティーブに対して罪悪感とか情とかあったと思うんですが、それでも弟子が牙をむいた瞬間に返り討ちにして始末してしまう。ガバは色々あったけど、このラストのおかげでプロの暗殺者って部分の説得力は担保できたんじゃないかと思います。  ステイサム最強で異論はないけど、この映画で一番存在感があったのはスティーブ役のベン・フォスターでした。殺しのシーンでの覚悟の決まった目つきとか、父親を殺した時のことを質問してる時の寂しそうな目とか、目と表情で演技ができるいい俳優だなと思いました。
[インターネット(吹替)] 8点(2022-09-26 21:36:25)
64.  IAM A HERO アイアムアヒーロー 《ネタバレ》 
 原作漫画あり、ってところが影響してるのかは定かではありませんが、なんか「絵が綺麗」だと感じました。いやゾンビ映画なんで映像は血まみれ、肉片まみれで鬼気極まる汚らしさなんですけど。「絵になる」って表現の方が正しいか?ZQN化した恋人がベッドから転げ落ちた後ブリッジの姿勢で起き上がるシーンとか、落下してきた高跳びゾンビが死体の群れの中からこれまた起き上がるシーンとか、これまた死体の海の中で自死を選んだオッサンの姿がシルエットで浮かび上がって見えるシーンとか。人物の動きを止めて静止画としてみたときもひとつの作品として「絵になる」シーンというか、カットが多い映画だったなと思います。こういう映画はなかなかお目にかかった記憶がない(ゾンビ映画だとなおさら)ので新鮮でした。  そして主演の大泉洋もまた「絵になる」俳優でした。ショットガンを撃ってZQNを倒した後の残心(?)の姿勢や銃身フルスイングで高跳びゾンビの顔面を木っ端微塵にした後のフォロースルー、どちらも顔がよく見えなかったりカメラに背を向けてたりだったんですけど、立ち姿が何かのモデルかと思うくらいにカッコよかった。で、そのあと顔がアップで映るシーンで「ああ、やっぱり大泉だ」ってなるあの落差、ただの二枚目俳優じゃ絶対真似できないし、演じたとしてあそこまで映える絵になっていたのかどうか。顔面や服装が冴えなくてもカッコよく映るってやっぱり稀有な才能だと思う。  しつこく「絵になる」を連呼したけど、私のこの映画に対する感想は、「とにかく絵的にカッコいい!」の一言に尽きる。
[DVD(邦画)] 8点(2018-07-26 22:43:11)
65.  逃亡者(1993)
 初めて観たけど完成度高くて面白いな~コレ。序盤のパーティーのシーンであんなにたくさん伏線張ってたんですね。それをストーリー進行に合わせて少しずつ回収していって、真犯人が理解できた時の快感がすごい。欲を言えばハリソン・フォードのアクションシーンがあんなにモッサリではなく、もう少しキビキビ動いてくれたら…って思うけどそこがメインの映画ではないしね。だってこれサスペンス映画だし。先入観でアクション映画だと勝手に勘違いして、ビデオ屋で1時間くらい時間を無駄遣いしてしまったよ。
[DVD(字幕)] 8点(2018-04-15 22:19:31)
66.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 
 主人公が「定年まで勤め上げて晴れて自由の身になったけど、家にいてもやることがなく奥さんに邪魔者扱いされる。ああ、こんなことなら仕事してた時のほうがよっぽどよかった」っていう、よくいるリタイア後のサラリーマンとダブって見える。戦争映画というより自分の中での仕事のウェイト(生きがい、存在価値)と、それを家庭と天秤にかけたときあなたはどうしますか…ってことを考えさせる映画なんじゃないのコレ。  戦場に嫌気がさしたサンボーンが息子が欲しいというシーンとか、爆弾を体に巻き付けられた男が家族のことを延々しゃべって命乞いしてるシーンなど、振り返ってみると「家族」というキーワードがあちこちで見られたように思える。主人公自体も、任期が終わって家に帰れば優しい夫や父親をちゃんとやれてるし、奥さんを侮辱されたらブチ切れるなど、家族に対して確かな愛情を持っていることは見受けられる。でも仕事とどちらを選ぶかとなると話は別。仕事場が戦場で死の危険がついて回る爆弾処理という仕事をしているから異常に見えるだけで、こういう人は割とどこにでもいるんじゃないか。金型職人とか調理師を主役にしても同じような話は作れたと思う(面白いかどうかは知らない)。  「仕事」っていう視点でみて面白かったのは、人間爆弾発見後に主人公のすることが何もかもうまくいかなくなるくだり。私もおぼえがあるけど、いい仕事ができる時って心の中は無、頭と体が勝手に動いて適切な行動をとってくれるような感覚がある。「お客様に最高の商品を」とか高尚なこと考えちゃうと100点満点中60点の仕事を量産することになってしまう。物語後半はあるあるネタとして楽しませていただきました。
[DVD(字幕)] 8点(2017-07-19 08:09:42)(良:1票)
67.  トゥルーマン・ショー 《ネタバレ》 
 「自分の人生が誰かにデザインされている」というのは多くの人が一度は考えたことだと思う。私にも覚えがあって懐かしく感じた。その「つくられた人生」を生きるトゥルーマンの姿が全世界に中継されてスポンサーも多くついていること、番組プロデューサーを神に見立てて、その保護と安全な世界から脱出して自分の意志で生きる人間のストーリーにしたことなどは流石ハリウッド、日本の男子中学生のものとは格が違うハイレベルな妄想だと感じた。「神」の部分を会社、仕事、親などに置き換えれば日本人にもグッと身近で理解しやすい話になると思う。  以前私はあまりのつらさに耐えかねて仕事を辞めることを決意、上司にその意思を伝えたことがあった。無職の期間に夢だった日本一周をし、達成後はバイクの整備士にでもなろうと考えていた。あとは期限まで勤め上げるだけという段になったとき、実家の両親に説得された。「お前が新しい仕事に就いてまっとうに働いてる姿は想像できない、引きこもられたら困るから頭を冷やして考え直せ」。確かにそうだと思った私は急に将来が不安になった。すぐに上司に謝罪して辞職を撤回、何事もなかったかのように働き続けて今に至る。私も私の両親同様、自分自身の能力や可能性に何の希望も持つことができなかった。だからなりたい自分や達成したい夢について考えることを放棄して、収入のある安定した今の生活に縋りつくことを決めた。「思い直してくれてよかった」と笑う両親の顔を見て、「本当はやりたいことがあったのに」と一生言い続けながら終わっていくのが私にふさわしい人生だと理解した。  クリストフに一礼して退場するトゥルーマンを見てなんて無謀な、と思うと同時に、それ以上にその姿が眩しい、羨ましいと感じた。思わず置いていかないでと言いたくなったが私にはそれを言う資格がない。なので代わりにトゥルーマンと、それから新しい環境に飛び込むことを決意した人たちに言いたい。   ホント頑張ってください。チャンネルを変えずにあなたを応援している人、自分の踏み出せなかった一歩をあなたに託した人たちがきっと大勢見ています。
[DVD(字幕)] 8点(2017-07-07 23:30:59)(良:2票)
68.  スナッチ
 "家のテレビの映りが悪い!アンテナの向きを変えても、家電に詳しい知人に相談しても、日曜大工で分解してもダメだった!困ったぞ!どうしよう!と思ったらオカンがチョップして一発で直してくれた!オカンスゲェ!!…"って感じの映画でしょうか。このとっ散らかった状況がラスト数分で一気にまとまって華麗な着地を決める感じは、アレだ、伊坂幸太郎の「陽気なギャングが地球を回す」を読んだときの気分によく似てる。1回目の視聴では誰がどの名前でどの陣営の人物なのかよくわからない内に話がどんどん進んでいく…って印象を抱いて困惑するだろう。安心してほしい。観終わった俺も未だによくわからん。でもそんな状態でもこの映画の面白さは問題なく理解できる。「なんかよくわからんけどスゲェ!サイコー!!」それでOKだ。いやホント面白かった!8点。  冷静さを取り戻してレビューを書いている今この瞬間、衝撃的な事実に気が付いてしまった。…デル・トロの出番ってひょっとしてあれだけ?
[DVD(字幕)] 8点(2017-06-21 20:34:36)
69.  南極料理人 《ネタバレ》 
 あまり期待しないで観た分面白かった。極限の状況に閉じ込められた仲間たちが変化のない日々を淡々と過ごす…ってシチュエーションは無人島サバイバルものとよく似てて、ラーメンが底をついた辺りからそういう流れになるのかな、とハラハラしたけど最後までユルい話でほっとした。やっぱり食事の心配がないことと年中行事をキッチリこなすことが心の安定につながっているのかな?  大きな事件は特に起きないけど退屈、というわけではなく、所々笑わせに来たり(伊勢海老のフライとステーキ肉焼くシーンは最高だった)泣かせに来たり(生瀬の誕生日のくだりとか唐揚げ食うシーンとか)とダレることなく観れた。そして何よりシメがいい。自分で作った料理って、自分で食ってもなんか味気ないしね。やっぱり食べてくれる人がいてこその「料理」だよね、ってことで8点。
[DVD(邦画)] 8点(2017-01-15 14:03:41)(良:1票)
70.  ヒックとドラゴン 《ネタバレ》 
 ギアチェンジを駆使しながらヒックとトゥースが空を飛ぶシーンがあまりにカッコよくて爽快で笑ってしまった。ロープレ系のゲームに育まれた私としては、こういう現代の知識でしか知りえないようなテクノロジーを中世以前の世界観に忍ばせる描写が好きすぎてたまらない。映画全体を見渡してみると取り立てて「これが凄い!」というところはないけど、それは悪い意味ではなく、すべての要素が高レベルにまとまっているという印象で、こういう映画を見慣れている人にも安心して薦めることができると思う。  そしてもう多くの人が指摘しているけど、ラストの展開がいい。あれくらいの年頃の少年にとって自分の体がああなってしまうのは大事だと思うけど、そんなことを気にした様子がヒックにないのは、同じ状況をバイキングの先生が、そして何よりトゥースと共に乗り越えてきた経験があるからだろう。トゥースの尾羽とヒックの脚が映るあの一瞬のシーンもまたいい。あれがあるからこそ「ペット」という表現を使われても、ヒックとトゥースが対等な関係にあることをすんなり理解することができた。描かれた秒数の何倍も多くのことをこちらに伝えてくる名シーンだったと思う。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-05-09 21:27:27)(良:1票)
71.  ミッドナイト・ラン 《ネタバレ》 
 同じセリフが少しずつ意味を変えながら何度も登場したり、絶体絶命の窮地を救った策が雑談中に出た話題だったりと、脚本のうまさを感じました。が、それよりも何よりもこの映画のいいところは「空気」なんじゃないかなと思います。登場人物みんながどこか抜けていて、カッコよかったり抜け目なかったり目つきだけで人殺せそうだったりする人が出てこない。人死にも出なかったし(ヘリの墜落なんて知らん)。終始肩の力を抜いて楽な気分で観られました。金に困ってるのに娘の貯金は受け取ろうとしなかったジャックとか、飛行機に乗れないとか嘘ついて出し抜こうとするジョナサンなど、主役二人のキャラクターも人間味があってよかった。  そしてあの終盤のやり取り。念願叶って大金を手に入れたジャックが振り返るとそこには…ってシーン、思わずニヤリと笑ってしまうような、なのに少しさびしいような。あのシーンのおかげで観終わった後凄くさわやかな気分になりました。終わり方のいい映画は観てよかったって思います。 <<追記>>  この映画をサスペンスのコーナーに置いて「フラバー」を動物ドラマのコーナーに置く近所のレンタル屋は頭おかしい。
[DVD(字幕)] 8点(2011-09-13 19:13:07)(良:1票)
72.  魔法にかけられて 《ネタバレ》 
 アニメの世界を飛び出したお姫様は曲がり角なお肌してて、王子様は微妙なイケメンっぷり且つ「過程なんかいいから早く結婚しようぜ」なんてチャラ男も真っ青な発言をする。感情が高ぶると歌いだしたり、都市バスに戦いを挑んだりする二人は現代ニューヨーク社会では浮いた…というかイカれた人にしか見えず、一番順応できてたのは小悪党の従者…。ディズニーといえば情操教育の優良教材として世界中の人々に知られているけど、そのディズニー流を現実でやっちゃうとちょっとアレだ、っていう序盤のシーンの数々は、ディズニーの中の人に「夢見てんじゃねえよ!」と説教されているような妙な気分になって笑えました。鳩にゴキブリ、ネズミに蝿と、衛生的に不穏な連中を従えてお姫様が部屋の掃除をするシーンも毒があって素晴らしい。  ストーリーはそんな感じですが、ミュージカルシーンはいつもどおりの全力っぷり。ディズニーのミュージカルの何がいいって歌ってる最中にもキャラクターが動いて、その動きが歌詞の内容とは別にひとつのストーリーを作ってるところなんですが、公園のシーンはそれを実写で完璧に再現できてて観ていて楽しかった。そして何より社交ダンスのシーン。気持ちは通じ合っているのに結ばれることのないお姫様と弁護士の心情を歌ったこのシーンは、特別派手な動きはないけど凄くきれいで、ここだけ切り取って何度も観たいと思わされました。この辺はさすがに「美女と野獣」や「アラジン」をつくった人たちだなと思いました。  ラストの展開は確かにベタですが、ディズニーが自分たちのこれまでの仕事をあれだけ皮肉っておいて、それでも主張する内容はやっぱり変わらないってところになんだか感動してしまいました。感想が長くなりましたが結局何が言いたいかというと、みんなに好かれる優等生が突然暴言を吐いて暴れたら空気が凍るし、その子が普段どおりのいい子に戻ってくれたら周りのみんなはホッとして今まで以上に大事にしてくれる、ってことでした。
[DVD(字幕)] 8点(2011-08-31 19:09:14)(良:1票)
73.  ソウ 《ネタバレ》 
 物語のラスト、ついに姿を現した事件の黒幕が、息も絶え絶えのアダムに対し、衝撃の事実を口にする!「あっ、鍵はバスタブの中です。」なぜかホットペッパーの嘘吹き替えシリーズのCMを思い出して笑ってしまい、お前が犯人だったのか、という驚きが10秒で消し飛びました。しかもそんな大事なことを教えておいて何が「ゲームオーバー!(ガシャーン!)」なのか。鍵が排水溝から流れていなかったら、扉開けて逃げておしまいなんじゃないのか。思うにこの人、病気にかかる前はお茶目な性格で近所の人気者だったんじゃなかろうか。逆に言えば、病気が彼の人格をここまで捻じ曲げてしまったわけで。やっぱり病気って怖い!その人の体と心を蝕んでいく!だから画面の前の君たちも健康に気をつけて、楽しい人生を送ろうZE!っていうのが製作者の伝えたかったメッセージなのではないかと思いました。
[DVD(字幕)] 8点(2010-08-22 16:05:05)(笑:1票)
74.  エイリアン2/完全版
 終盤、追い詰められたリプリーがロボットに乗って出てくるシーン、「うおおおお」ってテンション上がるシーンのはずなのに、なぜか笑ってしまいました。カニっぽかったからかな?アンドロイド役と隊長役の人の両方がトミー・リー・ジョーンズに見えたので、彼らが出るたびにあのCMが頭に浮かんでしまって、そこでも笑ってしまいました。  ストーリーの方は笑うところなどなく、終始ドキドキしながら観れました。特に序盤の緊張感がよかった。海兵隊が廃墟となったコロニーを探索するところはホラー、チェストバスター登場と成体集団の襲撃からはアクション、パニック映画と、エイリアンが姿を現す前と後で映画の性格がガラっと変わるので、「1」が好きで「2」はそうでもない、って人はその辺に原因があるのかも。私は両方気に入りました。2時間半もあったっけ?と思うほどダレるところが全くありませんでした。1986年公開と、私と同い年なのもポイント高い。
[DVD(字幕)] 8点(2010-08-19 15:05:34)
75.  レッドブル
 舞台はソ連某所のサウナ。屈強な体つきをした男たちが集団でいい汗を流していると、そんな男たちが背景にしか見えなくなるほどのいい男が入ってきます。知事です。モブどもの絡みつくような視線を射殺すような眼光で迎え撃ちつつ、知事は室内を闊歩します。全裸で。突如彼に近づくぽっちゃり気味の愛らしい東洋系の男。彼は人懐こい笑顔を見せたかと思うと、知事に焼きゴテを押し付けます。なんということを…。視聴者がその後の薔薇園的展開を推測してドキドキする猶予を一切与えず、やっぱり男はガラス窓ごと吹っ飛ばされます…。  もうこの冒頭のシーンの面白いこと面白いこと。割れた腹筋が5分で手に入りました。なにしろわけがわからない。なぜサウナなのか?なぜ全裸なのか?なぜモンゴル力士なのか?なぜ焼きゴテおしつけるのか?なんていい笑顔なのか。酒場でモヒカンぶっ飛ばすのと同じような意味を持つこのシーンは、しかしそれを構成する諸要素が少しずつ狂っていて、その結果とんでもなくシュールな光景となっている。なにより私の笑いのツボに直撃してしまった。こんなに心から笑ったことは久しくなかったように思います。本当にいい物を見せてもらいました。  その後知事はアメリカに渡って現地の軽薄そうな刑事とよろしくやるのですが、テンプレ的展開だったので言及しません。冒頭数分のシーンが持つ内容の濃さに比べたら、その後のお話は私にとっては搾りカスのようなものでした。でも普通の人が観ても面白くもなんともなくて、本筋に入ったらすぐ忘れてしまうオープニングだと思います。私がちょっと変なのがいけなかった。  繰り返しになりますが、本当に、本当にいいものを見せてもらいました。あの冒頭シーンがあれば、本編がコマンドーだろうと沈黙の要塞だろうと笑って許せます。素晴らしい映画との出会いを神様に感謝しつつ、ハッテン。
[地上波(吹替)] 8点(2010-08-14 19:18:05)
76.  タクシードライバー(1976) 《ネタバレ》 
 この映画の主人公に共感できてしまうと危険、という評価が散見されたので気をつけましたが、残念ながら「俺が映画に出てる!」というのが私の感想でした。  口を開けば周りと感覚が絶望的にズレていて「お前は何を言ってるんだ」という顔をされたり、女の子に気に入られようと思ってやった超イカす行為でドン引きされたり、人が寄り付かないのは自分のせいという分かりきった事実を全力で無視しつつ、自分とまったく関係のない幸せそうな人たちを悪し様に罵ったり…と、ビデオ録画した自分を見ているような不快さと恥ずかしさを感じました。  極めつけは例の有名な鏡のシーン。私も鏡の中の自分と目が合うとイケメンに見える角度を探して(そんなものない)小一時間格闘した挙句、落ち込んでもう今日は外出するのやめよう…ってなることがしょっちゅうあります。だからトラビスが鏡の前でポーズとって悦に入る姿が痛々しいやら滑稽やらで胸が苦しかった。自分大嫌いなくせに唯一の友達が鏡、なんて皮肉を通り越して悪意すら感じます。終始トラビスの中に没入しての鑑賞だったので、彼があれだけの大事件を起こして自分を変えようとしたにもかかわらず、最後は元通り…ってオチも、トラビス以上に私自身が打ちのめされたような気分になりました。こんなに感情移入しながら観た映画は初めてで、しばらく忘れられそうにありません。  そんな映画でしたが、これは私みたいな人たちよりも、「何考えてるか分からない、気味が悪くて扱いにくい人間が身近にいる」っていう普通の人たちにこそ観てもらいたいと思いました。これ観て普通の人たちが私たちの考えてることを知り、うまいこと操ってくれたら、私たちも犯罪に走らずにうまいこと社会と折り合いをつけてやっていけるんじゃないかなぁ…と思いました。他力本願ですみません。 
[DVD(字幕)] 8点(2010-07-08 21:53:22)(笑:1票) (良:3票)
77.  ライトスタッフ 《ネタバレ》 
鋼のような肉体。畳屋のような精悍な顔つき。ヤクザ一歩手前の手口で技術者達に自分の要求を飲ませる。彼の名はアラン・シェパード。ある日突然ゲロまみれの男と握手させられて、海軍から宇宙飛行士候補生へ。部隊内第1位という優秀な成績でピンポン玉を浮かせ、一目置かれる存在に。大好きな中南米出身のコメディアンのものまねをしたがためにうんこをもらしそうになるが、検査官(中南米系)の慈悲で事なきを得る。しかし小便を漏らす。その後はシリアス路線へキャラを180度変更。スタッフロールに迎えられて映画のオオトリを飾った。うそ。なんでてめえがシメるんだよ。
8点(2005-02-27 02:01:24)
78.  HANA-BI
オーラがあると思う。主役の二人は、説明がなければヤクザとその妾にしか見えないね。
8点(2005-01-29 12:59:54)
79.  アンダーワールド(2003)
「『マ○リックス』のパクリじゃないか?」という批判は、世界観とベッキン嬢の素敵さでカバー。冗談抜きで美人だよ。愛の四行詩とか創ってしまいそうなくらいファンなんで、彼女が年をとる前に早く続編を作ってください。
8点(2005-01-09 14:31:15)
80.  ターミネーター2
これ見た後、プールの時間に「親指を立てながら沈む」が仲間内で流行った。
8点(2004-11-24 17:22:06)(笑:6票)
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4174.66%
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