61. プレデター
《ネタバレ》 ビリーがカッコ良し。 しかし、プレデターとの戦闘シーンとか見せ場無しだったのが悔しい。 出てるキャラたちが個性的だったりと面白い要素が詰まってる。 しかし、こういった妙に凝った設定とか背景が無駄になってたり。 狩られる恐怖、このスリリングな状況のクオリティーは凄まじい。 シュワちゃんのギラギラした若々しさも見ものです。 ジャングルという地形を利用したサバイバル戦術なんかも見てて楽しめる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-05-10 07:14:54) |
62. シャイン
《ネタバレ》 自慢の息子が自分の手から離れていく、その不安。 ピアニストとしての有望な将来、それへの嫉妬。 父親のエゴともいえる愛情を感じさせます。 その存在が、今一歩の消化不良感を残しますが 二人の関係を和解させるなど、映画化に際し美談にしなかったところは評価できる。 実話が元であるが、やはりそこは映画・・脚色もあり削ぎ落とされている部分も多い。 デヴィッドの感じていた重圧がどれほどのものか、素人の自分には計り知れないが ラストの復帰リサイタルには胸に熱く込み上げるものがあった。 ジェフリー・ラッシュの演技も記憶に残る。 世界を覆い隠す霧を晴らすには、良き理解者と愛の必要を感じた。 作中のデヴィッドも愛に飢えているような描写が多々見られる。 ---「すべては愛に」 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-24 21:33:15) |
63. ザ・フライ
《ネタバレ》 人間が人間でなくなる、その恐怖。 じわじわと外面だけでなく内までも変貌する様はグロテスクであり、 一級のホラー要素を醸し出している。 視覚的な刺激が強いのでそこに囚われがちだが、 実は珠玉の純愛作品として仕上がっていたりする。 最後、醜く変わり果てたセスがベロニカに静かに銃を向けさせるシーンは 切なさで胸がいっぱいになります。 もう少し葛藤する尺を伸ばしてくれればなお良かった、少し撃つのが早い。 酔った勢いで何かしちゃうと後悔する、良い勉強にもなります。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-20 09:41:02) |
64. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
《ネタバレ》 個人的にはそこまで絶体絶命の危機、というものを感じなかった。 ここまで来るとあの『チキン(腰抜け)』もパターンに組み込まれてますし。 PART2で既に「荒野の用心棒」が伏線として張られていて このPART3での決闘の逆転劇に繋がったのはなかなか面白かった。 ドクが科学者としてのプライドとか信念より恋を取ってしまったのが不本意。 あの機関車型タイムマシンも少しばかりやりすぎ感が漂う。 過去ということもあり、やれることに制限があったことから こじんまりとまとまった印象がある。面白くないわけではない。 良くも悪くも『普通』になってしまったかな。 それでも思い出のシリーズであることは間違いありません。 [DVD(字幕)] 7点(2006-02-14 22:09:35) |
65. ブルース・ブラザース
そう、これはドリフのコントだ。 キャストも豪華で音楽も秀逸。 ちょっと演出過多、な部分は否めませんが私は笑わせてもらいました。 しかし、この作品は意見分かれるでしょうね。 音楽に乗れるか、それが鍵。気づけば一緒に飛び跳ねてたら合格。 太っちょ兄貴が凄い好き、あのキラキラした瞳に心奪われるところでした(笑)。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-28 02:56:43) |
66. シティ・オブ・ゴッド
観ているこっちが狂ってしまってるんじゃないか、そう思うほどに感覚が麻痺してしまった。ハードな話なのにそれを感じさせない軽快なテンポ。実話ベースだというのを忘れるくらい。・・と、それは脚色が利いてるからだろうけど。重いはずなのにアッサリしていてしつこくなく、サラリと見終えた感があります。基本的に好きなジャンルではないのですが、映画としての完成度は高いと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-18 07:13:42) |
67. JAWS/ジョーズ
あの旋律が流れる・・・『鮫が来るっ!』『ジョーズだ!』という図式を生み出したのはもはや伝説か。古い作品ではあるがそれを感じさせないパワーがあった。鮫が作り物で・・という意見も多いが気にならなかった。目撃例だけで見ると劇中のホホジロザメ、ありえないという大きさではないようだ。そう考えると海にはあまり行かない自分も背中に怖気を覚える。印象に残るシーンや見せ場が一つや二つでないところがこの映画の特筆すべきところ。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-10 12:26:15) |
68. トレマーズ
世界が・・!?みたいな展開じゃなく片田舎ってところがまさに「B級映画」。それが好い。若き日のケビン・ベーコンが見れます。というか普通にカッコイイ、そこら辺も楽しめます。突っ込みどころ満載なんです。だけど全力なんです。馬鹿やってません、真面目です。真面目に全力です。そういったひたむきさ、爽やかさとかがにじみ出ているのがわかるのは良い映画だなと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-09 20:33:42) |
69. ジャンプ
『if..もしも』的な話。だが主人公が純粋な気持ちで彼女の行方を案じ探す裏で、女の奸計が巡らされてましたというのを描いたかのように見えたりもし何ともかんとも。他人の意思が働いて互いの人生がすれ違ってしまうのはどうもスッキリしません。でもそのやるせなさが妙に心地いい。ラスト、林檎を齧る姿にそういった切なさみたいなものが詰まっている。原田泰造の自然な演技は好い感じ、相手役の苗木と良くマッチングしている。牧瀬里穂はちょっと演技に力入ってて浮いてるかな。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-03 16:10:55) |
70. ニューヨーク1997
伝説の英雄スネーク・プリスケン。彼を掘り下げるにはラストのテープ挿げ替えや大統領への質問では少々不足してるかなと思えなくもないが。無口で無骨な彼はまさに『漢』かもしれない。しかし、伝説級の兵士という前歴がありながら迂闊っぷりが目立ちその姿に『俺のプレイするメタルギアソリッドのスネイク』を重ねてしまうのだった。HAHAHA。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-02 15:34:57) |
71. 何がジェーンに起ったか?
ベティ・デイビスが演じるジェーンが強烈。ひたすら歪んでる。あの顔、あの衣装・・キツイ。ドキドキしつつゾクゾクもし、そして戦慄した。しかし長いのが致命的だったかな。後半は一気に畳み掛けたが。ベイビー・ジェーンという名そのままにジェーンは成長しなかったんだなぁとこの顛末に物悲しさを憶えたり。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-02 13:05:43) |
72. 告発
《ネタバレ》 VICTORYという言葉を胸にヘンリーは逝った、独房で。 ジェームズは間に合わなかった。 だが、ジェームズはヘンリーを救ったのだ・・確かに。 裁判の勝ち負けではない。 そんなわけで、ラストの囚人達の行動は少し演出過剰だったと思う。 ぶち壊しというわけではないが一歩引いた目で見ていたことに気づいた。 印象に残ってるシーン、全編に渡るヘンリーとジェームズのやり取りもだが ラストのカード投げ、そしてブランチとの・・。 なかなかどうして頭から離れない。 実話ベースでもあり心にかなり『ズン』と来ます。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-14 01:20:24) |
73. シン・シティ
つまらなくはない。映像表現が面白く、モノクロを基調に赤や黄色などのアクセントを加えて視覚的な刺激を与えてくれる。だがどうにも乗り切れないままに気がつけばエンドロール。あっという間。キャラクターに魅力はあるのだが3エピソードの一体感みたいなものは感じられなかった。3人の主人公が食い合ってるのかなぁ、非常に惜しい。もうちょっと彼らを・・いやシン・シティを見せてくれよ~と素直に思った。珍しく映画館に赴いたから余計に。 [映画館(字幕)] 7点(2005-11-02 02:52:29) |
74. フェティッシュ
子供みたいに殺人に興味を抱く主人公が印象的。フェチズムに溢れています。このような主人公を置いてどのように話が展開されるのか期待したのだが特に広がりは無くサラリと終わる。「ほら~切った首喋るじゃない」と言わんばかりのガブリエラの得意げな感じが良し。 [DVD(字幕)] 7点(2005-10-06 21:33:03) |
75. 12モンキーズ
テーマ曲が秀逸で流れる度に気になりまくり。ブラピがカッコよろしくない、イカレタ演技をしてくれる。あの片目カラーコンタクトでガチャ目なのもそれに一役買っている。アクが強過ぎた感があり真犯人の出番も全然なので、人によっては「出番余り無いヤツが犯人でそりゃないよ」、「あの映画はブラピだけが見所だな」・・になってしまうかも知れない。散りばめられた伏線はラストで収束するので一掃されるかもだが自分は度々聞こえる声が心残り。某所では小道具と説明されていたがもっと上手く使えた気がする。妄想?現実?そこら辺の引きが弱かった気がちょっとする。この映画は阻止する(未来を変える)ことは無視していたりする、そこが面白い。あくまで起こってしまった未来のためにウィルスの原体が必要だったのだ。パラレルワールドやタイムパラドックスなど問題が色々(詳しくはないが)、単純に犯人を止めて『はい、ハッピーエンド』・・とはいかないわけです。 [DVD(字幕)] 7点(2005-09-28 21:52:13) |
76. トレインスポッティング
どうしようもない自分、どうしようもない仲間たち。 薬も友達も一度縁を持ってしまうと簡単には拭い去れないもんです。 ダイアンの存在が今ひとつ。 好みな見た目、キャラだったのでもう少し出番が欲しかった。 音楽の助けもありテンポ良く話が進む。 汚いシーンが少なからずあり、声高に薦めるのは気が咎める。 最悪の状態から一気に畳み掛け這い上がるラストはスカッとする。 [DVD(字幕)] 7点(2005-09-23 05:02:00) |
77. コンスタンティン
キアヌがカッコいい、髭濃いくせに。マトリックスではショボかったくせに。ガブリエル様お綺麗です、ハーフブリード(天界/地獄からの使者)だそうだがガブは自分の浅い知識によれば超高位天使。最初の登場はいいが後半の彼女には首を傾げるかも。でも漫画やゲーム等の間違った知識、イメージが植えつけられてるのでどうでもよかったり。超メジャーな俳優というとキアヌぐらいなもんでそこら辺新鮮な気持ちで見れた。ジャンル問わず最近の映画は銃でドンパチという身も蓋もない展開ばかり。これにも銃は出てきますがエクソシストよろしく普通の悪魔祓いっぽぃこともします。メリケンサックはめて殴ったりもします。翼が捥げ人間になったガブ様が一しきり愚痴った後プールに沈むシーンで爆笑。何故戻ってるねん、と。続編が出るくさいですがラブは絡めずにやって欲しいです [DVD(字幕)] 7点(2005-09-22 08:09:44) |
78. “アイデンティティー”
ああいうエンディングではあったんですがね、こう言うのもなんなんですがね・・凄い心地よい後味を残してくれたんですよ。わかり易かったのが大きいと思います。いやほんと。目的も明瞭、説明も十分、疑問も無し。久々に大傑作っていうわけでもないが平凡というわけでもない絶妙な立ち位置の映画を見た・・って感じ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-19 08:20:42) |
79. アメリ
ささやかな幸せの寄せ集めって感じの映画です。 こういう娘は今風で言うとウザ可愛いって言うのかな、ちょっと違うかな。 オサレじゃなくてお洒落。素直に観れました。 ストーリーは単調ではあったけれどその魅せ方、演出がとても良かったと思う。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-17 00:37:13) |
80. アメリカン・ヒストリーX
エドワードノートンの演技、存在感も凄いが弟役のエドワード・ファーロングもまた良かった。ノートンの心変わりのきっかけとなった刑務所のエピソードが少し短く感じられた 。ラストシーンは衝撃的で色々考えさせられた。怒りはぶつけることは出来ても消えることは無い。ではこの映画はなんだったのか問題を提起しただけか、何らかの結論を出すべきではなかったのか。それは間違いだと思う、答えなんて無いのだ。自分はこれで良かったと思える。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-05 04:12:19) |