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Northwoodさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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61.  リチャード・ジュエル 《ネタバレ》 
例によっての実話もので、佳作だと思います。役者さん、特にサム・ロックウェルとキャシー・ベイツが素晴らしかった分、「15時17分・・・」よりは上と思いました。ふむふむ、ということは7点より下ではないな、とはいえ、8点という感じでもなく。  実際にあったことだから、演出がとにかく控えめになるのはこのところの御大の一貫した姿勢ではあるんだけど、個人的には、創作の話であったとしても、許されざる者に強く心を動かされたし、チェンジリングだって、あのラストシーンの「希望」が最も強く印象に残っています。 もうそんな映画は撮ってくれないのですかねえ。
[映画館(字幕)] 7点(2020-01-21 00:43:48)
62.  フォードvsフェラーリ 《ネタバレ》 
十分面白い映画なんだけど、タイトルには偽りありかなあ。 無敵のフェラーリに対し、果敢に戦いを挑むフォードのレーシングチームの熱い物語!ってのを期待していたんですが、とにかくフォーカスはひたすらケン・マイルズ(と家族)にあたっており、映画冒頭で主役然として出てきたシェルビーの描写すら、中盤以降は足りないのでないかと感じるくらい。 いわんや、なかなか貫禄あって良さげだったフォード2世やエンツォの両社長の出番においておや。 チームのメカニックの人々や、ライバルレーサーの描写などももう少し織り込めればもっと面白くなったような気がします。
[映画館(字幕)] 6点(2020-01-13 17:20:57)
63.  スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 《ネタバレ》 
前作で不評だったストーリーを、最初のタイトル後の説明文で全部なかったことにして、いきなりよくわからない話が始まるという今回。正直、シリーズの意味なし。 破綻したストーリーを紡ぐために、監督が頑張ったのはわかるけど、詰め込みすぎで、ごちゃごちゃしてます。 物語のキーポイントでオリジナルのキャラクター、ルーク、ハン、レイア、チューイ、3PO(今回R2の出番少なし)に頼る羽目になるということは、結局、何年もかけてきたこのシリーズで魅力的なキャラが一人も出なかった証拠。 でも、カイロ・レンの扱いは腑に落ちました。こちらのほうが、俳優さんのキャラクターにあってるね。  シスとジェダイについて一言だけ。どちらもフォースを力の源とする両者で、フォースの使い方に制限が無い分、強さは圧倒的にシス>ジェダイであり、シスを滅ぼすためにフォースを使えないという大きな矛盾がスター・ウォーズの世界観の根源にあったと思っています。 エピソードVIで、ルークは所詮ジェダイの見習い程度であり、とはいえ仮にルークがジェダイマスターだとしても皇帝には歯が立たなかったと自分では解釈してました。だから、ベイダーが、フォースを使うのでなく、力づくで皇帝をシャフトに放り投げてハイ、オシマイとなったあのシーンは、あっけなくはあっても、納得のいくものでした。 ところが今回は、そうですか、フォースでやっつけちゃうんですか。返し技のようなものではありましたが・・・  ま、作らなくてよい三部作でしたね。
[映画館(字幕)] 5点(2019-12-22 18:58:09)(良:1票)
64.  アナと雪の女王2 《ネタバレ》 
おとぎ話の“めでたしめでたし”のその後を描くという難しい命題に挑んだ意欲作。 全編を覆う、死と破滅を予感させる不吉な雰囲気は、天下のコメディリリーフ オラフをもってしても払いきることができず、 終始シリアスな展開が続きます。 終盤でのオラフ退場&アナの絶望を見るに至って、「もしかしてこれは、悲劇をやるつもりなのか!?」と半分覚悟までしました。 基本的には幼い良い子向けのディズニーアニメで悲劇をやるということの是非はあるにしても、 それはそれで歴史的な名作になるかも・・・と思ったのもつかの間、ラストの怒涛の魔法の展開で、そこそこ無難な着地点に。やや肩透かし。 全体的には悪くはなかったのですが、今回魔法の力があまりに都合よすぎるという感じはありましたね。  <2週間ほどして追記> 色々なところで本作のサントラを耳にするにつれ、じわじわと好きになってきました。 確かに、耳になじみやすい歌はないけれど、音楽全体としては前作を超えているんじゃないか? Show yourselfのサビの部分は、聞いているだけでも鳥肌です。1点加点しちゃいます。アアー、アアー!
[映画館(字幕)] 8点(2019-11-30 00:57:22)
65.  ジョーカー 《ネタバレ》 
映画としての完成度は大変に高い。それだけ評価するなら8点以上はあるでしょう。 すでに大きな賞を受賞しているようですが、今後ももっと勲章が増えることでしょう。  でも、この映画は、私の価値観とは全くの対極に位置する。  どうしても想像してしまう、過去のいくつかの通り魔事件や、 つい先日の京都の事件を思うとき、 よくこの映画が日本で上映禁止にならなかったものだと思う。
[映画館(字幕)] 0点(2019-10-08 00:41:30)(良:2票)
66.  アド・アストラ 《ネタバレ》 
●海王星付近に、主人公の父親に絡む大きな謎があるかも→何もありませんでした。 ●観客を楽しませるために、いくつかのスペクタクルシーンを用意しました。(冒頭の落下シーン、サル襲撃、火星着陸ミッション、ロケットに強引に乗り込み&クルーとの格闘、海王星リングを盾で突破)→ほぼ無意味。SFのリアリティを大きく損ねるマイナス面のほうが大きい。 ●では何の映画だったの?→なんと50がらみのオッサンの自分探しの旅でした。しかも80になろうかという父親の姿を反面教師にして。  名優たちの無駄遣い映画でした。ブラッド・ピットは製作も兼ねているようなので同情の余地なし!
[映画館(字幕)] 2点(2019-09-26 00:40:58)
67.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 《ネタバレ》 
かなりマニア向けの映画で、たぶん私は、面白いところの半分も理解できていないのだろうと思います。 だから、上映時間の半分くらいは退屈してしまいました。 話の中心は、ポランスキーの妻シャロン・テートの悲劇(これくらいは知っていた)で、主人公2人の架空の人物を隣家に配置することで、この大悲劇をイングロリアス・バスターズと同じ方式で歴史改変し、ハッピーエンドにしています。 タランティーノにしては、えぐいシーンがかなり少ないので、それはホッとしたところ。 面白かったのは、名優ディカプリオが、さえない三流役者を、しかもNGシーンを連発するようなシーンを演じたところ。NGシーンを上手に演じるって面白かった。
[映画館(字幕)] 5点(2019-08-31 22:00:39)
68.  トイ・ストーリー4 《ネタバレ》 
一言でいえば、主張がぶれている、に尽きる。ちなみに、当方1~3までは大好きです。「3」のラスト、アンディからボニーに持ち主が変わったところで、いずれ飽きられて捨てられるかもしれない、というおもちゃの残酷な運命は何ら変わっていないということは、分かっちゃいました。だけど、このシリーズの一貫した主張「おもちゃは持ち主に愛されることが至上の幸福である」があればこそ、あの幸福感と喪失感の混然一体となった最高のエンディングとなったのでしょう。まさかそれを根こそぎひっくり返してしまうとは。 今更、「2」のアンディのもとに帰るか、東京の博物館に行くのか、どちらが幸せかと同じ選択をやるとは思わなかったよ。しかも今回は結論を変えちゃったし。 続きを作るのが難しいなら、無理して作らなくてもよいのに。 映画のクオリティーが低いわけでは決してありません。でも、見る前の大きな期待感に反し、残念ながら見終わった後に得たものはなんとも言えないもやもや感でした。  ・・・!!・・・ちょっと待てよ。思い出した!確か前作の冒頭で、緑色の小さい兵隊の人形って、「アンディは成長した。作戦は終了した!」とか言って、勝手に家を出て行ってなかったっけ?ということは、今回ウッディが悩みに悩んで出した答えは、実はおもちゃによっては初めから当然のことと考えているということか?じゃ、持ち主に愛されることがおもちゃの幸福、というのは、劇中でボーが指摘していたように、この世界観の普遍的な真実ではなく、あくまでウッディの価値観だったということ?それならこの展開もありなのか!そこまでひっくり返すか、ディズニー!!恐るべし。
[映画館(吹替)] 6点(2019-07-15 14:40:38)(良:1票)
69.  アラジン(2019) 《ネタバレ》 
恒例になってきたディズニーアニメの実写化。アラジンの実写化には、何といってもあの奇跡のキャラクター・ジーニーをどうするかという壁があったはずですが、ここにウィル・スミスを配した瞬間にこの映画の成功は決まったようなものでしたね。オリジナルの良いところをほぼ余すことなく再現してました。オリジナルを見たことがない人がこれを見たならば、8~10点評価になったって何の不思議もありません。 ウィル・スミスは、ほんとにはまり役だったなあ。なんかの助演男優賞をあげてほしいところです。 しかし、もはや実写といっても、その表現力はアニメと何ら変わりなく、ほぼ無限になってしまいましたね。予告でやっていたのですが、次の実写化(というのは変で、実写風のフルCG化なんでしょうが)企画はライオン・キングですか・・・しかも、あえて動物をデフォルメせず、写実的に表現するという・・・幾分自己矛盾的なこの選択の目的は一体何なんだろう。まさか、将来的には実写風ミッキーマウスをやろうとでもいうのだろうか?だとしたらディズニー恐るべし。
[映画館(字幕)] 7点(2019-07-11 00:32:45)(笑:2票)
70.  X-MEN:ダーク・フェニックス 《ネタバレ》 
世間での(このサイトでも)あまりの不評のオンパレードに、見ずにスルーも考えたのですが、X-MENシリーズは思い起こせば第一作目から一つも欠かさず劇場で見続けてきたこともあり、なんでもこれがFOXでの最終作ということらしいので、ご祝儀のつもりでお金払って見てきました。 なーんの期待もしていかなったので、「思ったよりは悪くない」というのが簡単な感想。でも、やっていることは、内ゲバやっている間に外部から強敵が現れて結局共闘が始まるという、東映特撮vsシリーズと同じ流れで、工夫は感じられない。これなら、ストーリーとしてはLast Standのほうが圧倒的に良いですね。 せっかくのジェームス・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダーの名優二人がすっかり脇役扱いなのももったいない。もともと、この二人の関係性を掘り下げていくのがこのシリーズの基本路線だったはずなのに、最後のチェスのシーンくらいでお茶を濁されては、まったく不満足。本当にこれで終わりにしちゃうの? なにより、今回もまた言わせてもらいますが、ジーン役の女優さんには、丸顔のボーイ・ジョージのような人でなく、もっとこう、可憐な人が良かったのではないかと・・・
[映画館(字幕)] 5点(2019-07-02 01:09:25)
71.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 
予算も人も一杯かけているんだろうにねえ・・・ 人間ドラマ部分の“不出来”具合は前作を上回り、かと言って、スペクタクルシーンも怪獣たちの足元で逃げ回る人間たちのクローズアップばかりが多用されて、見栄えのするシーンはごくわずか。はっきり言って予告編のほうが出来が良い。 芹沢博士も何がしたいんだかさっぱりわからんし。 初代のゴジラを米国でロードショー公開する際は、ドラマ部分をばっさりカットしてドキュメンタリー風に公開したと聞いています。今作は逆に同じことしてやればよかったのに。
[映画館(字幕)] 1点(2019-06-01 17:28:24)
72.  アベンジャーズ/エンドゲーム 《ネタバレ》 
最初の20分くらい、サノスの首を取ってから「5 years later」までの流れは、一体話をどこに着地させるのかと、腰を抜かすほど驚きましたが、すぐ後に「結局タイムトラベルものかよ!」とガッカリ。特に、タイムパラドックス関連では、何が許されていて、許されていないのかがよくわからないのも不満でした。 しかし、スーパーヒーローものではほぼタブー(最近、ローガンで例外が作られてしまいましたが)の、ヒーローの死にすら踏み込み、各人の物語に、逃げることなく丁寧に決着をつけていく本作に対して、細かい減点はやめることにします。 私が思うに、全体の幸福のために半数の命を犠牲にするサノスの考えと、多数の幸福のための少数の自己犠牲を厭わないアベンジャーズの考え方には、質の違いはそれほどなく、ただの量だけの違いです。まあ、圧倒的な量差ではありますが。 ただし、サノスは、その犠牲を払って得る対象が不特定多数の幸福であるのに対して、アベンジャーズ側は、身近な愛する者の幸福。この一点においてスーパーヒーローもただの家族の一員であることに一般人と全く変わりがないこと、守るべき対象が身近な人特に家族であることが、はっきり示されます。(だから今回、やられ役の一般市民がほとんど出てこないよね。えーと、ワガンダ国民は皆スーパーということで。)結局、アントマンとホークアイは家族を取り戻す一方で、ペッパーとワンダはパートナーを失う。スターロードは微妙な感じ。ラストシーンでは、キャプテンアメリカはもっとわかりやすく、家族を優先してヒーローの座を降りてしまう。サノスも、娘の命を優先できるだけのエゴがあれば、あんな行動をとらずに済んだのでしょう。結局、「自分の力の及ぶ限り、身の回りの人、特に家族を大事にすること」がスーパーヒーローの普遍的な条件である、ということが示される。この考え方があっているかどうかなど、結局誰にも分かるわけもありません。ただ、身の回りの人を救うほうがわかりやすい、というだけのことです。しかし人間が何かを判断する基準にそれ以外のものがあるでしょうか?また、少なくとも人類の歴史的には全体主義を標榜するものは例外なく胡散臭いのも確かです。 一番感心したのはソーの扱いでした。本編では終始格好悪い役回りだったソー。彼は、生まれついての王様であって、背負っているもの(アズガルドの民全員)が誰よりも大きい立場でした。その彼を、宿命から完全に解き放つためには、姿からあのように変えざるを得なかったのでしょう。ラストの彼の明るい、楽しそうな笑顔が印象的でした。また、ロバート・ダウニーJr.に最大限の賛辞を。 本編を見て、前作の再評価をしておきますが、やっぱり「なかったこと」にしちゃうというのはどうなのよ、ということで、2作合わせて19点かなと思います。
[映画館(字幕)] 10点(2019-05-01 21:47:36)
73.  バンブルビー
いやー参った。予告編を見たときはそうでもなかったのだけど、主人公の女の子がかわいくてかわいくて。(従って甘目の点数) バンブルビー相手じゃほとんど一人芝居だったのだろうけど、大変演技も上手く、いくつかのシーンですっかり泣かされてしまった。 楽しみな若手の女優さんが出てきたもんだな、と思ったら、なんと!トゥルー・グリッドの女の子だったのか! なるほど、演技が達者なわけですな。
[映画館(字幕)] 7点(2019-04-06 17:29:50)
74.  ブラック・クランズマン 《ネタバレ》 
なかなかスリリングなクライムサスペンスもので、結構楽しめました。 でも、見ている間中、次の2点がずっと気にかかってました。 1・これだけ人間のダークサイドを強調する内容の映画が、よくもまあレーティングがGであったもんだ。確かに暴力的なシーンや性的なシーンはないけれども、正直中学生以下の子供には勧められないな。 2・なんでまたこんな古い60ないし70年代を背景とした物語を今頃映画化したのか? 後者については、ラストの実際の映像と逆さの星条旗を見たところで納得はできましたが。というか、映画全体が、あのラストシーンにつなげるための長ーい前振りということね。 それにしても、やはりアダム・ドライバーはなかなか良い俳優ですね。カイロ・レン役がどうしてあんなに魅力がないのかが不思議なくらいです。
[映画館(字幕)] 6点(2019-03-28 23:48:20)
75.  キャプテン・マーベル 《ネタバレ》 
ブリー・ラーソンがとっても魅力的で、これは加点要素。でも、この点数かな。 整合性も何もないストーリーはどうでもよく、辛うじて旧友との交流シーンが少し良い感じというだけ。 スーパーパワーを駆使しての格闘シーンやドッグファイトなど、見せ場はたくさんあったはずなのに、興奮するシーンや印象に残るシーンが一つもないというのは、よっぽどアクションシーンの見せ方が下手だったのだと思います。
[映画館(字幕)] 5点(2019-03-20 00:45:32)(良:2票)
76.  スパイダーマン:スパイダーバース
ストーリーにはそれほど感じ入るものはないけど、映像はすごいです。 自分の心の中では映画の作品としての「格」は、実写映画>アニメーションと認識していたのですが、映像の表現力という点ではもはや逆転しているのかもしれませんね。
[映画館(吹替)] 7点(2019-03-16 18:31:40)
77.  運び屋 《ネタバレ》 
うーん、思った以上に小ぢんまりした作品でした。 せっかく、イリノイ、ニューメキシコ等(テキサスもあった?)広い範囲を舞台とした物語なのに、たぶんいつものようにちゃっちゃと撮影してしまったのでしょう、地域性や季節感が全くと言ってよいほど感じられなかったのが、残念。 ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーンなど、豪華な配役の捜査陣も、やたらと登場するくせに、物語の核心に一歩も近づかないのもどうなのよって感じだし。 重要な脇役っぽく出てきたメキシコ人とフィリピン人も、最後はフェードアウトしてしまうし。 なんか、せっかく御大自ら出演したというのに、作りが珍しく雑でした。  なによりも、いくらなんでも改心するのが遅すぎでしょ。
[映画館(字幕)] 5点(2019-03-09 01:14:20)
78.  グリーンブック 《ネタバレ》 
良い映画ではあるんだけど、既視感たっぷりのありがちなバディ物で、ちょっとずつ物足りない感じ。 おそらく、抑えめの演出や、型にはまったようなエピソードをあえて避けているのは狙ってのことなんでしょうけど、淡白すぎ。 冒頭、黒人さんが使っただけのコップをゴミ箱に捨ててしまうようなレイシストの主人公が、ドクターと仲良くなっていく過程は、本当はもっと盛り込むべき物語が欠けてしまっている印象。 タイトルにもなっているグリーン・ブックが大して活用されないのも消化不足。 トニー役は、もっと強烈な悪役面した俳優のほうが良かったかもね。昔であれば、ジョー・ペシとか。ヴィゴ・モーテンセンでは、老いて腹が出たとはいっても、さすがにかつての中つ国の王様で、最初から善人のオーラがにじみ出てしまっている。もっとも、タバコの量はだいぶ増えたようだけど。
[映画館(字幕)] 6点(2019-03-05 01:03:49)(良:1票)
79.  ライトスタッフ 《ネタバレ》 
ファースト・マンのところにおおむね感想書いてしまったので詳しくは描きませんが、この映画以上に「男のロマン」が詰まった作品を、私は知りません。
[映画館(字幕)] 10点(2019-02-09 00:55:27)
80.  ファースト・マン 《ネタバレ》 
アポロ計画という宇宙開発史の真打の映画化ということで、期待を膨らませて初日に駆けつけてしまいましたが、これがびっくりするくらい退屈で、高揚感にかける映画でした。 やたらと人物のアップを多用し、ブレまくるカメラワークも、当方には苦痛でした。 人命がかかっているにもかかわらず、ただの早いもの勝ちの意地の張り合いになっていた米ソの宇宙開発競争の是非なんてテーマはとっくに「ライト・スタッフ」で描かれていて、そこでは最終的に宇宙飛行士たちの行動原理が、男の夢とロマンとプライドに昇華されます。(したがって、奥様方は添え物のような扱い。「ライト・スタッフ」はたぶん女性には受けが悪いと思う)一方、本作では、多くの犠牲を払ったがゆえに単に引くに引けなくなっただけで、しかも娘を失っている主人公は既に生への執着をなくしていたがために、どんな危険な任務でも遂行できた、みたいな描写になってます。 帰還してから、世論が一転して偉業をたたえ、月面着陸が人類史に及ぼす影響など考えだすのと逆に、ニール本人はひたすら個人的なことにしか関心が向かず、ようやく娘の件から立ち直りはしたようではあるが、自分の達成したことの意義を全く認識していないようでした。(じゃあ、最初のジェミニ計画の面接での偉そうなセリフはなんだったの?) ニール・アームストロングって、ほんとにこんな人だったのでしょうか?もしそうなら幻滅だし、そうでないなら名誉棄損レベルと思う。いずれにせよ、映画にするような題材ではないな。
[映画館(字幕)] 2点(2019-02-09 00:48:32)
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