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TANTOさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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781.  そして、バトンは渡された 《ネタバレ》 
正直、前半は見ていて気持ちの良いものではなかった。自分の都合で男を取っ替え引っ替えする女性をあそこまで美化して描くことにけっこうな違和感と不快感を覚えたし、もっと言えば家族になんの相談もなしにいきなりブラジルに行くとか言い出す水戸さんもあり得ない。あの場での梨花の反論は真っ当だと思ったし、みぃたんの動揺も当然だろう。さらに、こういう映画てはよく見るシーンだが、ブラジル行きか日本に残るかを子供に選択させるなんて最低である。あのシーンだけでも梨花の人格を認めることはできない。しかも彼女はちょいちょいその手を使い、子供のみぃたんですら「ママずるいよ」と言いたくなるほど実際ズルい。病気だからって、お世話になってる人の家の中で「もっと違う彼氏探してくるね!!」とか子どもの前で言うかね。そういうあれやこれやを、「病気だったんだ」のひと言で全て無かったことにするこの映画のシナリオははっきり言ってどうかと思う。彼女の行動の理由づけは一応ついたし、それなりに説得力のある説明だったとは思うが、それでチャラ?私は全然納得いきませんでした。  森宮さんと娘の優子ちゃんのストーリーは結構見応えありました。愚直ではあるが、あんなふうに認められる父親になりたいものだ。学校での優子の立ち位置がなんだか分かりづらかったのが気になりました。いじめられてるのかと思いきやそうでもなし、あの学校生活で何を伝えたかったのかはよくわからなかったです。  総評として、ヒロインである梨花を都合よく描き過ぎたことでの不快感を拭えない映画でした。
[インターネット(邦画)] 3点(2022-12-23 06:38:13)(良:1票)
782.  ナラタージュ 《ネタバレ》 
この葉山という先生の行動がよくわからない。工藤の言うとおり思わせぶりな態度ばかり取り、いざ相手がその気になったら「そんなつもりはない。」 卒業式にいきなりキス、そこから約二年放置。その後急に電話で部活へ呼び出す。体調を悪くした一人暮らしの女子大生の家にいきなり出向き、手作りのお粥を食べさせてあげて、「そんなつもりはない。」はさすがに笑えるレベルでありえない。 私にはわからないが100歩譲って本人たちにしかわからない感覚というものもあるだろう。そういうことは私にもある。ただ映画として描くならせめて観ている側に伝わるような配慮や工夫が欲しかったというのが正直な感想。  また、ひとつひとつの出来事があまりに唐突で展開に感情が追いつけないことがしばしば。葉山の妻がいきなり放火するとか、演劇部の子が飛び降り自殺を図って、原因は誰かに襲われていたとか。突然出てくるキャリーケースの変質者とか。演劇部の子を襲った男ってあのキャリーケースのやつなのかなとか思ったけどその辺の説明も何もないし。消化不良感がすごい映画だった。  だったので、小野くんのエピソードとか映画館のくだりとか、ひと通りどうでもいい。そんなことより、ってことが多すぎて。キャスト頼りの映画って感じでした。
[インターネット(邦画)] 3点(2022-12-04 10:27:15)
783.  台風のノルダ 《ネタバレ》 
少し前にNetflixでダウンロードしてあって、いざ今日見てみるまでこのような短編ストーリーとは知りませんでした。  で内容の感想ですが、例えばこれが大学生などの自主制作映画だとしたら(にしては映像が綺麗過ぎますが)、 すごーい キレーイ と驚く作品なんだと思います。 ですが大人が仕事として作った作品としてはもう少し作り込んでほしかったというのが感想です。先にレビューされてる方も書かれていましたが、途中で予算が足りなくなったとかそういう事情があったんでしょうか?冒頭すぐに裸の少女、いきなり男子二名がケンカを始め、台風も同時に来て、世界は終わりだと聞かされ、、って色々急すぎるわ!! 本当ならもっと男子二人が野球部で活動するシーンだったり試合のシーンだったり、台風の前振りとか、何十分かそういう下地があってのあの冒頭のシーンだと思うんだが、そこがすっぽり抜けていてもうほんとに急。途中ケンカ相手の西条くんが東に呼び出されいきなり世界が終わるから少女を助けてとか言われて「大事な話ってそれかよ!!!」とキレるシーンは全くもってその通り。あれがある意味この映画の視聴者の反応でもある。いきなり物語が展開していきなり世界の終わりを告げられていきなり鉄塔の上で雷に打たれる女の子がいて「いや急になんだよ!!!」と言いたくなる。  一度、しっかり長編としてみたい映画だなとは思いました。現時点ではちょっと。エンディングの曲の時間すらもったいない。
[インターネット(邦画)] 3点(2022-09-12 21:27:12)
784.  テラフォーマーズ 《ネタバレ》 
アニメの実写って、何をどうしても日曜の朝からやっている特撮ヒーローものの長編版、の域を出ない。特にこの『テラフォーマーズ』では、バグズ手術の昆虫の説明がまるっきしそんな感じだった。いきなりどこの誰とも知らない人のナレーションで、「クロカタゾウムシは〜」とか「サバクトビバッタは〜」とかされてもどこか白ける印象を持ってしまいました。マンガの解説は大変興味深く読めたのですが、あれがナレーションとなるとまた悪い意味で印象が変わりますね。弱った。  やはり私はアニメやマンガの実写映画は受け付けないようです。あと、やはりマンガなら配役の国籍や容姿は自由自在なのですが、それを実写でやろうと思うといろいろ無理が出るんですね。マンガなら大体は日本人じゃないのに映画では逆に大体が日本人。。。いや別に日本人だからダメというわけではなくて、原作ベースで見ようとするからダメなんですけどね。他にもマンガやアニメベースの実写版のレビューでも同じこと書いてますが、原作があればそれを元に視聴者が期待するのは当然で、そこに寄せる努力が感じられない映画はやっぱり視聴者軽視だと思う。すごくうがった見方をすれば、作品の名前を借りた興行収入目当てかな、と思ってしまう。なんか三池監督とかキャストもやたらと豪華なメンバーでしたが、変な特撮メイクで誰が誰とかあんまりわからなかったし。最後のクレジットで、あー山Pとかいたんだとかゴッドリーってケインコスギだったんだと分かったくらい。非常に無駄遣いがすぎる映画だなと思いました。  別にこの『テラフォーマーズ』が特にダメというわけではなく、実写映画全般が同じツッコミどころだということがダメなんだと思う。今のところ実写で素晴らしい!と思えた作品には一回も出会えたことはありません。。。私見ですので、悪しからず。
[インターネット(邦画)] 3点(2022-08-01 23:06:12)
785.  記憶屋 あなたを忘れない 《ネタバレ》 
都市伝説としてまことしやかに流れる噂の中の人物、記憶屋。記憶屋はどこからともなく現れ人々の記憶を消すと言う。そんな記憶屋を巡って話が流れるのですが、この映画は記憶屋を探す探偵的要素が大半を占めます。記憶屋とは誰で、どこにいったら会えるのか、手がかりを求めあっちこっちへ。記憶屋そのものがどうと言うことより足取りを追うほうにウェイトを置きすぎていた印象です。ただの人探しなら別に「記憶屋」なんて特殊なものをテーマに扱う必要はない。 記憶屋についてもっと掘り下げて欲しかった。記憶屋とは本当に記憶を消すだけなのか、取った記憶は戻せないのか、記憶屋は取った記憶を自分のものにするのか、見たくない記憶も強制的に見てしまうのか、他にも記憶屋と呼ばれる人たちはいるのか、など、見ていて気になるところはたくさんあったがほとんどそれが解消されることはなかった。  「記憶には忘れたほうがいいものもある」「いやどんな記憶でも消してしまうなんておかしい。ずっと抱えて生きていくべきだ。」 という、なんだか他の映画でも聞いたことがありそうな話をずっとしています。そもそも別に記憶屋という話でなくてもこういうことがテーマになることはよくあって、そういう意味では別段珍しい話ではない。 個人的には、別に私は理想主義というわけではないですが、どんな記憶でも持って生きていけば良いと思います。それがたとえひどい事件の被害者としての記憶だったとしても、それをどう受け止め吸収するかはその人次第。その経験をもとにその人の人生がどう変わるかは誰にも分からない。そんな可能性を第三者の誰かの判断で変えることにはやはり違和感がありました。あくまで自分なら、という話で別にそれを誰か他人に押し付けようとは思いません。結局、その当事者がそれで良いなら記憶屋でもなんでも利用すれば良いと思う。つまり、どっちでもいい。  主役の彼も、消さなくても良い記憶まで消した幼馴染に対してどういうメンタルで許すことができたんだろう。その辺りの描写が全く不十分で、結局この映画のほとんどに人に感情移入できなかったことがそのままこの映画の評価になっていると感じた。製作の人たちがやりたいようにやっただけ、という印象です。それがうまく転ぶパターンもあるんでしょうが。。。
[インターネット(邦画)] 3点(2022-07-07 22:44:38)
786.  ルパン三世 霧のエリューシヴ<TVM> 《ネタバレ》 
ルパン感は50点くらいかな。実写ではあり得ないコミカルな場面やキャラが魅力のルパンシリーズですが、今回は少し荒唐無稽過ぎた気がします。タイムトラベルを使うこと自体はいいと思うのですが、さすがに気になる点が多くて…。過去に戻って消したい人を消す、というのが魔毛なるこのタイムトラベル男なのですが、存在ごと消したはずなのに、「おい、あの二人はどこへやった?」などの会話があって、存在自体消されたならそんな会話にすらならないはずなのにと思ってみたり。そもそも人ひとり消してその人が消えるだけで終わるわけがない。その人が生まれてから関わった全ての人たちや事象に絡んでくることのはずなのに。 タイムトラベルは古くは『ドラえもん』から親しんできたテーマであり、そこでもたびたび「過去をいじって歴史を変えると大変なことになるぞ!」とドラえもんが警告しています。タイムトラベルの話自体は比較的とっつきやすいものではありますが、にしてもちょっと荒く作りすぎだろうという感が拭えません。  今回の画は好きだったんですけど。なんだかジブリみたいな作画に見えて。  この話の展開ならルパンでなくても、それこそドラえもんでよかったなーとか思ってしまいました。
[インターネット(邦画)] 3点(2022-04-15 22:22:28)
787.  ゲノムハザード ある天才科学者の5日間 《ネタバレ》 
鑑賞前にあらすじや出演者を見て、これは面白そうだと楽しみにしていた映画だったのですが。うーん、上手く引っかかってしまった。ちょっと失礼な話、鑑賞中に二、三度寝落ちしてしまって覚えていたところから見直すことも。最近ではそんなことなかなかなかったのに、たぶん、それくらい面白くなかったんでしょう。  アルツハイマーにより記憶喪失に苦しむ男性。に加えて、薬品により記憶の出し入れが可能らしい。アルツハイマーの治療薬として効果的とか。そういう設定自体には惹かれて鑑賞し始めたのですが、やはりそういうことがあまり語られないうちから主演が意味不明な行動ばかり取るのは観ている方としては興味を持って見ることを持続することが難しいなと感じました。え、なんで死体消えたの?え、なんで死んだ妻から電話が来るの?え、なんでこいつらに追われているの?それぞれにいろんな可能性に考えを巡らせることはできるのですが、その選択肢は広すぎてかえって見る側の集中力を削る。最後のほうはもう、結局こいつ誰だよ、妻死んでるのか生きてるのか結局どっちだよ、てかなんでこの韓国美女はこんなに寄り添ってくれるんだよとかしょうもないことばかりが気になって。  西島さんも真木さんも好きな俳優さんなんですけどね。オフレコでこの映画撮ってる時どういう気持ちだったか聞いてみたい。そんなことを考えてしまった映画でした。
[インターネット(邦画)] 3点(2022-04-08 01:09:18)(良:1票)
788.  るろうに剣心 京都大火編 《ネタバレ》 
虎王さんのレビューに全面的に同感で、『るろうに剣心』として見れば見るほど評価できない作品となっていると感じた。それは前作も同じで、続きの今作も何ら変わらない。  明治政府に恨みを持つ志々雄を暗殺するべく政府が剣心に暗殺依頼を出すという流れの本作。そこは漫画と基本的に同じですが、なんだか実写で見ると政府の腐敗っぷりが生々しい。かつては影の人斬りとして剣心を使っておきながら、その後釜を担った志々雄を暗殺しようとし、さらにその志々雄が生きて政府の転覆を狙っていると知るや今度は人斬りを退いた剣心にさらに志々雄の暗殺を依頼って…。これを見るとむしろ志々雄側を応援したくなるほど政府が腐っていると感じる。すでにこの後編である『伝説の最後編』も観たのですが、そちらでは政府はさらに志々雄の圧に屈し、志々雄の依頼で剣心を全国指名手配。さらには斬首刑にしようとするなどもう見ていられない。志々雄が悪役という描き方がされていますが、作りようによっては酷い扱いを受けたかつての剣客が腐った政府の転覆を狙うダークヒーローストーリーとしても成り立ちそうだと感じた。  思うに、周りの評判を聞いていると『るろうに剣心』好きな女子が佐藤健さんの剣心を評価して、それが作品として世の中で「るろうに剣心の実写化は成功」と聞こえてきている気がします。確かに佐藤さんの剣心は結構ハマっていて違和感もあまりありませんし、製作側がうまくプロデュースして一定の成功は収めていると感じます。が、別に佐藤健さんに興味ないほとんどの男子は作品の反映度で見てしまうわけで。私がそっち側だったというだけの話。
[インターネット(邦画)] 3点(2022-02-20 15:39:50)
789.  ボクたちはみんな大人になれなかった 《ネタバレ》 
TV局で番組にテロップや動画を作って提供する製作会社に勤める佐藤くんにスポットを当て、彼のそれまでの人生を時間を遡って見ていく映画でした。  個人的にはそういった見せ方が全然はまりませんでした。ただただ佐藤くんの振り返りメモリーを見せられているだけで、当然のことながら鑑賞前に彼がどう言う人物かもわからない、何の思い入れもないイチ鑑賞者としてはそんな人の過去の映像を見せられても別に面白いもなんともないわけで・・・。 TVの製作現場を実際に見たことがあるわけではないのですが、まあ一昔前の1990年代くらいならあれくらいの現場は充分ありそうですね。佐藤くんの私生活にしても、よくある、とまでは言いませんがそこそこ誰でも経験がありそうな話。わざわざ映画にしてみせる必要がある話なの?というのが率直な感想です。あらすじに惹かれて鑑賞することにした映画ですが、確かにあらすじ通りのお話で、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。  この映画では何をもって、「大人になった」ということなんでしょうね。タイトルどおりであるなら、この映画の中には「大人」はいなかったということなのか、それとも社会的に成功した関口氏のようになれば「大人」ということなのか。少なくとも佐藤くんは違ったと言うことなのでしょうが、そのあたりが曖昧模糊としたままで、ただのエピソード鑑賞会になってしまいました。  まあ私自身自分が「大人になった」なんてきちんと確信して毎日を生きているわけではありません。上手に生きることは難しい、と言う意味をこの映画で確認することは出来ました。
[インターネット(邦画)] 3点(2022-02-14 20:15:05)
790.  るろうに剣心 《ネタバレ》 
(※鑑賞中、鑑賞後と2つに分けたレビューになっています) >鑑賞中(〜赤べこに観柳乱入のシーンまで)  まずは、実写版「るろうに剣心」についてですが、鑑賞前に見た人たちから聞いた評判は「面白い」「良い」というものが多かったので期待して見始めたのと、反面、これまでアニメや漫画の実写版を見て、「実写版も面白い!」となった経験が少なくとも私には無かったので、そこそこの不安とともに見始めました。  まだ途中までですが、個人的には不安的中といった印象です。観柳や刃衛、番神など本来関わりのない人物たちが徒党を組んでいることがまず違和感。そしてやはりそれぞれの人物を演じている人が漫画のイメージと合っていないと感じてしまうことが大きかったです。まず江口洋介さん=斎藤一がもう冒頭から引っかかってしまった。感情を出さないある種愚直とも言える性格の漫画の斎藤と、なんだか裏で色々工作してそうな、剣客というより策士のような立ち回りをする実写の斎藤ではまるで違うと感じた。ここまでで牙突を見られていないのも大きい。このあと出るのか??敵を大上段から袈裟斬りする斎藤は見たくない。  弥彦もひどい。のっけから薫に食事をねだる口汚い弥彦。漫画では口が悪くも誇りをもった少年剣士だったのに、ここまで見た感じでは口と態度が悪いだけのただの子どもでしかない。すでに神谷道場に居候になっている状態から始まったので、やはりそこにいたるまでの弥彦の人間味が見えるシーンを見ていないと、すでに漫画の先入観が入っている状態からは難しい。  >鑑賞後  牙突見れましたね。シャンデリア切っただけでしたが。刃衛の背車刀も流れるように繰り出されて、『るろうに剣心』らしい殺陣が見られたと思いました。対して剣心はというと終盤に見せた双竜閃の他は技の披露はありませんでした。予告編にて、敵の密集内を超人的な速度で移動する剣心の姿がありました。あんな予告編作っておいて2時間超の映画で主役技がひとつしか見られないとか正直肩透かしです。  やはり原作から実写版になるにおいて、原作のようなイメージやテイストを実写に求めるのは難しいのでしょうか。「原作と実写とは全然別物としてみれば良い」という意見もありますがじゃあ最初から全くの別物として作って欲しい。先程の予告編も然り、そういう方向性で期待させておいて見始めたら違いましたって。話題作りだけ頑張ってチケット買わせたもん勝ちの商業主義映画は本当に嫌いです。なまじ剣心役の佐藤健さんや薫役の武井咲さんが役にピッタリだったから余計にそう思います。  やはり、漫画やアニメの実写版は私に合わないのかな…
[インターネット(邦画)] 3点(2022-02-10 01:04:48)
791.  不倫純愛 《ネタバレ》 
思ってたものとはちょっと違ったなあ。小説のネタにするための仕込みだったのでしょうが、不自然な展開が多すぎて…。まず岡ケンジなる小説家の恋人が謎キャラすぎる。村上春樹さんの小説で出てきそうな、「いかにも小説!」って感じの体で振る舞い続ける彼女ですが、あれを現実の世界でやられたら小説っぽいとかじゃなくてもう不可解。ちょっとくらいなら興味を引かれるかもしれませんが、ずっと彼女と会話できる自信はない。  さらに岡ケンジと疑われた身元不明死体は結局岡ではなかったの??その後で岡が出てくるから、あーあれは違ったんだなと分かりますが、その時点では結局あれが本人だったのか間違いだったのか視聴者は分からず完全に置いてけぼり。そこが整理できていないままに編集者と岡の恋人の情事が始まる。いやだから、それはあの死体が岡だったから始まったの?間違いだったから始まったの?それを二人がどう受け止めてあの流れになったの?というところがまっっっっったく放置されたまま展開が進むので、はっきり言ってストレスでしたね。情事が始まっても、なんでこの人たちそんな気分になったんだろう、としか思わない。  岡ケンジ扮する神崎は逆に編集者の妻に近づき不倫を迫りますが、彼女の方は芝居じみすぎていたのに対して、こちらはなかなかにわざとらしい。プールで泳いでて、ちょうど自分の息継ぎのタイミングで顔合うように横でクロールされたら気持ち悪いけどな。あと最後の殺人もやはり意味不明で置いてけぼり。何があったの??奥さんが神崎に襲われそうになったので抵抗しようと刺したのかどうなのか。かなり変わった小説家なので自殺とか、刺されるように仕向けたとかあったのかもしれないがやはりここも謎のまま。 そういうのは見せずに視聴者に想像させたいという狙いなのかな。だとしても雑に感じますけど。  ちょっと色々…、製作側の見せたいものだけ見せられた、という印象です。
[インターネット(邦画)] 3点(2022-01-14 21:57:37)
792.  バイオハザードIII 《ネタバレ》 
この『3』が前作までと違うのは、超能力的なノリが受け入れられるか受け入れられないかにかかっていると思います。ちなみに私は後者です。ゾンビや他のモンスターを倒すのはあくまで純粋なアクションで、スタイリッシュな形にして欲しかったですね。超能力て。まあそうでもしないとあのゾンビカラスの群れは全滅させられなかったのかもしれませんが、それでも超能力なしであれをなんとかする演出を考えて欲しかったな。  しかしカラスがありとなってくるともうウィルス感染は蚊とかそういうレベルまで気をつけなければいけなくなってしまいますね。もうだめだわ。人類絶滅。蚊とかハエとかがウィルスに感染して明確に人を襲い出したらもう防御不可能。ウィルスが外に出るってのは本来そういうことなんですよね。まあ映画でそれされるとつまらないので多分やらないと思いますが。あと、砂漠ならゾンビに対して塀を築くよりも、穴を掘ったらいいのではないかと思いました。ゾンビって目の前に穴があっても直進して落ちるんですかね、それとも止まるんですかね?これだけ実験好きな会社ならそれくらいやってそうだけどね。  一旦ここらで原点回帰してほしい気持ちもあるが、一作重ねるごとに大風呂敷を広げる引きエンディングを生業としているこのシリーズでは、回帰とか縮小化は難しいのかもしれない。対策だけに身動きが取りにくくなる典型のように思えます。そう思うとなんだか悲しいな。
[インターネット(字幕)] 3点(2021-11-23 09:00:32)
793.  樹海村 《ネタバレ》 
『樹海村』と言うタイトルと、作中での「樹海には自殺しようとして死にきれなかった人たちのコミュニティが存在する」という設定からそういうものを想像(期待?)していたのですが、全然そんなものが出てくる気配はなく、ただただ変な箱が出てきたら人が死ぬフラグが立つ話でした。コトリバコ?というのですか?他の方のレビューを拝見してるとそっち方面では有名な代物らしいのですが、寡聞にして存じ上げませんですみません。 「〜村」というシリーズにしたいという優先順位が勝ってしまって、面白いものが作れなかったのかな。この映画は名付けるなら『コトリバコ』とでもすればいいのにってくらいメインは箱。「村」的なものはほとんど見ることができず話が終わってしまいました。  最近ホラーというジャンルに対して、悪い意味でハードルが下がってしまったように思います。ITの発達により、誰とでもどこからでも連絡が取れたり写真を撮れたり。「そこにあるもの」や「そこにないもの」に対して考える機会が減ってしまったように思う。そのせいなのか、唐突に化け物が出たり人の人格が変わってしまったりしても「怖い」というより「何してるんだろう」という感じ。 『リング』や『らせん』などのホラー作品は昔大好きでした。今のホラーが楽しめないのは時代のせいなのか、自分のせいなのか。どっちなのかな。
[インターネット(邦画)] 3点(2021-11-11 20:57:14)(良:2票)
794.  スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 《ネタバレ》 
一作目の方は原作も読んで映画も鑑賞したのですが、こちらのほうは原作があるんでしょうか??自分が知らないだけかもしれませんが、でもあったとしたら「スマホを落としただけなのに」という部分があまりにも雑すぎませんかね。延々とそんなシーンはなく、最後の最後で実は出会いのきっかけがそうだった、って言われても。今回に関してはスマホを落としたこととストーリーには何の関連性もないし、ただ前作の名前を借りた別のサイバー犯罪の映画ってだけですよね。どちらかと言うとストーリーのキモはMを探し当てるサスペンス要素と、主役の彼の生い立ちに焦点が当たっていて、シリーズものというより別の映画でしたね。そういうものとして見れば、まあ普通です。  映画だから細かいこと気にすんなと言われればそれまでなんですが、浦野の警備が異様に緩いことと、全てミラーリングしてるのに借金まみれの警官にお金を振り込んだことを誰も把握してないこととか、基本彼一人で警備してることとか、そもそもあんな技術持ってるやつに強制ミラーリングとかかけてもすぐに解かれるか別の画像に置き換えられるとかされるんじゃないのかとか思ってしまう。だいたい警察側に浦野級の技術を持ってる人がいないから浦野を頼るんだし。  粗があっても映画だし、と割り切れるものは割り切れるんですが、この映画はちょっと無理なやつでしたね。続編にあぐらをかいた凡作でした。
[インターネット(邦画)] 3点(2021-10-26 19:58:05)(良:1票)
795.  ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像 《ネタバレ》 
この映画を見ても画廊や画商の世界というものはさっぱり分かりません。元々知らない世界なのですが、余計に遠いものに思えました。あそこまで熱を上げてやっと手に入れた絵を、直後に高く買ってくれる成金に売ろうとする。結局芸術の価値はカネなんでしょうか。孫のオットーに絵の説明をするときも、その絵の価値を金額でしか説明できない。孫の関心がそこにしかなかったと言うのもあるでしょうが、本当に絵が好きな人から聞きたいのはそのような説明ではない。画商の仕事というのも、絵を手に入れてそれを右から左に流してその差額を得る。それだけなんですか??なんかすごくつまんないことをやってるような気がしてならない。ほんと、金額による絵画の価値がずっと中心に話が展開されてしまって、絵を愛でるとかそういう描写がほとんどなく置いていかれた感が半端ない。  一万ユーロで絵を競り落としてからの展開もなんだか。。。というか自分に支払い能力も無いのに競り落とすなよ。典型的なダメ人間。まあ映画でオークションってなったらどうしてもああいう展開になるんでしょうけどね。しかしその後やはりというか金策に走り回った挙句、それまで無視を決め込んでいた娘にすり寄って、カネを借りようとする。娘を怒らせてそれに失敗したら今度は孫にたかる。っていやいや、ほんっっとダメ過ぎる。そこまでしても賭けたかった『One Last Deal』ってことなんでしょうが、やり方にセンスが無さすぎる。散々そんな様子を見せられて、最後あんな手紙一枚で娘が納得するのもわからない。まあ、亡くなってまで邪険に出来なかったんでしょうが、それまでの父の身勝手も大概だろう。。。  などなど、絵に対するアプローチ、それに関わる画商の人間性に邪魔されて楽しむことができませんでした。合掌。
[インターネット(字幕)] 3点(2021-09-09 00:28:26)
796.  幼な子われらに生まれ 《ネタバレ》 
あまり自分の中ではハマらなかったかな。ハマらなかった理由を自分なりに少し整理してみます。  ①浅野忠信さんのセリフが私には棒読みのように感じた。特に再婚相手役の奈苗(=田中麗奈さん)やその子供の薫に話しているときなんかは特にそれが顕著に感じられた。セリフがそういう形になっていたからかもしれないが、浅野さんはこういう役にあっていないと思いました。 ②沢田のDVや、妊婦である奈苗が突き飛ばされるシーンなんかは映画と言えど見るに耐えなかった。小さい子供がそれを見て怯えて泣き叫んだりしている様を映画だと割り切って鑑賞することができず、一時停止して呼吸を整えてからようやく続きを見れました。キツかった。。。 ③↑のようなキツいシーンを演じた役柄の人たちが、最後なんだか急にいい人になることがまた急すぎてついていけなかった。昔別れた家族と言えど、実の娘と会うのに多額の手数料を要求するような人間が最後あんないい感じに終わりますかね??スーツ着て、プレゼント用意してあって、なんだかしみじみと思い出語ってスッと消える。逆に作り物感が強すぎて違和感が消えませんでしたけど。浅野さん演じる主人公も同様。急に最後物分かりが良くなって、きっかけはあったんでしょうがそれでそんなに変わるか?って言うのも最後まで受け入れられなかったかな。  以上、いろいろ書き連ねましたがあまり気持ちを入れられる映画ではなかったですね。作中の女性たち(女の子たちも)があまりにも可哀想な扱いをされすぎて。田中麗奈さんなんかいつもとても穏やかに旦那に接しているのに、あの旦那の態度ったら。子供たちに対する夫の態度も誠実とは言えず、最後まで自分の気分、自分の理論で押し倒した夫に深い嫌悪感。 ある意味ではリアルなストーリーを見せてもらったと考えるべきなんでしょうが、「幼な子」が生まれる家庭の話としてはあまり見たくない、不快なものでした。
[インターネット(邦画)] 3点(2021-08-24 18:02:09)
797.  冷たい熱帯魚 《ネタバレ》 
『狐狼の血』を観た影響で、なんとなくグロいヤクザものを観たくなり、それっぽいなと思って選択しました。ヤクザ映画っていうか、サイコパス映画でした。この手の映画は、作中の人物に性格なり考え方が少しでも同調できるものがなかったらただただしんどい。社本一家も、村田も村田妻も、気持ちとか感情が何一つ理解できなかった。何をもって『冷たい熱帯魚』なのかも、ずっと考えながら見てたけどわからなかった。映像描写よりも、出てくる人間たちの性格がグロすぎて正視に耐えない映画でした、ってちゃんと見ましたけどね。  特に何が理解できなかったんだろうか。ノリや何らかの狙いの上で簡単に誰とでも寝る村田嫁?ちょっとのせられたくらいであんな店であんな格好で嬉々として働く娘?意味のわからない理屈で頬をはたかれながら抱かれる社本嫁?  「なんかすごい」と言わせるようなパワーがある映画だとは思いますが、私にはあまり刺さらなかった。有名な監督さんの作品がなにからしいのですが、すみません、良さが分かりませんでした。
[インターネット(邦画)] 3点(2021-07-22 23:59:31)
798.  レイクサイド マーダーケース 《ネタバレ》 
ミステリーやサスペンスを期待して鑑賞した映画ですが…どちらの要素も中途半端だったかな。ミステリーなら犯人探しやトリック、真犯人の犯行の動機や背景などが詳らかになっていくのが見ていて引き込まれる。サスペンスなら人間同士の葛藤や関係のもつれ、それらが重なっての犯行や狂気性などを見るジャンルと言えると思いますが、この映画はそのどちらもなかった。事件は起きるがそれの対処はひたすら普通の人たちが普通に考えて思いつくことをやっているだけ。しかもそれを延々と。湖に捨てるまでのシーンなんてあんなに長くいるかなあ。結局犯人もはっきりしないから動機もよくわからないし。憶測の動機について親たちや先生があれこれ言ってそれで終わり。楽しめたかと言われると首を縦には振れない。  あと自分がお受験というものに対してあそこまで思い入れがないことも話に入り込めない一因です。結局あんな極端な感じの私立に入れて本人は幸せになるのかなって思ってしまう。まあ自分がそんな私立に行ったことがないしもちろん環境は大事とは思うのですが、個人的にはちょっと良い公立くらいでちょうど良いと思ってしまう。まあそれも、私立で人生が決まった、決まると思っている親には通じない理屈なんでしょうが。 実際あんなふうに子供の受験のために親まで泊まり込みで合宿、なんてあるんですかね。私なら、人付き合いも苦手だし絶対嫌がってるな(笑)  ずっと冷静で、言ってしまえばとても冷たい対応をしていた豊川悦司さんが終盤、子供たちやその親たちに急に感情的になり罵詈雑言浴びせて罵るシーンがありましたが、あれ、驚くほど棒読みの台詞でしたね。すごく感情出そうとしてるのにあそこだけ演技がすごく下手で、なんだか見てて冷めてしまいました。あんな感情剥き出しにしていうセリフが心に響かないってちょっと致命的だな。それなら終始ずっと冷たいキャラでいってもらった方がよかった。かえってあれで話に入りにくくなってしまいました。  タイトルやあらすじが引き込まれる内容だっただけに中身が残念という、本当に残念な映画でした。こういう話題性のみで作って予告編まで楽しい、みたいな映画が減ることを願います。
[インターネット(邦画)] 3点(2021-06-19 00:30:19)
799.  屍人荘の殺人 《ネタバレ》 
原作既読です。読んでからだいぶ時間が経ってるんですが、この度prime videoで配信されてるのを見つけて鑑賞に至った次第です。  で感想ですが、原作ってこんなにコメディータッチな話でしたっけ?と戸惑うことがしばしば。確かに小説のほうでも明智さんとか剣崎比留子のキャラは浮世離れしていていわゆる「変人」として描かれていましたが、それは人に笑われたり態度がふざけている「変人」ではなかった。どちらかと言うと学者然として普通の人がしないようなことにのめり込むようなタイプの変人で、だから物語のキャラクターとして魅力があったのだと思います。映画ではこの二人が完全にネタキャラとなってしまっていて、これはもう『屍人荘の殺人』としては楽しめなくなってしまいました。じゃあ他のキャラは大丈夫だったのかと言うとそんなこともなく、全体的にコミカルにふざけた雰囲気で描かれてしまっているため、原作を読んで映画を観た人で満足する人はおそらくいないのではないかと。  と言うわけで、原作基準で評価すると0点。原作を一旦忘れて映画単体で評価するとしたら4or3点ってところですかね。  個人的に、小説の明智さんは本当に魅力的で逞しい変人というイメージだったので、映画でここまでふざけたなよっとしたキャラで使い潰されたことにただただショックです。  残念の一言。
[インターネット(邦画)] 3点(2021-06-12 18:36:46)
800.  楽園 流されて 《ネタバレ》 
まず結論から言うと、あまり面白くなかった。面白いところもあったんだけど、メインキャストの二人に全然魅力を感じられなかったのが大きい。男は図星を突かれてキレて手をあげる、女は高飛車で感謝や周りの人への配慮を全く知らない見下し女。それが作中で変わるかと思いきや、そんなに変わることもなくエンディングへ。一瞬変わりかけたと思ったんですが、、ね。  同じ官能映画のジャンルで一つ前に『火口のふたり』というものを観ましたが、それにくらべると大分薄っぺらいものと思ってしまいました。短い映画の割には長く感じてしまうのは致命的。  親の七光り、育ちの良い有力者の娘が参議院議員になるべく選挙に出馬するが、他者を自分の手足としか思わず、周囲の人間に感謝も知らず、ただただ横柄に振る舞う様は閉口の一言。男は男で、優しく気遣ってくれる嫁に子供のような態度で接し、挙げ句の果てに口論の末殺してしまうと言う、なんとも出来の悪い愛憎劇に思えてしまう。そんな二人が無人島に行き、お互いを罵り合いながら展開するストーリー。無人島生活の中で何か人間的なものが劇的に変わるでもなく、最後までお互いの本質は変わらないまま終了。ある意味清々しいが、面白いかと言うと全然そんなことはなかった。 急に出てきた中国人も唐突だったし、嫁さんを殺す展開は果たして必要だったのか??なくても全然話は進めたと思うが。  議員の娘に終始不快感を感じながら終わる。そんな映画でしかありませんでした。疲れた。
[インターネット(邦画)] 3点(2021-05-12 01:13:03)
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