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六本木ソルジャーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 823
性別 男性

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781.  ヴェロニカ・ゲリン
製作者は美化したくなかったのかもしれないが、ジャーナリストとして誰も書けなかった真実を描きたいという「情熱」も、幼い子どもを持つ母親として子ども達が安心して過ごせる未来を願うという「想い」も何も感じられなかった。 こういう視点をぼやかしてヴェロニカが死ぬのは冒頭で分かっているはずなのに、終盤で長々と描く必要性が分からん、その後の音楽も場違い甚だしいし。 ブラッカイマーのプロデューサーとしての手腕は認めるし、シューマッカー監督はやや好きな部類に入る監督だったが、この二人の手によって、この映画は創られるべきではなかったような気がする。 題材がいいだけに、もっと社会派の監督に創ってもらいたかった。 死後、一気に憲法改正までいくのだが、生前この問題に関わった周囲の人々をもっと描かなければまるで感動もない。 動かなかった人々を描き、彼らがヴェロニカの情熱や勇気で動いてこそ感動するというものだろう。 ただギリガンがボコスカ殴るシーンだけは良かった、あそこだけはリアリティがあった。
3点(2004-06-01 23:18:51)(良:1票)
782.  オー・ブラザー!
映画館で初めて観た時は面白かったと感じたけど、久々に家で観るとそれほどでもないかという映画だった。「バーバー」とかは逆に二回観た方が面白かったんだけど。 ジョージクルーニーのポマードをこよなく愛し、とぼけた感じの表情が面白い。本当の宝とは120万ドルではなくて妻であり娘たちであり、家族であるというストーリーがあまり感動的には描かれてなかった。 タトゥーロともう一人も確かに旅には欠かせない仲間なんだが、友情というか、出番というか、キャラクターの必要性がそれほどなかったような気がする。 その他に随所に感じられる「神」や「宗教」といった匂いについてどう感じればいいのか難しい。 最近、神から目をそらしてないかというメッセージにも感じられたが。 結論としては、神話をよく知らない我々はあまり何も考えずに音楽や風景に酔いしれ、奇想天外なロードムービーを楽しむというのがいいのかもしれない。
6点(2004-05-27 22:12:04)(良:1票)
783.  バーバー
ソーントンのタバコばかり吸っていて無口で何をしゃべっているのか分からないけど、メチャクチャ渋くて独特の表情が印象的だった。 確かに人生は見つめようとすればするほど見えにくいものなのかもしれない。 妻がいなくなって初めてその存在感、空虚感を感じる。 人生の全体像を見ることができればいいのかもしれないが、そんなことは出来ない。 しかし髪が自然と伸びていくのと同じように人生もおかしくも不思議に進んでいく。 コーエン兄弟らしく、人生が転がっていくストーリーでもありながら、人生について静かに深く見つめた、いい映画に仕上がっている。
8点(2004-05-26 23:58:55)
784.  エド・ウッド
エドウッド監督もベラルゴシも何も知らないので、イマイチ、ピンと来ずに変な監督と薬漬けの往年のスタートの友情物語に映ってしまいました。 ただ、ウッドの細かいことは全く気にせず、楽観的すぎるけど、とにかく映画が撮りたいという強い想いを感じる。 プロデューサーに何を言われようと、悩みながらも自分の道を貫く生き方ってのは凄い惹かれます。 バートンの誰がなんと言おうと映画のために生きて、映画のために死んだ一人の男への強い愛情が込められていますね。   
4点(2004-05-13 23:14:25)
785.  U・ボート
6話構成の5時間の完全版を観ましたが、あっという間に観れました。 大した戦闘もなくてたった二機を撃墜したにすぎないし、大きなストーリー展開もジブラルタル越えくらいで潜水艦内の日常を追っているだけなんだけど、非常に息が詰まるような人間ドラマが繰り広げられている。 熱気、緊張感、緊迫感、閉塞感はハンパなく、その中には言いようもないいらだち、空虚さ、やるせなさがにじみ出ている。 また「音」による恐怖を効果的に使用している演出も素晴らしい。死線を乗り越えた後のあのラストには戦争に対する強い憤りを感じる。
8点(2004-05-13 23:12:13)(良:1票)
786.  まぼろし
言いたいこと、やりたいことは強く切なく伝わるんだけど、あまりにも映像がつまらない気がした。最愛の人をなくした喪失感を描いた映画は数多くあるが、経験不足からかどれもピンと来ない。 頭では理解はしているものの、心のどこかで夫が生きているかもしれないと思うランプリングはとても良かった、特に警察署であそこまで客観的事実を告げられても、夫の死を否定する所とか。 旦那の母親とのやり取りも重みがある、母と妻どちらの愛が勝っているか競っている感じ。 ラストも凄くいいけど、やはり深くはまれずにただのまぼろしだろと思ってしまった。
5点(2004-05-10 23:30:56)
787.  バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲
ようやくバートンの創り出した世界から離れて独自のバットマンの世界を描けていたと感じる。 クルーニーバットマンも今までの二人とは違うクールでカッコ良さを感じる。 悪役を倒すだけでなく悪役を憎しみの心を溶かして改心させるというのも立派なヒーローの役割、評判は悪いけどラストもなかなかいいんではないでしょうか。 シュワはまあ良くも悪くもなく、サーマンはなかなかの好演。 倉庫でチラッとリドラーの服を見せてくれるとかもなかなかのポイント。 
7点(2004-04-30 16:29:11)
788.  バットマン・フォーエヴァー
人間の二面性、憎しみからの復讐の空しさ、トラウマなど前作から繋がる人間の暗さ、心の闇にも焦点を当ててはいる。でもやっぱりバートンの創り出した世界とは違う。 ヴァルキルマーのバットマンは頑張ってはいるが、やはりイメージとは違い違和感がありすぎる。 バットマンの自分よりも、ウェインの自分の方がいいとキッドマンから言われたときの「ニヤリ」の表情とかは良かったんだけど。  バットマンシリーズは、主役のバットマンよりも悪役の方に焦点が当たることが多い。 しかし、トゥーフェイスはイマイチと言わざるを得ない。 人間の二面性を映画のテーマにしているのに、全くその特徴が出ていない、昔は検事だったらしいのに。前の二作に較べて存在感もない。  ジムキャリーのリドラーはなかなか良くは見えるが、ふと振り返るといつものジムキャリーをそのままやっているだけかもしれない。  ロビンはどうでもいいが、ロビンはバットマン自身の過去の自分の姿なんだから、復讐に燃えるロビンとバットマンの対立をもっと深く描ければ良かったと思う。 出てきて何もせずにとっ捕まるくらいなら、思い切って、ロビンを参戦させずに復讐の空しさを説いて今回は戦わせないというストーリーでも個人的に良かったのに。 ラストはひどい、コイン投げは人を馬鹿にしている。 
5点(2004-04-30 16:20:21)
789.  ブレイブハート
愛する人と平和に静かに暮らす自由を求めて戦った男たちの情熱を感じる。 友情や裏切り、それぞれの立場の複雑な想いが描かれており、特にブルース親子の二人の立場の関係がストーリーをより面白くしている。 ラストも「自由」のために殉死したウォレスの意思が引き継がれていく想いを感じ、何のために戦い、何のために死んだかがより明確になった。
9点(2004-04-30 16:18:11)
790.  バットマン リターンズ
前作よりもはるかにバートンらしい世界観がゴッサムシティを含めた映像の中に投影されている。 前作はニコルソンの独壇場だったが、今回はなんとかキャラのバランスが良く取れていたと思う。 前作は「ジョーカー:バットマン:ベイシンガー」の比率が、「6:2:2」くらいだったけど、今回では「キャットウーマン:ペンギン:バットマン:ウォーケン:着ぐるみを含めた他のペンギン」の比率は「4:3:2:0.5:0.5」くらいになったんではないでしょうか。 相変わらず影の薄いヒーロー、バットマンだったが、彼の悲哀や二面性や影の部分をキャットウーマンが補完してくれた感じがする。 仮面を脱ぎ捨てでも自分自身の影であるウーマンを助けようとするけど、助けることが出来なかったバットマンが切なくていいですね、あの場面でようやくキートンがバットマンで良かったかもと思えた。 それぞれが傷を持つ者同士、ペンギンも含めてヒーローも悪役も確かに紙一重、皆同じ哀しい人間なのかもしれない。
8点(2004-04-24 01:35:58)
791.  バットマン(1989)
それにしてもジョーカー、ノリノリだな。本作はどうもジャックニコルソンのジャックニコルソンによるジャックニコルソンのための映画になってしまった感を受ける。 特にプリンスの「パーティマン」をバックに美術館で踊り、美術品をメチャクチャにするシーンは好きだな。被害を受けたのは、ドガ、レンブラント、ルノワール、フェルメールあたりの人物画と思われるが、なぜバートンが、印象派絵画とオランダ絵画の人物画を選んだのかには、ちょっと興味がある。風景画ではなく人物画を選んだのは、ジョーカーの顔に由来しているのだろうが。また、ジョーカーのラスト間際の「眼鏡をしている人間を殴るのか」には笑い転げた。どうすれば、このようなセリフを思いつけるのか。 一方、主人公の方にもそれなりの時間を割いていると思う。確かに両親の死に囚われて、身を隠して、悪人を罰せざるを得ない悲しい過去が描かれており、そのために、ヴィッキーにも心を開けない様が描かれている。 そのような設定だから仕方がないとはいえ、主人公の本当の顔が見えず、彼の苦しみなども何も伝わってこない。一言でいえば何の特徴もないのが問題だ。このような暗い性格を有するキャラクターは本当にやっかいだ。このキャラクターを適切に演じることができるのが誰だか、正直思いつかない。しかし、マイケルキートンは違うと思う。ましてや、ヴァルキルマーやジョージクルーニーも全くこのキャラクターの色が違う。バートンの世界の映画なのだから、今時分のジョニーデップあたりが演じればどのようなバットマンになっただろうかと思う。 それにしても、この映画でのバットマンのヒーローとしてのキャラクターとしては中途半端だ。思い切って、もっともっと憂鬱になるほどに憐れを感じさて良かったと思う。「なんでこいつはヒーローなんてやっているんだろう」と観客に思わせるほどに。 当人も「やりたくもない」と思っているが、どうしてもやらないと前に進むことができないという精神的に追いつめられた感をだしても良かった。 バートンはやはり流石だ。世界観を上手く表現しており、ジョーカーの登場シーンやバットマンに対する陰の使い方も絶妙である。しかも要所要所に「遊び」を入れている。脚本もそれなりにじっくりと練り込まれていると思うが、総監、検事、市長、ボブ、エクハート、ノックスなど脇役にもストーリーを振っても良かったかな。 
[DVD(字幕)] 7点(2004-04-22 20:38:37)
792.  リプリー
陽気なイタリアを舞台にしているはずなのに全体的に陰鬱な雰囲気が漂う。 光が当たらない陰の男だったリプリーが友達や女が集まる太陽のような眩しいディックに出会い、最初は一緒にいられるだけで良かったかもしれないが、徐々に欲求が高まり最後は悲劇的な結果に陥る。デイモンの戸惑い、憧れ、嫉妬、苦悩が非常に上手く描けている。 しかし運命の悪戯が、リプリーを陰の男から憧れの太陽の男に変化させてくれる。 ただ嘘をつき続けることによって、逆に本当の自分を「秘密の扉」の中に押しやっているようにみえて非常に切なくて苦しい。 ラストのピーターに自分の良さを語ってもらいながら首を絞めるところなんて、本当の自分が何者で何をしたいのか分からなくなっている感が上手い。 キャスティングも豪華でブランシェットのお嬢様役もかなりいい。 デイモンも良かったと思う、ボート上で告白した後の「オマエは退屈だ!」のセリフを聞いた後の渋い顔をしたデイモンは忘れられないね。 ちなみにオリジナルは見てません、見てないほうが比較しなくていいので楽しめるのかもしれない。  
10点(2004-04-21 20:40:32)
793.  ゴーストワールド
高校を卒業し社会に出て行かなればならないまさに子どもと大人の境目を生きている。嫌悪するような世界で、自分自身を貫こうとするも、分かり合っていたはずの親友も徐々に変わっていく。 自分自身を失いかけ、自分も変わらないといけないのかと悩んでいるときに、自分を貫いている男を発見する。 二人の奇妙な交流によって、失いかけていた自分を取り戻して、自分自身の道を生きる一歩を歩みだす。 これは誰もが経験し悩むながらも通る道で誰もが共感できるテーマではないだろうか。 ラストは「死んだんじゃないか?」ていう人もいるが自分はイーニドが途中で語った夢のように誰も自分のことを知らない街に旅立ったんではないかという気がする。あの目的地も分からないバスに乗って。
8点(2004-04-20 20:56:44)(良:1票)
794.  イングリッシュ・ペイシェント
エンディングとオープニングが繋がっている創りや砂漠などの自然豊かなスケールの大きさには驚かされる。 音の繋がりや記憶と共に現在と過去が同時に進行していき、その中でいくつかの人生を描いているのも面白いし上手い。 恋愛の甘さだけでなく愛憎や醜さもしっかりと丁寧に時間をかけて描けている。 「自分はもう死んでいる…」肉体だけでなく精神的な比重が大きいこのセリフと何個かのモルヒネを机の同じ場所に集めるシーンが胸を打つ。 ただ最後の「約束」を果たすための苦労や苦悩をもっとキツメに描いた方がより効果的じゃないかと思った。
8点(2004-04-20 20:53:21)
795.  ズーランダー
とにかく絶妙な音楽センスが素晴らしい。 ガソリンスタンドは最高だが、パソコンもかなりツボにはまる。 キメ顔も観客にも「全部同じやんけ」と最初に突っ込ませて、最後のオチに使うのもなかなか上手い。 ベンスティラーが監督や脚本までやっているとは思わなかった。 
6点(2004-04-20 20:51:35)
796.  エレファント
子ども達の繊細でもろくて壊れやすい様をじっくり描き、「エリーゼのために」が映画にいい影響を与えている。 「ボウリングフォーコロンバイン」では銃社会アメリカに原因を求めたが、本作では子どもたちの繊細な感情を描ききることで原因の一端が何かを示したような気がする。 この映画に答えはないかもしれない、しかし大人たち、社会に何かしらの問題があるのではないだろうか、自分はそう感じる。 このような事件が起きると、一面に焦点を当てて原因を探ろうとする、しかしそれでは物事の本質を見極めるのは難しい。そのような想いを本来の意味とは違うかもしれないが題名と映画から感じる。 
[映画館(字幕)] 7点(2004-04-11 02:07:38)
797.  ファーゴ
評価はやけに高いけど、何回観てもピンとこない映画です。 メイシーの楽観的で何も考えてない浅はかな振る舞いにより引き起こされる悲劇と人生の転落劇。二組の夫婦を描くことにより人間の愚かさと幸せをテーマにしているとは思うけど。足りない部分を補うのが人間や夫婦ということなのかな。 ブシェミがどこ行っても、「とにかく変な顔だった」と一言で片付けられてしまうのは面白いが。
7点(2004-04-11 02:04:42)(笑:1票)
798.  ビッグ・リボウスキ
皆さんがいうように確かにどうも自分と笑いのセンスがずれているような気がする、なんだか中途半端だし、最後も何故か説明してるし。 もっとぶっ飛んでほしかった。主人公が見かけとは違い、ちょっとまともすぎているのかもしれない。笑ったのは車の中でタバコを落として、あわてて酒をぶちまけるようなところくらいだったし。グッドマン・ブシェミ・タトゥーロは面白かっただけに悔やまれる。
4点(2004-04-11 02:02:41)
799.  未来は今
冒頭のビルの上にいるシーンから主人公の運命が一体どう転んでこういう状況に陥ったのかと楽しみながら観れる筈だったが。偶然に社長になって、会社の重役どもの思惑とは違う風に転がりだすのは面白いが、トップに登ってから、その後落ちるシーンに至るまでがイマイチな感じがする。ちょっと傲慢になっただけでそれほど失敗したという感じでもなかったから。その辺が描ききれていれば、失敗しても何度でも立ち上がれるというテーマに共鳴できただろう。 時計やブルーレターで助けられるのも、結局本人の努力があまり必要なくなってしまう気がするし。  
6点(2004-04-11 02:01:08)(良:1票)
800.  バートン・フィンク
これは夢オチなのか?観た人によって感想は違うと思うが、自分はあの箱の中身はタトゥーロ本人の頭が入っているもんだと思ってた。グッドマンが書けないで悩む主人公を殺すことでその苦しみから開放させたんではないか…かなり妄想が入っているが。結局、どこから夢又は妄想の世界が始まるんだろうか。いずれにせよ、作家の苦しみがよく分かる作品には仕上がっている。 それにしてもコーエン兄弟の引き出しの多さには恐れ入る。
8点(2004-04-11 01:59:11)
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