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あにやん‍🌈さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2524
性別
ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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821.  タイタンの戦い(2010) 《ネタバレ》 
『シンドラーのリスト』コンビが神様だなんて、なんかの冗談かね?って感じだったり、元々オリジナルは設定だの物語だのではなくて、ハリーハウゼンの創り出した世界の独自性こそが作品のアイディンティティーだったワケで、それを今の「横並びで何を描いても同じですよCGワールド」にしちゃったら、なーんの意義もないんじゃないの?と思ったり。結構眠い映画です。『パーシー・ジャクソン』と思いっきりネタカブリしてるし。キャラが沢山出てくるのですが、みんな存在の意味も見せぬままにどんどん死んで、思い入れもなく退場って状態で。ポロポロいなくなっちゃうの。展開の超早いゲームみたい。メデューサなんて、オリジナル版の怖さに比べたら全然だし、メカフクロウあれだけで終了だし。あと、2D撮影で後から3Dに加工してるので、一部3Dに不整合な画があって目がおかしい?って感じる部分が。んでも、クライマックスのクラーケン戦だけは3D効果と独特な視覚効果とハデな音響とで、まるでテーマパークのアトラクションみたいで楽しめました。そして、終わってみればそこだけで、全てが既視感だけで組み立てられていた『アバター』よりはほんのちょっぴりだけ面白かったわ、みたいな。なので6点なのです。あれで椅子が揺れたら最高なのにね、と最近立て続けにUSJ、ディズニーシーに行った私は思ったのでした。
[映画館(字幕)] 6点(2010-04-26 13:55:57)
822.  クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁 《ネタバレ》 
二つの時代をまたぐ謎、二つの時代それぞれを生きるキャラクター達。動きまくる作画に世界観をハッキリ打ち出す美術、綿密な音響デザイン。前半は、これまでの『クレしん』映画の中でもかなり高い位置に存在するんじゃないか?って感じでした。残念ながら後半で脚本も演出も作画もガタガタと。これまでのレビューで、シリーズここ数作、起承転結の転がすっぽり抜けてるって書いておりましたが、今回は起承転転結になっちゃってるんですね。結婚式からジェットコースターまで、山場が分散してしまって、キャラクターがちゃんと動いてません。棒立ち状態キャラ続出。ボーちゃん登場、ひまわり登場、ネネちゃんとマサオくん登場、見せ場いっぱいなのに、気分はそのたび盛り上がろうとするのに、それが大した意味を持たないままに流れてしまうという。そしてタイムトラベルもの、世代ものに必要なケリがちゃんと付かないままに終わってしまうのが大変に残念で(風間くんには特にちゃんとケリを付けて貰いたかったです)。最後の最後に誰の力でもなく未来が変わり、パラレル化する理由も明確ではなく、なんとなく感覚で伝えようとしているのかもしれませんが、ちょっと投げやりな感じがします。結婚式からコースターまでを整理して、その分、もっと「未来と過去の邂逅」を細かく描いていたら良かったんですけどね。惜しいなぁ。それでも、アンチユートピアの世界を舞台に、未来に希望を抱くキャラ達の熱い物語、この数年の『クレしん』映画の中で最もワクワク面白く見られた作品でした。
[映画館(邦画)] 7点(2010-04-22 14:50:35)
823.  アリス・イン・ワンダーランド 《ネタバレ》 
とってもフツーって印象。いや、個人的にはディズニーとティム・バートンでここまで刺激を受けない映画ってのはマズいだろコレ、って感じなんですけどねぇ。一応ティム・バートン風味ではあるのですが、世界を構成するデザイン達にちっとも魅力がない上に、CGが思いのほか雑なお仕事で。今時ハリウッド製映画でCMレベルの合成を見せられるとは思いませんでしたわ。そもそも、CGをハナから否定するつもりは毛頭ありませんが、今のCG屋さん達は大災害もロボットバトルも現代戦も他所の惑星も神話も魔法も、そして不思議の国も、ぜーんぶ同じタッチ、同じ動きで仕上げちゃうから、なんの興奮も生まれないんですよ。みんな同じ。ディズニー&ティム・バートンって言ったら、かつて『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』を送り出したワケじゃないですか。その監督、ヘンリー・セリックが映像を作ったらさぞかし刺激に満ちた『アリス』だったでしょうに。CGは映像をカタにハメてしまいがち。あんまり使い過ぎると大事なモノが消えちゃうぞ。チェシャのもふもふさ加減だけはステキでしたけど。もっともそれら以前に鎧着て剣振り回してドラゴン(ジャバウォッキー)と戦うアリスが見たいか?っていう根本的な部分に違和感があるんですけどさ。
[映画館(字幕)] 5点(2010-04-20 16:33:45)(良:2票)
824.  のだめカンタービレ最終楽章 後編 《ネタバレ》 
ダレダレ。いくらファンでもここまでダレてるとシンドいです。テレビスペシャル同様、千秋を主役にすると面白いのに、のだめを主役にするとモヤモヤしてダレるという。もっとも、元々原作からしてそうなので、映画化に際してはよっぽど実力がなきゃ、そうなるのは目に見えていたワケで。原作でも千秋の物語とのだめの物語とが上手く絡んでドラマを生み出していたとは言い難く(のだめって存在、持て余したでしょ?みたいな)、そこを上手くまとめられればと思ったのですが、映像化する人々にウデが無かった、むしろ更にダメにした、みたいな。多用されるスローモーションとテレビドラマ版から流用した回想シーンとがウザいです。この映画でちゃんと語れよ、っていう。更に原作に付け加えたラストシーンなんか、無粋なシーン&セリフ続出で全部いらない、切っちゃえよ、ってシロモノで。なんで音楽で語られてゆくハズの物語に、ここまで説明的な映像とセリフを入れなければならなかったのかと。あれらの音楽1つ1つに役割があるって事が最後に及んで判ってなかったのか?と。結局、観客はバカだから、ってドラマ屋の姿勢が表れてしまったんじゃないかなぁ。パラパラと芯のない、ファン祭りみたいな映画。ファンとしてならばなんとか見られる、って点数。
[映画館(邦画)] 5点(2010-04-17 20:06:13)(良:1票)
825.  シャッター アイランド 《ネタバレ》 
※ネタバレです。鑑賞後にお読み下さい※ 最初に日本側で付けた「先入観で見ると云々」「ラストの衝撃を人に話さないで下さい」のせいで、めちゃくちゃ先入観モードに突入してしまい、最初の3分ほどで早々と「これってつまり、~~~って事なんじゃない?」って結論に達してしまい、それは10分も経たないうちに確信に変わり、あとの2時間、ひたすら耐えるモードになってしまい。逆効果ですよ、あれ。でも映画は1時間もすればみんながみんな「そういう事なんでしょ」って思えるような状態で。で、そのオチを前提に見て楽しめるのか、って言うとねぇ。結果的に謎として配置されたものがちっとも謎として機能しておらず、ドラマがきっちり語られるのはラスト10分ほど。その10分のために耐える映画で、そしてその10分も決して気持ちのいいものではなく。スコセッシ&ディカプリオでなければ途中で投げ出したくなるような映画。というか、これ、スコセッシが撮るべきレベルのものなのかなぁ? 創造された世界とディカプリオの熱演とで辛うじて退屈はしないで済む、って状態になってはいるんですが。人の記憶ってものの重さを描くのに、謎になってない謎がジャマをし過ぎ。それにしても戸棚~、「モンスター」に「ゾンビ」って訳付けるなよなー。その言葉がスタンダードになったのは70年代だっての。余計な推理しちゃったじゃないか。なんつーか、日本側で足を引っ張ってます、この映画。
[映画館(字幕)] 5点(2010-04-09 13:20:35)
826.  ソラニン 《ネタバレ》 
映画に行くたびに『ソラニン』の予告編見て泣くのもいい加減にしましょう、という感じでしたが、本編見てこれでケリ付けられました。若い頃の将来に対する大きな不安と儚い希望、そんな等身大の物語を繊細なタッチで描いた名作でした。信じれば夢はかなう!みたいな過大に夢を見させる甘ちゃんな映画なのかな?とも思っていたのですが、無限の可能性を信じていたハズが、気が付けば未来への道はどんどん狭いものになっていってしまう、そこで戸惑い悩む姿がマジメに描かれています。普遍的で誰もが共感できる感覚でしょう(何ら根拠のない自信の下に平然と人を傷つけるようなタイプはともかく)。一方で現実感とファンタジーの狭間で描かれたようなタッチはコミック起源であるが故だとしても、サラリサラリと心地良い時間を運んでくれます。いや、むしろコミック起源である多くの邦画がそのタッチをポロポロと取りこぼしてしまっている中、これは美しく映画化できているな、と。彼女、彼らが紡ぎ出す「音」が結局のところ、最後までハッキリと完全なカタチでは聴こえてこないのがどうなの?という感じではあるのですが、その「音」が未完成であるがゆえに逆に見えない未来へと続く道を感じる事ができたかもしれません。青春映画としてとても真っ当な作品でした。
[映画館(邦画)] 9点(2010-04-03 15:30:07)(良:1票)
827.  時をかける少女(2010) 《ネタバレ》 
1974年っていうと、私が映画オタクになった年ですなぁ。この映画の中の映画オタクにはあんまりシンパシーを感じなかったけれど。さて、今回の『時かけ』。悪くはないのですが、『時かけ』のルールにぐるぐるに縛られた上、作る方もそのルールゆえの安易な物語作りでラクしてないか?と。原作と大林版とに依存して一本の作品として独立できていない上(芳山&深町の物語が大前提として存在していて)、物語は『時かけ』の縛り(時間旅行者に関わった全ての人間の記憶を消す)を反復するゆえに、過去の『時かけ』をなぞって『時かけ』ループの中に収まり、不幸がまた1セット追加されました、という状態。過去作に配慮して冒険してないんですよね。原作も過去の映画も壊さない、傷付けないための妥協の産物。アニメ版の方がよっぽど冒険してました。原作や大林版、アニメ版から逃げないで(あるいはそのお仲間にさせてねって姿勢でなく)もっと勝負に出て欲しかったですよ。あと、重箱の隅ですが涼太の部屋にあった映画のポスター関連、時代考証ミスが何点か。1974年2~3月時点で公開されてない映画があります。一方で仲里依紗主演の青春映画としては良くできていたと思います。豊かな表情をいっぱい捉えてましたし、チープな画づくりが気になったものの情感に溢れていましたし。なので『時かけ』としては落第、青春映画としては合格というところ。
[映画館(邦画)] 6点(2010-03-17 13:53:40)(良:2票)
828.  パレード 《ネタバレ》 
「誰が犯人か」みたいなのは、ワリと最初の方で判り易い伏線が出てくるので、謎解きが重要ではなくて、だけど、実はそんな事はみんな気付いてる、ってところがポイントで。この映画で描かれる1つのコミュニティは、各々が「自分にとって都合のいい存在」である事が大前提で結びついています。相手の見えない部分、闇の部分は、だけど自分に対して害を成さない限りは無関係、どうでもいいと。共生関係にある様に見えながら、絶望的な断絶状態にある、個人主義が行き着いた先は、閉ざされた個と、形はどうであれ「繋がっている」実感から生まれる安心感。その繋がりが、たとえ脆弱なものであっても、偽りや打算が編み出したものであっても、それを「絆」と信じて生きるしかない、そしてそこに自覚がありながら決して変化を望まないところに、この映画の深い深い闇があります。一人一人をケーキのように切り分ける構成には疑問が残りましたが(登場人物が相互作用でラストに向かってドラマの流れを作り出さず、映画すらもあくまでバラバラと切れている状態)、現代に生きる人の心の闇を上手く滲み出させた映画でした。
[映画館(邦画)] 7点(2010-03-09 16:55:50)(良:1票)
829.  パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 《ネタバレ》 
うーん、つまんないなぁ。『ハリー・ポッター』の監督が、っていうのをウリにしてますが、元々クリス・コロンバスって何か特別なモノを持ってる人じゃないと思うんですよね(彼の最も面白い映画って『ベビーシッター・アドベンチャー』じゃないかねぇ)。第一、このテの映画って監督のウデよりも題材や脚本こそが重要だったりすると思う訳ですが、アメリカしか見えてなさそうな神々がゴタゴタして、その子供達がアメリカ国内ピンポイントでバタバタする、って程度の物語に、一体どうやって映画的興奮を感じ取ればいいのやら。貧困な発想を元に、貧困な物語とビジュアルが構築されているばかりという感じ。視覚効果に面白味があればいいのですが、清掃員達がヒドラに変化するシーンでは、そのプロセスをすっ飛ばしてしまうという手抜きさ加減ですし、飛行シーンは吊ってます、って状態で。役者にしても、神の子達と言うにはみんなあまりにアメリカン。視野の狭いファンタジーという感じで、『ダンジョン&ドラゴン』とか『エラゴン』とかのお仲間な二流ファンタジーにカテゴライズされる映画でした。原作が好きならこれでも楽しめるんでしょうけれどねぇ。
[映画館(字幕)] 3点(2010-03-03 16:16:09)
830.  バレンタインデー(2010) 《ネタバレ》 
登場人物が多過ぎで、シーンが変わるたびに「この人は誰と繋がってて、どういうドラマを抱えてたっけ?」って頭の中で整理しながら見る感じ。この手の多重エピソードが同時進行してゆく映画としては構成力にやや難アリな感じがしました。それに大スターがいっぱい出ておりますが、多くは顔見せ程度の出番、出演者目当てで見に行くと物足りなさが残ると思います。でも、バレンタインデー1日を通して、小学生から高校生、若いカップル、老夫婦、そして・・・まで、様々な愛のカタチを盛り込み、ほかほかとしたキモチにさせてくれる点で、やっぱり安心ハリウッド定番ラブストーリーの世界はいいなぁ、って感じで。1日の時間の進行が判りづらかったり、1日の間でその気持ちの変化はどうなのよ?ってツッコミを入れたくなるエピソードがあったり、そういうところは確かに難アリなものの、頬が緩む微笑ましさも、爆笑もいっぱいあって、そしてもちろん甘いラブストーリーも沢山で楽しい映画に仕上がっておりました。「そう来たか!」ってオチの数々もまた楽しく。でも、アメリカって日本以上にバレンタインデーって大騒ぎなんですねぇ。そして、そんな状況に批判的な人もいっぱい、っていうのも日本と同じなんだなぁ、と。
[映画館(字幕)] 7点(2010-02-26 15:55:18)
831.  食堂かたつむり 《ネタバレ》 
料理法を大々的にミスっていながら素材の良さで辛うじてキチンと味わえるものになっている、っていう感じ。合成着色料(ヘンなCG)、化学調味料(インチキくさいセットやキャラクター造形)、人工甘味料(半端に心情や状況を説明しちゃうモノローグ)添加しまくりな作りなんですよね。そんなの一切いらないの。ただ素材の良さをシンプルに撮ればそれでいいの。で、だからかなりヘンな失敗作なんですが、原作にあるのでしょう、食べるということ、料理を作るということの大切さ、そこに込められた思いみたいなのはちゃんと出ていて、役者の皆さん、特に柴咲コウがしっかり役柄を受け止めていて。素材は申し分ないのです。父が他界して以来(このところの私のレビュー、ちょっとウザい事になっているかもしれませんが、もう少し続きます)、四十九日までは、と父の好物を毎日作ってお供えしているのですが、料理を作るという行為にある儀式的な側面に共感し、映画に描かれた生と死と食に、色々な思いを廻らせる事ができました。デキは悪いですが、気持ちはこもった映画という感じがしました。
[映画館(邦画)] 6点(2010-02-17 15:29:43)
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