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クリムゾン・キングさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1658
性別 男性
年齢 39歳
自己紹介 【好きなジャンル】…面白ければ何でも。
【オールタイム・ベスト】…「十戒」「死霊のはらわた」「ゾンビ」「マグノリア」
「アンドロメダ…」「悪魔のいけにえ」「悪魔のような女(55)」「霊幻道士」
「劇場版からかい上手の高木さん」「洗骨」「映画はアリスから始まった」

結構感覚で書いている部分もありますが、過去観た作品の更新もしつつ、ぼちぼち書いていこうかと思います。

結構タイポります。

ヨロシクです。

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861.  地上最大のショウ
映画に拘らず演劇やサーカスなど人が拘ってる娯楽ってのは華やかな表があればこうした地味で過酷な裏もあるんですよね。裏でどんないざこざがあっても舞台に立てば明るく演技しなきゃならないし、お互いのプライドをかけた戦いであっても観客はそんなこと知る由もなく、ただ目の前の演技に息を飲むばかり。実際自分も、空中ブランコ乗りどうしの熾烈を極める戦いを危なっかしいものを見るような目で見ていた。ホント、高いところが苦手な人は冗談抜きで冷や汗物でしょうね(笑)たとえ名物ブランコ乗りが落下して怪我を負おうが、列車が脱線してテントやその他の道具がオシャカになろうが何食わぬ顔で人々に笑いを提供する、その不屈の精神に完敗(乾杯)です。
8点(2004-08-30 13:11:12)(良:1票)
862.  眠る男
一時期、「自分が眠る男(女)になるほど恐ろしく退屈な映画」としてかなり叩かれた時期がありましたね。田園風景や歴史的な日本家屋、水車、河のせせらぎ、雪景色、小鳥のさえずりと、日本独特の四季折々の自然をバックに生と死を描き出す非常に芸術性のある作品です。ただ、↓ぐるぐるさんも仰ってますが芸術性ばかりが高くて映画としての活気がまるでない。他の名作映画を“動画”とすればこれは“静止画”。登場人物たちを遥か遠くから写すカメラ。それによって周りの自然と人間が一体となって一つの絵画を作り上げてるような感じです。やはり映画というのは、美しいアングルだけではなく、そこに描かれる人間模様も大事なわけで、それらが上手く共存していればこれはもしかしたら大変な傑作になったkも知れないと思います。
6点(2004-08-30 12:58:09)
863.  卓球温泉
♪丘~を~超えて~行こ~よ~ 真~澄~の空は朗らかに晴~れ~て~楽し~心♪ってな感じで始る一大村おこしイベント。劇中でもいっている通り、卓球と言うのはイギリスが発祥の地で、飲み終わったワインのコルク栓を球に見立ててパーティの遊戯として行われたのが始まりなんだとか。流石にCMでの印象が強いため、松坂慶子が「ちょっと待ってください!」っていった時には、電話のCMでも始めるんじゃないか?と少なからず心配しました(笑)。蟹江敬三や窪塚洋介など、主役を張ってもおかしくない俳優陣を脇に据えて、卓球を通して人々の交流が徐々に深まっていく様子を山間の町の美しい情景と共に暖かく描いています。が、最後のラリーは冗談みたいに長く少しくどすぎるのと、もう少し明るくて楽しい作品にもなったんじゃないか、ということで点数は6点献上。
6点(2004-08-30 12:49:12)
864.  ドラゴン危機一発'97
いや~本当にカズゥー兄貴も仰ってますがストーリーなんてどーでもいいんです。とにかく“最後のの本格派”といわれるドニー・イェンの電光石火の動きが凄すぎて凄すぎて。以前格闘技に詳しい知人に「ドニーとリンチェイ、どっちが速い?」と聞いたところその人は「そらリンチェイだろうね」と言ってたけど(何でも中国武術大会の演舞は尋常じゃない速さらしい)、もはやそんなことどうでもいいってくらいすごいですよ。熊手を付けた相手との目にも止まらぬ攻防とか。しかし、どうも個人的には対戦中の顔のアップがいちいち臨場感を下げていて×。せっかく上質の闘いなんだからもう少し広範囲で映して欲しいなと思いました。残念。
6点(2004-08-25 18:22:18)
865.  座頭市(2003)
やっぱり武って人は普通じゃないよな。バラエティとかで見る、バカなキャラクターが強く印章に残っていても、フィルムの中ではまるで別人、いきなり格好良くなる。これは故・三船大先生に匹敵する、とまでは言い過ぎにしても、それに次ぐものがある。大体(本物の)お笑い芸人ってのは、頭の回転がずば抜けて速くなくちゃいけないからね、その時点で武氏は今の監督にはない才能がある。以前の座頭市は未見なのでなんともいえないけど、この作品はこの作品で充分面白い。武スタイルの笑いの要素も入っていたり、畑を耕すクワがBGMと共にリズムを刻んだりと色々ニクい演出もあり、かと思えば殺陣はキレがあっていいし。古くからの座頭市ファンは以外に評価に厳しいかもしれないけど、個人的には武の新たなる才能を見ることが出来た作品だと思う。
7点(2004-08-24 15:19:38)(良:1票)
866.  あずみ 《ネタバレ》 
まず、映画の評価以前に「驚愕の“ラスト50分”!」というコピーから…そもそも映画で言うラストってのは、上映時間が大体5分の4くらいを過ぎたあたりから言うんじゃないの!?つーことは何かい?これは本当は4時間強もあったってことかい?いやいやいやいや、2時間半でも長く退屈だったってのにその上さらに1時間半以上もあったのかい?これは参ったなぁ…<以下評価>ナンデスカコレハ?このへたっぴーな演技は?「うずまき」よりはマシとはいえこれは劇場で公開するレベルじゃねぇだろうがよぉ。アレなら某漫画雑誌の外人さん(「ソレ、ヒャクマンエンデ、ウテクダサ~イ」のあの人ね)の方が遥かに上手いぞ!それにナンデスカあの殺陣は!?確かにああいうのが難しいのは判るけど、そこをプロらしく見せるのが役者でしょ?「ああ、大変だけど、よく頑張ったね」なんて客に思われるようじゃダメじゃないかよ。話題性を取りたいのは判るけど、それは「人気俳優の(アイドルの)○○が本物の格闘家のようなアクションをこなす!!」とかそう云うのなら話題性を狙ってもいいと思うけど、人気だけど素人の俳優を起用してこれまた予想がつくほどの物を作ったって全然話題にもならないって(違う話題にはなるが…)アレが最高の剣の使い手ですか?もし三船大先生が生きてたら0.3秒で葬られてますよ!てかラスト200人も斬ってねぇじゃん!火縄銃で楽したりダイナマイトで楽したり、挙句美女丸も一緒に斬ってるじゃん(個人的に美女丸のキャラはツボだった)!!こんなでもう続編が出るとは全く、大したもんだぜ、まったく。でも、こんなのでもとりあえず続編は見に行く。その期待を込めて4点!(ちなみに上戸目当てじゃあ、ない!!)
4点(2004-08-24 15:05:25)
867.  スパルタンX
ストーリーの面ではどれも似たりよったりですけど、クンフーアクションの完成度から言えばこの作品がBESTでしょう。とにかく後半の、総合格闘技世界チャンピオンであるベニー・ユキーデとの闘いは素晴らしいの一言。お互いに本物の実力がぶつかり合っているのでその激しさは半端じゃない。こうした格闘超人たちはやっぱり技のキレが違うね。パンチを打つときの腰の入れようとか、キックを放つ時の脚の運びとか、技を受け止める時の腕の運びとか。必要最小限の動きで最大限の威力を引き出すその技術がやっぱり見ていてどんどん興奮を高めてくれる。やっぱりクンフーは香港が一番だね。
8点(2004-08-24 14:43:43)
868.  ドラゴンヘッド 《ネタバレ》 
以前なんかのDVD雑誌で「地球滅亡年表」なるものが掲載されてましたけど、これはどこら辺に位置すんのかな?まあいいか。それにしても…うわぁすんごい平均点低いなぁ…まあ確かにハリウッドの真似事みたいな事だけど、個人的にゃかなり楽しめたがなぁ。VFSは邦画とは思えないくらい頑張ってるし、皆さんの演技もそれほど酷く気になるまでじゃなかったし(少なくとも「うずまき」よりは何百倍もマシ!!)SAYAKAは可愛かったしね(上戸より好みだ)。トンネルの中とかであんな可愛い子にそばで「やだ、怖い」なんて言われたら思わず守ってあげたくなるじゃないよ!!しかし、まあここまでならば5点が限界ってもの。じゃあ何で8点かといえば、ストーリーの根幹に位置するものに「バトルロワイアル」と同質のもの、つまりは「生」のテーマを感じたから。火山弾が廃墟と化した都市を必要以上に破壊するのは、地球に生きる生物としてあまりにも出すぎてしまった人間を淘汰しようという地球の意思のようなものを感じされられたし、その絶対的絶望の中での、ラストの「(2人で)絶対生き残ってやる!」という台詞が、そうした意思に背いてまで生き残り、より良い未来を築く希望の掛け橋になろうという姿勢が見られたから。言い換えれば「試練」というものでしょうか。これはエンドロールの、始めは曇ってた空に段々日の光がさし、最後には晴れ渡る演出で確信に変わった。なんかやたら評価が低いけど、こうした観点から見なかったとしても、そんなに悪い作品じゃないように思えるがなぁ。
8点(2004-08-24 14:25:26)
869.  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
前作でみんなの反感を買ったせいか、ジャージャーの出番がさらに少なくなってる…大丈夫だよ、ジャージャー、みんながどう言おうと俺は君の味方だからね…で、話を映画に戻しますと、個人的にはさっきも言ったとおりジャージャーの出番がかなり少ないのがショック。でもその他は、なかなかなもんでしたよ。相変わらずナタリー扮するアミダラは可愛いし、アナキンはダークサイドの影がなりを潜めるようになり一層傲慢になって、次回作の期待を高めてくれるし、ユアン扮するオビ・ワンは、アレック・ギネスの勇壮には劣るものの風格が増してきた(ように見える)し。でも今回はなんと言ってもクリストファー・リー扮するドゥークー伯爵(ダース・ティラナス)とマスター・ヨーダの対決。実年齢でもかなりのご高齢にも拘らず相変わらず気合い入った演技してくれますね、この方は。恐らくこの作品一番の見せ場でしょう。で、点数は、ストーリー云々は面白いけどやはりややCGに頼りすぎかな~ということで5点、でもヨーダとドゥークー伯爵の戦いがいいのと、ナタリーの可愛さ、ジャージャーにエールを贈る意味でプラス1点の計6点。
6点(2004-08-20 15:04:59)
870.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
うひゃ~皆さん結構酷評してる方が多い…しかもその怒りの矛先は殆どジャージャー・ビンクスに向けられてる…いや、ぶっちゃけ俺、あいつ好きなんすけど~。大体SWってキモ系のキャラが大量に出てくるんだから一人ぐらい増えたって良いじゃないよ~?(個人的にはLOTRのスメアゴルの方が何倍もキモいと思うが…)まあ確かに映画全体としてはやけに小規模ですし、CGまみれですけど、それは半ばしょうがない事だし、(昔はともかく)旧3部作を特にこれといって神聖視してるわけじゃないんでこれはこれでいいと思う。それにやっぱりナタリー・ポートマン可愛いしね。ダース・モールもやけに肉体系の技使ったりとベイダー卿とはまた違った魅力があるし。でもちょっとあっけなくやられすぎ。ポッド・レースは…アレはアレで、ね。で、点数ですが、映画自体が5点、そしてナタリーの可愛さと、みんなから苛められてるジャージャーにエールの意味をこめてプラス1の計6点。
6点(2004-08-20 14:34:30)(良:1票)
871.  椿三十郎(1962) 《ネタバレ》 
個人的に黒澤作品の中では「七人の侍」が一番好きなんですが、この作品もそれに次いで好きな作品です。冒頭の三十郎が助太刀する強引とも思える展開も、その後の展開を見ていくうちにそういった細かいことはすべて吹っ飛んでいきます。またカメラワークも、決して役者をアップで写してるわけではないのだけれど、そこに映し出されている一人一人皆主役のように画面に存在感をアピールしてくるあたりが今の映画監督にも見習って欲しいですね。そして、この映画最大の見所はラスト、敵役の仲代との、“映画史上最も速い剣術シーン”と称される一騎打ちのシーン。このシーンの、2人が対局した時の緊張感、そして一瞬で勝負が決まるこの瞬間は物凄い衝撃があります。改めて、ただ長いだけの殺陣シーンでは限界があるということを思い知らされました。という事で点数はストーリー8点プラスラストの“0.3秒居合い抜き”に1点の系9点。
9点(2004-08-20 03:57:07)
872.  用心棒 《ネタバレ》 
う~んやっぱり、腕っ節がベラボウに強いのにただ猪突猛進していくんじゃなくてお互いに同士討ちさせていくって云う頭脳プレイがそんじょそこらのアクションヒーローとは違いますね。三船敏郎も羅生門や七人の侍のようなはじけた(?)役柄が個人的に強く印章に残ってるんですが、それにも拘らず(マジで)カッコいいと思うのはやっぱり今の役者と違って凄みがあるからなんでしょうね。気迫が違うって云うんでしょうか。それに他の役者も皆個性があって良いですし。特にいい味出してるのはやはり飯屋のオヤジと敵役の仲代達矢でしょうね。特に彼の最期は悪役ながら実に哀愁満ちたシーンだと思います(しぶといからかなぁ?)また殺陣も今のようにすごい量が盛り込まれてるわけじゃないんですけど、量より質という言葉があるように、少ないながら非常にインパクトがありますね。やっぱり本物の達人は長々と闘うのではなく、一瞬で必殺の一撃を叩き込むものなんですよね。ここまで完成度を持ってる作品ですから、後にセルジオ・レオーネがイタリア式リメイク(要はパクり)をしたがるのも判ります。点数は少々悩みますが、これの続編の「椿三十郎」の方が好きなので8点。
8点(2004-08-20 03:44:03)
873.  羅生門(1950)
やはり、後のヒットメーカーと呼ばれる監督たちに多大なる影響を与えた黒沢監督だけあって映像、ストーリー共に最高水準ですね。冒頭の土砂降りの中不気味に佇む「羅生門」そして、「死体なんざ、この上にあがってみればいつも5,6体は転がってらぁ」の台詞が異常なほどに不気味。そして、自分さえよければあとはどうでも良いといわんばかりの登場人物たちの意見の食い違い。結局、真実は誰にも判らない。それが人というもの。平安時代だろうが現代だろうが、いつの時代になっても、それは変わらないものなんですね。しかし、だからこそ、理想主義の僧侶のように、人を信じるという事がより大切なんですよね。
8点(2004-08-20 03:19:59)
874.  赤い河
西部劇の名作といえば言わずと知れた「駅馬車」ですが、この「赤い河」も、それに匹敵するほどの傑作西部劇であることが言えます。とにかく、上映時間が2時間以上あるにも拘らずすべてにおいて充実しておりまたテンポ良く話が進んでいくために全く飽きを感じさせません。その点においてやはり今の話題性ばかりが先走りして中身が置いてけぼりを食らっているそこらのハリウッド製エンターテイメントとは質、内容量共に次元が違いすぎます。圧巻はやはり中盤の1万頭にも及ぶ牛の大暴走。もうコレは「この先1年くらいは牛見なくてもいいや」と思うくらい大迫力ですし、後半部に差し掛かる頃の盗賊団との撃ち合いなど痛快な描写満載です。そうかと思えば中盤、壮年期に差し掛かったジョン・ウェイン扮するダンソンが銃を取り落とす場面では、「駅馬車」の勇姿がフラッシュバックしてきて今の彼が哀れに思えてくるなど、人間描写の方も手を抜いていなkところが素晴らしい。やっぱり、外人が日本の侍に憧れを感じるのと同様に、日本人もアメリカのカウボーイに憧れるんですよね。テキサスから1400キロも離れたミズーリに牛を運ぶ旅の最初に、次々に「イェェァハァーーー!!!」と叫ぶ場面では「これぞカウボーイの生き様!」と心の奥から躍動を感じました。またラストも今で言えば安直な終り方ですが、それが帰って彼らの陽気なライフ・スタイル(現実にはより過酷なんですが)を反映しており、これぞ娯楽の王道!と言わんばかりの爽快感を味わえます。これは駅馬車と並んで西部劇の傑作です。
9点(2004-08-16 16:30:45)
875.  マッハ!!!!!!!!
ムエタイの帝王といえば言わずと知れたサガットですが(笑)トニー・ジャー演じる本作の主人公ティンも、かなりの使い手と見えます(笑)いや、真面目な話、マトリックスを筆頭にチャーリーズ・エンジェル、デアデビル、キル・ビルなど、格闘シーンがCGにまみれワイヤーに支配されてしまった今のアクション映画界の中で、まだこのような映画が作れたのかッ!!と、個人的に物凄く感激しましたよ。ストーリーの方は…まあ取るに足らないものなんですけど、ムエタイ賭博場でティンが対戦相手を一撃でK.O.してしまうシーンでは、思わず「おッ!」と思いましたし、バンコク市内のアクロバティックな逃走劇では、「人間はその気になれば何でもできるんだな~」なんて思ってしまいました。しかしやはり圧巻なのは中盤のムエタイ賭博場での闘い、そして最後の闘いの場面。コレはもう格闘映画のなかで一番“痛い”闘いですよ。もう肘を落とすは飛び膝蹴りを見舞うは前方宙返りからの蹴り、飛び後ろ回し蹴りの、回転数をさらにアップさせたものやらもう何でもアリ。劇中何度「うわぁ~…」「今のいてぇ…」と言った事か…もしかしたらブルース・リーやジェット・リーでも彼には勝てないんじゃないかな、なんて思う始末です。しかし、さっきも言いましたが、CGやワイヤーの使用が当たり前になった今の時代に、まさか小学校の頃に初めて「燃えよドラゴン」を見たときのあの衝撃を再び味わえるとは思いませんでした。点数は、ストーリー云々も加味して8点ですが、アクションだけだったらズバリ100点満点です!!!!!!!!
8点(2004-08-16 16:05:39)
876.  ソードフィッシュ
確かに冒頭のブレット・タイムはマトリックスを遥かに凌いでいるけど、この映画はそもそもマトリックスとは全く違うジャンルの映画であるから、あの「マトリックスを超えた」って宣伝は不適切だったと思う。現に俺はマトリックスのようなアクションが随所に挿入されているものだとばかり思っていたので、まさか“超えた”の意味が冒頭のアレだと知った時はかなり落胆した。それでもストーリーが面白ければまだ許せたけれども、今回は全く面白く感じなかった。
2点(2004-08-15 11:19:01)
877.  マスター・アンド・コマンダー 《ネタバレ》 
まるでプロモーション・ビデオの如く「俺がラッセル・クロウ様だ。文句あっか?」と言わんばかりに終始画面に出ずっぱりなラッセル演じるオーブリー船長の勇姿に惹かれて見た…訳ではなく(笑)ただ単にナポレオン戦争の時代が舞台だからっていう理由で見たんですが、予告編のようなシリアスな映画ではなく、随分と陽気でのほほんとした映画でした。やっぱり海ってのは男のロマンですね。一面に広がる海原を進む帆船とか見てるだけで血が沸き立ってきますが、ストーリーは少し単調ですね。盛り上がりがそれほどあるわけでもないし、話自体が普通すぎますから。なので作品自体は5点ですが、あの、「何とかなるさ」的なエンディングがより一層“男のロマン”を感じさせてくれるものだと思ったのでおまけして6点。
6点(2004-08-15 10:27:23)
878.  踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 《ネタバレ》 
うはぁ~~~皆様辛口ぃ~♪(爆)でも、実際貶されても仕方ないんですよねぇ~。「日本実写映画界の歴史を変えた!」とかって宣伝の割には話はお粗末ですし、どうでもいいようなことが2時間延々と続きますから。しかし、天邪鬼な私としてはここは敢えて褒めてみようかな~と思います(いや、実際結構面白かったんですが)。やっぱりなんと言っても、レインボーブリッジの封鎖がこの映画の主な目的“でない”にも関わらず「レインボーブリッジを封鎖せよ!」というサブタイトルにしてしまうセンスと、このなんともいえない馬鹿な展開が良いんですよ。冒頭の「すいませ~ん、勝っちゃいましたぁ…」を筆頭に、他の事件そっちのけで所長の不倫疑惑の情報にたむろす湾岸所一同とか、寿司屋を捕まえるのやけに本格的な捜査みたいなことしたりとか、ただ中盤の青島達の葛藤を描くためだけに挿入された2つの事件とか、死にそうって時に「蹴りくれてやる」とか言ったりとか、不倫で本庁に連行されていく所長とか、このなんともいえないB級バカ映画のノリが個人的にはかなりツボでしたよ。織田裕二(実は嫌い)とか長さんとか有名どころの俳優を起用してでっかい予算かけてB級映画撮るその根性と情熱に乾杯です。点数は、かなり個人の趣味が入るけど7点。追伸:長さん、今までありがとう。
7点(2004-08-15 10:07:01)
879.  ラブ・アクチュアリー
大体のラブ・ストーリーってのは主人公が自分の趣味に合わなかったり、話の筋や展開が好みじゃなかったりして意見が凄まじく分かれるものだけど、その問題をこの作品は、誰も主役ではなく、また誰もが主役で在れる群像劇というスタイルをとる事によって見事に解決している。そのためヒュー・グラントやコリン・ファーズ等の大物役者があまりでしゃばらずに“オレ様映画”にならなかったこともポイント高し。それに個々のストーリーも、どこにでもあるありふれたものなためそれぞれに自分を置き換えたりと感情移入もしやすく、2時間少々充実した時間を過ごせる。ただ難を言えば、とりわけ最近の群像劇はやたらに登場人物が多すぎるので、誰が誰だかわからなくなったり、群像劇に慣れていない人が見るとてんでサッパリ意味が判らなくなってしまうという欠点はあるにしろ、僕が今まで見てきた恋愛映画の中では最上位に位置するものだし、なによりも世界には愛が満ちているという事を実感できたので、点数は文句なく8点。これはお薦めですよ。
8点(2004-08-11 19:15:59)(良:2票)
880.  十戒(1956)
僕にとってこの作品は特別な意味合いがあります。まだ幼稚園に上がるか上がらないかというときに初めてこの映画を見たのですが、この映画は僕に映画の持つ壮大さ、面白さ、そして素晴らしさをこれでもかというほど教えてくれました。年齢のせいもあってか、そのころは難しい事もわからず、それでもヘブライ人がモーゼと共にエジプトを出る場面や、ファラオの軍勢が迫る中紅海を渡る彼らの姿に手に汗握りましたが、今こうして見返してみると、こうしたスペクタクル場面以上に、この映画は愛、希望、そして自由をテーマにしているということに気付きました。ビシアがモーゼを想う深い愛に共感し、実の母であるヨシャベルの心の内に涙し、またヘブライ人が何故虐げられねばならないのかという(モーゼの)同胞の言葉に心を打たれ、遂に彼らが奴隷という身分から開放され、世界に初めて“自由”が誕生した場面では、彼らと共に喜びを分かち合いました。勿論僕は無神論者であり、ユダヤ教の選民思想やキリスト教の絶対主義などは好きではありませんが。しかしながら、彼らは「こうした苦役からいつか主は救ってくださる。我々は選ばれた民であり、主は我々を試されておられるのだ」と“信じる”ことにより、明日を生きる“希望”を得ていた、と考えれば、それをすべて否定することは僕には出来ません。宗教的な意味合いが深く、難解な部分も多い映画ですが、それでも僕にとってこの映画はマイ・ベストであり、何よりも自分の原点であるので、点数は言うまでもなく満点を差し上げたいです。
10点(2004-08-10 02:35:50)(良:2票)
010.06%
1221.33%
2181.09%
3613.68%
4915.49%
532619.66%
637922.86%
744026.54%
824915.02%
9623.74%
1090.54%

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