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カワウソの聞耳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 416
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介

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81.  サラの鍵 《ネタバレ》 
作りが丁寧だなという印象。ストーリーも役者もしっかりしていて、物語に惹きこまれました。自分の責任として弟の死を知った後のサラがどういう心境であったかは、他人の推測や反応からしか伝わってきません。それは、サラの過去を探っているジュリアと同じ立場から、映画を見ている人が考えることなのでしょう。それだけに、ジュリアの選択に共感できるのです。
[DVD(字幕)] 8点(2013-04-14 20:35:55)
82.  人生はビギナーズ
シリアスになりすぎず、自分の人生を見返す機会にもなるとてもいい映画だと思います。「行きたい方向をさして、自分がドライブするから」なんて、言葉で表しにくい気持ちの表現方法で、共感しやすいのでは。
[DVD(字幕)] 8点(2012-12-22 20:34:27)
83.  ホビット/思いがけない冒険
『ロード・オブ・ザ・リング』3部作に比べ感情移入しにくかった。それは、主登場人物がホビット、ドワーフたちとガンダルフであり、人間でないからだと思う。『LOTR』では、指輪がもつ魔力の誘惑や、権力やプライドに固執する人間性がうまくドラマ部分に取り入れられていた。今作ではそのドラマ部分が弱まっている。その反面、『LOTR』の世界観はよりスケールを増して継続され、トロルやゴブリンなど人間以外のキャラクター造形に力が入れられている。なお、3D映画はすぐ目が疲れるのだけど、3時間の本作ではあまり疲れず目に優しい3Dでした。
[映画館(字幕)] 8点(2012-12-16 14:32:35)
84.  アルゴ 《ネタバレ》 
当時のイラン-アメリカの関係を簡潔に説明する冒頭から映画に惹き込まれる。偽の映画作りに協力するハリウッド関係者にアラン・アーキン、ジョン・グッドマンという存在感のある役者を配し、一方イランで孤立化した大使館職員たちはあまり知られていない役者が演じているのも、物語の現実味を高めている。ベン・アフレックの家庭環境など、本筋以外のドラマ部分が弱いのが少し物足りない。
[映画館(字幕)] 8点(2012-10-30 09:09:44)
85.  灼熱の魂 《ネタバレ》 
中東での内戦が生んだ悲劇を背景とした、一人の母親の物語。映画は、主人公が残した遺言(=謎)を受けた双子の姉弟が、母親の故郷を辿るところから始まる。姉弟の旅と同時に、主人公の過去が徐々に明らかになっていく展開はミステリ的要素を含む。けれど、その真実はあまりに過酷だ。憎しみと愛情の入り混じった母親の葛藤は、出生の秘密を知った子供たちに受け継がれることになる。広大な砂地を捉えた美しい映像と練られた物語の中に、歴史が生んだ悲劇を浮かび上がらせる秀作。
[映画館(字幕)] 8点(2012-01-30 09:56:18)(良:1票)
86.  ミックマック 《ネタバレ》 
変わった仲間たちが助け合って大企業に立ち向かい、ピンチ中で恋が芽生える。派手さはないけど、頭が良くておかしな復讐劇に魅了されました。いがみ合う企業の社長たちを覆面して拉致し、鳴り物を鳴らして中東に連れて行ったように見せかけるラスト。分かってはいるけど気持ちのいい爽快感がありました。凝りに凝ったセットも映画の魅力で、「ヘンテコだけどこんな楽しいこんな映画を見たよ」と人に伝えたくなる映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2011-09-16 23:49:36)(良:1票)
87.  シングルマン 《ネタバレ》 
トム・フォードは知らないが、とても雰囲気のいい映画だった。大切な人を失った孤独。過去、現在、未来と思いをはせては、孤独を重ねていく。ゲイを演じるコリン・ファース、夫と別れ子供と離れて孤独をぶつけるジュリアン・ムーア。どちらもクセの現れそうそうな役だが、感情を押し殺して現実味のある感じが良かった。
[DVD(字幕)] 8点(2011-09-12 22:03:44)
88.  BIUTIFUL ビューティフル(2010) 《ネタバレ》 
イニャリトゥ監督が、ギジェルモ・アリアガの脚本から離れて撮った映画。そのためか、「アモーレス・ペロス」「21グラム」「バベル」と徐々に加速していった時間錯誤がなく、主人公を中心とした物語に素直に感情移入しやすい。主人公は余命を宣告され、残る子供たちのためにお金を貯めようと奔走する。その過程で見えてくる主人公を取り巻く世界は過酷で、なによりも狭い。この狭い世界をより窮屈に感じさせるイニャリトゥァの演出と、バルデムの圧倒的な演技に圧倒させられました。
[映画館(字幕)] 8点(2011-07-03 22:09:50)
89.  エレニの旅 《ネタバレ》 
映画のラスト、水に浮いた小屋の中で死んだ息子に倒れかけながら泣き叫ぶエレニ。エレニが歩んできた人生の悲哀が凝縮されたこのシーン、物語の終着駅として輝いています。美しいながらも冗長な映画ですが最後に得られる感動は大きく、いい映画を観た実感が余韻を残します。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-06-16 10:07:45)
90.  ザ・ファイター 《ネタバレ》 
物語はウォード本人というより、その家族全体に焦点が当たっている。ヤク中の兄や高圧的な母親、穏やかな父親に複数の姉妹(何人いたか最後まで分からなかった…)らが、家族期待の星である次男のボクサーにどう向き合うかが描かれている。対戦相手やボクシング界の裏の物語をできるだけ省いたことで、映画に感情移入しやすい。主人公のマーク・ウォールバーグは終盤に至るまであまり自己主張をしない人物として描かれている。対して、兄と母親、そして恋人は恐ろしく自己主張が強く、主人公の人生を振り回す。この3人を演じた俳優がそれぞれオスカーにノミネートされ、2人が受賞したのが十分に頷ける。この3人が映画をおもしろく、より質の高い作品にしている。
[映画館(字幕)] 8点(2011-03-27 21:31:08)
91.  トゥルー・グリット 《ネタバレ》 
「ノーカントリー」「シリアスマン」と、一見しただけでは映画全体をつかみ辛い作品の続くコーエン兄弟だが、この「トゥルーグリット」は王道。父親を殺した男に罪を償わせるため追跡する少女の成長物語になっている。この少女役のヘイリー・スタインフェルドが出色。大人たちを口で言い負かしながら、犯人に近づいていく猛々しい姿に惹きこまれる。回りを固めるジェフ・ブリッジス、マット・デイモンもそれぞれ魅力的だ。実はこの映画、銃で命中させることができるかどうかが物語の伏線として所々に盛り込まれている。ワンチャンスに、一発の銃弾。それを命中させられるかどうかが生死を分ける。相手が丸腰でも先に引き金を引いてきたブリッジス演じる保安官と、迷いから的を外したことのあるデイモン演じるレンジャー。銃撃シーンに派手さはないが、彼らの思いとコーエン兄弟こだわりの構図が相まって緊迫感に満ちている。
[映画館(字幕)] 8点(2011-03-21 12:01:34)(良:1票)
92.  ザ・タウン 《ネタバレ》 
クライムドラマとして十分楽しめます。仲間との絆とぶつかり合い、FBIとの駆け引き、そしてラストの銃撃戦まで気が抜けません。ベン・アフレック監督の前作では、若手のケイシー・アフレックの周りをエド・ハリス、モーガン・フリーマンという存在感ある名優が固めることで、質の高い映画になっていました。今作ではアフレックが主役を演じ、他の主要登場人物は主役級の俳優ではありません。しかし、さらに脇役を演じるクリス・クーパーとピート・ポスルスウェイトが抜群の存在感を放っています。主人公の父親役のクーパーは登場は一度きりながら、父親の跡を追ってしまった主人公の投影として強い印象を残します。強盗から足を洗えない主人公の象徴である町の元締めポスルスウェイトと主人公との最後の対峙もよい。先日亡くなったポスルスウェイトが、さすがの死に様でドラマを締めています。配役の巧さが光る映画です。
[映画館(字幕)] 8点(2011-02-12 17:47:40)(良:2票)
93.  アンストッパブル
余計な部分を極力そぎ落とし、娯楽に徹した映画。人物描写も最低限しっかり描かれているので感情移入できるし、迫力ある映像は文句なし。ストーリーを複雑にしたからといって映画がおもしろくなるわけではないのだと、見終わった後に感じさせてくれました。
[映画館(字幕)] 8点(2011-01-20 09:37:32)
94.  あの日、欲望の大地で 《ネタバレ》 
主人公が誤って母親を殺してしまった事実は、映画の構成としてラストまで隠されている。しかし、人生から逃げているかのような主人公、シャーリーズ・セロンのその闇は、最後まで映画を見なくても見ている側に徐々に伝わってくる。この「もしかしたら」という疑惑が少しずつ主人公の投げやりな行動につながってきて、静かな感動が湧き上がってくる。この映画は謎解き映画ではない。徐々に悲惨な過去を見ている側に気づかせる語り口、ギジェルモ・アリアガはやはり一流の脚本家である。
[DVD(字幕)] 8点(2010-09-09 21:23:55)
95.  マイ・ライフ、マイ・ファミリー 《ネタバレ》 
温かい気持ちになれる家族ドラマ。親の介護という誰でも経験する問題を描きながら、その子どもたちの悩みが見えてくる。大学教授の兄は仕事に打ち込む反面、彼女と結婚したいかどうか分からない。妹は戯曲を書く夢を持ちながら、中年に近づいても不倫関係に満足している。兄妹は自分の人生に精一杯なのだが、家族の絆はおろそかにできない。親の介護によって2人の人生はその絆に翻弄されるかに見えるが、心境が劇的に変化するわけではない。人は皆、あらゆる出来事に右往左往しながらも生きていく。介護もその一つなのだろうか。けれど、人生をいっぱいいっぱいに生きている姿が伝わってくる。
[DVD(字幕)] 8点(2010-09-09 21:10:46)
96.  レイチェルの結婚 《ネタバレ》 
精神的に不安定な女性と家族との関係を率直に捉えた映画。女性に対する家族それぞれの向き合い方が丁寧に描かれています。当たり障りなく普通に接しようという父親、勝手な行動に素直に不満をぶつける姉、関わりたくないような素振りを見せる母親。それぞれの行動から見えてくるのは、「家族」という切っても切れない関係。息子の死という暗い過去が背景にあることが後半に明らかになりますが、そういった過去があるかないかに関わらず普遍的なテーマなのではないでしょうか。
[DVD(字幕)] 8点(2010-03-30 23:28:54)
97.  レッドクリフ Part I
ジョン・ウー久々の快作。豪華な俳優陣とCG満載の迫力映像が映画館の巨大なスクリーンにぴったり。ドラマも善が悪を倒すというシンプルなものであり、大作と呼ぶにふさわしい。どのキャラクターも魅力的で、カッコイイ男たちの姿に爽やかな気持ちになれた。
[映画館(字幕)] 8点(2008-12-03 23:01:22)
98.  宮廷画家ゴヤは見た 《ネタバレ》 
サンペンス性の高いおもしろさがあった。少女は助かるのか?神父は罪に問われるのか? その一方で、主題は異端審問を中心とした激動の時代に翻弄された人々の姿にある。観客の目はあくまでゴヤであり、彼は傍観者で記録者だ。セットや衣装も豪華で、ファアマンの演出の力強さを堪能できた。
[映画館(字幕)] 8点(2008-11-09 19:17:33)
99.  アクロス・ザ・ユニバース
ビートルズの名曲をもとにした青春ミュージカル。60年代のNYを舞台に、ベトナム戦争の波に呑まれた若者たちのドラマが展開する。主題は“愛”と分かりやすい。しかし、ビートルズの数々の曲と、ジューリー・テイモア監督の個性的な演出に終始圧倒されっぱなしです。『タイタス』『フリーダ』の監督なので、奇抜な演出がダメな人は合わないかもしれませんが、スクリーンの大音響,大画面で堪能するのに十分値する作品になってます。 
[映画館(字幕)] 8点(2008-08-24 17:00:53)(良:1票)
100.  ゼア・ウィル・ビー・ブラッド 《ネタバレ》 
全編出ずっぱりのダイエル・デイ=ルイスに圧倒されっぱなし。人を信用できず、お金を稼ぐためにのみ人を必要とする男の情熱を体現している。対して、息子(実の息子ではない)への愛情は複雑さがある。息子との決別、狂信的な牧師との対決と続くラストはスクリーンに釘付け。牧師が双子だという点が途中まで掴めなかったので、ちょっと困りました。ロバート・アルトマン監督に捧げられた、パワーみなぎる映画です。
[映画館(字幕)] 8点(2008-04-27 13:14:40)
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