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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1984
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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81.  12モンキーズ 《ネタバレ》 
テリーギリアムが、あの世界観を活かしつつも、 サスペンスタッチに挑んだ、一皮むけた作品。 劇中、ヒッチコックの鳥が出てくるが、正統派サスペンスの映画を勉強した跡がある。  これまでの「バンデットQ」や「バロン」とは違い、箱庭ではなく、 街にカメラを持ち出した、後の彼の映画につながる興味深い一本。  女性を描いてる意味でも彼を語る上で、欠かせない。  なんというバッドエンド。 鑑賞後の絶望感とアームストロングの歌の落差が心に残る。
[ビデオ(字幕)] 7点(2022-02-20 01:04:44)
82.  42丁目のワーニャ 《ネタバレ》 
これは原作を読まないと、劇中劇なのかどうなのか、分からない。 自分も鑑賞後のモヤモヤをなくすために、原作の「ワーニャ伯父さん」を読んだ。 なんと!原作と同じなのである。  つまり、劇の芝居稽古をしているように見せていて、 まったく原作の劇そのものだったのである。  ルイマルの意図は、奇をてらったように見せて、 実は正攻法だったという彼の作劇そのものだった、ということではないか? ※「ダメージ」という”?”な映画もあるが・・  まさしく!の1本。
[ビデオ(字幕)] 7点(2021-04-18 20:09:13)
83.  スウィング・キッズ 《ネタバレ》 
スウィングを愛する3人の仲間。 プレーヤーでもあるアーヴィッド。 女を買ったりする、どこか単純な、やがてナチに傾倒するトーマス。 そして父をナチにやられた、悩める主人公ピーター。  ポイントは、トーマスである。 仲間の中の問題児でもあり、仲間一の腕っぷしであるが、 ナチの優生思想にどっぷりつかり、とうとう父親も売ってしまう。  ピーターとアーヴィッドは、真摯にナチズムの広がる世の中で悩んでいた。 自分の好きなもの、自分を失ってまで、ナチにひれ伏していいものか・・ つらい映画であるが、英語でしゃべるドイツの映画だったので、どこかシラケた。
[ビデオ(字幕)] 7点(2021-04-12 07:53:36)
84.  大怪獣東京に現わる 《ネタバレ》 
CGでリアルな怪獣映像があふれるなか、 怪獣がまったく画面に登場しない、怪獣映画があった~!  東京や日本各地が怪獣被害で無茶苦茶になるなか、福井のある地方の町では、 町民が勝手に興奮して、みんな感情が燃え上がるというお話。コメディですね。  最後は原発問題にまで触れ、令和の今では、多分再評価されにくい映画ではあるが、ストーリーとしては面白い。  これってコロナで都会が騒然となってるときに、意外と田舎の方では、 日本おしまいじゃねって盛り上がってたのかな、とか・・ (まぁ俺も中都会だから、何も言えないか・・失笑)
[ビデオ(邦画)] 7点(2021-02-12 00:03:01)
85.  カナディアン・エクスプレス 《ネタバレ》 
映画を好きになった80年代頃のアクション映画。 「ダーティハリー」とか、この映画のジーンハックマンとか・・ とにかく観まくってた。  この映画は、公開当時気にはなっていたが、30ン年経って、鑑賞。  何より分かりやすいよね。 今の世代には、予測可能なんて馬鹿にされるかもしれないけど、 迫りくる殺し屋におもちゃの銃で反撃開始とか、列車の屋根でのクライマックスのアクション。 正体怪し気なデブが実は味方だったり、うるさくつきまとうオバちゃんが敵だったり、とにかく楽しい。  新しいものに疲れたときには、この頃のアクション映画が癒しだったりする。
[ビデオ(吹替)] 7点(2021-02-11 20:26:22)
86.  アンジェラの灰 《ネタバレ》 
アランパーカー追悼の意を込めて鑑賞。  アランパーカーの初期の青年の成長を描く映画が好きだった。 「フェーム」「バーディ」 この映画でも、不況にあえぐアイルランドで、 経済的に困窮していた家族の、少年から青年へと成長していく様をじっくり描いている。  アイルランドと言えば、ジョンカーニーの映画でもお馴染みの国である。 いつだって、経済的にきつい、閉塞感のある国のイメージがある。 この映画では、そこから逃げ出すようにアメリカへと旅立っていくラストだ。  父親が入り浸ってたバーの店先に飾ってあった自由の女神を眺めていた青年が、 ラスト、本物の自由の女神を船上から眺めるとこが印象的だ。 閉塞感たっぷりの2時間のあとに、アメリカのイメージがまぶしい。 この後、この青年にどんな人生が待ち受けているのだろう・・
[ビデオ(字幕)] 7点(2020-08-15 21:42:59)
87.  トキワ荘の青春 《ネタバレ》 
NHKの「わが青春のトキワ荘」を見ていると、誰が誰か分かりやすく、 この作品のテーマも読みやすい。 というか、市川準は、漫画にそれほど愛情を持っていると思えず、 いつもの市川節ならば、もう前述のNHK特集を見ればいいわけで、あまり制作の意図が読めない。  本木くんの映画と思えば、すっきりはするが・・ 長回しというか、淡々と情景を撮るというか、長いCM(昭和に流行った感じの)のようである、 市川節では、この素材はもったいなさすぎである。  でも自分を殺さず、時流に取り残されていく作家の話としては、 見応えがありました。
[ビデオ(邦画)] 7点(2020-07-22 01:35:37)
88.  セブン・イヤーズ・イン・チベット 《ネタバレ》 
有名な登山家とダライラマの友情の話である。 この友情は事実らしい。  この登山家との出会いがなければ、中国のチベット事件のときに ダライラマは亡命しただろうか? そして、チベット文化は残り続けたろうか?  中国は恐ろしい。 戦後すぐで気が立っていたからだろうか? でも今の香港を見ても、中国のホントのところは分からない。 中国映画を観ても、人情もあり、魅力ある人たちの国だとは思う。 でも政治が国を動かしているからなぁ・・  スコセッシの「クンドゥン」も似た話である。 こちらはダライラマを主人公にして、チベット事件を描いてる。
[DVD(字幕)] 7点(2020-06-06 22:54:12)
89.  ミュージック・オブ・ハート 《ネタバレ》 
皆言ってますけど、「天使にラブソング」のヴァイオリン版かと思いながら、 観てました。  どの頃からだろう・・もう泣けて泣けて・・ ラストの音楽家たちの友情にも泣けて・・  それにしてもメリルストリープがカーネギーに負けない貫禄だったなぁ・・
[ビデオ(字幕)] 7点(2020-04-25 11:51:55)
90.  眠る男 《ネタバレ》 
これは「魂」について描いた映画だと思う。  体の不調ではなく、寝たきりの人間がふっと魂が抜けて、あの世に行く。 それがこの映画のクライマックスだ。 荼毘にふされた後、村で能が演じられる。 能は現実と幻想のやりとりを演じたもので、 死の世界から現世へと語りかけてくるのが特徴とこの映画で言っている。  眠っている時間、風呂に入ってボ~としてる時間、それらは魂はどこにいるのか? 島を訪れた女性に、島の人間が思いを寄せたら、その女性は島から抜け出せなくなるのは何故か? 魂の問題がポツポツと語られる。 ネット万能の現代でも、魂は科学ではよく分かってない。  力まない映画で「魂」を語っているのが鬼才小栗康平のなせる技であろう。
[ビデオ(邦画)] 7点(2020-04-05 18:15:32)
91.  アウトブレイク 《ネタバレ》 
2020年、コロナウィルス問題が大きくなってきたので、 昔、話題になったこの映画を観た。  感染症封じ込め騒ぎから始まって、大統領がついに感染した町全部を 爆撃しようとするという恐ろしい話。 ダスティンホフマンとキューバグッティング(実はものすごく頼りになる人だった)の二人の コンビが阻止しようとする下りは、娯楽モノとして上出来でした。  あっという間の2時間だった。 はよ、コロナ騒ぎ、終息してほしい。
[ビデオ(字幕)] 7点(2020-02-23 22:24:25)
92.  四万十川 《ネタバレ》 
丁寧な作品で、心情の動きが細かく描かれている。  NHKでタモリが四万十川を歩いている番組があったので、 映画の背景がつかみやすい内に鑑賞した。 沈下橋や台風で氾濫する四万十川など、うまく話しに取り込まれている。  川と共に住む人々なので、稲作などの農業はそう盛んではない。 だから、そこに住む人の家族と工事現場作業員などの一時的に住んでいる人の家族との別れがある。 この話では、父親の事故により、しっかりものの長女が隣の県まで出稼ぎに行く別れもある。 思春期の別れは強烈なインパクトがある。 そこを静かに丁寧に、アツくんの成長を通して描かれている。  まだ列島に経済成長の勢いがあった頃で、 四万十川流域の学校にもたくさんの生徒がいた頃の話だ。 令和の今となっては、隔世の感がある。
[ビデオ(邦画)] 7点(2020-02-09 00:28:20)
93.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス 《ネタバレ》 
2019年の年末はSWシリーズが終わったという歴史的ポイントになるであろう。 (新3部作の噂は知らないことにして・・) で、最後の結末を観る前におさらい。  まず生命体が暗黒面に堕ちざるを得ないほどの運命を描いた ダースベーダー誕生シリーズ3部作の第1弾。 まずは劇的なジェダイとアナキンの出会いを描く。 奴隷の身分にいた少年が、恐るべきジェダイの素質をもっていたところが今話のミソ。  この後、4話から6話までエンタメ要素の強い善悪の戦いを描いて、さぁ7話からの話につながる。 まぁ焦らず、次は第2話を再見するとしよう。 今話の戦闘シーンは、貿易で窮地に立たされた星と強国との戦い。 宇宙をまとめる共和国は腐敗が進んでいて、体を成してなかったとこが描かれてる。
[DVD(字幕)] 7点(2020-01-01 19:47:01)
94.  つぐみ 《ネタバレ》 
市川準って最初はCM風で違和感あるんだけど、観てるうちにいつの間にか 映画体験させられてるんだよなぁ~。スゲェ。  牧瀬里穂が強情娘の表裏を見事に表現してます。 いますよね~、こういう娘さん。 真田広之との恋愛のその後を見たかった気もします。 でも市川準らしくていいです。 恋愛を深入りして描くタイプの監督じゃなかったですもんね。
[ビデオ(邦画)] 7点(2019-08-04 23:35:40)
95.  時雨の記 《ネタバレ》 
なんだ、この無礼な男は、と思っていた。 吉永小百合に無礼なふるまいを、けしからん、と・・ きっと建設業で伝統的な建物を壊して、新しい建物を造ってる輩なんだろうな、と。  でも最後、渡哲也演じる男が死に、改めて吉永小百合が彼の書いた和歌を読むと・・ 「吉野山 こぞのしをりの 道かへて まだ見ぬ方の 花をたづねん」 妻以外のきれいな女性にちょっと「たづねて」みたかったんだね・・
[DVD(邦画)] 7点(2019-07-27 19:27:46)
96.  八月の狂詩曲 《ネタバレ》 
黒澤監督の「夢」の中の短編を、1時間半の映画にしたような感じだ。 あのピカドンの眼は、インパクトあった。見事です。 黒澤さんの夢のようなイメージだ。  黒澤さんはどの作品観ても、丁寧に創り込んでいくのが感じられる。 今の映画に慣れてる人には、ちょっと物足りないかも・・ でもこんな地味な内容を最後まで観せられる力量はスゴイです。  まさに日本の映画! テンポも、内容も、映像も。 アメリカに影響を受けた「姿三四郎」などの初期の作品から 日本を取り戻した監督のやらなきゃいけなかった仕事だと思います。
[ビデオ(邦画)] 7点(2019-07-05 02:24:51)
97.  ステラ 《ネタバレ》 
母親、一世一代の大芝居。  だけど娘さん、分かってたんだろうと思う。 それでも母親がああした演技してまで、私の人生を歩めというなら、 そうしようと思ったのだと思います。  もう泣けちゃう。 ベッドミドラーの苦労のにじみ出た表情が素敵です。
[ビデオ(字幕)] 7点(2019-07-03 13:38:28)
98.  トイ・ソルジャー 《ネタバレ》 
いや~結構面白かった。 某レンタル屋の発掘良品は、結構面白いのがあるね。  学園内で発砲するなんていうのは、令和になる今は、 あまり映画では見受けられないね。 ドゥニ・ヴィルヌーブの「静かなる叫び」くらい? ガスヴァンの「エレファント」(未見)もそうなのかなぁ。  悪ガキVSテロリストという構図が面白い。 勧善懲悪だから、わかりやすく、鑑賞後すっきりする。 昔の映画って感じだなぁ。 この頃の洋画は楽しかった。
[DVD(字幕)] 7点(2019-04-27 23:36:40)
99.  ハイヒール(1991) 《ネタバレ》 
自身が同性愛者ということもあって、ゲイの描写が群を抜いている感じだ。  劇中、ベルイマンの「秋のソナタ」に触れているが、 彼が思春期の女親と娘の向き合い方を描いてることが、興味深い。 無神経な言動をするような男と付き合ってたり、男を見る目のない才能豊かな母親。 かなわない母親の男と結婚することで、母親に一矢報いたつもりだったが、もともと男が 大したタマじゃない。乱れた女性関係から、殺人事件にまで発展して、最後は母娘の話になる。  アルモドバルの全盛期を予感させる初期の傑作。 早くも彼の卓越した女性観や色の使い方が顔をのぞかせていて、興味深い一本。
[DVD(字幕)] 7点(2019-02-03 00:18:37)
100.  風が吹くまま 《ネタバレ》 
キアロスタミの映画には、観るコツがある。 何かありそうだけど、何もない場合が多い、とリラックスして観ること。 そうすると、彼の映画のなかの会話やちょっとしたことに、クスリと笑える余裕が出てくる。  この映画では、少年と大人の友情や、顔を見せぬ少女や生き埋めになった事故など。 田舎の刺激感覚で見ると、これらもまた楽しい。 都会の次々消費される刺激の中で、これらの牧歌的な刺激もまた新鮮だ。  そして会話の豊かさ。 ビジネス的な要素の一切ない会話の豊潤さ。 そこにキアロスタミの醍醐味を僕は感じてる。
[DVD(字幕)] 7点(2019-01-19 15:45:34)
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