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Northwoodさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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81.  七つの会議 《ネタバレ》 
なかなか楽しめました。原作とは八角氏のキャラクターを大きく変更していますが、これはこれでアリだと思います。かなり強烈な印象を残してくれます。しかし、おかげで少し矛盾も。八角氏は20年間もの間、会社の不正を正すことができず、ひたすら後ろ向きな人生を送った人物であって、本質的には負け犬かつ小心者のはず。野村氏演ずる八角氏は、爪を隠した能ある鷹の雰囲気然としていて、彼の抱えている苦悩が見えてきません。まあ、元妻とのシーンでわずかに描かれますが。 浜本女史が退職に至る理由とか、いくつかのシーンが映画らしくなく、説明っぽい&駆け足だったのが少し残念。もっと尺は長くてもよかったのに。
[映画館(邦画)] 7点(2019-02-06 01:00:05)
82.  シュガー・ラッシュ:オンライン 《ネタバレ》 
うろ覚えではあるのだが、確か前作では、ヴァネロペには世間知らずのやんちゃな女の子、ラルフには粗暴だけども気の優しい保護者としての属性が与えてあったと思うのだが、近年自立した女性を描くことに熱心なディズニーは、ヴァネロペは正にそのとおりのキャラクターとし、逆にラルフはただの粘着性のストーカー男にしてしまった。これでは高得点にはならないなあ。 よほど自立していない女性が嫌いなのか、今回の見どころであるプリンセス大集合のシーンでも、トラディショナルなお姫様であるところの、白雪姫や人魚姫、シンデレラなんか、ほとんど白痴のような描き方で、こりゃひどいよ。 物語後半はどう考えたってこうすべきでしょ。 →自分の夢をかなえたいと思いつつもラルフのことを思いやって吹っ切れないヴァネロペに対し、ラルフがわざと嫌われるようなことをして姿を消し、連絡も断つ・・・後で事情を知ったヴァネロペが数年後ラルフに会いに来る・・・ベタすぎるか。そういう映画もすでにあったような気がするけど、絶対こっちのほうが良い。 誰か「泣いた赤鬼」をディズニーのスタッフに読ませてやって!
[映画館(吹替)] 4点(2018-12-22 01:11:50)(良:1票)
83.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 
クイーンの音楽って、個々の曲はとてもカッコ良いものが多くて好きなんですが、全体としてみると統一感がないっていうか、つかみどころがなく、なんだかごった煮のイメージがあったんですが、なるほど彼らはあえてそのような音楽を目指していたわけね。本作を見てようやく理解しました。 映画は、特に最後のライブ・エイドのシーンの盛り上がりはものすごく、気分は最高に高揚するのですが、ストーリーとしてはたいして見るべきものがない。そもそも、大物になるにつれ神経過敏かつ傲慢になり、勝手に孤立していくフレディに肩入れできる部分がなく、結局この映画に対する好印象は、クイーンの名曲群に気分が乗せられただけ、だったかな。フレディ役の俳優も頑張ってはいたのですが、やや、か弱すぎるイメージでした。(本当のフレディ・マーキュリーが、見かけと異なり実際にはとても繊細な人であったのかもしれませんが) それに引き換え、クイーンの他のメンバーの人格の高潔さよ!
[映画館(字幕)] 7点(2018-11-13 01:15:40)
84.  ジュラシック・ワールド/炎の王国 《ネタバレ》 
やっていることはいつもと一緒。万全な“はず”の警備や設備にしょうもない抜かりがあって、結局恐竜たちが大暴れ。 別にそれ以上を期待していたわけではないけれど、今作は特にT-REXの存在感がかなり薄れてしまっているのはマイナス。悪人は容赦なく襲うくせに、主人公サイドに対しては、窮地を助ける味方のような役割ばっかり。 知能の高い新種の恐竜や、バンブルビーの如く主役のボディガードを務める味方の恐竜なんて要らないのよ。もっとシンプルに大型肉食恐竜の怖さを見せてもらいたいのです。 ただ今作は、いつもなら最後はどうにかこうにか畳む物語の風呂敷を、全く畳まないどころか、破り捨ててしまうのは新機軸。ラストはエライことになっているので、これを次回作でうまく決着をつけてくれるなら、もう一作つきあってもよいとは思いました。 でも、今回T-REXの血を輸血したブルーが、T-REXと意思疎通できるようになって仲間にしてしまうとか、ブルーが産んだ卵からラプトルとT-REXのハイブリッドが生まれて、オプティマス・"T-REX"・プライム的な超獣が現れるとか、そんな展開なら願い下げ。
[映画館(字幕)] 4点(2018-08-21 06:52:24)(良:2票)
85.  ミッション:インポッシブル/フォールアウト 《ネタバレ》 
比較的皆さん厳しい採点で・・・ 私にとっては、前作に引き続き、アクション映画におよそ必要と考えられる要素がすべて盛り込まれている、文句のつけようのない作品でした。 MIシリーズは、転機は何といっても3作目であって、M.I.IIIなくしてその後の傑作シリーズが全てなかったと思うと、ぞっとするくらいです。J.J.エイブラムスの参画と、ベンジーのレギュラー化、そしてもちろんT.クルーズの全力疾走! よって、人によってはまたか・・・と思うのでしょうが、ジュリアの再登場は、大変に嬉しい展開でした。 1作目を彷彿とさせる部屋全体を偽装しての作戦や、前作同様の激しいバイクスタント、3作目を思い出させる船での窮地からの脱出、そしてやはり3作目とかぶるような全力疾走シーンと、シリーズの集大成の感があります。なんと、あの(落第生の)2作目オープニングシーンを彷彿とさせるシーンさえありました。 これだけ盛り込まれてしまうと、シリーズが終わってしまうのか?とちょっとドキドキです。もっともっと見ていたいですが。 それにしても、ヘンリー・カビルはこんな役を受けてしまって、ナポレオン・ソロに戻れるのかいな??
[映画館(字幕)] 10点(2018-08-09 20:29:30)
86.  インクレディブル・ファミリー 《ネタバレ》 
この数ヶ月間、あまり面白いと思える映画がなかっただけに、期待感満載で初日に駆け付けてしまいました。こちらの気持ちをわかっていて、それをさらに煽るかのようなDisneyロゴ、Pixerロゴが現れ、思わずニンマリ。製作者側の人たちにとっても、このコンテンツがとても大事で、満を持した続編だということが伝わる導入部でした。 物語は、前作からの驚くほどに直接的な続きであって、ヒーロー活動が禁止された世界でのヒーローたちの苦悩というのが、今回も主題。前作ラストの家族全員変身シーンで、ヒーローが歓迎される世界に戻ったものだと私は解釈していたのですが・・・ また、何とジャックジャックのスーパーパワーを誰も知らないという設定までもが維持されてました。 ストーリーはやや合理性に欠けますが、インクレディブルズとフロゾンの縦横無尽の活躍に、至福の2時間です。もう少しダッシュの見せ場が欲しかったところかな。 好きなシリーズなので、点数はやや甘めにしちゃいます。
[映画館(吹替)] 9点(2018-08-02 00:42:38)(良:2票)
87.  ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 
ハン・ソロっていうキャラクターは、元来ごりごりの利己主義の塊であり、でも実はちょっとだけ(「だけ」ね!ここが大事)お人好しなところがある。レイアに惚れてしまったこともあって、心ならずも反乱軍に協力する立場になってしまった、というところに最大の魅力があるのでしょう。だから、EP4の最後にルークを助けに来るシーンで、皆が「なんと!彼が来てくれた!」と喜べたのでしょ。 なので、本スピンオフで語られるところの、実は元々好い人でしたよん、というのは違和感ありまくりです。
[映画館(字幕)] 5点(2018-07-16 20:00:03)(良:1票)
88.  レディ・プレイヤー1 《ネタバレ》 
多量に使用される80年代ポップスに端的に表わされるように、この映画のメインターゲットは40代後半から50代(当方、まさにど真ん中)なのでしょうが、メインキャラクターはティーンエイジャーだし、ストーリーは幼稚だし、一体どの年齢層をターゲットにしているかわからない状態でした。 私は映画は大好きなので、シャイニングがらみのネタは大変楽しめました。一方、アニメとゲームは人並みには好きでしたが、20代で卒業してしまったので、そちらのネタには嵌まりきれず。でも、アニメネタ、ゲームネタも随分古くて、やっぱり若い人向けではないよね。30代以下の人は楽しめないんじゃないか? 未来世界の創造がA.I.やマイノリティー・リポートほどもしっかり出来ておらず、よって、いくら主人公がシリアスになっても、OASISを支配しようが支配されようが、どうでも良いんじゃない?という感覚が最後まで抜けずでした。 現実世界だけがリアルである、なんて結論も、さすがにこの年ならもうわかってますって。
[映画館(字幕)] 5点(2018-04-29 19:18:23)(良:1票)
89.  アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 《ネタバレ》 
映画の出来を論じる以前に、この商法は無いわあ・・・ まさか2時間半もの長さの有料予告編だったとは。 (製作事情知っている人は知っているんでしょうが)
[映画館(字幕)] 2点(2018-04-28 00:20:18)(良:1票)
90.  ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 《ネタバレ》 
東宝東和の配給映画は、始まる前に日本語のタイトル画面が現れる。よって、無粋な「映倫」マークを伴わずに実にあっさりと表示されるThe Postの原題は、危うく見逃すところであった。ん?The Post? 「ペンタゴン・ペーパーズ」しかもご丁寧に「最高機密文書」の副題までいれたタイトルから、勝手にポリティカルサスペンスを想像して観に来た私の認識は早々に改めることを余儀なくされた。 実際、話の中心は、伝統はあるが、経営は時代遅れの同族で、必ずしも順調でないワシントン・ポストを、不本意ながらも背負わざるを得なかった女性社主キャサリンが、さまざまな挫折や妥協を重ねた末に、ようやく経営者としての強い判断を下すにいたるまでの経緯の物語であり、一種の個人の伝記映画の側面の方が強かった気がします。 本当に、トランプ政権に対する批判としてこの映画を製作した意図があったのですかね?それにしては、タイトルの付け方も含め、少し変化球すぎたと感じます。非常にダイアローグの多い映画で、容赦のないその早口の会話から、さらには画面に映る新聞や文書などの文字から読み取るべき情報がきわめて多く、この事件の背景を少しは知っていないと、ストーリーについて行くのは結構大変かも。スピルバーグにしては、このあたりの作りこみが不親切だった気がしました。
[映画館(字幕)] 5点(2018-04-10 01:02:44)(良:1票)
91.  リメンバー・ミー(2017) 《ネタバレ》 
ピクサーからまたもや大傑作の誕生。 このサイトでも人気の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」も、既に古典と言ってよいほどの昔の映画になってしまった2018年、いまを生きる子供たちに新たに送る「フューチャー」ならぬ「バック・トゥ・ザ・現世」の大冒険。クライマックスでの、あの懐かしいギリギリ感とヒヤヒヤ感が見事に再現されてます。 さらには、ディズニー映画らしく、号泣必至のシーンも。というか、こちらの方がむしろ映画の主題ですが。 確かに、子供向けアニメ映画だからこその設定の甘さやご都合主義的展開はあるものの、全く許容範囲。 大活劇+大感動の1粒で2度おいしい、素晴らしい映画でした。 余談:珍しくこの映画は、オリジナルタイトルより邦題の方が良いのではないだろうか?
[映画館(吹替)] 9点(2018-03-28 23:54:42)(良:1票)
92.  15時17分、パリ行き 《ネタバレ》 
現実に起きた事件の当事者をなんと本人たちが演じるという、ドキュメンタリーではないのだが、かといって劇映画とも言えず、要するに本人出演による再現映像です。大げさに脚色するわけにもいかず、従って、3人がヨーロッパ旅行している際の描写は確かに退屈。 それでも、たぶんこの映画(エピソード)が言わんとするところは、テロ事件を未然に防いだ民間人3人(+1人)が、特に特別な人間だったわけでなく(軍人ではあったけど)、しかもその場に居合わせたのも単なる偶然でしかなく、ただの善良な市民であって、そのような「名もなき者」達の善意によって、悪意をくじくことができるand誰でもヒーローになれる、ということなんでしょうね。だから、事件の前が退屈なのも、仕方なしか。 イーストウッドの実録モノの、ある意味完成形かもね。そろそろ実録モノ以外も観たいところですけど。 でも、クレジットの最後の方に「この物語は事実に基づくが、ドラマチックにするために少しアレンジしましたよ」的な文言が出てきたのを見逃しませんでした!少年時代のスペンサーの部屋に「Iwo jima」のポスターが貼ってあったのは、あれは事実だったのかな?
[映画館(字幕)] 7点(2018-03-11 23:13:31)
93.  グレイテスト・ショーマン 《ネタバレ》 
子供の頃に、近所のお祭りで「見世物小屋」に入ったことがある。100円だか50円だかを払って得たものは、いわゆるフリークスの女性が一人寝そべっていた奇妙な情景の記憶と、ちょっとした後ろめたさである。このような興業の主が人格者であるとは到底思えず、したがって、商売のためにフリークス集めするバーナムをあくまで善人として描こうとする姿勢に、偽善を感じたのは確かだった。 しかし、この映画の音楽とダンスの力はものすごく、中盤でカーライルを仲間に入れるシーン辺りからは、もう半ば無理やりノリノリ状態にさせられ、クライマックスに不死身のウルヴァリン登場ときては、心の中はもう最高の盛り上がりでした。サントラは間違いなく買いです! The Greatest Showmanのタイトル通り、細かな史実は気にせず、単純にエンタメショービジネスの世界を楽しむのが、正しい観賞法なのでしょう。 しかし、これだけ出来の良い映画がアカデミー作品賞にノミネートもされないということは、やっぱり脚色のし過ぎってことなのかもね。
[映画館(字幕)] 8点(2018-02-20 01:31:14)
94.  キングスマン: ゴールデン・サークル 《ネタバレ》 
そもそも、前作で明らかに死んじゃってた人を、何のひねりもない設定で生き返らせちゃったような話ですから、ストーリーの合理性に関して言うと、まあ滅茶苦茶なんですが、アクションシーンの素晴らしさと、ギャグの切れのよさがひたすら炸裂する、娯楽映画の大快作です。エルトン・ジョン登場シーンは、もう反則とも言える面白さでした。 ただ一つだけ・・・ミンチのシーンだけはいらなかったなあ・・・(ここだけで-2点)
[映画館(字幕)] 6点(2018-01-06 09:22:43)(良:1票)
95.  スター・ウォーズ/最後のジェダイ 《ネタバレ》 
このサイトで、高得点と低得点の両極端に振れる評価をみて、一体どういうことなのかと、とても興味深く鑑賞しました。なるほど、旧作に思い入れのある人ほど、ルークおよびジェダイの扱いに文句を言いたくなるのはわかるけど、そこは冷静に、創造には破壊が伴うもの、ということで特に問題があるとは思いませんでした。問題は、フィンとローズの無駄なエピソードの存在と、盛りあがったところで、ハイ次のシーンへ、という、編集のマズさだったと思います。また、SW史上最大のレジスタンスの危機が、なんと駐車違反で訪れるという、脚本家の知能指数を疑わせるような設定もどうかと思いました。 三部作の2/3を過ぎても、相変わらず魅力的な感情移入のできるキャラクターが不在というのも心配です。誰が、レイ・ポー・ベン・フィン・ローズ達のキャラクターグッズを欲しいと思うのでしょうか?(女の子なら、レイはいけるでしょうけど、男の子向けは皆無ですよね)ディズニーにしては珍しく、その面で失敗してます。さて、この苦境を、最終作で挽回可能なのでしょうか?私の興味は既にそちらに向いています。
[映画館(字幕)] 4点(2017-12-27 00:20:12)(良:1票)
96.  ジャスティス・リーグ(2017) 《ネタバレ》 
最悪の終わり方をしたBvSでしたが、本作でだいぶまともな路線に戻してくれました。劇場でかかるトレーラーの他は、一切の情報を仕入れずに観たので、彼が再登場するとは思っておらず(最初にキャストのところで俳優の名前を見たときも、回想シーンで登場くらいかな?と思ってました)、素直に喜ぶことができました。アメコミヒーロー多しといえど、やはり最強の称号は彼に与えられるべきものでしょう。それゆえに、敵も含めて、他のスーパーパワーの方々の影がだいぶ薄くなってしまうのは仕方がないところですが。 例によって続編を示唆する終わり方でしたが、もう無理に作らなくても・・・と思います。
[映画館(字幕)] 6点(2017-11-25 19:26:07)
97.  ローガン・ラッキー 《ネタバレ》 
ルパン三世もびっくり(いや、それではルパン三世の作者たちに失礼か)のご都合主義満載の犯罪計画に、意味不明&回収されない&されても大して面白くない伏線のオンパレードで、呆れてしまいました。(例:健康ドリンクを売っているレースチームのオーナーと、復帰したドライバーのくだり。)しまいに、分裂症かと思われるどんでん返し。娘の歌声を聴く主人公→反省したのか???→実は×××→ラストの主人公らの集まるバーには●●●が・・・なんだそりゃ。この映画で、一つだけ価値があったのは、カイロ・レン役のせいで私の中では最低俳優になっていたアダム・ドライバーが、結構いい味を出す役者であることが分かったことだけです。 当方にとってソダーバーグって、オーシャンズ11を見たときに合わないと悟って、実はそれ以来食わず嫌いしていた監督なんですが、その時の判断はあたっていたようです。
[映画館(字幕)] 2点(2017-11-21 00:58:31)
98.  ブレードランナー 2049 《ネタバレ》 
まあ、前作だって美術とか雰囲気が評価されてカルトムービーにこそなってはいるが、全体的には見せ場の少ないモサッとした作品でした。今作もそのあたりは見事に同じ雰囲気にしてますので、やっぱりモサッとした映画になってます。 レプリカントと人間(当方は、断固としてデッカードは人間であると主張します)の子供が生まれているってのは、設定としてはやりすぎと思いました。ストーリーにも無理があったと思います。デッカードの娘の記憶を移植したレプリカントKが、たまたまそれに関する捜査を担当するってのは不自然だし、レプリカントを繁殖させたいというのが悪役側の行動原理であれば、その具体的方法論は異なるであろうけども、大局的にみればレプリカントレジスタンスの人たちの目的と合致しているとしか思えないし。つまり、娘の存在を隠し通さなければならない理由を持っているのはデッカードだけのはず。当方、何か勘違いしてますか? 原作ファンとしては、デッカードが飼っていた犬は、電気犬であってほしかったし、それを示すようなシーンがほしかった。途中で出てくるのがミツバチでなく、電気ヒキガエルであればなお良かったのですが。 力の入った作品であるのはよーくわかるのですが、これではヒットが難しいのも納得。
[映画館(字幕)] 5点(2017-10-28 19:31:41)(良:1票)
99.  バリー・シール/アメリカをはめた男 《ネタバレ》 
主人公バリー・シールは、どう見たって中南米の麻薬マフィアと同じレベルの悪党か、あるいはCIAの立場を利用しての悪事を働くような男なので、それ以上の卑劣漢です。やっていることも麻薬の密輸であり、どの角度から見ても、ヒーローどころか、アンチヒーローですらない。そんな人物に、トム・クルーズをキャスティングしてしまったのは完全に失敗と思います。もっと悪役が似合う役者であるべきでした。 「アメリカをはめた男」の副題は日本で勝手につけたものでしょうが、映画の内容とはあってませんね。だまされました。立場を利用して私腹を肥やした男が、相応の最後を迎えた、という全く爽快感のないストーリーです。 あと、ドキュメンタリータッチを志向したのか、始終カメラがぶれまくるのもあまり好感できません。
[映画館(字幕)] 5点(2017-10-21 17:31:53)
100.  アウトレイジ 最終章 《ネタバレ》 
結局、全編通して木村のための復讐劇であり、それにしてはあまり関係のなさそうなエピソードが物語のきっかけであることにバランスの悪さを感じました。これなら、あのラストシーンから直接始まるというストーリーにして、大友が韓国で身を隠しているなんて状況にしなかった方が良かったのでは?時間が経ってしまって、俳優陣がそれぞれかなりお年寄りになってしまい、それもできなかったかもしれませんが。 また、ベタ過ぎかもしれませんが、木村のことを思い出すような回想シーンを入れてもよかったのかもしれません。 新たな登場人物で、魅力のある人がいなかったというところで、点数的にはビヨンドから一つ落ちるかな。 でも、こんなアウトレイジな映画なのにお客さん結構入ってましたよ。みんなこのシリーズが好きなんだなあ・・・ 迷惑もハローワークもあるかい!が一番ツボにはまりました。
[映画館(邦画)] 6点(2017-10-09 17:46:36)(良:1票)
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