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すかあふえいすさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

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81.  バベルの本 《ネタバレ》 
俺が初めて山本浩二の世界観を味わった作品。 幼いころ、NHKでこれが流れた時はトラウマになった。が、不思議と何度も見てしまう魅力があった。  夕暮れの空を飛び交うカラス、電車を追う二人の子供。  椅子に置いて行かれた本からは風が吹きすさび、塔がそびえ立つ。その塔の中では人が本を読んでいる。文字が飛び出し様々な動物の形に変化する。 その小さい本にはクジラが泳いでいた。子供たちはその本の中を船に乗って冒険する。  子供たちが背負う魚よりも巨大な魚?クジラ?の化物が息をひそめる、赤い眼がギョロッと、子供たちは投げ出され、海水とともに飲まれるような迫力。   「忘れ物」を取りに来た男がギロりと睨み、再び置いていかれるものとページの中を跳ねる“主”。
[DVD(邦画)] 8点(2016-08-29 21:35:02)
82.  どっちにする? 《ネタバレ》 
様々な絵コンテ、レジにぎゅうぎゅうづめになった3人の店員、リンゴと電球、虫の意外な選択にコッチも破顔だ。  月の床屋と歯医者、髪をかきむしり虫歯を気にする子供、木の前で行ったり来たり、電球はどんどん割れる。  晴れたり曇ったり、つ「折り畳み傘」、音に恐怖して逃走、美味そうなパン、電球を首に巻く犬。  なんだか「パクシ」の絵が可愛いver.みたいだ。  脚立は倒れ、ヤカンは沸騰し、アルマジロはドアを突き破る。恐竜は街を歩いて石ですっ転ぶ。 髪をイメチェン、アテにならない天気、武装して襲撃、恐竜も虫歯、ドアは破損し、縄跳びは速度をあげる。
[DVD(邦画)] 8点(2016-08-29 21:30:16)
83.  wkw/tk/1996@7'55''hk.net 《ネタバレ》 
ウォン・カーウァイの短編。  回想、部屋の一室、男がベッドの上で煙草を吹かせる、レコード、西瓜を食う男たち、袋叩きにされた男、パンツ一丁の男、ハイヒール、飯を食らう、サングラスをかけた女、部屋の中を動き回り銃撃戦に興じるごっこ遊び。  子供のように一緒に横たわりりんごを食べる、辞書、挨拶を繰り返し勉強する意味、麺を食べようとしたら爆竹?爆撃?  倒れこむ、松明を振り回す、火災で消火器、ターザン、とにかくキチ女に文句を言いたい、アフロ女の銃撃、着替え、銃、電球、一撃を浴びせたり浴びたり、不死身、降伏。
[DVD(字幕)] 8点(2016-08-26 06:23:42)
84.  スターシップ・トゥルーパーズ 《ネタバレ》 
バーホーベン最高のクソ映画(褒め言葉)。 ハイライン「宇宙の戦士」とナチスのプロパガンダ「意思の勝利」をエログロ肉片まみれで皮肉りまくる怪作。 個人的にバーホーベンはガキの頃から生理的に受け付けない&トラウマ受け付けられまくって大嫌いな監督だが、この作品の突き抜け振りは爆笑しながら拍手するしかない。二度と見たくないがな!  誇張しまくったこの馬鹿映画を見て右翼だの左翼だの言っている連中を見るとまったくお笑いだぜ。  これだけ気持ち悪い映像の暴力(大賛辞)を喰らわされて戦争行く気なんて起きてたまるかっ!もういい!もう沢山だ!トイレは何処だ吐いて来る状態。 パワード・スーツなんて便利アイテムなんぞ出すわきゃねえだろというバーホーベンの鬼畜振り。「3」ですら“もどき”だ!  軍隊が勢ぞろいし好青年、美少女、美少年が誘う入隊プロモーションの馬鹿馬鹿しさ、高らかかつ壮大な音楽が流れるニュース映像、現実を映す中継映像、巨大な未知の生命体が乗り込んだ兵士たちを次々に噛みちぎり鮮血を降らせる! 時は遡り真っ白い美男美女が揃ったアテツケの塊のような授業風景、片腕を失った教師、それの目を盗んで行う“手紙”の送信・返信。 充実した学生生活、訓練を兼ねた解剖授業、見るがい生徒どもが内臓を躊躇なく引きずり出す感覚が麻痺した姿を!いいや人間が死ぬのは生理的にきても憎っくき害虫どもがくたばる様を見て喜ぶ貴方も既に感覚が麻痺しているのかも知れない。 パゾリーニも酷かったがバーホーベンは極めなくてもいいところを無駄に極めすぎ(褒め言葉)。 ゲロイン。こっちまでゲロ吐きそう。これでもまだ平和な日々です。 見つめ合う野郎二人、ぶっ飛ばし合うスポーツに精を出し、家族と別れの挨拶を交わし、市民権のために命を投げ出しまくる訓練へ。  入隊、義手と失われた四肢が物語るもの、別れと友情。 子供に小銃と薬莢を与える狂気、公開処刑、バラバラにされ散乱した死体を見せつける悪趣味極まりないバーホーベンの真骨頂(賛辞)。  初対面でも腕をブチ折る教官、入隊テスト、流血も辞さない訓練、野郎も女も裸でシャワーを浴びる和気あいあいとしたカオスな空間、励ましのビデオレター、気分は旅行、テンションが上がるように宇宙空間を縦横無尽に飛び回る宇宙船。よそ見する度にヒヤヒヤだ。 メッセージと告白、深まっていく絆、事故の悲劇、去りゆく者、責任、鞭打ち。事故、小惑星、不吉な知らせ、復讐の決意・教官の心意気。 死んだ虫だけがいい虫だ。普通の虫ですら憎悪の標的に。敵は地球外なのに。 犬と虫に厳しい映画、侮辱には拳で返答、友情の証、戦場へ。誤情報、上陸、狩り…いや戦争という名の地獄の始まりだ! 光の弾をケツから吐き出すやつ、かぎ爪で串刺しにするやつ、火を噴く硬そうなやつ、飛行するやつ、大量の気持ち悪い巨大生物が押し寄せる恐怖、パニック、戦場カメラマンも人間も蟻のように容赦なく肉片をまき散らし殺されまくる地獄絵図。  驚愕の展開、思わぬ再会、空爆、荒れ地を突き進む反撃開始、返り血、ニューク弾でヒャッハー、焼け落ちる手、蛮勇、野営地での娯楽、ベッドの上での戦闘、粋な計らい。  扉に潜むもの、風穴。 籠城戦、多くの死を乗り越える成長、宇宙葬。 扉さん仕事しないで、頑丈すぎる脱出ポッド、最終決戦、俺の屍を超えて行け、ようやく仕事した超能力者との対話。  俺たちの戦いはこれからだっ!
[DVD(字幕)] 8点(2016-08-26 06:04:38)
85.  劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕 《ネタバレ》 
ポスターだけ見た時は海を泳ぐポケモンかと思ってた。ラプラスとか出て来た時期だったし。本当は氷の大地を割り、天高く舞い上がるポケモンだった。確かホウオウが第1話で出て(といっても正体がハッキリしない伝説のポケモンだったし名前も不明?だった)以来、それの対となる存在のルギア。当時はサンダーとか3大ポケモンの4匹目みたいな存在だったっけか。最近のポケモンに詳しくないからよく解んないや。 「ミュウツーの逆襲」の哲学的な内容をより発展させた雰囲気。サトシがルギアを見つけ出して眠りから解き放つ瞬間は凄い。サトシの母親の言葉も良いんです。  この頃のサトシは等身大の10代という感じでよかった。コレで世界の命運とかがかかってしまうのだから大変だ。  まさか「マナフィ」ぐらいになると人間離れもピーク、で世界どころか地球の命運を賭けた戦いに挑めそうなほどスーパーマサラ人になると誰が思うだろうか。
[DVD(邦画)] 8点(2014-12-31 18:38:51)
86.  ストリートファイターII MOVIES STREET FIGHTER!! 《ネタバレ》 
とにかくストⅡのファンは必見だ。動くケンやチュン・リーの姿を見れるだけでも充分。 特に冒頭で太ももを炸裂させるキャミィとチュン・リーが下着姿でピンチ&おっぱ(ry  篠原涼子が歌う主題歌は最高。  羽賀研二の演技は良いのに清水宏次朗は何なんだよ。  はどうはどうはどう波動拳、昇龍拳~!
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-30 22:51:56)
87.  ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!<TVM> 《ネタバレ》 
ダイアナはウザカワのツンデレタイプの女性。帽子被って黙っている時が一番可カッコイイ&可愛い。 クリカンも「くたばれ!ノストラダムス」の時と比べると演技も馴染み良い感じ。エロ本で警備員買収する件には笑った。コレでダイアナも脱い(ry  とっつあんがカップラーメンにお湯を注いでいる姿。それに“慣れた”姿が笑える&泣いた・・・。と、とっつぁん・・・(泣) とっつぁんがラーメン食べているとコッチまで喰いたくなる。ルパン1シーズンでルパンを独房に閉じ込め、処刑の時間が迫る中黙々と出前のラーメンを食べているカッコイイ銭形のとっつあんを見てみろ。そしてもう一度この作品のシーンを見ると・・・何故だか涙がでちゃうの。  列車においてダイアナにルパンが像を“渡す”瞬間はカッコイイ。何度蹴られようが果敢にセクハラを敢行するルパンは馬鹿だが男らしい(笑)  
[DVD(邦画)] 8点(2014-12-29 21:00:56)
88.  ドラゴンボール 最強への道 《ネタバレ》 
俺が最初見た「ドラゴンボール」は恐らくコレがはじめて。 BSで放送していたのを子供の頃見て、ドラゴンボールというものを知った。 今見ても、絵柄的に初期よりもサイヤ戦以降の方が好きなんだよねえ。ブルマの寝巻き姿エロく描きすぎだろスタッフ(笑) あとヤムチャもちゃんとイケメンに描かれていた。ヤムチャの終盤の扱いの酷さを思うと、何故か涙が・・・。  ストーリーはレッドリボン軍との戦いまでで物足りなさを感じるが、まとめるならおこまでが限界だろうか。「ドラゴンボール」を初代から劇場で見てきた人にとっては、原点回帰?とも言えるこの作品は凄い懐かしかっただろうね。 はっちゃんとのエピソード、ブルマのエロさ、「DANDAN心魅かれてく」を聞く分にはDBファン必見の内容。
[地上波(邦画)] 8点(2014-12-28 21:05:14)
89.  逮捕しちゃうぞ the MOVIE 《ネタバレ》 
漫画やアニメはコッチの方が先だけど、これも「踊る大捜査線」の影響を受けて「こち亀」と共に映画化された作品。「こち亀」ほどの破壊力は無いしストーリーもあまり勢いはないが課長はやっぱカッコイイなあ。作画はOVAに匹敵・超えるくらいの水準であたりまえだが綺麗。東京の市街地の描写やそれを利用した駆け引きは面白い。あの緻密な描写は本当に凄い。 映画のシナリオは「パトレイバー」の初期(「2」は関係ないでしょ)からいただいたというか、元々「パトレイバー」が「逮捕しちゃうぞ」にリアルロボット要素をぶっこんだ様なもんだし。ま、その辺はご愛嬌で。  
[DVD(邦画)] 8点(2014-12-28 19:06:06)
90.  こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 《ネタバレ》 
「こち亀」のアニメは初期の4年間も良いけどこの劇場版も結構好きだ。下町情緒溢れる雰囲気が良いし、両津がミサイルにまたがって何処までも飛んでいくシーンはギャグだけどカッコイイ。 「踊る大捜査線」の影響で「こち亀」も映画を作ったけど(アニメや漫画は「こち亀」や「逮捕しちゃうぞ」の方が先)、この馬鹿馬鹿しさこそ「こち亀」。
[地上波(邦画)] 8点(2014-12-28 18:55:13)
91.  ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス 《ネタバレ》 
山田康雄は予告で語り、栗太貫一はそれを受け継いでいく。まだ演技力は微妙な時期だったけど、それでも山田康雄のアクセントや語りを再現しようと必死に頑張っている。思い切って別の声色のキャストを選択する手もあったろうけど(五エ衛門や不二子がそうだったように)、それだけ山田さんの声がアニメの「ルパン」を象徴するものだったのだろうね。俺としては広川太一郎や野沢那智といったパイロットフィルムの面々が後を引き継ぐところも見たかったけどさ。  さて「くたばれ!ノストラダムス」はTVスペシャルのようで劇場版。 三つ巴の争奪戦、お宝のためにわざと牢獄に捕らえられるあたりはルパンらしい。不二子がルパンの体を暖めるシーンは不思議な気持ち。原作は子供まで産んで、アニメでは肉体関係を匂わせる程度。ま、この二人ならナニをどうやっていようと不思議じゃないか。 一方で幼い少女を巡ってサッカーボールが爆発したりビルの大崩落から脱出したりとルパンファンは存分に楽しむべき活劇。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-28 15:57:26)
92.  ビーン 《ネタバレ》 
子供の頃に見て大爆笑した思いで深い映画。 Mr.ビーンとの出会いはコレが初めてだった。今はTVシリーズが最高だと思っているけど、コレもところどころギャグで笑わせてくれた。 馬鹿と天才は紙一重、ビーンの行くところトラブルの連続。 拳銃の“真似”をして空港をパニックに陥れたかと思えば、遊園地では迷子ではなく機械を魔改造して呼び出しを喰らい、仕舞いにゃクシャミで肖像画の顔をメチャクチャにしてしまう。二人(主にデヴィッド)はヤケクソで泥酔、一方ビーンは子供にピーナッツを空高く投げて食べる芸をまだ披露していて呆れる。が、なんとビーンは夜の美術館に潜入して警備員をトイレ送りにして絵まで“変え”てしまう。その後のスピーチの素晴らしさとデヴィッドの唖然とした表情がまた。 でも「凸」の意味は正確に知っとこうぜ(笑)
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-26 19:01:05)
93.  機動戦士ガンダムF91 《ネタバレ》 
元々はTV放送で26話の予定だったけど、急遽映画化が決まって無理矢理詰め込みすぎた作品となってしまった。  一応ハッピーエンドで話も解り易いが、何処か途中の話が幾らか抜けているんじゃないかと思うくらいツギハギのようなものも感じて消化不良気味だ。  安彦良和による作画と戦闘描写は圧巻。特にシーブックが初戦闘をする件とか、とにかくMS同士の戦闘が見たい人にはオススメ。 バグとアーサーと薬莢に当たって死ぬ人々の描写は最凶レベルのトラウマ。 でも少し性急にしすぎたのか、作画のムラやミスもタマにあるのが傷だ。  ただ、シービックが初戦闘するまで長く、クロスボーン・バンガードと連邦軍の戦闘ばかりで少し飽きてしまうだろう。  ニコニコ動画で戦闘シーンだけ見て入った人からは、本編のバランスの悪さに四苦八苦する事間違いなし。  登場人物やストーリーもかなり魅力的な部分がある反面、もっと要点を絞って余裕のある造りにするべきだった。  本編に不満がある人は是非とも「クロスボーン・ガンダム」を読む事をオススメします。
[DVD(邦画)] 8点(2014-12-21 22:05:17)
94.  ELEVATED(エレヴェイテッド) 《ネタバレ》 
「CUBE」に繋がる短編「Elevated(エレヴェイテッド)」。 エレーベーターに乗り込む女性、そこに全身血まみれでナイフを持った男が飛び込んでくる。「化物に襲われたんだっ!」動揺する女性と共に、観客もワケが解らず不安にさらされる。  外で何が起きているのか、それともこの男はヤクでラリッて頭がクルクルパーになった殺人犯なのか。女性の隣にいるもう一人の男が「そんな男を信じるな」と言って彼女を板挟みにする。  どっちなのか・・・と思っている内に本当に外の異変に“襲われて”しまう。 しかも正体は解らないまま、新たに逃げ込んでくる人々に流されるように作品は幕を降ろしてしまうのだ。 彼女がその後どうなったのか、それは解らない。事件の正体は何だったのかも、それは解らない。 「CUBE」で光の中を歩み始めた者がどうなったのかも解らない様に・・・。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-17 06:58:27)
95.  ターミナル・ベロシティ 《ネタバレ》 
子供の頃は、敵に捕まったナターシャ・キンスキーが嫌々口付け(死の接吻)され、空の上から落とされる寸前というシーンに超ドキドキした覚えがある。 エッチな事をされたというドキドキ&彼女が落されそうなピンチ。二重の興奮を味わっていたのだろう。  とにかくナターシャの魅力に尽きる1本。ヴィム・ヴェンダースの傑作群とはまた違った魅力。 敵に捕まる瞬間も乳首が(ry  一時期シュワちゃん主演の「レッド・ブル」のラストと混同していたのは良い思い出。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-15 21:24:41)
96.  ボルケーノ 《ネタバレ》 
サンフランシスコの真ん中からマグマを噴き出そうって発想が好き。  サイエンス・フィクションの「もしも」なアイデアに溢れていて、ストーリーもシリアスだし説得力があるから見入っちゃうね。 色々ムチャクチャだけど。  とにかくトミーリー・ジョーンズを始めとするオッサンがみんなカッコイイ。 男の中の「漢」ばっかりだ。  警官、 不良少年、 ビル爆破の男たち等々・・・迫り来るマグマの描写も凄いけど、登場人物の男気が一番の見所だね。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-15 21:10:33)
97.  告発 《ネタバレ》 
俺個人は同じ刑務所&法廷劇なら「父の祈りを」の方が惹かれるが、この作品も一度は見ておきたい作品だ。 膨大なセリフと悲惨な場面で観客を殴りつけるこの映画は、「ザ・デッド/「ダブリン市民」より」の撮影を手掛けたフレッド・マーフィのキャメラによって観客に一切の退屈を与えず、画面に釘付けにする。釘付けにするが、落ち着きのない感じがイラつかせる。それだけマーフィもカメラを通して怒りに震えているのだろうか。 漆黒の画面から響く悲鳴、ニュースフィルムは看守を英雄として祭り上げ、人を襲った害獣のようにさらされる。 5分が10分以上に感じられるこの重苦しさ、刑務所の閉鎖的圧迫感が囚人を、看守たちをどんどん狂わせる。まして独房のすぐ外には家族がいる。家族には愛想を振りまき、そのストレスを囚人たちにブチまけざる負えないほど自分たちを追い込む。 髭剃りをミスッただけで鏡を割ってしまうほどキテいる連中ばかり。だが、独房に押し込められた囚人にはそれ以上の孤独と恐怖が圧し掛かる。裸で震えながら祈り、話し相手はクモとネズミとゴキブリくらい。 あれだけ痛められて必死に耐えて耐えまくり、裏切り者への復讐。だが本当に殺してやりたかったのは自分を痛めつけた看守たちだった筈だ。 脱走兵が自分達の家族に手を出したらどうなるのだろう。そんな危険はないとタカをくくる。護送中の看守が不意に子供に襲い掛からない保障など何処にもないというのに。その時点でアルカトラズそのものの傲慢を感じられる。 主人公を助けようとする弁護士もまた、助けたいという善意と大罪を暴いて勝利に酔いしれたいという欲望がせめぎ合っているようにも見える。 最後に主人公が見せる笑顔は、喜びと同時に「もういつ死んでもいいや」という諦めでもある。 あれほど高揚感を得られない勝利の瞬間があるだろうか。陪審員の描写の少なさも気になった。 弁護士と主人公がトランプをやる一時ももっと描いて欲しかった。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-14 20:15:19)
98.  インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア 《ネタバレ》 
経験者は語る。 「永遠の命」を持って得たもの、そして失った物を・・・。 少女は「成長」を失い、男は多くの友を失った。 同族同士の殺し合い・・・二人の男は袂をわかった。 やがて来る「対決」のために・・・。   吸血鬼たちが眠る棺桶に次々と放火していき、悲痛な叫びをあげながら飛び出す吸血鬼の群れ!
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-13 18:36:17)
99.  海がきこえる<TVM> 《ネタバレ》 
放送当時は真昼間の一回だけ。 それでも視聴率が二桁いったとか。 やっぱりジブリは凄い。 放送内容も凄かった。 「おもいでぽろぽろ」の高校生バージョン? と思ったら、ジブリ映画にはまずいないビッチすぎるヒロインの話でした。 取り敢えずそんな彼女を許してくれる友達の心の広さに感動したねー。
[DVD(邦画)] 8点(2014-12-13 18:28:03)
100.  踊る大捜査線 THE MOVIE 《ネタバレ》 
最初で最後の「青島殺し」。 ドラマの劇場版なんて所詮ドラマの延長・・・だが本作は少し違う。 何故なら本気で「青島殺ろうぜ」という気概に溢れていたからだ。 「太陽に吠えろ」のジーパン殺し並みの勢いで。  ドラマは織田裕二と柳葉敏郎のピリピリした空気が魅力だった。 そこに警察の鬱憤やら汚職やら何やらをユーモアたっぷりに添える。 「逮捕しちゃうぞ」や「パトレイバー」のゆるい空気とシリアスな空気の両立。  ストーリーはいつも通り、 湾岸署に本部ー、 所轄はダメー、 青島どこ行くのー、 キャー窃盗ー! 一見すれば予定調和・・・だが、本作はそれほど生易しいものではない。  自分の死の運命が迫る青島。 犯人を見つけ、深手を負いながらもホシを逮捕する青島。  青島は、逝った。 この期を逃したらもう二度と殉職は出来なかっただろう。 いやあの瞬間だけでも逝っとけ。 だってあの血の量だぜ? 横でグーグーじゃねえよ馬鹿野郎・・・よくぞ生き残った青島。
[DVD(邦画)] 8点(2014-12-11 08:36:25)
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