81. 蜜蜂と遠雷
これは困った。映画というより。ピアノコンテストのダイジェストを見ているようだ。脚本の段階でボツにするか、映画化するなら、ちゃんと映画にして欲しい。 [インターネット(邦画)] 2点(2021-12-17 17:36:56) |
82. ローラーとバイオリン
ギリギリまでセリフを削った脚本と映像のセンスで引っ張っていく作品。なんとも後味の悪いラスト、芸術と労働が交わることがないという悲しさ、佳品だと思うが、後の凄すぎるタルコフスキー作品を知っているだけに、小品として見えてしまうのが残念。 [映画館(字幕)] 6点(2021-11-21 17:30:53) |
83. ミッドサマー
《ネタバレ》 これは困った。映像は美しいし、役者の演技もバッチリ決まっていて、それぞれの役を見事に演じている。しかし、独自の崇高な死生観を持った閉鎖社会の話かと思いきや、話があまりにもアレな方向に加速して、結局みんな殺されて生贄の儀式でしたって、ベタ過ぎる。前半の両親の死やデニーの心の葛藤は何だったの? [インターネット(字幕)] 3点(2021-11-21 17:09:59)(良:2票) |
84. 天空の蜂
原発をテーマとして、エンターテインメントを作るという難題をやってのけたのはさすが東野圭吾&堤幸彦。しかし、それなりに面白く見せてはいても、原発問題は映画のテーマにするには大きすぎる。お話がちゃちに見えてしまって感動に至らなかった。 [インターネット(邦画)] 5点(2021-11-21 17:03:22) |
85. 見えない目撃者(2019)
《ネタバレ》 かなり面白い映画。目の見えない人がどれだけ戦えるのかという、盲人VS身体能力の高い健常者のバトルが手に汗握る。真っ暗闇の中では逆に盲人が有利という点をもっと強調させても良かったかも。吉岡の演技は良かったが、真犯人役の演技はイマイチ。それから、ベテランなのに木村刑事はなぜ1人で行動した?「2人1組で行動」は捜査の基本でしょ、殺されに行くようなものってゆうか殺されてるし、他にもいくつかつっこみどころがあるのでマイナス2点。 [インターネット(邦画)] 8点(2021-11-09 18:52:45) |
86. 椿三十郎(1962)
《ネタバレ》 この映画に対して、思想性とか哲学とか人間の本質とかいったものを求めてはいけないと思いながらも、あまりの無意味さに空振り感が半端ない。エンターテインメントと割り切っても面白くないのはなぜだろう。三船が絶対活躍するというベタな設定。裏切っていたと発覚しても、切り殺さずに「時間がない、そんなのは後にしろ」って石に縛り付けるのはいかがなものか。石に縛り付ける方が、切り殺すより時間も手間もかかるのに。あまりにもご都合主義が過ぎると思う。 [映画館(邦画)] 4点(2021-11-09 18:48:53) |
87. 素浪人罷通る
筋が単調で、やや退屈な映画。スタッフや俳優に責任はないが、フィルムの状態が悪くて、カットは飛ぶし音は飛ぶしで、ちょっと辛かった。 [映画館(邦画)] 3点(2021-11-09 18:20:11) |
88. 王将(1948)
坂東妻三郎の演技が凄い、体の演技は三船敏郎が一番だと思っていたがバンツマが一番かもしれない。立ち居振る舞いや後ろ姿で人生や人格を表現してしまう凄さ。とくにラストの後ろ姿に泣いた。バンツマの演技に10点だけど。カメラワークについて、少しカットが忙しすぎる印象がマイナス1点。 [映画館(邦画)] 9点(2021-11-09 18:12:33) |
89. 唐人街探偵 東京MISSION
見る映画を間違えました。見るだけ時間の無駄でした。密室トリックのネタが納得いったので1点。 [映画館(字幕)] 1点(2021-11-06 16:58:00) |
90. 不思議惑星キン・ザ・ザ
脚本と映像で押していくまっとうな映画。まず砂の描写が素晴らしい。脚本がしっかりしているので安心してみていられる。ストーリーにぐいぐい引き込まれる脚本の素晴らしさと、リアリティーのある演技が素晴らしい。すべて手作りでCGのない造形、作画はやはり見ごたえがある。ラストのオチも決まって10点満点にしたいが、ズームアップを連発するカメラワークが私的にはマイナスに感じられたので9点。 [映画館(字幕)] 9点(2021-11-02 21:31:56) |
91. 007/ロシアより愛をこめて
《ネタバレ》 全体的にショボい。これで大ヒットならおいしいと思う。金貨に目が眩む敵の殺し屋は強くないし。ナンバー3との闘いは笑うところにしか見えない。 [インターネット(字幕)] 3点(2021-10-17 14:49:10) |
92. 復活の日
南極ロケと、南極チームのギャラが高くて、前半の各国の外人俳優が大根になってしまったのがイタい。つかみがしょぼかったせいで話がちゃっちくなってしまった。それにしても小松左京はすごい。 。 [インターネット(邦画)] 5点(2021-09-03 16:41:01) |
93. ランボー3/怒りのアフガン
スタローンのファンなら肉体を見て満足なのだろうか。これはギャグか、コメディーか、タンクトップで戦い続けるランボー。帰りのジープではしっかり着込んでいるし、笑うしかない。 [インターネット(字幕)] 3点(2021-08-27 19:37:21) |
94. 人魚の眠る家
期待しないで観たら、けっこう感動しました。西島秀俊はまさにはまり役、はまり役過ぎていつローストビーフを作り出すかとドキドキもんでした。子役はすごく上手いし、脚本もそれなりにうまく話をまとめていました。ただ、音楽が流れだすとダレてしまって、音楽どうにかならない?と思ってしまいました。観音開きの冷蔵庫にプラス1点。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-08-16 19:28:06) |
95. おっぱいバレー
シリアスな部分とコメディーな部分のバランスがうまくて退屈せずに見られました。途中の元カレとのシーンだけ変に浮いていて果たして必要だったのかなと。おそらく1976~1977年頃の話かなと思うですが、自分も当時中学生だったのであるあるとたくさん共感できました。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-08-16 18:49:20) |
96. Wの悲劇
《ネタバレ》 まったく無駄なところのない脚本。巧みな長回しと、俯瞰アングル、薬師丸の大きな演技。映画としてよくできていることに気が付いた。見るのは4回目だけど。強いて言えば久石譲の音楽が耳についてクドイかも。大学時代に池袋のオールナイトロードショウで観たのが懐かしい。映画館を出て薄明のサンシャイン通りの舗道から振り返ると、開け放された映画館のドア越しにストップモーションの薬師丸がスクリーンいっぱいに輝いていたんだ。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-08-14 08:19:59) |
97. 大誘拐 RAINBOW KIDS
《ネタバレ》 練に練った脚本で、次の展開が読めない。役者もみんな上手すぎる。さすがに昔の映画はしっかりしているなあと思った。ただ、税金の控除が真の狙いというのはちょっと映画的ではないオチだと思う。リアリティーは最高なんだけど見ていてリアルすぎてしらけてしまったのが残念。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-06-07 17:36:59) |
98. 記憶にございません!
この手の話はチャプリンの「独裁者」のパターンに嵌めるしかないなと思って見ていたら、本当に中井貴一が愛する者へ向けての演説を始めたのでそのまんまやないかいと思ってしまった。それなら本家の足元にも及ばないのはわかりきったこと。三谷さんならこのネタは映画にせずに舞台劇に仕立てた方がバッチリ決まると思う。 [インターネット(邦画)] 5点(2021-06-03 14:44:05) |
99. 君の膵臓をたべたい(2017)
《ネタバレ》 見るだけ時間の無駄かもしれない。脚本がダメなのか倒叙式の構成なので咲良の死はすでに確定しているわけでいつになったら死ぬんだろうと思って見ている時間が長くて辛い。音楽ばかりが悪目立ちしてしまう。 [インターネット(邦画)] 2点(2021-06-03 11:21:57) |
100. イエスタデイ(2019)
《ネタバレ》 そこそこ楽しめる。オチもまあまあキマッていてわるくない。ただの企画ものではなくて感動もできる。役者の演技も良かった。最後にオブラディオブラダをもってきたのも良かった。 [インターネット(字幕)] 5点(2021-05-13 10:56:48) |