1001. 座頭市あばれ凧
《ネタバレ》 市が超大盛りのご飯をかきこむ場面や、座敷を汚しまくる場面などはなかなか笑える。ストーリー的にはもの凄くどもる人=竹屋の安五郎が出てきて、そいつが悪い奴なんだけど、結局安五郎の思惑通りになってしまい、その後で市の怒りが爆発する訳だが、その前に何とかしてほしかったのが本音ではある…。しかし、つまらないわけではない。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-11-13 17:30:36) |
1002. 続・座頭市物語
市のキャラクターとしての面白さのおかげでそれなりに見られるが、ストーリーとしてはイマイチ。売りは若山富三郎出演により実現した兄弟対決だが、これも熱い戦いになってないし、美しさも足りないように感じる。いくら殺陣が上手い役者同士でも、作り手がやっつけ仕事ならこの程度になってしまう…って事かな。ちょっと残念。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-11-06 12:00:28) |
1003. 十三人の刺客(2010)
《ネタバレ》 オリジナル版は未見。1時間30分くらいまでの地味な時間も俳優陣がしっかりしているから飽きずに見ていられる。ベテランから、中堅、若手まで硬派な感じで素晴らしいと思う。そして見せ場の決戦は期待通りのド迫力。十三人側は数では圧倒的に不利だが、仕掛ける側の優位性もある。宿場町全体を買い取り、敵が入ってきたところで、木で出来た壁を登場させ進行方向を塞ぐと、続いて橋を爆破し、敵を閉じ込める。このワクワク感はかなりのもの。刀と刀と勝負になってからはちょっと超人的な気がしないでもないが、面白いことに違いはない。まさに死闘。ただ、伊勢谷友介は死んでた方が良かった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-10-31 19:31:09)(良:1票) |
1004. ベスト・キッド(2010)
《ネタバレ》 オリジナル版のいじめっ子はアメリカ人でアメリカのカラテ道場に属し師匠もアメリカ人。要するにカラテと言ってもパチモンだと割り切れる。リメイク版は舞台そのものを中国に移し、いじめっ子も中国人、その師匠も中国人… 本場カンフーを背負ってる訳だから、あまり悪く描いたらダメなんじゃないかと思うんだけど、オリジナルに忠実に「勝たなくていいから怪我をさせろ」だの「負傷している足を狙え」だの、やってくれましたな。中国人がそれでいいなら別にいいんだけど、カンフーの理念はそんなものじゃないだろうとちょっと残念に思ったり(詳しくは知らないけど)。まあ、しかしドレの成長物語としては十分面白い。ジャッキーもいい師匠ぶり。もちろんジャッキー自身のアクションはファンサービス程度。戦うといっても声変わりもしてないようなガキんちょが相手じゃ話にならないからね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-26 18:38:21) |
1005. 新・悪名
《ネタバレ》 闇市を潰し、その土地で開発を進めたい大淀組らを相手に庶民の味方である朝吉が立ち向かうってな話。「新」と付いてはいるが、全く新しい物語ではなく、ちゃんと前作からの続きになっている。そして貞の弟という設定で田宮二郎が引き続き出演しているのは嬉しい。清次は英語を交えて喋ったりするお調子者だが、朝吉との殴り合いでは兄貴より強いんじゃないかと思えるほどで、なかなか魅力ある男だった。そう、役者は揃っているのだが、どうも説明のような部分が長くてちょっとダレた。前2作と違い、時代の流れとも戦っているような虚しさも感じられる。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-10-24 19:00:16) |
1006. カラフル(2010)
《ネタバレ》 オチは読めるが、原作があり、実写映画化もされているようなので、それはそれでも構わないのだろう。家族の再生や、親友とのほんわかした時間、またタイトルの「カラフル」の意味についても良かったと思う。背景画も素晴らしく、いかにも丁寧な仕事といった感じ。声優陣は宮崎あおい、南明奈などの上手さに驚きつつ、どうしても主人公の演技だけは最後まで慣れることが出来なかった。これは好みの問題なのだろうが、個人的にはもう少し洗練された演技を求める。1点だけ減点させてもらって6点ということに。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-10-23 12:11:58) |
1007. ナイト&デイ
トム・クルーズは相変わらずカッコイイんだけど、この映画だと若干シュールで面白い。もちろん意図的だと思う。そしてキャメロン・ディアスのリアクションはもっと面白い。前半は結構笑えた。そう考えるとアクションコメディとして悪くない出来。所々(牛とか)CGがイマイチなのがちょっと残念かな。6.5点。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-11 18:30:49) |
1008. 白夜行
《ネタバレ》 原作未読でテレビドラマ版も見ていないので、「どこどこを削られたから不満」みたいな事にはならず、それなりに面白く見ていたわけだが、亮司を見つけた後の船越英一郎の演技に興醒め…。あれでOKが出るもんかな~…。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-10-10 13:30:38) |
1009. 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲
この6点は悲しい戦いの中で癒しを与えてくれたコダックに捧げる。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-10-09 18:02:32) |
1010. 利休
三國連太郎、山崎努をはじめ、脇も媚びたようなところが無く、実力派キャストで丁寧に作られた映画という印象。しかし地味というか、盛り上がりを欠いた面もあると思う。三船版「千利休 本覺坊遺文」も併せて放送してくれると嬉しかったのだが…。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-09-12 22:00:19) |
1011. ぼんち
市川雷蔵+豪華女優陣を見てる分には楽しいが、喜久ぼんと何人かの女たちのエピソード自体はそれほど面白いとは思えなかった。大正時代?~昭和初期までのしきたりや考え方などを知る意味では悪くない。 [DVD(邦画)] 6点(2011-09-04 12:31:40) |
1012. プレデターズ(2010)
《ネタバレ》 「1」(1987年版)の時から思ってた事だけど、プレデターは強すぎる。だから人間は複数で、プレデターは1体というのがちょうどいいバランスだと思うが、これはプレデターが複数出てくる。しかもプレデターには学習能力があり、進化しているとの事。犬みたいな獣も出てくるし、逃げ場所は別の惑星しかない。人間にとっては絶望的なのに、なぜ「1」ほど怖くないのか? ヤクザとの一騎打ちにちゃんと刃物のみで付き合ってあげるプレデターの優しさ。ロイスとの勝負では相手を見失っても乱射などしない優しさ。こういうところが要因なんだろうか? そりゃ「1」の時もシュワちゃんにだけ優しかったけどもね…。一定の緊張感は保たれていて、退屈はしなかったので、及第点の6点献上。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-31 19:02:19)(良:1票) |
1013. もず
《ネタバレ》 淡島千景と有馬稲子が親子役。二人は八つしか離れていない為、親子に見えるかは微妙なところだが、演技自体は良かった。さちこがちょっと訛ってるのは松山の言葉なんだろうけど、そういうところも良い。 映像も色鮮やかに感じた。白黒時代を経験してる監督の方が色の使い方が上手いようだ。原作は水木洋子で、結局は血の繋がりが生む愛の強さというものを感じる内容であったが、全体的には女性の方が共感できる部分が多いのではないかと思う。母と娘、いつの時代でもいろいろあるものだ~。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-08-25 12:30:30) |
1014. 午後の遺言状
《ネタバレ》 80を過ぎた頃の新藤監督が撮った映画。主演に90近い杉村春子を迎えたわけだが、舞台に立ち続けていた人ってこういうものか、実に若々しい。セリフが本当にしっかりしている。で、本作が杉村春子と乙羽信子の遺作となった為、今となってはとても貴重に思えるが、内容自体は面白いような面白くないような微妙なところ。例えば蓉子に対し衝撃的な告白をした豊子だったが、この歳になるとドロドロするわけでもなく、少しばかり言い合って終わりなんですね。昼ドラなら大変な事になりそうだが、あっさりしてて良いのか悪いのか、とにかく長く生きてきた人は違いますわ。牛国夫妻の最期を辿って、さらに前を向いて生きていくと決意した蓉子。その姿、強さが生涯現役・杉村春子の人生と重なって見える。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-08-16 19:32:00) |
1015. クレイジー・ハート
《ネタバレ》 ジェフ・ブリッジスが歌うカントリーミュージックの心地良さは本物だ。コリン・ファレルも上手い。おじさんの再生物語の中で生まれた名曲をもっと聴いていたいと思った。そういえば音楽番組も多少は見るけど、歌詞をじっくり考えたりはしてこなかったな~と反省。苦味と爽やかさが同居したラストシーンはオトナの味わい…なのかな。でも、子供が迷子になったくらいであんなに怒らなくても…とは思う。何はともあれ、ジェフ・ブリッジスのアカデミー主演男優賞受賞、おめでとうございます。(今更だけど) [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-05 17:32:46) |
1016. 闇の列車、光の旅
《ネタバレ》 あれ? スマイリーはなぜギャングに身を置いてるんだっけ? ただの憧れだったかな? あれ? カスペルとスマイリーはどういう関係だったかな? ただの知り合い? もうちょっと一人一人を丁寧に描いてくれると、カスペルの最期で泣けた気がするんだけど、こういう現実もあるのかな~?ってなくらいにしか思えなかった。映像の面では良かったと思う。7点に近い6点とお考えいただきたい。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-02 19:00:19) |
1017. ザ・ダイバー
《ネタバレ》 努力している人を見ていると気持ちがいい。人種差別を乗り越え、ダイバーとなるまではなかなか良かった。しかし足を切断するほどの大怪我を負ってもなお復帰を目指すカールには驚いた。自分が同じ立場なら恐らくそういう考えにはならないので、手放しに応援することはできず、「上官が言ってる事が正しいのでは?」とも思った。それでもカールは実際に復帰を果たしたとある。その根性は素晴らしいのだが、一方でダイバーってそんなに甘いものだろうか?という思いも消えない。せっかくデ・ニーロも味方についてくれたけど、心情としてはカールの妻ジョーに一番近かったかな。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-31 10:30:35) |
1018. やさしい嘘と贈り物
《ネタバレ》 どう評価していいか難しいなぁ…。自分はそれほど先を読んで映画を見るタイプじゃないし、勘も良くないと思うが、あの眠りから覚める時の妙な映像を続けて見せられたら、少なくとも何かあるんだな…ってのは分かる。で、クリスマスパーティーのときの周りの態度でほぼ確定という感じか。だから驚きは無かったし、どちらの面でも中途半端かな、と思ったが、この作り方でないと楽しい日々にも切なさがついて回るから、致し方ないか…。まあ、邦題借りて、この「やさしい嘘」は愛に満ちていて、後からジワジワ来るものがあるのは事実。二度見てもいいかもしれない、二度目は違う楽しみ方ができそうだから。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-25 21:06:51) |
1019. モンスターズ・インク
う~ん…微妙。あの子供かわいいかな? いや… かわいいですよね… うん。でも早くこの子を家に戻してスッキリしてくれ…とか思っちゃって、それじゃ映画にならないのは分かってるんだけど…。どうも合わなかったようだ。 [DVD(吹替)] 6点(2011-07-24 10:43:39) |
1020. ローラーガールズ・ダイアリー
まさに王道。でもこのゲーム、ルールが難しいな。どこまでがOKで、どこからが反則なんだろうか。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-21 20:02:21) |