1061. 愛と追憶の日々
高校生の頃映画館で観たけど(地方じゃヒッチコックの「裏窓」と併映)大人の女の人向けの映画だなあって印象でしたね。スーパーのレジでお金持ってないデブラが店員に意地悪されるシーンとか、ニューヨークのキャリアウーマンに専業主婦である事を小馬鹿にされるシーンとかそういう細部は良く覚えてるんだけど。むしろ自分は、誰もあまり触れてないみたいけど、この映画の音楽がメチャクチャ好きなんすよ。どっかの商店街とかで何気にこの曲が流れてくると、パブロフの犬状態で目頭が熱くなってきます。多分、今再見したらもっと違う感想持つと思います。↓ナルホド、続編があるんですね、この映画には。デブラもゴースト役かなんかで出てくるのかな?「夕べの星」今度探して観てみます! [映画館(字幕)] 7点(2005-11-20 13:33:49) |
1062. タイムマシン(2002)
「フロム・ダスク・ティル・ドーン」とタメはる前後半分断映画決定版。「フロム・ダスク~」は怒濤の勢いに負けて(?)最後までダレなかったけど、こっちは導入部部分の期待度がどんどん萎んでいく一方でした。 [映画館(字幕)] 5点(2005-11-20 11:49:14) |
1063. すべては愛のために(2003)
・・・まあ、これは「すべてはアンジーのために」捧げられた映画として観ればいいんじゃないでしょうか?出来だってそんなに悪くなかったと思います。それにしてもクライヴ・オーウェン、「クローサー」じゃチャットセックスを執拗に迫るエロエロドクター、この映画じゃあくまでヒロインを最後まで守り抜こうとする、ストイックで強靭な意思を持つ硬派ヒーロー、つくづく役者っすよねえ・・・。 [映画館(字幕)] 7点(2005-11-19 18:17:08) |
1064. ゲーム(1997)
こういうオチの映画があってもいいと思う。途中結構ハラハラしたし。しかしピエロの人形って何であんな不気味なんでしょう。 [地上波(吹替)] 7点(2005-11-19 17:16:54) |
1065. ある子供
《ネタバレ》 去年の「オールド・ボーイ」(近親相姦)に続いて今年は人身売買ですかあ・・・。カンヌで賞取る為には、ストーリーにこういう禁忌的要素がどうしても必要なんですかね?どうもその辺の選考基準に納得出来ない部分があるんだなあ・・・。もっと単純明快な娯楽作品が受賞してもいいと思うんだけど。でもこの作品、賛否両論かとは思うけど巧く出来た問題提起作だと思います。大人の皮をかぶった子供が赤ん坊を生み育てたら、一体どういう結果になるか、極めて客観的、冷徹な視点でこの作者は主人公の行動を克明に追い続けます。たわいない追いかけっこや壁蹴り、棒っきれでの川面遊びに嬉々として興じる彼ら、けれども何故か友情だけには厚い、言動の端々に幼稚性丸出しのキャラクターが良く出てましたね。やってる事はことごとく本当に腹立たしい行為ばかりなんだけど、そのキャラクター設定ゆえに、コイツは「オトナコドモ」なんだから大目にみてやろうっていう変な情状酌量めいた気持ちになってきたから不思議です。ラストも、主人公が心から改心したとはとても僕には思えません、出所したらまた同じような行動を繰り返すはず。子供は親を選べません、彼らに育てられる赤ん坊が本当に可哀想。親の幼児化は日本だけでなく海外でも著しい事がわかって軽いショック。 [試写会(字幕)] 6点(2005-11-19 09:56:14)(良:1票) |
1066. 大日本帝国
ラストの関根恵子とあおい輝彦の海辺再会シーンに、五木ひろしの大熱唱主題歌がかぶるんですよ、これ確か。当時中坊のガキには、戦争礼賛とか天皇戦争責任の追及とか小難しい事はさっぱり解んなかったんだけど、主題歌のタイトル「契り」という言葉に敏感に反応してしまった自分は、帰ってすぐ意味を国語辞典で調べたお利口さんでした。 [映画館(字幕)] 6点(2005-11-13 15:55:21) |
1067. ミート・ザ・ペアレンツ2
《ネタバレ》 皆さん、お待たせしました!ショービズ界の女王(←勝手に言わせといて下さい)バーブラ8年ぶりの出演映画です。しかもデ・ニーロとダスティン・ホフマンの共演!それにベン・スティラーが加わってのハチャメチャコメディ、観てる間に限って言えば楽しめないわけがない!でも言ってしまえば、ただそれだけの映画です。何も後に残らない。まだ記憶に生々しい去年の「ニューオーリンズ・トライアル」のハックマン&ホフマンの白熱した演技合戦をこのコメディ映画に期待した俺がいけなかったんでしょうか・・・?でもお遊び映画なら、結婚式のシーンとかでバーブラの美声を久々に聴かせてくれるサービス位あっても良かったって思いません? (飛行機の機内上映にて→) [映画館(字幕)] 6点(2005-11-12 12:06:12) |
1068. クローサー(2004)
なんかね、ページや文節がところどころ欠落してる恋愛小説を、無理矢理読まされているような映画でした、これ。時間の経過も著しく不明瞭な部分が多いし。そういうのを狙っているにしてはマイク・ニコルズの演出が真っ当過ぎて面白みがない。どうでもいいけどジュード・ロウって朝起きたら枕カバーにいっぱい抜け毛が付いてそうだなあ・・・。 [DVD(字幕)] 5点(2005-11-12 10:10:39) |
1069. オールド・ボーイ(2003)
《ネタバレ》 「15年間の不条理な監禁」という題材にぐいぐい引き付けられはしたけど、これは何度も繰り返してみたくなるタイプの映画じゃないですよね。ネタを知っちゃえば、ふーん、結局そういう事だったの、みたいな感想しか出て来ないし。まあそれはそれとして、ヒロインの女の子は京野ことみに似てるなあ。↓ミドの正体を出てきた瞬間に判ってたって方もいるんですねえ、凄いっす!俺は寿司屋の綺麗なお姉さんがメイク落としただけかと、 ラスト15分前あたりまで勘違いしてましたよ(←論外) [DVD(字幕)] 6点(2005-11-11 14:10:16) |
1070. キャット・ピープル(1942)
怖いか怖くないかって聞かれたら、あんまり怖くなかったです、これ。シモーヌ・シモンっていう女優さんはすごくチャーミングなんだけど、猫族っていうよりは、子犬がクシャミしたような顔しているので、この映画のヒロインには向いてなかったんじゃないのかなあ。アダルト向きリメイク(らしい)ナスターシャ版は未見。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-07 15:16:26) |
1071. 続・エマニエル夫人
ええっと、これも確か「年忘れエマニエル夫人大会」(←シツコイ)で・・・。 [地上波(吹替)] 2点(2005-11-06 16:58:52) |
1072. エマニエル夫人
昔、年末深夜の映画劇場「年忘れエマニエル夫人大会」(←やな大会・・・)で観ました。「続・エマニエル夫人」と「さよならエマニエル夫人」と豪華三本立て!紅白観ながら、眠いのを必死で我慢してサブちゃんのコブシやチーターの浪花節を、後ろめたさでドキドキしながら聞き入ってました。なぜかその時間だけウチのテレビが故障してたのか、霧が画面一杯にもやもや立ちこめていて、何が何だが良く解からなかったのが残念でした。 [地上波(吹替)] 2点(2005-11-06 16:58:17) |
1073. 二十四の瞳(1987)
「リメイクすべきではなかった映画」個人的ベストワン。壺井栄の原作を読んでも、このストーリーは小豆島の風景描写ともはや一体化した上で成り立つ展開になるのは明白だったはず。同じ木下脚本を再利用したからといって、オリジナルの1954年当時は確かに存在したはずの描写が再現出来るはずもなく、土台企画の段階から誰かが製作をストップさせるべき映画だったと思う。 [映画館(字幕)] 2点(2005-11-06 15:27:39)(良:1票) |
1074. アウトサイダー(1983)
やっぱ「ステイ・ゴールド」良いですよね~。ドラマ「若者のすべて」(萩原聖人・木村拓哉主演)でこれ使われていたんで、パクりやがった!って思ったんだけど、意外にこのドラマも良かったですよ、地味で。当時コッポラがそれほどの大監督とは知らずに観に行ったんで、アメリカの田舎の高校生ってパワフルやなあって印象位しか持たなかったです。ラルフ・マッチオ君の声質がどうも気になってしまい、ラストまでのめり込めなかった記憶が。むしろ原作読んだ時に俺は泣いてしまいましたね。黄金どころか体中節々が錆び付き始めた今の自分が観たら、どんな感想を持つかなあ・・・、今度再見してみます。 [映画館(字幕)] 7点(2005-11-06 11:41:14) |
1075. ゼロの焦点(1961)
狂言まわし的な役どころの久我美子より、この映画では有馬稲子と高千穂ひづるの方が 光ってました。謎解きより、運命に翻弄された哀しい女性の運命を見据えた佳作。松本清張原作だからといって推理小説的な興味で観ると肩透かしを喰うかも。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-05 13:49:24) |
1076. ハリー・ポッターと炎のゴブレット
《ネタバレ》 ええーーーー???これどうなってんの?たかが学校対抗の魔法大会の為に、なんで生徒たち湖に沈められなくちゃいかんの?なんで敵と戦うクライマックスがこれっぽっちしかないの?なんだかよく解んない事だらけ。このシリーズ、第二作目の「秘密の部屋」しか見たことないけど、主人公たちがどんどん大人びていくのに反比例して、お話の方は子供向けになっていってるような気がします。この魔法学校じゃ話には出てこないだけで、毎日こんな危険な授業ばっかしてるんだから、死人が出る事なんて日常茶飯事だと思ってたけど、そうでもなかったんだ。(完成披露試写会にて→) [試写会(字幕)] 6点(2005-11-05 13:09:25) |
1077. パッチギ!
久しぶりに男の血がわさわさと騒ぎ出すような日本映画に出会いました。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-05 10:41:44)(良:1票) |
1078. 上流社会
残念ながら見所は全て「ザッツ・エンターテイメント」の中に収録されてしまっているので、あえて全編通して観る事はなかったかなっていうのが正直な感想。ビング&グレースのデュエット「TRUE LOVE」は良いんだけどなあ・・・。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-04 16:52:40) |
1079. バック・トゥ・ザ・フューチャー
いまさら自分ごときが言葉を重ねる必要もないんですが、映画の愉しみ全てがぎゅっとこの一本に凝縮された、濃縮還元果汁100%ジュースみたいな映画。何より自分がこの映画の事を忘れられない理由は、試写会の応募はがきを何枚も出してようやく初めて当たった、記念の一本だからです。 [試写会(字幕)] 9点(2005-11-04 16:38:47) |
1080. 白い船(2002)
善人の、善人による、善人向けの文部省推薦納得優良映画。自分は途中からもう全身むず痒くなってしまって大変でした。同じく善人しか出てこない山田洋次監督の世界観ならすんなり受け入れられるんだけど、この差は一体何? 策謀陰謀好きの自分なんかがそもそも観るべき映画ではなかった? [ビデオ(字幕)] 3点(2005-11-03 17:23:32) |