1081. パブリック・エネミーズ
そもそも「強盗風情がどうなろうと知ったことじゃない」という思いが強かったのだが、良き時代?が過ぎ去って苦悩していくジョン・デリンジャーは哀感が漂って、とても良い感じでした。でも面白くはなかった。ジョニー・デップとクリスチャン・ベールの熱い戦いを期待した分、終始盛り上がりを欠く内容にがっかり。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-12-01 18:38:43) |
1082. CURE キュア
《ネタバレ》 あれ? 「殺人は悪」という潜在意識を持ってる人なら「殺せ」と暗示をしても無駄だと言ってたのに、あのお巡りさん、ずいぶん簡単に同僚を殺しちゃったんだな・・・。なぜ妻を殺したのか分からない様子だった小学校教諭のケースは別だが、動機がある人らは今までは抑えてきたわけだし、それは催眠術では揺るがないのでは? 佐久間が間違ってたのかな? ちょっと難しい。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-11-30 22:43:45) |
1083. 大魔神
《ネタバレ》 トータル84分の映画なのに魔神が出てくるまで1時間くらいかかります。待たされたからか、魔神が初めて動いた時は興奮した。ギロッと睨みつける魔神の恐ろしさは凄まじい、大勢いる中でも殿(諸悪の根源)を見逃さず、最後はでっかい杭を心臓に突き刺す。こわぁ~。苦労して作った感が見応えに繋がっているので、CGを使ってリメイクしても意味がないのは間違いない。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-11-30 22:41:56) |
1084. Love Letter(1995)
樹(酒井美紀)がペダルを回して点灯させた自転車のライトで樹(柏原崇)がテストの答え合わせをしてるシーン、美しいな~。映像で魅せることができるのが映画の良さだと思うし、この映画はその点を強く意識して作ってる感じが好き。中山美穂と酒井美紀はそれほど似てないけど、まあ、どっちも良かったからOKとするか・・・。個人的には豊川悦司も良かったと思うが、関西弁がよく分からないからだろうか?。最後にひとつだけ、、雪の中を老人が病人を背負って病院まで走るのは勇気ある行動とは言えないなぁ・・・ 救急車が来るまで待ちましょう。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-11-29 19:20:36) |
1085. 大誘拐 RAINBOW KIDS
原作未読。構図は面白いのだが、警察を手玉に取るトリックに驚きや面白みが感じられず、ちょっと残念。刀自に比べ犯人3人組があまりにも弱いのも気になる、この3人がもうちょっと笑いを生んでも良かったんじゃないかと思います。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-11-29 19:13:35) |
1086. 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編
最後の戦いは圧巻。ミライさんをめぐる3人の男(ブライト、カムラン、スレッガー)の物語も良かった。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-11-26 22:07:31) |
1087. 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編
《ネタバレ》 わりとカイが好きなのでミハルとのエピソードが入っているⅡは必然的に好きですね。リュウやマチルダさんも死んじゃうし、哀・戦士編のサブタイトル通り、哀しい物語でありました。やっぱランバ・ラルはかっこいいなぁ。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-11-26 22:05:46) |
1088. 機動戦士ガンダム
以前に見たのが「特別版」で、ずっと保留扱いにしてました。今回オリジナル版を見る事ができて、やっぱり面白いな~と思った。でもこれは序章なので点数はこれくらいで。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-11-26 22:02:59) |
1089. ボルト
悪くはないが、当たり障りのない優等生的な印象はある。CGアニメ創成期は映像だけで感動できたものだが、今やそういう時代ではないし、少し前に見たカールじいさんに続き、無難続きでちょっと飽きたかもしれない。トラヴォルタも時々おじさんの声が出ちゃうから、いまひとつ合ってない気がする・・・。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-11-25 17:33:12) |
1090. きみがぼくを見つけた日
個人的に残念だったのはクレアの少女時代~18歳までがおまけ程度の扱いだったこと。その手の映画じゃないと言ってしまえばそれまでだが、図書館でヘンリーを見つけた時、少女マンガの主人公のようにときめいてたクレアが過去にヘンリーとどのような時間を過ごしてきたのか、彼女にとってタイムトラベラー・ヘンリーとはどのような存在であったかは重要なポイントだと思うんだけどな~、メインとはまでは行かずとも、それなりに時間を割いて見せてほしかった。美しく感動的な話なら尚良し。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-11-24 19:18:05) |
1091. 女が階段を上る時
ママ(高峰秀子)が誰と結婚するか賭けをするバーの女たち・・・ やっぱり観る側もその点を意識しちゃうから、終盤の怒涛の展開にはびっくりした。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-11-24 19:11:44) |
1092. どん底(1957)
正直なところ、全盛期の黒澤監督でもたまにはこういう映画作っちゃうんだな・・・って思いました。山田五十鈴さんの悪女ぶりは良かった。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-11-22 17:35:20) |
1093. エスター
初めの方で鏡の前で薬を飲むシーンがある。とりあえず音でびびらせておいて、やっぱり誰もいない・・・とか、旦那がちょっと不気味な顔して立ってるとか・・・これはオーソドックスな作りを楽しんでくださいっていうメッセージにも感じられた。ケイトがエスターに薔薇の花にまつわる話をしてる時、この薔薇が後々どうなるかはみんな分かってるわけで、そういうお約束が凄く楽しかった。でもエスターの正体にはちゃんと驚けたし、そう言われればそんな気がしないでもないという・・・(特殊メイクの力かな?。面白かったです。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-11-22 17:33:13) |
1094. 殺人狂時代(1967)
《ネタバレ》 コメディとは言っても人を殺すのがそんなに難しいはずはないと思って、要するにご都合主義としか受け取れませぬ。しかもネタばらしは最後だから、それまでは桔梗信治がなぜこんなに出来る奴になってるんだという疑問がついて回って大変でした。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-11-19 20:06:22) |
1095. 血は渇いてる
リストラ策を打ち出した企業に対し、ある社員がリストラ撤回を求め自殺を図った。木口高志その人である。止めに入った同僚のおかげで軽傷で済むが、仲間を救う為の行動だと英雄のように報道され、彼は一躍「時の人」となる。そこに目をつけた中堅の保険会社が広告塔として木口を起用、インパクトは大きく、狙い通り加入者は右肩上がりに・・・。戸惑いながらも、真面目さゆえに徐々に自分を過信していく木口、スキャンダルを作るために手段を選ばない週刊誌の記者、すぐ手のひらを返す企業のお偉いさんなど先を見通したような鋭い視点が光ります。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-11-19 20:02:24) |
1096. 大菩薩峠(1966)
片岡千恵蔵版や市川雷蔵版は見ていないので、それと比べてどうこうとは言えないが、仲代達矢の良さは最大限に引き出されている。いかにも切れ者の悪人という感じではあるが、どことなく悲しげだったり、うつろだったりもする。さらに島田虎之助の実力を目の当たりにした竜之助は、刀を抜くことができず固まってしまうという場面があるが、最高の演出だったと思う、雪が降る中ってのがまたかっこいい。そして最後の何人斬ったか数え切れないほどの立ち回り、斬られ役含めて全員のレベルが高くないとこれほどの物にはならないはず。本当に凄かった。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-11-18 10:20:38) |
1097. 娘・妻・母
《ネタバレ》 なかなかの秀作だと思います、運命のいたずらと言うべきか、翻弄されちゃってかわいそうだが、借金とそれに伴うお母さんの問題が無かったとしても、黒木くんと上手くいったかはわからないんだな~。成瀬映画は殆ど見てないからあれだけど、一般家庭の普通にありえる話で2時間飽きさせないのは成瀬監督の腕ってことでいいかな・・・。高峰さんの無駄遣い感は確かにあった。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-11-17 23:51:51) |
1098. ボーイズ・オン・ザ・ラン
《ネタバレ》 原作漫画は未読で、正直前半の下品な感じに先が思いやられたが、電話での宣戦布告から一気にボルテージが上がった。あしたのジョー(も、よくは知らないけど)ばりに熱血スポ魂モノみたいで燃えないわけにはいかない、ビールばっかり飲んでたおっさんの本気も凄くいい、だんだん様になってくる田西、必殺・名刺作戦も考えて、いよいよ青山をボコボコにする時が来たのだ! と、思ったら、人生甘くないな~。見事に返り討ちに遭いボコボコ、しかもその後ちはるにとどめの一言を食らって涙目という凄いオチなのに、不思議と後味の悪さは無かった。雑草魂を持った田西は立ち直ると思えたし、「大脱走」じゃないけど、何かに真剣になってた時期は後から考えると凄く良い日々になるんだよな~。殴られても踏んづけられても田西みたいに強く生きていけたら・・・ そんな風に思いました。 [DVD(邦画)] 8点(2010-11-17 23:46:07)(良:3票) |
1099. 裸の大将
子供の頃に芦屋雁之助版の再放送をよく見ていたので、最初は小林桂樹版に慣れるかどうか不安もあったが、見始めるとこれが実に面白い。いきなり「母が死んだ」「自分は16歳(だいぶ無理がある)」と嘘をつく清、脚色されたTVドラマ版の心優しい画伯ではなく、本当の山下清を描いているのだと感じ、TVドラマ版を切り離すことができた。ほんわかした雰囲気の中で悪気のない毒を吐いたりする清がコミカルかつシュールで、戦中、戦後の苦しい時代が舞台ながら最後まで笑える作品に仕上がっています。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-11-17 13:11:18) |
1100. あなたは私の婿になる
《ネタバレ》 マーガレットは国外退去を逃れるため、アンドリューは保身、出世のため・・・ 不純な動機の両人が好きになれず、途中まではいまいち楽しめなかったが、結婚式でのマーガレットの言葉は良かった。そこに愛が感じられたからこそ、結果的にハッピーエンドに導かれたわけだ。それにしてもアンドリューの家族は心が広い。おばあちゃんがいいキャラで要所で目立ってましたね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-11-17 09:07:14)(良:1票) |