101. キューティ・ブロンド
いちばんよかったのは、エルの人当たりの良さ。美容院の店員や恋敵にさえ 、分け隔てなくやさしくできる。そんなエルの心のでっかさが印象に残った。 7点(2004-08-31 11:21:54) |
102. アンツ・イン・ザ・パンツ!
ポコチンがしゃべる設定から、あれだけの 完成度にまで持ち上げたのは見事。 ただポコチンがしゃべるだけの作品じゃない。 ドイツで大ヒットしたのも納得。 ポコチンがしゃべるだけでも愉快なのに、 ところどころで小ネタも冴えてる。 ポコチンがしゃべる主人公もよかったけど、 悪友のレッドブルや女友達のリザもいい。 ポコチンがしゃべるネタを、10代の男の子特有のメタファーとして 昇華させているところも興味深い。ポコチ 7点(2004-08-26 11:25:09) |
103. トレーニング デイ
《ネタバレ》 最後までアロンゾはよくわからない男だった。 用意周到な割にはどうしようもなく短絡的面もあるし、アウトローな割りに胡散臭い偽善者の一面も見せる。 だけどこの煮え切らなさが妙にリアルだと思う。 並みの役者が演じてたら、わけのわからんうすっぺらな悪徳刑事にしかならなかったはずのキャラだろう。それがデンゼル・ワシントンが演じると、アロンゾに人の奥深さを感じてしまう。さすがだ。 [映画館(字幕)] 7点(2004-05-18 22:43:09) |
104. アマデウス ディレクターズカット
やつれた表情とは対照的に目だけは異様にぎらついたエイブラハムの表情はまさにオスカーを得るにふさわしい。冒頭の神父と老人との対話のシーンでこの映画が持つ、ただならぬ力を垣間見た気がした。この映画を見ながら天才と凡庸について考えさせられた。モーツアルトの自分の作品に対する絶対的な自信。これが天才たる所以なのかも知れない。 7点(2004-03-18 17:11:31) |
105. 雨あがる
いい短編を読んだなという印象。 [地上波(邦画)] 6点(2014-02-07 09:57:31) |
106. レスラー
《ネタバレ》 この手の映画は復活劇のカタルシスがないと自業自得という身も蓋もない教訓しか残らない。現実にはありえそうもないハッピーエンドか、身も蓋もないリアリティか、ハリウッドかヨーロッパか。もちろん前者でしょ。 [DVD(字幕)] 6点(2013-04-29 19:37:07) |
107. 閉ざされた森
一言で言うと「ちょ、ちょ待てよ」 [DVD(字幕)] 6点(2012-05-06 22:04:04) |
108. アポカリプト
《ネタバレ》 子供の数がステータスなんだなとか、道化を作ることで人をまとめている親父やるなとか、これから始まるだろう壮大なスペクタルを期待した。おかしいと思い始めたのはやたら長い連行シーン。主人公が逃げだした時点で時間がすでに3分の2を経過したとき、これは壮大な雰囲気を匂わしただけの『走れメロス』と気づいた。妻子を森へ逃がさず、分かりやすい穴の中へ隠したのも納得。本筋で肩透かしをくらいながらもディティールは凝っている。売れなかったばあさんの哀愁とか、扇動者は日蝕に気づいているふしとか、いいもん食ってそうなデブのガキとか。生贄シーンより水の中の出産のほうがなによりのインパクトがあった。 [DVD(字幕)] 6点(2010-07-16 22:23:59)(良:1票) |
109. 時をかける少女(2006)
時をかけすぎ。 [DVD(邦画)] 6点(2009-09-14 23:03:10) |
110. ディア・ドクター
《ネタバレ》 資格と資質のテーマって本物以上の腕が前提にないと成立たないわけで、結局は未熟なもぐりが怖くなって逃げ出したって話になってしまった。/タンクトップの井川遥がいい。この人は2時間主役を張り続けるスタミナはないけど、短時間だと抜群の存在感を発揮する。もっくんと似たタイプだから、そう遠くないうちにCMにひっぱりだこになるに違いない。旬の女優を捕まえるのが西川監督は上手い。/ラストにはホッとしたけど、ああやっぱり素の鶴瓶の映画だったな。 [映画館(邦画)] 6点(2009-07-03 18:04:14) |
111. 落下の王国
鉄橋で蒸気を噴出する機関車を見上げるオープニングシーンは、この映画を借りて良かったと思わせるのに充分だった。 [DVD(字幕)] 6点(2009-05-06 11:45:05) |
112. 長州ファイブ
歴史に名を残す政治家の行動力と教科書には出てこないが新時代に貢献した「生きる機械」たちへの想像力を得た思い。 [DVD(邦画)] 6点(2009-03-05 22:29:03) |
113. アフタースクール
まるで時間をかけてピザを10回言わされた気分。 [DVD(邦画)] 6点(2008-12-18 21:54:28)(笑:1票) |
114. パコと魔法の絵本
パコだけでいいです。 [映画館(邦画)] 6点(2008-09-23 21:30:08) |
115. ハチミツとクローバー
可愛いよ山田、可愛い。 [DVD(邦画)] 6点(2008-06-11 01:26:52) |
116. バベル
銃は銃でしかない。 [DVD(邦画)] 6点(2008-06-11 01:11:16) |
117. 雲のむこう、約束の場所
嘘寒いノスタルジーと中途半端な自己嫌悪を一作品として昇華させたところで評価できる。 [DVD(邦画)] 6点(2008-03-03 22:51:45)(良:1票) |
118. 潜水服は蝶の夢を見る
外界から閉ざされて生まれる内面世界に興味があって見たが、考えていることはほとんど食べ物と女であって、まぁ実際そんなもんだろう。 [映画館(字幕)] 6点(2008-02-17 00:36:24) |
119. マッチポイント
フェデラーなら危険日にリスクを冒さない。 [DVD(字幕)] 6点(2007-07-01 23:07:43) |
120. グエムル/漢江の怪物
《ネタバレ》 パク家族対怪物という図式を通して、儒教や徴兵制など韓国文化が垣間見えるところはよかった。一方で、反米や反政府色に社会派監督の色気がばっちり見えてうんざり。 2020/8 『パラサイト』きっかけでまた観る。これはすでにここで指摘されていることでなるほどと思い、 観終わった後の面白いんだけど消化不良気味のTHE6点感の理由は、非現実的B級パニックホラーと ときどき笑える家族の対怪物というバトルと生々しい米軍の介入とか政府の無能感という社会派スタンスと 結局娘を死なせてしまうバッドエンド感の取り合わせのまずさにある。 監督の意図は、怪物はあくまで社会の負の象徴としての副産物で、娘を死なせることは 現実は残酷だというメッセージなのかも知れない。しかし、薬品の大量投棄で産まれた突然変異の怪物という 世界観で始まる物語にそのリアリティは場違いだろう。 [DVD(字幕)] 6点(2007-04-07 12:18:24) |