1241. 姑獲鳥の夏
《ネタバレ》 芳山和子(原田知世)「遊びましょっ♪」深町一夫「(棒読みで)芳山くんッ!ウチの温室でそんなコトして遊んじゃ駄目だよ、あああっ、そんなあっ!」・・・芳山君に温室であんな事やそんな事させちゃったらダメ!! [DVD(字幕)] 5点(2005-12-02 10:10:37) |
1242. ハロー・ドーリー!
これはですね~、自分の中では残念ながらバーブラ主演作の中で最も下位に近い評価になってしまいます。推察するに、おそらくこの頃はまだバーブラの個性を映画界が把握しきれてなかったんだと思うんですよ。じゃじゃ馬でファニーフェイス(ガールでもレディでも可)だけど、惚れた男には純情を捧げ、陰では一人涙を流すっていういじらしい女性像(「追憶」「おかしなおかしな大追跡」)そういうキャラでこそ彼女の持ち味は生きると思うんですが、この作品じゃ「じゃじゃ馬で且つでしゃばり」っていう部分しか強調されてないんすよね。自分が観た吹き替えの小原乃梨子版もこの映画に限っては声があまり合ってなかった。 [地上波(吹替)] 5点(2005-11-26 15:46:17) |
1243. 二重スパイ
《ネタバレ》 「コナンが一番」さんと同じく、自分もちょうど同時期位に観た「KT」と筋と結末やらがごっちゃになってしまっていて、今となっては「え、どっちが佐藤浩市主演だっけ?」位の感想しか出て来ないのが辛いところ。半裸で拷問されるシーンもどっちにもあったような気がするし。展開もスパイものの割りにドンパチが殆どなくて、地味だったよねえ。 [映画館(字幕)] 5点(2005-11-20 17:51:27) |
1244. タイムマシン(2002)
「フロム・ダスク・ティル・ドーン」とタメはる前後半分断映画決定版。「フロム・ダスク~」は怒濤の勢いに負けて(?)最後までダレなかったけど、こっちは導入部部分の期待度がどんどん萎んでいく一方でした。 [映画館(字幕)] 5点(2005-11-20 11:49:14) |
1245. クローサー(2004)
なんかね、ページや文節がところどころ欠落してる恋愛小説を、無理矢理読まされているような映画でした、これ。時間の経過も著しく不明瞭な部分が多いし。そういうのを狙っているにしてはマイク・ニコルズの演出が真っ当過ぎて面白みがない。どうでもいいけどジュード・ロウって朝起きたら枕カバーにいっぱい抜け毛が付いてそうだなあ・・・。 [DVD(字幕)] 5点(2005-11-12 10:03:06) |
1246. TRICK トリック 劇場版
上田「久しぶりだなあ、みんな・・・」山田「トリック!」上田のその後の台詞がすごく気になる・・・。ドラマ版のテンポに慣れてしまった人が観るにはかなりキツイ映画版。 [映画館(字幕)] 5点(2005-10-31 17:45:50) |
1247. 放浪記(1962)
色々なインタビューで、成瀬監督と高峰秀子自身が数有るコンビ作の中でこれが一番気に入ってる作品という記事を読んでいたので、どうしても観たかった作品。でも残念ながら「乱れ雲」と同じく、これもプリントの保存状態が非常に悪く、画面も色褪せセリフも飛びまくりで最悪の鑑賞環境でした。DVDやBS放映だとカラーが鮮やかに保存された状態で観る事が可能なんでしょうか?だとしたら、わざわざ交通費使って映画館まで行くのが馬鹿馬鹿しくなっちゃいますよね。こっちはどうしても観たい映画だから、大画面で観たいなあって思って出掛けてるのに・・・。最悪の環境ながらも、高峰秀子の役作りの上手さ、決して聖人君子扱いにはしていない、人間臭い狡猾な面も持つ林芙美子の人物像が面白く描かれていて自分は面白かったです。自身の目的の為には、ライバルから預かった原稿をゴミ箱に捨てちゃったりもするんですよ、この女はW。なんとなく解るなあ、二人がこれ一番に挙げたいって気持ち。でも完成度としては「稲妻」や「浮雲」あたりに軍配上げます!(→浅草東宝のオールナイト上映にて) [映画館(吹替)] 5点(2005-10-16 12:41:15)(良:2票) |
1248. リトル・ダーリング
僕が映画ファンになった頃、ファン雑誌の読者投票ではソフィー・マルソーがダントツ一番人気で、その後をブルック・シールズ、そしてこの映画の主役テイタム・オニールとクリスティ・マクニコルが後を追ってるって感じでした。しかしこの二人、人気の割りには新作の情報がさっぱり入ってこなくって、一体どうなってんの??って思ってた。過去の遺産(特にテイタム)での人気持続だった事が、後でこの映画のテレビ放映を観て納得。一番輝いてる時期にこんなバージン早捨てバトル映画に出ちゃいけなかったんだよ、やっぱさ。クリスティのボーイッシュな感じはなんとなくいいよなあってお姉さん世代に憧れてた時分の僕は思ってた。でもどう考えても彼女の方がもうけ役だよねえ、このお話って。(←何故か今日は一人称が僕になってしまったい) [地上波(吹替)] 5点(2005-09-27 14:38:39) |
1249. 案山子男(OV)
すみません、平均点上げます!この手の映画にほとんど免疫がない俺としては意外に面白かったんです、これ。女の子が蹴り入れて案山子に反撃加えるトコなんて楽しかったし。ああ・・・、でもこれ観てしまった事で、ホラーにのめり込んでしまったらどうしよう。きっかけは「案山子男」です、なんて口が裂けても言えないよう。実は今日「続・案山子男」あったら借りてみる予定なんだけど。 [DVD(字幕)] 5点(2005-08-25 10:05:02) |
1250. ギャザリング
クリスティーナ・リッチの一種病的にも見える、眼の下あたりの隈が彼女に限っては魅力的に映ります。 [DVD(字幕)] 5点(2005-08-15 15:56:42) |
1251. 透明人間(1933)
《ネタバレ》 透明人間になったから世界を征服するぞ!っていう主人公の発想の転換がすごいと思う。凡人の僕など、透明人間になれたならOOをちょこっと隙間から(←弱気)覗いてみようか位の貧困な発想しか浮かびません。ここで引き合いに出すのは場違いかもしれないけど、「ガス人間第一号」のほうがよっぽど死に際も潔くてカッコ良かったです。昔、テレビでピンクレディーが「消えますよ~(by透明人間)」と歌いながら突然画面から消え失せたのを観て、「ほえーーーっ!!」と感心した時分に、この映画を観ていたなら、もしかして満点を付けてたかも。 [DVD(字幕)] 5点(2005-08-15 15:44:11) |
1252. 男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎
シリーズ中でもかなり評価が低い作品なので、あえて弁護しておきます。釧路の、真夏でもちょっと湿ったような空気感、寂寥感がうまく出ていると思います。トニー渡瀬恒彦はこのシリーズに二枚目として登場するにはあまりに粋でカッコ良すぎるんです、寅さんの世界とはちょっと異質なんですよ、それが一番の弱点かなあ。あと佐藤B作に何のフォローもないのは気の毒過ぎW [DVD(字幕)] 5点(2005-08-14 13:05:29) |
1253. BULLY ブリー
昔の水曜ロードショーで放映されたら、「いやあラストの仲間同士の罪のなすりつけあい、これが現代の無軌道なアメリカ社会の病巣を象徴してるんですねえ」とか、したり顔の水野さんにコメントされそう。でも後味いいモンじゃないよねえ、こういう結末って。 [DVD(字幕)] 5点(2005-08-02 10:56:41) |
1254. 悪霊島
原作にも乗れなかったけど、映画にも乗れず。結果的に「鵺の鳴く夜は恐ろしい・・・」っていうあの声が一番怖くて、夜眠れない日々が続いた。何の為にビートルズを結びつけたかったのか意図も不明。ずうとるびでも良かったのに。 [映画館(吹替)] 5点(2005-06-25 16:23:21) |
1255. 青い目の蝶々さん
かなり前、テレビの深夜放送で吹替版を観ただけなんで細部の記憶あやふやなんですが、史上稀に観るヘンテコ映画でした、これ。シャーリーが夫イブ・モンタンをだまくらかす為に日本に来て「ゲイシャ」に化けるっていうバカバカしいストーリー。そもそもシャーリーがゲイシャのメイクしたって日本人に見えるわきゃないじゃないですか!彼女が日本通っていうのは有名な話だけど、もしこの映画出演がきっかけだったとしたら、何かヤですね。吹き替えの小原乃梨子さん(のび太、辞めちゃったんだよなあ・・・)のおかげで何とか観れたって程度。 [地上波(吹替)] 5点(2005-06-25 15:15:04) |
1256. メゾン・ド・ヒミコ
グロテスクに色々なモノを画面に映し出しながらも、最終的には綺麗ごとで終わってしまった印象。オダギリ・ジョーはおそらく女性が頭ン中で考えるゲイの理想像なんでしょうね、きっと。実際柴咲コウより遥かに綺麗に撮られてるし。まあ彼のファンは大満足でしょう。設定のみ同じにして「ハッシュ!」の橋口監督で観てみたかったです。少なくとも自分には彼らの抱える孤独感が画面からあまり伝わってこなかった。 [試写会(字幕)] 5点(2005-06-18 15:19:15) |
1257. ピストルオペラ
観客と清順カントクとでにらめっこ、勝ち残り一発勝負って映画でしたね、これは。「にらめっこしましょ、あっぷっぷ!!」・・・俺は真っ先に討ち死にしたクチです。 [映画館(字幕)] 5点(2005-06-04 17:04:30) |
1258. 棒たおし!
すみません!自分にゃ彼らが中学生にしか見えませんでした。もちろん彼らが実際今時の高校生だって事はわかってるんですけどね。だから肝心のクライマックスの棒倒しのシーン、迫力がまるで感じらなくて、それが一番のマイナスポイントかなあ。 [映画館(字幕)] 5点(2005-05-22 15:41:18) |
1259. 若き獅子たち
ブランド&クリフトの最初で最後の共演映画という事で期待しましたが、芝居の絡みが全くない平行線の作りになっていて正直拍子抜け。この二人には真正面からぶつかり合うような演技合戦を一度でいいから観てみたかったですね。クリフトは交通事故の顔面後遺症が前作「愛情の花咲く樹」よりもっと顕著に出ていて痛々しい限り。観ていて胸の奥が苦しくなってしまいました。作品の出来自体は7点くらいと思ったけど、全くの個人的感情から二度と観る事がないと思うのでこの点数で。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-05-08 13:49:15) |
1260. チャーリーズ・エンジェル(2000)
ここまで美女(異論はあるかもしれんが)三人が本気で馬鹿に徹してくれたら、こっちも開き直って笑うしかないっしょ!チロル娘のコスプレシーン、巻き戻して観てしまった事を正直に告白しておきます。 [DVD(字幕)] 5点(2005-05-05 10:33:52) |