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青観さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1963
性別 男性

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1321.  リリー 《ネタバレ》 
元みかんさんじゃないけど、私もこの映画、ずっと観たくて探しに探して、やっと見つけた時の感動、喜び、期待通り、良いもの観させてもらいました。まずは何と言ってもこの映画の主人公であるリリーが本当に可愛いい。それは見た目だけの可愛さではなくて、一人の女性としての可愛さ、この映画を観れば解ってもらえると思います。とにかくリリーの可愛さ、これは男なら誰もが心からなんて可愛い。健気な心の持ち主なんだと応援したくなること間違いなし!少なくとも私はこの映画のリリーは応援してあげたい。そんな気持ちにさせられました。女性が観てもリリーの可愛さをきっと解ると思う。ピンク色の洋服にエプロン姿でレストランで仕事をしている時のリリー、お客さんに対して、飲み物や食べ物を運ぶリリーのおどおどした姿も可愛いじゃありませんか!仕事中に眼の前で行なわれているマジックショーが気になって、仕方のないリリー、そんなリリーの表情、またリリーが仕事をクビになった後の話も見方によってはかなり幼稚に見えるかもしれないけど、そんなことよりもリリーが出合った人形達との交流によって生まれる愛情、これこそ本当の人間愛、みんなで歌う主題歌「ハイ・リリー・ハイ・リリー・ハイロー」の曲の素晴らしさ、作品全体のこの雰囲気、どれも観ていて楽しい。そんな作品です。それにしてもこの映画、私も含めてもたったの五人しかコメントがないなんて、残念だなあ!もっと多くの方に観て欲しいのに!
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-02-10 10:41:16)
1322.  ギルダ 《ネタバレ》 
これはもう皆さん、多くの方がご存知であると思われる「ショーシャンクの空に」の中に出てきた作品として、あまりにも有名で、そういや観よう。観ようとは思いつつまだ観てなかった。今回、ようやく借りて来て観たけど、ストーリーなんかどうでも良いぐらいリタ・ヘイワースがとにかく美しい上にミステリアスで、それだけで十分過ぎる作品と言っても良いと思う。酒場で踊るリタ・ヘイワース、歌うリタ・ヘイワース、そんなリタ・ヘイワースのあの黒いドレスの背中は開いてるし、前は前で、あぁぁ~もう、あんまり激しく踊るとそのナイスなおっ○いが、飛び出してしまわないかとハラハラドキドキ、歌い終わった後にファスナーを自分では閉められないのよ!て、お~い!そんなこと言われてしまったらお馬鹿な私は、もう、あっ!何でもないです。まあ、要するにこの映画はストーリーなんてどうでもよくて、リタ・ヘイワースをただただ堪能する作品てことで、ええ、皆さん、宜しいでしょうか?
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-02-03 18:28:50)
1323.  ベルリン・天使の詩 《ネタバレ》 
これはドイツがまだ東西、東と西とに分かれていた時代の映画で、この映画の主人公、天使であるダミエルはブランコに乗った一人の女性に恋をし、そして、自分も人間になって、彼女との愛を掴もうとする。ピーター・フォーク演じるテレビの人気者に人間になるには天使は死ななくてはならないと聞かされるというこれは人間になりたい天使の視点から描かれているとても切ないお話です。そんな主人公ダミエルは天使の時と人間の時とでは色が違うのだ。天使の時はモノクロで、人間の時はカラーという映像により浮かび上がるものは何か?天使の姿である以上はどう頑張っても、彼女とは一緒にはなれない。このモノクロの映像は心の中の悲しさ、寂しさみたいなものを描いてるように感じるし、また、人間の姿になった時のカラーによる映像は心の中に人間としての血が流れているというような監督からのメッセージみたいなものを感じることが出来ます。正にタイトルの如く、「ベルリン・天使の詩」そのものと言える映画ではないだろうか!
[DVD(字幕)] 8点(2007-02-02 21:55:16)
1324.  女の中にいる他人 《ネタバレ》 
成瀬巳喜男監督作品、4本目の観賞にして、何と今回はサスペンスとはこれまたびっくり!そんな今作はキャスティングを見ただけで、成瀬作品てよりも私は川島雄三監督作品、若しくは「社長シリーズ」を思い浮かべてしまいます。それはさておき、この映画、本当に恐い。まずは何と言っても作品全体の雰囲気が恐い。またモノクロによる映像から伝わる恐ろしさ、オープニングからして本当に恐かった。小林桂樹が一人、喫茶店で飲んでいるビールの色がモノクロなもんだから余計に恐く感じる。親友の奥さんを誤って殺してしまった小林桂樹が自分の奥さん、新珠三千代に対して今までの過去、真実を打ち明けるシーン、それを知った新珠三千代も凄く恐い。またラストの海沿いを歩く新珠三千代、そして、無邪気に遊ぶ子供達と距離を置いて見つめる新珠三千代の後ろ姿、それを映し出すカメラワーク、余韻を残したまま終りを告げる何か見終わった後のこの何とも言えない余韻の残し方はこれから先もずっと残るような気がする。
[DVD(邦画)] 8点(2007-01-30 22:07:22)
1325.  トラック野郎 爆走一番星
これは、何と言えば良いのか?このシリーズの特徴である下ネタのオンパレードの中にあって、桃さんとジョナサンの二人の熱い友情、これは男にしか理解出来ないだろう世界と男だからこそ理解出来る世界が描かれている。単なる下ネタきりの作品じゃない。上手く言えないけど、観ていてやたら熱くなれる。どいつもこいつも本当に正直で大馬鹿で、それでもみんなみんな仲間というようにとにかくストレートに描かれている。作品出来としてはけして誉められるような出来でもなければ、欠点だらけ!それでも何かこの作品を観ていると菅原文太の桃さんに惚れてしまう。そう、やっぱり男が男に惚れる映画!最後に一言だけ、言わせてもらうと、この監督、間違いなく川島雄三監督の大ファンだ!「サヨナラだけが人生だ!」うん!良い言葉だ!
[DVD(邦画)] 7点(2007-01-29 20:28:09)(良:1票)
1326.  吹けば飛ぶよな男だが
なべおさみって、こんなにもかっこ良いとは知らなかった。この映画を観れば、解ると思います。どこか寅さんみたいって、監督が山田洋次監督で脚本も寅さんと同じで森崎東、どことなく寅さんみたいなこの雰囲気、主人公も周りに出てくる人物も寅さんシリーズのようにみんな馬鹿だけど、人情味があって、温かい。作品の出来としてはハチャメチャな感じもするけど、そのハチャメチャさがこの映画の魅力であると言えよう。それにしてもこの映画の中の緑魔子、何とも言えない不思議な魅力を感じられずにはいられない。
[DVD(邦画)] 7点(2007-01-28 18:18:52)
1327.  座頭市二段斬り
えっ?あれ、お鶴役の子、小林幸子だったんだ!それは知らなかった。いや、全く気が付かなかった。それはさておき、全体的にコメディ色の強すぎる感もするし、座頭市の適役が弱すぎるし、用心棒役の加藤武にお調子者の三木のり平と、何だか観ていたら無性に「犬神家の一族」が観たくなってしまうわ、加藤武の用心棒、あまりにもあっけなくやられてしまうし、色々と不満はあるものの、相変わらず勝新の殺陣のかっこ良さと人間味溢れる姿と、やっぱり面白い。三木のり平の座頭市の物真似は噴出してしまうほど笑える。
[DVD(邦画)] 7点(2007-01-28 08:47:05)
1328.  ナチュラル 《ネタバレ》 
ロバート・レッドフォードが35歳には見えないとか、話があまりにも出来すぎているとか、色々意見はあるとは思う。しかし、そんなことよりも素直に良い映画だと思う。昔、淀川長治さんが日曜洋画劇場でこの映画を放送した時、この映画の事を誉めていたのを覚えている。久しぶりに観て、やっぱり良い映画であるという思いは変わらない。天才と言われ、何をやっても上手く行っていた筈の男が一人の女性に銃で撃たれたことで、野球が出来なくなる。16年というあまりにも長い年月が彼をプロ野球への道から遠ざける。それでも諦めることなくプロを目指し、そして、何度も挫折を味わいながらも栄光の道を掴む。そんな物語に私は共感せずにはいられない。たかが、野球じゃないか!て言う人も世の中にはいるけど、それは違うと言いたい。野球ほど親と子の繋がり、愛情を深く考えさせてくれるスポーツはないと私は思う。16年の時を得て、再び野球が出来ることの嬉しさをこの映画の主人公であるロイ・ハブスは教えてくれている。そんなロイ・ハブスが不振からなかなか立ち直れない中、カブスとの試合で大きなホームランを打つシーンと、最後のパイレーツ戦での大きなホームランを打つシーンなんて、正に野球ならではの興奮で、野球ファンにはたまらない瞬間です。ライトスタンドに直撃した大きなホームラン、その瞬間の花火と湧き上がる歓声、あの花火の美しさだけでもこの映画、私は好きです。
[DVD(字幕)] 8点(2007-01-27 11:26:56)(良:1票)
1329.  ロバと王女
これはいかにも女の子向きな内容であることは認めつつ、いい歳した男の私が観ても楽しめる作品になっている。話としてはかなりお馬鹿な内容である。しかしながらこの美しい映像と音楽、そして、カトリーヌ・ドヌーブの美しさの前にはどんなお馬鹿な話だろうが、吹っ飛んでしまうぐらいの本当に何もかもが美しい。もう、その美しさだけで何もかも許せてしまうのだ!
[DVD(字幕)] 7点(2007-01-22 21:42:12)
1330.  それでもボクはやってない
この映画は痴漢そのものよりも日本の裁判制度、法律、警察のおかしさ、自分の身は自分で守るべきであるというものを徹底的に見せ付けられることになる。見ていて腹が立って仕方ないが、だからといって人ごとには思えないのだ。もしも自分がこの主人公と同じ立場に立たされたら人はどういう行動を取るだろう?女性から見れば男は女の敵だが、男からしたらやってないのにやったとされ有罪になるという事への怒り、つまり被害者は女だけでなく男も被害者なのだ!そして、何よりもこの映画を見ると本物の痴漢がのほほんとしているのに、無罪な人間が痴漢で捕まり有罪になるという矛盾。無実の人間を有罪にすることへの怒りに満ちた作品として、見応え十分!どれだけ頑張っても結局は認められず有罪になるのが真実なら、そんな真実など真実であって真実じゃない。全てが矛盾の塊、それが現実だと思わせるだけの力作です。こんな許せない裁判制度、法律を見ると、それなら女性専用車両だけでなく男性専用車両も今すぐにでも作るべきだと思わずにはいられない。
[映画館(邦画)] 8点(2007-01-21 19:00:02)(良:2票)
1331.  男はつらいよ 寅次郎紅の花
シリーズ最後となってしまった第48作!これが最後となるなんて、渥美清さんの身体の調子の悪さを知りながらも本心はまだまだ観たい。そう思っていた。けど、結果、これが最後で良かったと思う。何だかんだと言いつつも、満男には泉ちゃんが一番似合うのと同じで寅さんにはリリーが最も相応しい相手だとこの最後の作品を観ると必ずそう思う。そんな寅さんとリリー、最後まで一緒にはなれなかったけど、でも心はお互い通い合っていることが観ていて解る。寅さん全部を観て思うのは、辛い時、悲しい時、疲れている時でもやっぱり寅さんを観るとそれだけで元気になれる。中には当然、ハズレもある。でも、私はそれでもこのシリーズ、大好きです。そして、シリーズ完結となったこの作品、やはり死を目前にして、身体の調子の悪いのにもそれでも寅さんファンの為に二十七年間も、最後の最後まで至福の時を与えてくれた寅さん、俳優、渥美清さんに心から感謝の気持ちを言いたい。このシリーズがスタートしてからは寅さん以外の役をほとんど断って、車寅次郎という日本中に愛される男を演じ続けてきた渥美清さんの姿に何度観ても涙が止まらない。心から「ありがとう!寅さん!ありがとう!渥美清さん!ありがとう!田所康雄さん!そして、そして、こんな素敵なシリーズを二十七年間、全48本にも及ぶ作品で私に笑いと涙と感動を与えてくれた山田洋次監督をはじめとするスタッフ全員、ありがとう!」この最後の作品に関しては作品の出来云々の問題ではなく、シリーズ最終作にして、寅さんらしい見事な終りに、10点以外は考えられません。
[映画館(邦画)] 10点(2007-01-20 22:19:43)(良:4票)
1332.  未完成交響楽(1933) 《ネタバレ》 
オーストリアが生んだ偉大なる作曲家、シューベルトの半生を描いた伝記映画!観る前は正直、かなり退屈な作品じゃないのかなあ!なんて思ってはいたけど、思っていたよりも楽しむことが出来ました。「野原」という曲が出来上がる過程、そのエピソードがなかなか面白い。小学校の教師をしているシューベルトが思い付いたゲーテの詩が黒板に書かれていたのをヒントにして、メロディが浮かんで作ったというのもなるほど!て思えたのと、それとこの映画、とにかく画面作りから音楽まで何もかもが美しい。それだけでも観て損のない映画だと思えるし、あまりにも芸術ぽくて嫌だなんて思ってる人、観る前は私もそうでした。これは芸術映画ではあるけど、けして、お堅いだけの映画ではありません。今時のハリウッドの大作も良いけど、たまにはこういう作品に触れるのも良いと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2007-01-19 21:29:52)
1333.  ピアニストを撃て
このタイトルからして、思い切りサスペンスなのかと思いきや、どこか乾いた雰囲気の恋愛映画のような香りがした。これこそフランス的な香なのだろう!雰囲気は悪くないし、むしろ好きなのだが、ちょっと期待し過ぎたかなあ?まずまず楽しめたものの、何度も繰り返し観たいと思わせるものが感じられなかった。フランソワ・トリュフォー監督のサスペンスてのもあまり期待しない方が良いのかもしれない。フランソワ・トリュフォー監督はサスペンスよりも人間ドラマのイメージがやはり強い。そういう映画を撮る方が上手い監督なのだと思う。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-01-16 21:37:41)
1334.  座頭市関所破り
勝新の代表的人気シリーズ第9作目の今回は、何とまあ、シリアスな話で驚いた。出来ることならあんまりシリアスな座頭市は観たくないし、やはりアウトローな雰囲気でありながらもユーモアのあるといった所を観たいものである。そんな中でこの作品はシリアスなのに勝新「座頭市」の魅力が画面全体に漂う不思議な感じの作品になっていて、面白く観ることが出来た。相変わらずの孤独な感じの侍というキャラクター、人間性の中に見せる女性に対する優しい一面を見れてこれ以降の作品もまた観たくなった。一応、点数は7点だけど、8点に限りなく近い7点です。
[DVD(邦画)] 7点(2007-01-14 22:12:20)
1335.  男はつらいよ 寅次郎の縁談 《ネタバレ》 
もう、この頃の寅さんは、つまり今回が最後から数えて三番目となるシリーズ第46作ともなると完全に俳優渥美清の身体がおかしいのが見ていて解るのでとても辛い。無理をしているのが解る。今回も話としては満男が中心!就職問題で悩んだ挙句に父親である博と喧嘩して家を出て香川県は高松へと行った満男を連れ戻すべく役目を寅さんがするという話!そこで出会った身体の弱いマドンナ(松坂慶子)とのデートでの二人と全く対照的な満男とのアンバランスさは面白いものの、やはり全体の出来としては普通の感じがしてならない。それなりに楽しめはするものの、どうしても初期の頃の本当にどれもが面白かったこのシリーズを知っているものとしては物足りない。
[映画館(邦画)] 6点(2007-01-14 21:58:23)
1336.  永遠の人 《ネタバレ》 
愛の無い結婚、愛のない結婚生活、何ともドロドロした人間関係を木下恵介監督はリアルに描いている。仲代達矢演じる片足が不自由な一人の男に乱暴された上、無理やり結婚させられてしまった高峰秀子演じるさだ子、そんな二人の間に生まれた息子と娘、この人間関係が物凄くドロドロしていて観ていて何とも言い難いやるせなさが作品を通して迫ってきます。田村正和演じる息子が両親に対して「僕は、どんなふうにして産まれてきたか解りました。」と言って二人の間から姿を消そうとして、自殺を図るその息子としての苦しみとまた父親と母親の苦しみも同じく描きながらかつての恋人である佐田啓二演じる隆に対する想いが消えないで苦しむさだ子が夫である平兵衛に謝り、死を目前としている隆に最後の別れをと許しを得て走っていく姿にこの映画、単なるドロドロしたままで終わらない救いを感じる。この辺りの演出は流石は木下恵介監督らしい温かさを見ることが出来て良かった。それにしても高峰秀子、この女優さん、やはりこういう不幸な女性を演じさせたらナンバーワンではなかろうか!とにかく凄いとしか言えない。
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-01-13 11:05:03)(良:1票)
1337.  わんわん物語(1955)
犬好きの人にとってはこの映画の中の犬の可愛さは異常なほど可愛く感じられる映画ではないだろうか?トランプとレディの可愛いこと。特にレディの何たる可愛さ。この映画を観ると犬が欲しくなる。
[DVD(字幕)] 8点(2007-01-11 21:01:32)
1338.  上流社会
かなり前に一度、観ているけどどんな作品だったかあまり覚えてなかったけど、久しぶりに観て思ったことがある。グレイス・ケリー、本当にこの女優さん、物凄く美しい。それもただ外見が美しいてだけでなく、内面的なもの、つまり性格も美しさを感じる。物凄く上品でそれでいて、美しいその姿にこの女優さんを好きだという男は当然として、同姓からも好かれるのだということをこの映画を通して改めて思った。話としては特に凄い面白い映画ではないし、だからといってつまらない作品でもない。私はこれがグレイス・ケリーのベスト作品だとは到底、思わないし、皆さんもきっとそうだろう!それでもグレイス・ケリーの美しさと見事な歌声、そして、滅多に観ることの出来ない貴重な映像、水着姿のグレイス・ケリーを観れるのだ!それだけでも良いじゃないか!そんなグレイス・ケリーがプール沿いで見ている夢の中に私も出たいなんてアホなことを考えてしまった男は私だけかな?それとこの映画が最後の作品となった彼女の姿を観てもう二度とグレイス・ケリーのような女優は現れないと思うし、今も現れてないとそう思ってます。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-01-08 22:30:48)
1339.  會議は踊る
ドイツ映画でオペレッタ映画とはこれまた新鮮!ヒロインを乗せた馬車がお城へと向う場面なんて、移動撮影によって撮られていて、この映画、とにかくどのシーンもワンカット、ワンカットがとても印象に残るような撮り方をしています。またヒロインと皇帝との二人だけのティータイムでの二人のやりとりとそれを見ている皇帝の家来にそして、あの猿が凄く笑える。そして、これはもう皆さんが既に書かれているようにあの音楽が良い。それにしてもドイツ映画って昔も今もレベルの高い作品が多いなあ!これは人間模様を楽しみながら音楽の素晴らしさをも一緒に楽しむそんな映画だと思います。ミュージカルが好きな人なら間違いなく楽しめると思えるし、そうでない人が見ても十分楽しめると思います。
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-08 13:29:17)
1340.  東海道四谷怪談
いやあ、驚いた!「四谷怪談」ものって単なる不気味なホラーだとばかり思っていたけど、これだけ美しさを感じる「四谷怪談」が存在していたことにまずは驚かされました。天知茂のニヒルさが抜群の効果を上げているのと同時に若杉嘉津子の「お岩さん」の怪しげな雰囲気、どこか歌舞伎の世界を感じるこの映像美、単なる幽霊ものでないその雰囲気に溝口健二監督の「雨月物語」を初めて観た時のような感覚を覚えた。それにしても単なる幽霊ものの話でありながらも、やっぱりこの映画の持っている雰囲気は歌舞伎の世界に通じるものがある。上手く言えないけど、いかにも日本的な様式の美しさを感じるのです。
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-01-07 23:45:04)(良:2票)
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