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クリムゾン・キングさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1658
性別 男性
年齢 39歳
自己紹介 【好きなジャンル】…面白ければ何でも。
【オールタイム・ベスト】…「十戒」「死霊のはらわた」「ゾンビ」「マグノリア」
「アンドロメダ…」「悪魔のいけにえ」「悪魔のような女(55)」「霊幻道士」
「劇場版からかい上手の高木さん」「洗骨」「映画はアリスから始まった」

結構感覚で書いている部分もありますが、過去観た作品の更新もしつつ、ぼちぼち書いていこうかと思います。

結構タイポります。

ヨロシクです。

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121.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 
このご時世にこの続編って、どうなんだろう?と、若干不安がありました。 今まではマッチョメンな特殊部隊等が敵として登場していたのに対し、今回はスマートなハッカー軍団で、お前ら本当に強いの?こんなの「ダイ・ハード」じゃなくね?という感じが常に付きまとっていました。 で、結論を言いますと、やっぱり、「ダイ・ハード」な感じとはちょっと違うにしろ、とてもよく出来ていると思います。 マクレーンがもはや普通のオヤジではなく不死身超人になっているので、今までの感じとはかなり違うな~と思いましたが、トンネル内での、“悪態ついたブチ切れマクレーン”あたりから、本来の彼に戻ってきたように感じます。 ところどころに1を彷彿とさせる場面があったり、例の名言を最後に言ってくれたりで、シリーズのファンとしてはそれだけでも満足です。 1作目はアクション映画の最高傑作。その続編と云う事で、随分分の悪いものとなってますが、上手く現代風にアレンジされていて、新世紀のエンターテイメントとしてかなり良い出来をしているのではないかと思います。 まあ、とりあえず言えることは、今回も、題名に違わず“死ぬほど忙しい”映画でしたね、いろんな意味で。
[映画館(字幕)] 8点(2007-07-28 22:16:31)
122.  ショーン・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 
一般的には「ドーン・オブ・ザ・デッド」のパロディとして認知されているんでしょうけど、正確には「ゾンビ」(原題DAWN OF THE DEAD)のパロディとみるのが正しいと思います。 ということで、本作を本当に楽しみたいならアヌビス三部作を見ていないと辛いと思います。 逆を言えば、それだけロメロ版ゾンビへの愛にあふれている、と言えるでしょう。 特に思い入れがある人なら冒頭、そしてエンドロール時の本家ゾンビの楽曲、ゴブリンのBGM、そして「We're commin' to get you Barbara!」あたりで歓喜の声を上げるでしょう(俺は上げましたw) もちろん、QueenのDon't Stop Me Nowに合わせてゾンビをぶん殴る場面や、“実は音楽を消したかっただけだったパパ”の場面等、笑える部分もあり、かと思えば後半、ゾンビになったママを撃たなければならない等のシリアスな展開や人間模様も描かれていますしゾンビも面白いようにゾンビらしく、見せるところはきっちり見せてくれるので、その作りの丁寧さ(と遊び心)が窺い知れます。 近年作られたゾンビ映画の中では最もゾンビらしいゾンビ映画でしょう。
[DVD(字幕)] 8点(2007-07-28 06:58:54)
123.  スパイダーマン3 《ネタバレ》 
前作の「次はどうなる!?」というラストからとうとう迎えた3作目。正直「どうなる、これ!?」としばしの不安を抱きながらの鑑賞となったわけですが、いやいや、凄かった。 さすがに3作目ともなればアクションシーンは見慣れたものとなり、それほど驚く内容でもありませんでしたが、それでも大スクリーンで見る価値は十分あり。 そして気になっていたハリーとの因縁の対決の結末…。 正直、何やら後付けと思わしき部分もなきにしもあらずですが、いやいやしかしそう落とすとは!! あのハリーとの絡みが本作最大の見せ場だと思います。うん。 それに今回もひそかに期待していたブルース・キャンベルの活躍…。いや、活躍はしませんよ。だけど個人的にはこの絡みも見せ場ではないかと(笑) とにかく、ストーリーも納得のいくものですし、とにかく最初から最後まで楽しめる作品なので、見て損なしだと思います。
[映画館(字幕)] 8点(2007-05-02 02:48:44)(良:1票)
124.  美しき諍い女 《ネタバレ》 
まず浮かんでくる当然の感想として、やたら長いと音楽が一切流れないというものがありますがそこはあえて無視します。 あまり撮影技法だとか、映画の理論、そして芸術云々の難しいことは僕は判らないのですが、場面の一つ一つがとても絵画的であり、また、まるで小説を読んでいるような感じを受けました。 音楽が流れない、というのが一役買っているのだと思いますが、たとえば庭園で語らう時などは木々のざわめきや小鳥のさえずりとうの自然の音がとても特徴的で、アトリエにて絵を描く場面に至っては、神の擦れる音や描くときの筆の音等がとても特徴的で、ここで繰り広げられている心理面での闘いだとかは、観る人が自由に連想してください、といった印象を受けました。 内容はたぶん、画家の哲学と自己開示とかそういうことを云ってるんでしょうし、ほとんど会話と絵を描く場面で構成されているので、かったるいといっちゃかったるいんですが、久しぶりに「なんかすごいもん見たぞ!?」と思わせてくれる作品でした。
[DVD(字幕)] 8点(2007-04-02 05:42:54)
125.  太陽がいっぱい 《ネタバレ》 
まずアラン・ドロンがやたらと格好いい。 完全犯罪をもくろんだつもりが、思わぬところからほころびが出て、嘘が嘘を呼び、彼は新たに殺人を犯す…。 綿密に計算されていて、見ていてとても楽しいし、トムがフィリップを殺したがる気持ちもわからんでもない。 根底から這い上がり、束の間ではあるが夢のような生活を送るトム。 しかし、上流階級の生活は、太陽がいっぱいで、影を背負いながら生きる者には明るすぎた。 ラストの場面は本当にお見事!
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-04-02 05:26:29)
126.  スナッチ 《ネタバレ》 
こやつは確かに複雑。 始めからどんどん登場人物が出てきて、その上色々と交差してくるから、どんどん訳がわからなくなってくる。ある意味、そこらの群像劇よりも複雑なんではないだろうかと思う。 しかし、中盤に行くにあたり、次第に物語が収束していき、終盤にて一つに纏まると、ああ、こう言うことね、と痛快さが伝わってくる。 とてもセンス良いね~。 ミュージック・ビデオのような感じが無きにしも非ずだけど、全編を織り成す皮肉と脚本の妙で最後まで楽しめる作品。
[DVD(字幕)] 8点(2007-03-21 15:22:05)
127.  かもめ食堂 《ネタバレ》 
なんともいえないこの感覚。特にこれといって派手な展開があるわけでもなし、流行の音楽が流れるでもなし、斬新なカメラアングルでひたすら楽しませるでもなし…。 一見、普通の映画。下手したらそこらのドラマよりもつまらないと思われるかもしれない。 しかしどこか違う。 登場人物は謎が多い。しかし日常でも、「そう云えばあいつって、どういう奴なんだろう?」という人はざら。そんな人が集まって織り成す一つの物語。 最初は客がいなかったかもめ食堂。しかし、次第に、ふらリふらりと客が寄ってくる。なんだか知らないけど寄って来る。そう云う店ってあるよね、入るとどこか落ち着く店、思わず入りたくなっちゃう店。正にここはそんな感じ。 落ち着いた映画だから、カメラも全然動かない。結構長回しの場面もある。登場人物が立体的に配置されている場面とかもあって奥行きがある。なんだか舞台劇を見ているみたいな感覚。すぐに次の場面に切り替わって他の人写したり、ぶち切られるのではなく、人と人とのつながり、会話している、そんなものを感じさせる。 そして、食べ物が物凄く美味しそうに見える。 ここまで日本の食べ物が美味しそうに見える映画って、なかなかないと思う。 流行に乗らず、判る人だけ判ってくれればいい、そんな感じの作品。お好きな人は是非。
[DVD(邦画)] 8点(2007-03-21 15:09:50)
128.  THE 有頂天ホテル 《ネタバレ》 
劇中でもチラッと言っているように、グランドホテル形式の作品です…ってやっぱり意図的にホテルにしてるんでしょうね。だって「グランドホテル」知ってる人は見る前から気付くと思いますもん。その粋な計らいにプラス1(笑)。 一つ一つのエピソードは別にどーって事ありません。それで良いんです。これはそれぞれの絡みを楽しむ作品ですから。不思議な縁で知り合った人々が、誰かの起こした何かによってちょっとずつ自分の中の何かが変わっていく。人にあげたものがめぐりめぐって自分のもとに戻ってきたり、誰かを勇気付けようとした歌が全然違う人の励みになったり、人違いをされた事がきっかけで、見ず知らずの人の人生観を変えたり…と、そう云うのを楽しむ作品なんです。 役者によって、演技力にばらつきが出ていたりと色々と難はありますが、それなりの長尺を飽きさせずに見させるのはさすが。 それに、見た限り結構長回しも多かったと思いますし、それぞれの登場人物が映ってるシーンでは“後ろの人々”を見たりして楽しんでました(笑)。 まあ、もう少し、ストーリー以外にも、画面上での登場人物の絡み(ある登場人物が映っている場面で後ろに違う登場人物が平然と映っている)ももう少し多くして欲しいとも思いましたが、ラストの役所さんの「お帰りなさいませ」がとてもイイ味を出していたので、点数は大マケで8点。
[DVD(邦画)] 8点(2007-02-13 03:31:44)
129.  三銃士(1973) 《ネタバレ》 
キャストが本当に濃いっすね。 剣劇の場面は、今の作品のように様式美というか、スタイリッシュさという面を求める方には少々きついかもしれませんが、変に美化されていないのでリアリティがあり、迫力があります。 物語のほうも、話はいたって真面目なんですが、場面場面で雰囲気を崩さずに程よい加減でコメディのエッセンスが加えられているので、見ていてとても楽しいです。 それに、やっぱり個人的にはチャールトン・へストンの素晴らしさに尽きますね。 エンターテイメント性と物語性両方に優れた作品だと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2007-02-01 01:06:17)
130.  トム・ヤム・クン! 《ネタバレ》 
「トム・ヤム・クン」って、どんな意味やねん!?(勿論食い物だとは知っていますが)と思っていたら、なるほど店の名前だったんですね(苦笑) ストーリーやキャラ設定などは、やはりどーでもいいって感じです(笑)おまけにテンポの面ではちょっと悪すぎ!?と感じることもしばしば。 でもやっぱりトニー・ジャー。闘いが始まるともうすげー!すげー!状態ですよ。 あの驚異の長回しも凄いですし、皆さんが仰ってるカポエラ使いとの闘いも熱いです。 ラストがプロレスラーってのはちょっと残念ですし、ハッピーエンドなんだかよく判らない終わり方も釈然としません(どっちかって言うと、バッド!?)が、アクションだけなら一級品です。 最近は下手に色々な事に懲りすぎて、肝心のアクションがイマイチな作品が多いですが、そんな中でこの作品は、昔懐かしいカンフー映画の、いい意味での粗さがじっくり堪能できる作品だと思います。 
[DVD(字幕)] 8点(2006-10-23 00:45:08)(良:1票)
131.  マラソン(2005) 《ネタバレ》 
王道を行く、ってな感じでしたが、でもやっぱり良い映画だと思います。 母親や、弟の言動にもハッとさせられるものがありましたし、主人公至ってはもうコメント不要って感じです。 確かに、社会とどう関わっていくのかとか、家族間の問題等に明確な答えは出されてはいないと思いますが、最後の、主人公の中の描写(シマウマと走るあたり)を見ると、社会との関わり方というより、障害者の自己決定をテーマにしたものなのかな、とか思ってしまいました。 描写については、気取る事がなく落ち着いた描写でとてもよかったです。 ある意味で反則技のような気もしましたが、久しぶりに感動をした映画でした。
[DVD(字幕)] 8点(2006-07-09 00:23:50)
132.  SPIRIT スピリット(2006) 《ネタバレ》 
相手をただ倒すためのものは殺人術。ともに競い合い、互いに高めあうのが武術…そんなことを考えさせてくれる作品でした。 アクション面では集大成というだけあって実に多彩な動きをしていました。 素手、剣術、棒術は勿論、久しぶりに見た三節棍など、実に華麗な動きを見せてくれました。 中村獅童の動きも様になっていたのでよかったですし、何よりもその役柄、日本古来の武道精神を持った人物という設定が良かったです。 最後といっているので、次はないのか、という心配はありますが、久しぶりの、本当の意味で骨のあるカンフー映画でした。
[映画館(字幕)] 8点(2006-04-02 00:53:48)
133.  死に花 《ネタバレ》 
冒頭の老人ホームの生活から一変、他界した仲間のノートを見たことが発端で金庫破りをするために穴をせっせと掘るお爺様達の姿がとにかく格好いい。 流石にビルを横になぎ倒すのは唖然としたけと、まあそれも映画だからこそ。それよりも↓Ronnyさんの仰るとおり、僕も穴掘ってるシーンは「大脱走」を思い浮かべましたし、007のパロディもなんか無意味に面白いです。 全編的にコメディタッチだけれども、喪失体験だとか、過去の思い出だとか老いによって起こる諸問題も描かれていて、なかなか見ごたえがあり最後まで飽きません。 ラストはとても切ないです。ただそれは周りの人からの視点であって、確かに本人にとっては幸せな事なのかもしれません。 色々な意味で、心に残った一本です。
[DVD(邦画)] 8点(2006-03-17 03:33:46)(良:1票)
134.  リンダ リンダ リンダ 《ネタバレ》 
「スクール・オブ・ロック」よりもスクール・オブ・ロックらしくて、「パッチギ」よりも不快感が少ない映画、といった感じでしょうか。 まあ、前者はある意味でロック魂の塊のような映画ですし、後者は男の友情の証のような喧嘩と、イムジン河にあらわされるような民族問題等の問題が含まれてますので、どれがどうというわけではありませんが。 この作品は、そうした強烈な主張もなければ、魂のようなものもあまりありませんが、現代的な高校時代というある一定の期間を描き出すというこについては、よく描けてるのではないでしょうか。 些細な事から起こる喧嘩や、恋愛模様、別に文化祭で演奏したからってどうということはないけど、そう云うある意味で“無意味”なことに情熱を傾ける。 ま、自分が近い年齢だから余計にそう感じるのでしょうけど、彼女たちには妙に共感しました。 あ、あとはロケ地が知ってる場所だったからってのもあるかも(笑)。 余談ですが、楽曲でTRAIN TRSINが入ってれば1点プラスしたかもしれません。
[DVD(邦画)] 8点(2006-03-17 03:20:17)
135.  レッド・バイオリン 《ネタバレ》 
アントニオ・ストラディバリのようなおっちゃん(といってもよく知りませんが…)が劇中で「怒りを作品に込めろ」といっている通り、嫁さんを失った怒り(少し違う)を文字通り作品に塗りこめた…って、普通にに考えるとちょっとイっちゃってるというか恐ろしいものが込められたバイオリンが主人公の映画ですが、感情を込めて初めて心を動かすものになる音楽ですから、そう云う“想い”の強さという点では人々を魅了し、破滅に追いやるほどの魅力を秘めた楽器ということに納得出来ました。冒頭のオークションのシーン、そしてレッド・バイオリンの誕生から現代にいたるまでのストーリーが交差していくという構成は見ていてなかなか面白いものがあり、一部のカメラワークやバイオリンの演奏は本当に鳥肌が立つほどにすばらしいものでした。一度は中国で眠りについたレッド・バイオリン。しかし、また復活し、サミュエルのような楽器を愛する者を狂わせた。そして恐らく、この映画を見た我々も、この名器に狂わされていく事でしょう。バイオリン好きにはたまらん映画です。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-23 03:15:53)
136.  シン・シティ 《ネタバレ》 
超人ハルクみたいな奴が出てきたり、吸血鬼ノスフェラトゥみたいな奴が出てきたりと、全くもってよ~判らん状態で見ました。それにR指定という点。最近ではちょっとやそっとの性描写や残虐描写でもすぐに指定がかかるので、これもその類かと思いきや…結構というかかなりバイオレンスですね、これ。でも個人的には気に入りました。映像面では、手や足が吹き飛んだり人がクルクルクル~と吹っ飛んでいったりと「キル・ビル」に通じるコミック的なモノで、白黒の映像やカット割り、そこと無く挿入されたユーモラスな映像が“漫画らしさ”をより引き立てていました。しかしストーリーの方は、漫画的というより思わず憧れてしまいそうな渋すぎる主人公たちがひたすら自分の美学を披露してくれているので、ひたすら格好いい限りです。それぞれの話が関係してくるのかと思いきや、実はあんまり関係なかったことには少し肩透かしを食らいましたが、劇場で見た中では久々に唸るようなつくりをした映画でした。しかし今回のイライジャは軽やかに動いていたな…最初誰だか気付かなかった(汗)
[映画館(字幕)] 8点(2005-10-09 15:49:24)
137.  Mr.インクレディブル 《ネタバレ》 
今回初めてピクサーのCGアニメを見ました。面白いですね、これ。どーせ子どもが見るよーなもんなんだろー?的な雰囲気を出していながら、過去の栄光から抜け出せないインクレディブルや、スーパーパワーを持つが故に普通に出来ないと思ってる長女ヴァイオレット、力を使えないが為に親に反抗する長男のダッシュなど、キャラ設定が細かく作られてると思います。アクションシーンも、実写の映画だったら「どーせこれもCGなんだろーよ」とさめた目で見がちなものも、今回は全部CGですから、逆にそんな変な色眼鏡で見ることもありませんでしたし、とにかく何でもアリですから物凄く派手です。ダルシムも真っ青なイラスティ・ガールやステルス迷彩よりも高性能なヴァイオレット、アラレちゃん状態のダッシュ(水面を走るって…昔そんなのありましたよね、確か)、傍から見るとギアッチョなフロゾンなどいろんな能力があって見ていてとても楽しかったです。次回作がありそうな感じですが、もし出たらまた見てみたいです。最後に、やっぱりヒーローはマント無しの方が総合的に良いんですね(笑)。
[DVD(字幕)] 8点(2005-08-22 20:04:07)
138.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 《ネタバレ》 
今から大体十年程前に第1作目を見たときの気持ちは今でも忘れません。まだ小学校中学年くらいだった自分はこの物語に熱中したもんです。それから時は流れて2005年。あの頃の映画少年はたくましい…かどうかは到底怪しい青年になり(果て)ましたが、しかしあのお約束の「遠い昔、遥か彼方の銀河で…」のテロップから観客の心臓を止めんばかりの大音量で流れてくるあのメインテーマ、そしてタイトルを大スクリーンで見ると、やっぱりあの頃と同じように血沸き肉踊る感覚に襲われるわけです。もちろん、これはアナキンがベイダー卿になる話ですからストーリーは他の作品と違い殆ど筒抜け状態で暗いものであるということは判りきっているのですが、それでもやっぱり面白い。冒頭からいきなり“スター・ツアーズ”のような戦闘シーンから始まり、それ以降も次々と見せ場となるシーンのオンパレードなので、少々ストーリーの掘り下げが甘いか?とも思いましたが、いやいや、そこは手堅く纏められていて第1作目とのつながりも上手く描かれていたと思います。しかしなんと言っても今回はライトサーベルの対決がシリーズ一熱い。特に終盤の(ベイダーとなった)アナキンとオビ=ワンの師弟対決、そして(銀河皇帝となった)ダース・シディアスとマスター・ヨーダのマスター対決はとにかく熱い。特にマスター対決の方はヨーダの方はまあまだ前作とかでライトサーベルを振るっていたので強さはわかってるのですが、シディアス卿の場合は今回初めて戦闘シーンが登場したので意外に強い事が判明。しかし戦闘が少々短いような気がするのは少し残念でした。それにパドメが赤ちゃんを産んですぐに「ルーク…」とか「レイア…」とか名前を呼んだのもなんか釈然としませんでした。あらかじめアナキンと名前を相談でもしといたんでしょうか?と、まあ気になる部分もありますが、ようやく長き物語が帰結したということで、ここは奮発して8点を差し上げましょう。あ、それと、最後にこれだけ…ジャージャー登場1秒かよッ!!!
[映画館(字幕)] 8点(2005-06-27 23:27:23)(笑:2票)
139.  スウィングガールズ 《ネタバレ》 
「ウォーター・ボーイズ」の女の子ジャズバンド版…という意見の通り、まんま展開は「ウォーター・ボーイズ」ですね。しかし、ぶっちゃけたところ野郎の水着姿を見てるよりは女の子が楽器を演奏してるのを見ている方が男の自分としては良いわけで(笑)、そう云う不純な動機を抜かしても、音楽好きな自分としてはこっちも捨てがたいわけです。実際、楽器をやるってのは相当大変なわけで、「あんないきなり上手くなるのなら誰でもプロになれるやいッ!」と云う事になるんですが、実際に壁にぶち当たって延々挫折してるところを見せられたんじゃせっかくの“娯楽としての楽しい映画”が台無しですからね、「音楽の面白さがわかったから上手くなったんだ」といった感じで強引に納得しましょ。圧巻なのはやっぱりラストの演奏ですね。しかしその前の電車の中でラジオから聴こえてきた「A列車で行こう」を聴いていきなりセッションを始めるのもなかなか好きです。色々な面でツッコミ所はあるし、ジャズだってもっと奥の深いものですが、そんなこと考えずに、思いっきり楽しめる映画だと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2005-05-03 02:49:37)
140.  阿弥陀堂だより 《ネタバレ》 
久々に、タイトルでピンと来た作品です。全体の印象としては「眠る男」のような感じを受けましたが、「眠る男」よりも親しみやすい出来であったと思います。緑に覆われた山々、昔ながらの日本家屋、一面に広がる田園風景、鬼ごっこや縄跳びをして遊び、日が落ちれば「夕焼け小焼け」を唄って家路につく子供達…。春夏秋冬、様々な色に染まる自然の中、おうめ婆さんの「阿弥陀堂だより」を通して語られる人の四季。迫り来る死期に全てを委ねるものもいれば、死の淵から戻ってくるものもいる。作品を通して、物語は淡々と進み、決して派手さは無いけれども、それぞれの役者が貫禄のある演技をしていて、しみじみと作品を味わう事が出来ます。特に、北林谷栄さんの演技は、普通に見ている分には素でいってるのではないかというくらいのものがあります。忘れられた日本を思い出させてくれるような、そんな作品でありました。
[DVD(字幕)] 8点(2005-04-21 19:38:32)
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