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まさかずきゅーぶりっくさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 848
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 思春期の学生時代、何気なく見た水曜ロードショー「ローマの休日」でアン王女との運命的な出会いをしてからウン十年、ひたすら好きな映画を何十回観るような偏食家です。

ホラー&感動映画&難解映画大好き♪ホラー映画も好き!監督別にも観ます。キューブリック、リンチの2人は別格!スピルバーグも大好き!ホドロフスキーもナタリも好き!ハネケは苦手!

レビュー点は相対的に甘めです(ボーダーは6点)。期待に背き大ハズレ、虐待モノ、悪意を感じるバッドエンドな作品には低い点も付けますがよっぽどです。逆に最高点は9点に設定し、10点は人生観を変えられる程大好きな作品だけにしてます。人生であと何本10点の映画に出会えるか、ワクワクしてます♪

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121.  殺人魚フライングキラー
私がジェームズ・キャメロンなら「あ、これね、同姓同名の別人。ぜんぜん俺じゃないっす」とかたくなに否定しますね。ところどころ面白いシーンもありますけど。というわけで皆さん歯を大切に。
[地上波(字幕)] 4点(2009-05-28 13:07:20)(笑:1票)
122.  トゥルーライズ
橋の豪快な壊れっぷりと、ジェイミー・リー・カーティスの豪快な壊れっぷりといい勝負です。何度見ても気楽に楽しめるアクション超大作ですね。
[地上波(吹替)] 7点(2009-05-28 13:02:50)
123.  ファイヤーウォール
ハリソン・フォードが家族を守るために悪と対峙する展開のモノは、新鮮味がない代わりに安心して楽しめるという部分もあります。ファイヤーウォールという題名から発想させるようなネット頭脳戦はあまり見られず、サスペンスアクションとしてのほうがしっくりきます。それと細かな突っ込みどころも満載でしたね、どこの馬の骨か分からないようなやつを、たとえ顧客風に見せたとしてもあんなに機微な情報の詰まってる部屋に自由に出入りさせるなよと突っ込みたくなったり。よくも悪くも昔からあるハリウッド映画の展開です。  犯人のボス役、ポール・ベタニーは上手いんだけど、別に彼じゃなくても良かったのかなとも思ったります。10年前ならケビン・ベーコンでやってそうな(^^;  あと犯人グループの中に1人、非情になりきれない奴がいて、コッソリ温情を見せるパターンは個人的なツボの展開です(笑)  よく出来すぎてはいるけれど、ラスト数十分の主人公の反撃開始の部分はスッキリ爽快ですね。ただ病気の子供や動物とかにまで危害を及ぼす犯人って、いくら作り物でも凄く嫌悪感を抱いてしまいます・・・。
[ビデオ(邦画)] 6点(2009-05-25 00:05:06)(良:1票)
124.  紀元前1万年 《ネタバレ》 
まずタイトルで損してるなぁ・・・。私は「紀元前1万年」と聞いたイメージから、その時代の人々の暮らしと共に、広く浅く歴史を見せるドキュメンタリータッチな感じなのかと勝手に勘違いしてしまいました。「宇宙戦争」もそうでしたよね、凄く範囲の広いスペースオペラっぽく感じてしまいます。そして中盤まではずっと「エメリッヒ監督ほどの人が何故この時代にこれを作ったんだ?」って脳内でハテナが飛びまくってたほど・・・。  マンモスとかサーベルタイガー、ピラミッドのCGも凄いっちゃ凄いんですけど「ジュラシックパーク」以降、この位は出来るようになったんだなって思って見てるので、どうしても驚きはありません。しかしこの時代の民族間の紛争で、牙と対話=救世主という元で、人質を救いにいく話と割り切ったら後半は盛り上がりますけどね。ヒロインの女性も可愛かったし。ただ巫母が死んで、その生命をヒロインが受け継いで生き返るという件は、そこだけやけに出来すぎている感じもして、ハッピーエンドにはなったけど「うーん・・・」と思ったり。  ひとつ個人的にツボだったのがナレーション!「ドクトル・ジバゴ」の名優オマー・シャリフがあてているのですが、口調が柔らかくて個人的に癒されました!本来は5点ですが、あの優しいナレーションの名優に+1点です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-05-24 23:52:18)
125.  ネゴシエーター
邦題で損してますね。普通のポリスアクションとしてみたらなかなか面白いのに。全く交渉の余地のない犯人でしたからね。エディの恋人の家に犯人の従兄弟が侵入して襲ってくるところの見せ方と、街中のカーチェイスの迫力は見事でした。でもエディにはどうしてももっと明るい役を求めてしまう・・・。 犯人役の役者さん、なかなか上手かったです。
[地上波(吹替)] 6点(2009-05-18 00:03:08)
126.  天使と悪魔 《ネタバレ》 
ロンとトムのタッグは「スプラッシュ」「アポロ13」「ダ・ヴィンチ・コード」に続き4度目。さすがに息がピッタリ。監督がトムに演技を任せきってる感じが伝わり、トムもそれに見事に応えてる。さすがだなって感じです。他にもラングドン役に手を挙げた役者が沢山いたみたいですが、ロンがトムを選んだのは様々な要因でしょうね。演技力、性格、ネームバリュー。全てにおいてトムが最もパーフェクトなのでしょう。  この映画を一言で言えば「ダ・ヴィンチ・コードよりスリリングで無神論者でも実にわかりやすい展開」。前作は正直難しい部分も結構ありました。油断すると置いてかれる感じも・・・。でも本作は、基本的に「宗教対科学」の構図。これだけ忘れなければスンナリいきます。バチカンの4人の偉い方が誘拐されるんですが、1時間毎に狙われるそれを阻止しようと駆け巡る様子はなかなかに手に汗握ります。あとあまり映画内の専門的な用語とかにとらわれないほうがいいかも。あくまで映画ですから、肩肘張らずに楽しむものかも!反物質とか科学の象徴って事なのでしょうが、そこまで関係もないですから。  前作より随分アクション要素が強くまさに映画向きな内容。説教くさかったり宗教色が強すぎたりという作品は生理的に2度見たいと思いませんが、これは中盤~終盤に向けてどんどん盛り上がっていくのでエンターテイメント色が強いです。あと犯人めちゃくちゃ銃の腕がよく強い!だからこそ余計にハラハラドキドキです。  ますます円熟味を増したトムは勿論、他の出演者さんも皆好演してます。アイェレット・ゾラーやステラン・スカルスガルド、アーミン・ミューラー=スタール。その他にも度重なるラングドンの危機に手を差し伸べる部下役の方たちが皆さんいい演技してました。  ここ数年のトムの出演作の中で最も面白んじゃないでしょうか?中だるみがないしドキドキの展開が次々とやってきます。私は字幕版で見ましたが、吹替版もまた内容に集中できていいかもしれません!  これだけキャリアがありながら決して続編モノには出なかったトムが本作に出たのは、それだけこのラングドンというキャラや世界観を気に入ってるのでしょうね。エンディングテーマで「ダ・ヴィンチ・コード」と同じものが流れ、鳥肌がザザっと立ちました。幕が開いて新教皇が広場に集まった国民に祝福されるラストシーン、なぜか泣きそうになりました。
[映画館(字幕)] 7点(2009-05-16 21:46:32)(良:2票)
127.  エネミー・オブ・アメリカ 《ネタバレ》 
最後の同士討ちも、なるほど序盤に繋げたかって感じで素直に感心してしまいました。レイチェルが見せしめのために殺されたのだけは腑に落ちない感じでしたけどね、ディーンとは何度対面しても殺さなかったくせに。  ただやはりこの緊張感、破滅していく感じからブリルと組んで逆に仕掛けていく展開は何度観ても面白さを感じます。ディーン側、政府側、マフィア側、そして警察と入り乱れているのにそれが見事に悪者だけ一掃されるので「あーやっぱりジェリー・ブラッカイマー映画はハリウッド的だなー」と思いました。  しかし政府によって全部盗聴され、行動も監視され、カードもとめられたら自分はあんな風に戦えないなーと寂しくなりますね。ラスト、解決してからブリルがしかけた海とネコのフィルムのオチが結構好きです。一瞬ドキっとするけど。  ただやはり思ったのは、監視する側も所詮は人間ですから、エスカレートしていくと逆に正義ではなく好奇心に走るし、女性の部屋を無意味に監視したり、何かを盗んでみたりと悪用する奴が出てくるんでしょうね。
[地上波(吹替)] 7点(2009-05-10 23:06:59)(良:1票)
128.  ダイアリー・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 
主観映像の作品にしたところで、やれ○○の映画をマネてるだ、パクってるだと決め付けるのは個人的には好きじゃないですね。タイトルにもあるように死者を記録する意味では、客観的な映像ではなく、こういった実際に襲われるかもしれない場面で命がけで撮るという事に落ち着くと思います。  ただ作品的にゾンビの大家ロメロ先生の映画と言われなかったら、よくある低予算ゾンビモノとして扱われそうな作品でもあります。先生のゾンビ1作目「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」への原点回帰ともとれる内容ですが、主観映像の割には緊張感が薄く、その場にいるような感じが得られなかった(ネットに上がってた映像を編集してるという設定が逆効果だったかも)のも残念です。音楽もゾンビが出る瞬間にドーンとか、あれは不要かも。せっかくの主観映像って雰囲気が、演出によって壊されてしまいます。  お食事シーンは一箇所のみですが、ゾンビのやられるシーンはどれも凝ってます。薬品かけられて徐々に頭部が熔けるシーンなんかよく出来ていますし。終盤のプールに放られたゾンビの画は、まるでトム・サヴィーニ監督のリメイク版「ナイト・・・」を思い出させる異常な画です。  1つ妙に納得してしまったのは、ビデオカメラを構え、ファインダー越しに覗くことによって物事を客観的に感じられるようになるということ。それはブラウン管ごしにニュースを見たりする我々に限らず、撮影者自身にも同じことが言えますね。ありのままの世界を記録しようという使命感と同じだけ、その場の緊張をどこか他人事のように捉えたい逃避願望のようなものを感じました。  人が人を殺す。ゾンビといえど元は人間。捕まえたゾンビをうっぷん晴らしに枝に吊り下げて殺す人々・・・。相変わらずゾンビ誕生のきっかけは謎ですが、ゾンビを全て退けたところで、果たして本当の平和が訪れるのか疑問が残るというロメロ先生のメッセージはなるほどそうかもしれないなと受け取りました。
[DVD(字幕)] 6点(2009-05-05 16:39:14)
129.  バリスティック 《ネタバレ》 
90分の尺なのに何故かものすごく長く感じる・・・。多分中身が薄いからでしょうね。2002年にこんなノロいアクション映画作るとは・・・。バンデラスに清潔感もカッコ良さもなく、ルーシー・リューの動きはまるで「ハイパーゆっくりマトリックス」というか「超スロー版ウルトラヴァイオレット」というか(制作年からいけばあっちのほうが最近なんだけど)。  お金かけてる部分だけ迫力見せるためにわざとスローにする演出とかは珍しくないけど、スナイパーが落下する所までスローなので思わず「ここじっくり見せる必要あるか?」と画面に突っ込んでしまいました。  中盤まで主役2人が対決姿勢だった所までが4点なら、組んで一緒に戦い始めてから2点てとこでしょうか。しかも組んでからのバンデラスは人が変わったかのように強い。序盤まではなんだったんでしょう?音楽の使い方もセンスの良さを出そうと過剰にかけてるんだろうけど、それが逆にチープさを醸し出しており、同時にアクション映画の肝となる緊張感までなくしていますし。  爆発もすごいっちゃすごいけど、そこまで珍しくないですよね。ジェリー・ブラッカイマー作品とか、レニー・ハーリンの映画ではもっと上をいってる気もしますしね。本当は2点にしたいんだけど、バンデラス好きなのと、銃を乱射してる時のルーシーのほっぺの揺れに萌えたので+1点しちゃう。
[地上波(吹替)] 3点(2009-04-27 11:33:24)
130.  ラストキング・オブ・スコットランド 《ネタバレ》 
「私はこの国とは関係ない人間ですよー」って感じの旅行人の医者が、大統領に気に入られた事から地獄を迎え、いよいよ逃げられなくなっていく過程で本当に怖くなっていきましたね。権力はこうも人間を変えるのかという部分で、フォレスト・ウィテカーはアミン大統領になりきっていたと思います。しかもただの悪者ではなく、最後に医者が拷問にかけられた所でも、冷静に部下達の表情を見渡すあたりが余計に怖かった。大物と呼ばれる方は笑顔も怖いんですよね。医者と関係を持ったあの女性も見せしめとはいえものすごい格好になってました・・・。医者には最後は無事逃げてくれとは思いましたが、殺されていても当然のような軽はずみな行動だったと思います。ジリアン・アンダーソンは彼女でなくても良かったのではないかと思う勿体無い使い方でした。でもやっぱりフォレスト・ウィテカーは人のいいおじさん役の方が好きかな。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-02-28 18:28:16)
131.  スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師 《ネタバレ》 
今までのティム・バートン&ジョニー・デップを期待してると確実に物足りないでしょう。元々ミュージカルみたいなんですが、映画化の際もミュージカルにする必要あったんですかね?建物とか雰囲気とかはすっかりティム・バートンの世界でいいのですが、肝心の内容が薄いというか不必要なものもあり、少し長く感じました。流血はさほど気になりませんでしたが。  ヘレナ・ボナム・カーターを炎の中に投げ込んだ瞬間「フランケンシュタイン」を思い出してしまいました。乞食女が奥さんだったというのは意外で切なかったですね。できればあれをきっかけに改心して、その後はカミソリではなくハサミを持ち、心優しき床屋さん「シザーハンズ」になって欲しかったんですけどねえ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-02-23 00:15:00)
132.  ペリカン文書 《ネタバレ》 
陰謀とか利権とか環境問題がどうとか、見えない部分にいる者達が最後まで見えないまま終わる気持ち悪さとか、観客を若干難しい映画として混乱させる要因じゃないでしょうか?外国から殺し屋を招聘するとか分からなくもないんだけど、その手口が安易というか・・・。大スキャンダルとなるきっかけを1人の女子大生が掴んで命を狙われる自体あまりにリアルさからかけ離れているし(いくら優秀だとしても)。  それでも今ではまず共演はないであろうジュリア・ロバーツとデンゼル・ワシントンの2人は素晴らしかった。特にダービー・ショウ演じたジュリア・ロバーツの彼氏が爆死した瞬間から追い詰められていく危機感は表情によく表れていました。アクターズズタジオで語っていましたが、彼女はデンゼル・ワシントンとの共演を心から望んでおり、台本の中でキスシーンがあるかどうかを探してしまったみたいですね(笑)結果キスシーンは無いんですが(頬にキスはあるけど)、敏腕記者グランサムと一線越えなかった演出は正解だったと思います。個人的には脚本はイマイチ、演出は及第点(前半のゆったりした展開から後半にかけて緊張感が増していく点は見事)、出演者は文句なしといった感じです。  余談ですが、オスカーで前年「エリン・ブロコビッチ」で主演女優賞を獲ったジュリアがプレゼンターとして、「トレーニングデイ」で主演男優賞を獲得したデンゼルの名前を読み上げた時の嬉しそうな表情は、この映画のラスト、南の島でグランサムのTV出演の様子を楽しそうに見ている彼女とイメージが重なりました。   音楽は直ぐにジェームズ・ホーナーと分かりますね。ピアノの使い方とか「身代金」とソックリな部分があります。
[地上波(吹替)] 6点(2009-02-17 10:42:14)
133.  偽牧師 《ネタバレ》 
あのクソガキは2人に対して何発殴ったんでしょう(笑)最後の最後1回蹴り倒すだけで終わらせるのもチャップリンらしくて愛嬌。帽子ケーキのシーンも引っ張って引っ張って最後に一言「食われるとこだった」って落とし方は笑いのセンスが何とも◎。そもそもチャップリンは初めから全然牧師に見えないし、寄付を持って帰ろうとしたり、協会のお話の所で全然違う話で笑わせてみたり(子供しか笑ってない辺り分かりやすい話なんだろうなあと推測できる)、常に捕まる覚悟でビクビクしてるし、いよいよ観念となったらあっさり手錠してくださいみたいなジェスチャーしてめちゃめちゃ可愛い!  新聞に掲載のチャップリンの指名手配顔ってどう見ても悪い人に見えず「小心者のコソ泥」って感じだけど、それがそのまんま街でコソコソやってるから笑えるんですよね。最後の最後、保安官が逃してやろうとして「あっちの花を取って来い」と言ってるのに、鈍感だからまた保安官の所に戻ってくるバカ正直ぶり!「ターミナル」のトム・ハンクスも真っ青!ニヤニヤしてしまいました。  指名手配中のアメリカ、自由だけど国境付近から既にドンパチやってるメキシコ、チャップリンはずーっとあのまま国境またいで歩いてそうな余韻に浸りながら見終えました。しかし汽車の切符が大晦日のスーパーのレシートみたいに長くてビックリ!車体の下に陣取ろうとしたチャップリンも皆愛くるしいです。1番のツボは教会で聖書を渡された時、手を置いて宣誓しようとした所!ああいう分かりやすいの大好きです!お客さんも陪審員と同じ12人だし。
[DVD(字幕)] 6点(2009-02-15 23:18:40)
134.  サニーサイド 《ネタバレ》 
チャップリンの短編の中では笑いのエッセンスは少なめです(冒頭の寝起きや調理のシーンでは細かな笑いが沢山ありましたが)。ひたすらホテルのボスに蹴られているし可哀想・・・。ちょっと蹴りすぎなんじゃないかなとも思ったり。挙句の果てには彼女にも振られ、踏んだり蹴ったりだなと思ってやるせない気持ちになりましたが、夢オチで本当に良かった。観ていて救われました。  しかし思い返せば、4人の女性(天使?)が出てきて一緒に踊るシーン等は夢だったんですね。仕事も厳しいし生活もラクじゃないからこそ、せめて楽しい夢を観る。それでも唯一のかけがえの無い存在である彼女まで失う不安もある。結構リアルな心情を映しているなぁと共感してしまいました。夢から覚めた時、エドナの手を強めに引っ張って彼氏らしく主張するチャップリンが何とも可愛らしかったです。  フライパンの上に鶏乗っけて卵を産ませるシーンと、わざわざ馬?を連れてきてお乳を搾るシーンは◎です。
[DVD(字幕)] 6点(2009-02-13 11:04:59)
135.  チャップリンの給料日 《ネタバレ》 
久しぶりにチャップリンの短編映画観たけどやっぱりオモシロイなぁ。動きで笑わせるって本当に才能ですね。28分しか無いけど笑えるお気に入りシーンをダイジェストにしてもあんまり圧縮出来ない感じがする、それだけ中身が非常に濃い作品ですね。  特に働く現場の「レンガ投げ逆回転(2人して高速で上へレンガを投げてる姿まで面白い。上見て投げてないし 笑)」「エレベーター(タイミングが全て完璧!)」は爆笑です。くるぞくるぞと思っててもそのお約束を観る側が期待しちゃって、その通りやってくれるから安心してしまいます。傘を閉じた瞬間の大雨、傘とステッキをすりかえるシーン、何台ものバスに乗りそびれる所、給料計算で「2+2+2+2=9」と計算して監督に減らされちゃったりとかもかなり面白い(笑)家まで徹夜で歩いて帰ってきてコッソリ湯船に浸かったらお湯張ってあったとか、お約束の笑い満載で幸せな気分になれました。  つか何で奥さんいるのに「独身の会」に入って一緒に酔ってたんだろう(笑)フランスパンくり抜いて極太ソーセージをトンカチで差し込むなんてアイデア、90年近くも前にやってたなんてチャップリン偉大すぎ!!大好きです(^^)
[DVD(字幕)] 7点(2009-02-12 18:40:47)(良:1票)
136.  深海からの物体X
すんごいおっきくオクチ開いたねー ヽ( ・∀・)ノ バンザーイ
[ビデオ(字幕)] 2点(2009-02-12 18:29:02)
137.  お熱いのがお好き 《ネタバレ》 
本当に素晴らしい作品を見ると、この感動を誰かに伝えたくてたまらなくなりますが、この映画はまさにそれでした。20年近く映画を観ているのに、ヘプバーン好きの小生は、恥ずかしながらこれといった理由も無く、彼女の対照に存在していると言われた大スター、マリリン・モンローの作品を1つも観てこなかったのですが、損したなーと痛感しました。  しかしこの作品、面白い反面、不安もありました。自分の身を守る為とはいえ、女装という「嘘」がいきなり発生し、ジョーにいたっては女性キャラだけでなく、ジュニアという石油会社の御曹司にもなります。嘘の先には必ずそれがバレる時が来るし、ギャングから逃げてきた2人は見つかり、再び命を狙われる事になります。作品のテンポも良く、時間を忘れる程夢中になれますが、エンディングに進むにつれそんな不安が脳裏をよぎります。  ところがそんな不安は全ていい方向に裏切られます。女装も御曹司では無かった事も許され、ギャング一味からも逃げ切ります。幸せになって欲しいと願う人物が結果誰1人不幸にならない、これこそ完璧なエンターテインメントです。  主要の俳優陣も完璧。玉の輿願望があるのに純粋で、可愛くもあり妖艶でもあるシュガーを演じるマリリン・モンローが全く鼻につきません。これがもしどこか計算高い女という印象を抱かせていたら、ジュニアが別れを切り出した時、観ている側もどこか複雑な心境でしょうが、この作品では何とか彼女も幸せになって欲しいと願います。だからこそ、ラストで2人がオズグッドのボートに乗り込むシーンで、自転車で追いかけてきた時に胸打たれるのではないでしょうか?船上デートの際は先行くシュガーをジュニアが自転車で追いかけましたが、その逆という演出も粋です。  ジャック・レモンも狂言回しのような存在でしたが、必要不可欠な良き友人で非常に良かったです。シュガーとジュニアのラブシーンと、ダフネとオズグッドの「ラ・クンパルシータ」が交互に挿入されるシーンなんか「これぞ娯楽!」という感じでワクワクしました。  ビリー・ワイルダー監督の無駄のない演出に心から脱帽です。蒔いた伏線を全て観客の願う方法で拾い集めるなんて、非の打ち所がないです。こんな作品に巡り合えて本当に幸せです。心の財産になりました!名作中の名作に敬意と感謝を込めて、文句なしの満点です。
[DVD(字幕)] 10点(2009-02-11 19:27:46)(良:3票)
138.  ブロークバック・マウンテン 《ネタバレ》 
単にゲイの映画と言い切ってしまうのは惜しい程の完成度の高い映画だと思います。まず全体の情景が何とも美しい。こんなに自然の美しさをそのまま撮れてる作品も珍しいです。しかしそこにそのままゲイの2人を美化して投影するだけではないのもいい。今でこそ多少の市民権を得た感じもありますが、当時は絶対許されなかったでしょうし、この展開も致し方ないかなと。それでも性癖って理屈ではないから、当人達は本当に苦しかったのでしょうね。お互い告白らしい告白を中盤以降まで全くしなかったのも「秘密」という感じを強める効果になってて良かったです。  賛否あれど出会ってから20年以上も想い続けたのは間違いなくひとつの「愛の形」であり、それをどうこう言うのは違うのかもしれないですね。しかしそこには当然、マイノリティを排除したがる世間の冷たい目・厳しい目がつきまとう事も、この世の中から消える事がない反応だとも思います。  出演者も皆素晴らしい演技で、特にヒース・レジャー演じるイニス(特に終盤、別れようと切り出してから泣いて抱き合う場面と、形見のシャツを抱きしめる所の表情)とその妻役を演じていた方(夫のゲイ不倫を確信してからの今にも爆発しそうな表情)の演技は秀逸でした。  しかしきっかけとして仕事の時に最初に襲ったのはイニスでしたが、あの時のイニスの心情がちょっと分からなかったです・・・。人肌恋しいだけではああはならないだろうし、元々2人ともバイセクシャルの気質だったのでしょうか?お互いに女性も普通に愛し、家庭を持っても、貧困やら妻側の親に睨まれたりと苦しい生活の中で、情景共々美しい思い出としてブロークバックマウンテンに帰りたくなるのは自然な事なのかもしれませんね。  ラスト、家庭もなくし、娘も嫁ぐ事が決まって1人ぼっちのイニスが、クローゼット裏側に貼ってあるブロークバックマウンテンの写真と、ジャックの形見のシャツを眺めて、天国のジャックに語りかけるシーンは何とも切なくもあり、幸せそうでもありました。
[DVD(字幕)] 7点(2009-02-11 01:51:10)
139.  イン・ディス・ワールド 《ネタバレ》 
モキュメンタリーはあまり好きではないけれど、難民問題を真剣に考える機会にはなった。奇跡的に入国できる一握りの人間の裏に、大勢の犠牲者がいる事も忘れてはいけないし、我々はたまたま恵まれた国で生まれる事ができただけと考えると、作品が世界的な賞を獲った事にも意義を感じる。船の真っ暗な中、出してくれと大声を上げた人たちが、挙句の果てに大勢の犠牲者が出たのも印象的だった。「カンダハール」もそうだったけど検問のシーンがいつもものすごく怖い。きっと当人達はそれの何千倍も怖い思いをしているだろう。しかも辿り着いたはいいが、その後は勿論ノープラン。何が本当の幸せなのか考えさせられた。
[DVD(字幕)] 6点(2009-02-08 18:25:25)
140.  大いなる陰謀 《ネタバレ》 
なんとも説教くさい。アメリカの抱える矛盾などをついているし、狙いも分かるんだけど、それをこんな3大スター並べてやるのは勿体無さすぎ。ラスト、兵士2人が立って犠牲になる演出も不要。「大いなる」でも「陰謀」でもない。スター3人の登場場面と、登頂を目指す兵士たちの現場の場面のリンクがいまいちしっくりきてなかった気もする。エンターテインメントを求めてしまうとガッカリです。
[DVD(吹替)] 5点(2009-02-08 17:48:05)
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