121. エターナル・サンシャイン
《ネタバレ》 エピローグとエンドローグが情緒的。手の込みすぎたメインディッシュよりも、シンプルに素材を活かした季節の前菜とデザートがよかった。記憶を消したのにまた同じ人を好きになってしまうというファンタジーは素晴らしい。題の意味が分かった気がする。 [DVD(字幕)] 7点(2006-06-06 11:43:35) |
122. Mr.インクレディブル
ファンシーで心躍る作品であり、「ヒーロー」を相対化した稀有な作品でもあると思う。また能力に適正を出すことでさらに魅力が引き立っている。見ながら、自分なら雷撃を使うとか、でも湿気の多い日はうまく使えないとかそんなことを考えていた。とりあえず、バイオレットはできる子だと最初から思っていた。あとなぜか吹き替えのクオリティがすごいことになっている。 [DVD(吹替)] 9点(2006-05-29 14:47:54) |
123. バタフライ・エフェクト/劇場公開版
《ネタバレ》 ラストシーンで救われた。 まずヒロインが微妙だからアシュトン・カッチャーに感情移入できないのが痛い。 そして、恋人の兄を殴り殺したり、家の中でダイナマイトに火をつけたりで、運命とかトラウマ抜きにして、結局は自業自得な感がある。 [映画館(字幕)] 6点(2006-05-22 11:54:11) |
124. スパイ・ゲーム(2001)
この映画が5点台なのはかなしい。確かに1度見たときは分かりずらさが印象に残ったけど、2度見て話の全体像が掴めて、3度見て内容は掴んでいるから、構成とレッドフォードとブラピの良さが際立って見えてくるのだ。うん、3度見て7点の映画。 [地上波(吹替)] 7点(2006-05-22 11:50:40)(良:1票) |
125. CASSHERN
よくがんばったで賞。 [DVD(字幕)] 3点(2006-05-22 11:39:42) |
126. リリイ・シュシュのすべて
《ネタバレ》 「映画はストーリーではなく、シーンやカットをよくみてくれよ」かつて伊丹十三が若い編集者に語った言葉だそうだ。岩井俊二の映画もまた然りであると思う。作品によって相当好き嫌いはあるが『映像作家』という肩書きがよく似合う監督だ。 [映画館(字幕)] 3点(2006-05-22 11:28:13) |
127. ウォルター少年と、夏の休日
自分にとってこの映画の教訓を言えば、結局は大人の背中が子供にとって 最高の教科書だと言うこと。 基本的なストーリーは王道をいってるけど、コメディとかファンタジーの要素もあって、一概には語れないバラエティーに富む作品。特にマイケル・ケインが語るアラビアンナイトの世界はファンシーな映像でわくわくさせる。またライオンや犬たちの演技もこの映画の魅力の一役を担っている。 [映画館(字幕)] 8点(2006-05-20 21:45:37) |
128. 花とアリス〈劇場版〉
3回も見るとまるで昔のアルバムを開くように個々のシーンが淡い情景として浮かんでくる。不思議な映画だ。 [DVD(邦画)] 8点(2006-05-20 21:42:14) |
129. 海猿 ウミザル
一回りして見るとおもしろい。むしろそう狙っているとさえ思う。査問委員会がデフォになってるとことか笑える。 加藤あいはしみじみ可愛いなぁ・・。 [地上波(邦画)] 6点(2006-05-06 23:35:45) |
130. タナカヒロシのすべて
鳥肌よりも矢沢心がリアルでせつない。 [DVD(邦画)] 4点(2006-04-22 21:08:04) |
131. ミリオンダラー・ベイビー
《ネタバレ》 腕利きのカットマン。自分を許せず20年以上教会に通うこと。尊厳死の決断に悩める姿。言葉は悪いがイーストウッドの自慰に、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマンといった素晴らしい役者が付き合っている図に見えた。 よく出来たコントって感じ。 [DVD(字幕)] 6点(2006-04-17 22:46:22) |
132. コーヒー&シガレッツ
トム・ウェイツは「この話のどこが面白いんだ!」と怒鳴り、監督の前で脚本を投げ捨てたという。なかなか微笑ましいエピソードだ。面白いのは会話そのものではなく、たとえば、初対面同士の気まずさだったり、ボタンの掛け違いから起こる微妙な会話のズレだったり、つまり行間にエッセンスがあって、そんな行間を現しているのがコーヒーと煙草だと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2006-04-17 13:55:08)(良:2票) |
133. RETURNER リターナー
よく頑張ったと思う。VFXはハリウッドに負けてなかったし、ストーリーも悪くない。ET似の宇宙人はキュート。特に鈴木杏の涙を拭うシーンは良かった。 残念だったのはセリフが陳腐すぎたこと。確かに金城武にも問題はあるけど、何よりセリフが場当たりすぎる。監督は監督業とVFXだけに専念して、脚本には手を出さない方がよかったのでは? [DVD(邦画)] 6点(2006-04-17 13:08:54) |
134. 1980(イチキューハチマル)
舞台でやってればいいじゃない。 [映画館(字幕)] 4点(2006-04-08 20:56:13) |
135. ディープ・ブルー(2003)
NHKでこの手のドキュメンタリーを見慣れている者からすれば、見新しくともなんともない。それどころかナレーションは邪魔だし、ベルリンフィルもただのバックミュージックにしか聴こえないし、編集は不自然に恣意的で感じ悪いしまぁ。普段はドキュメンタリーなんか見ないくせに、話題性だけで六本木ヒルズへ行くようなオサレカップルには相応しい作品じゃないの。 [DVD(字幕)] 4点(2006-04-08 20:47:47) |
136. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
オビ・ワンの鈍さに歯がゆかった。 はじめから、アナキンは危ゆい表情だったじゃん。 ヨーダにいたってはもう。愛する者が死んだとしてもそれはまた 自然の摂理みたいなこと言われても、そりゃ暗黒面に頼るわな。 エピソードⅢだけを見る限りでは、シスが悪でジェダイが正義という 単純な二項対立ではなかったのは気になった。 善悪は別にして結局は力を持つものがイニシアチブを取るのは 映画の世界の話だけではない。 最後まで娯楽大作として仕上げたところがいい。 一方、ルークの親父が実はダースベイダーだったという ネタでここまで壮大に引っ張れたところですごいと思う。 [DVD(吹替)] 7点(2006-04-07 12:41:19)(良:1票) |
137. カナリア
《ネタバレ》 あざとい。 俗世間から身を守る象徴としてのドライバー。 母親を失くしたショックで白髪になるラストシーン。 これが監督が言う「フィクションとしての強度」だろうか? あざとく、説明的な映像と演出にみえた。 主役の石田法嗣は泣き叫んだり、何かと走るシーンよりも 感情を抑えた演技の方が集中力があってよかった。 『月光の囁き』で注目していた塩田監督だけど どうやらこの監督は、倒錯した性というジャンルにおいて 力を発揮するようだ。 [DVD(邦画)] 4点(2006-04-07 12:34:36) |
138. インファナル・アフェア
トニー・レオン、アンディ・ラウ共に鼻血ブーのカッコよさだが、『大福星』のチビが マフィアのボスをやってることもポイント高い。 [DVD(吹替)] 9点(2005-09-19 01:11:39) |
139. スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
スカイキャプテン。まず名前がいい。ワクワク感当社比3倍。 なんか嬉しささえもこみ上げてくる。 昔よく観た分かりやすいヒーロー像が、一回りして新しい。 ツボを心得たファンシーメカがこれまた嬉しい。振ったら充電する光線銃。海底から空中基地まで吹っ飛ぶ脱出ロケット。これは笑った。 [DVD(字幕)] 8点(2005-09-15 18:00:27) |
140. 妖怪大戦争(2005)
ふともも映画です。見方としてふとももフェチが観る映画として正しいでしょう。 [映画館(字幕)] 3点(2005-08-18 11:49:19)(笑:2票) |