Menu
 > レビュワー
 > 放浪紳士チャーリー さんの口コミ一覧。72ページ目
放浪紳士チャーリーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1446
性別 男性
自己紹介 初めてこちらのサイトに投稿させていただいたのが2004年の1月。間もなく15年目の節目を迎える事に。
何かきっかけだったのかなあ・・・と思い返してみると、モンゴメリー・クリフト&エリザベス・テイラー主演「愛情の花咲く樹」(1957)が、なんで作品登録されてないんだ!って義憤(?)に駆られ投稿を始めたことを思い出しました。
レビュー数、今日現在1337本。自分が投稿した作品のレビュー読み返してみると結構気恥ずかしいことをつらつらと、とりとめもなく書いてるなあと反省しきり。
でも「冷たい熱帯魚」(2点)と「パッセンジャーズ」(6点)「3時10分、決断の時」(8点)なんか我ながら良くこんな文章書けたなと感心。
これからも宜しゅうお願いいたします。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667686970717273
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667686970717273
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667686970717273
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1421.  パラダイン夫人の恋
「レベッカ」、「白い恐怖」に続くセルズニック&ヒッチコックコンビ 第三作。前ニ作はそれなりの評価を受けているが、これは完全な失敗作。ヒッチの作品にはどんな失敗作でも忘れがたいショットやカメラワークが一つや二つあるものだが、これにはそれすらない。ヒッチコックの法廷劇だからといって「情婦」のような展開を期待したら痛い目に遭います。セルズニックのこやかましい口出しに嫌気が差したのか、演出もなんか投げやりっぽいし。本当にあまり語るべき事がない映画なので黙殺されても仕方かったのかな?タイトルもなあ・・・。ところでセルズニック印映画のトップシーンの豪壮な大邸宅は彼の自宅なんですかね?
5点(2004-02-21 11:01:29)
1422.  雨の朝巴里に死す
何度観てもよくわからない映画である。一言で言えば浅はかな男 と女のメロドラマ。訳が判らなくなった原因は、フィッツジェラルドの原作が第一次世界大戦後のパリが背景だったのに対し、映画のほうは設定を第二次大戦後に変えてしまった事らしい。百歩譲ってそれが原因だとしたとしても、夫や子供を理由もなく家に置き去りにして、夜な夜な遊び回るヒロインの存在は観客に受けいれられるものなのだろうか?それをのほほんと眺めている夫も夫だ。まあ最盛期のリズの美貌、変幻自在のヘアスタイル、シーンごとに変わる衣装を眺めているだけでも何となく得した気持ちになるのでこの点数で。 
6点(2004-02-18 18:13:51)(良:1票)
1423.  アドルフの画集
着想が抜群にいい。歴史上の事件で「もし~が~だったなら」という論争は止むことはない。この作品は若き日のヒトラーがもし画家として大成していたなら・・・、歴史は変わっていた、かもしれないと観客にある種の感情を抱かせてくれる。難しい役柄だが、ノア・テイラーは大観衆を虜にしたと言われる、ヒトラー演説時のカリスマ的な口調を上手く演じていると思う。あのヒトラーでさえイノセントな時代はあった、でもこの20年後、彼が犯した残虐行為を決して肯定してはならない。ナチスものの外伝として非常にみごたえあり! 
7点(2004-02-17 15:39:23)
1424.  ルビー&カンタン
ドパルデューってやっぱ演技うまいっすね!後半、ジャン・レノ扮するルビーに想いを寄せる家出娘に嫉妬する表情とか、正にウザいオカマそのもの(W)。一歩間違えば泥臭い展開になってしまう内容をギリギリの所で救ってるのは彼のおかげ。割と短めの上映時間もこの内容ならベスト! 
7点(2004-02-17 14:38:46)
1425.  鍵(1959)
「爛熟」という単語を見ると、この映画の京マチ子を自分は連想してしまう。もちろんこの時代なので表現は慎ましやかなのだが、そこがまた隠微なエロさを醸し出し、障子の隙間から見てはいけないモノを見てしまったって気分にさせられる。注!絶対お子様には見せてはいけません。 
8点(2004-02-17 14:06:36)(良:2票)
1426.  スペンサーの山
これは埋もれた秀作です。「リバーランズ・スルーイット」や「モンタナの風に抱かれて」に通じる、古き良きアメリカンスピリットがこの映画には満ち溢れてる。ヘンリー・フォンダの父親ももちろんいいが、モーリン・オハラのお母さんが素晴らしい。アメリカ地方色の風景を捉えるのが巧みなデルマー・デイビスはもっと評価されていい監督だと思う。この映画の前作、「恋愛専科」もすごく楽しい映画でした。
9点(2004-02-15 17:53:23)
1427.  危険な女たち
原作はアガサ・クリスティーの「ホロー荘の殺人」。原作自体クリス ティーとしてはむしろ凡作の部類、日本で映画化されると聞いた時、なぜこれを??という気持ちが強かった。まあサスペンス映画の巨匠野村監督だし、これを選んだからには、大胆にアレンジした作品が出来るんじゃないかと自分は期待していた。その前後に「Wの悲劇」という原作の推理小説を遥かに超えた秀作を観てしまったからかもしれないが。・・・結果は凡庸な原作が更に腑抜けたものになってしまってた。原作料も高かっただろうに、もったいない!この作品以降、野村監督の名前は聞かなくなった。せめて役者たちが研を競い合うような見せ場 があれば・・・。 
2点(2004-02-11 17:21:49)
1428.  喜びも悲しみも幾歳月
主人公夫婦の生き方は立派だ、文句のつけようがない。文部省推薦、いや特選ものである。だからといって映画が面白くなるとは限らない。 優等生が楷書で綴ったような木下監督お得意の年代記もの。「楢山節考」を撮りたいが為にヒット要素をつめこんだ妥協の産物。つまらないとは言わないが冗長すぎ。演出に冴えも見られない。 
5点(2004-02-11 12:36:51)
1429.  マンハッタン物語
ナタリー・ウッドは一見、すごく小生意気な印象を受ける女優だと思う。「草原の輝き」や「理由なき反抗」ではそれがいじらしく、逆に魅力的に描かれていた。ところがこの作品ではその個性がマイナスに働いてしまっている。特に後半、好きでもない男にお腹の子供ごと自分を引き受けさせてしまうってあたり、腹黒いとしか言いようがない。その弱点を補ってあまりあるのは大ブレイク寸前、マックィーンの好演ぶり。ニューヨークの街角で、バンジョーとプラカードを持って立っている姿のおかしさ!純粋なロマンチックコメディ出演は殆どなかった筈なので、彼のファンなら必見です。60年代初頭のニューヨークの風景もみもの。
7点(2004-02-08 17:17:25)
1430.  この世の外へ クラブ進駐軍
今や戦後直後の風景を再現するのは、なまじか時代劇を撮るよりも困難かと思う、この作品はその意味では大変な労作である。阪本監督のガッチリした演出も相変わらず鮮やか。ただ、残念だったのは主人公の萩原聖人はじめ、主要人物がいずれも小奇麗というか清潔すぎて、男のグループ特有の、汗くささ、熱気みたいなものが今ひとつ感じられなかった事。恋愛とかを無駄に絡ませなかったのは正解だが、もう少しキャラクターの裏の部分を描いて欲しかった。オダギリ・ジョーはもうけ役で好演!
7点(2004-02-07 10:31:44)(良:1票)
1431.  シービスケット
何となく演出に腰が据わってないって印象を受けました。前半3分の1はエピソードがぶつ切りで、誰に感情移入していのかわからなかったし。ドラマが始まるのが、トビー君や偏屈な調教師 がブリッジスの邸宅で夕食の卓を囲む場面からっていうのは、やはり遅すぎるような気がします。ただ後半ぐっと盛り返すのでこの点数で。トビー君の友人の騎手の人、ヘンリー・フォンダに似てなかったですか? 
7点(2004-02-05 14:11:55)(良:1票)
1432.  乱れ雲
浅草東宝のオールナイトで観ました。いやー、泣いた泣いた。作品の内容にじゃなく色褪せたフィルムの保存状態の劣悪さに。音声もところどころ途切れて聞き取れないし。これじゃ内容云々を 語るどころじゃない。東宝さん、これ仮にも成瀬監督の遺作っすよ!若大将加山と司葉子の代表作ですよ!「ロレンス」みたく、可能な限り映像や音声の復元作業とか出来ないですか?美しいテクニカラーで、クライマックスの十和田湖での二人の別れのシーンとか絶対観てみたいっす!
6点(2004-02-05 13:31:23)(良:1票)
1433.  黒騎士(1952)
「静かなる男」や「真昼の決闘」などと共に1952年度のアカデミー作品賞にノミネートされた作品ではあるのだが・・・。 いかんせん内容自体は、観てる間は結構面白いが、あっという間に忘れてしまうという見世物タイプの中世チャンバラ映画。結局いつまでも脳裏に残るのは芳紀20歳、美貌絶頂期のエリザベス・テイラーのとんでもない美しさ!モノクロの「花嫁の父」、「陽のあたる場所」では窺えなかった「バイオレット・アイズ」を堪能出来る。テイラー自身、この映画を「口臭芳香剤のような映画」と評しているのを知って、意外にユーモアのセンスがある 人なんだと感心したものである。 
7点(2004-02-05 13:26:54)
1434.  あいつと私(1961)
石坂洋次郎の原作(新潮文庫)は中坊時代の自分の愛読書。 映像化するなら登場人物は誰がいいかとあれこれ考えていた。 でも結果は・・・。原作の性についてのきわどい会話とかエピソードはかなり割愛されていて、ひたすら明るい青春映画になっちゃってた。石原裕次郎&石坂洋次郎のタッグなら、まだ「陽のあたる坂道」や「若い人」のが作品としては上。チョイ役の吉永小百合は可愛い。問題は裕ちゃんが歌ってる主題歌。かなりのインパクトで歌詞が全然意味不明。一度聞いたら忘れられない衝撃(笑撃?) 
6点(2004-01-29 23:35:43)
1435.  バイ・バイ・バーディー(1963)
「ウエストサイド物語」以後に作られたとは思えないほどノー天気で楽しいミュージカル。しょっぱなから主題歌「バイ・バイ・ バーディ」を歌い踊りまくるアン・マーグレットに圧倒される。 エルビス・プレスリーが兵役に行く時の当時のティーンエイジャーたちの熱狂ぶりを話のネタにしてるが、んなストーリーは二の次って感じ、とにかく勢いで押しまくる。60年代ファッションも見もの。中でも「ワン・ボーイ」は名曲っす!「サイコ」からたった三年なのにジャネット・リーはかなり老けた印象。完全にマーグレットに喰われてしまってます。
8点(2004-01-29 23:15:10)
1436.  女の園
「二十四の瞳」と並ぶ木下恵介監督の代表作。どちらかと言えば抒情に 流れすぎた前者より、硬骨さをも兼ね備えたこの作品のが絶対上!メンツがとにかく半端じゃない。木下映画の常連、高峰秀子に久我美子、「君の名は」でスター街道爆走中の岸恵子。圧巻は凄腕三人が束になってもびくともしない「悪役」高峰三枝子の存在感。いや~、見応えありまくり。話自体は今となってはギャグにしかなり得ないような、超封建的京都の名門女子大の制度改正を求める学生と学校側の抗争。友人を呼ぶときに「~様!」って呼ぶのも時代を感じさせる。後の学園紛争を予見した作品としての評価も高い。大島渚がこれを観て、監督を志したっていうのもうなづける逸話。ただ、完成した映画を高峰秀子と岸恵子、両女優とも観ていないと 何かのインタビューでの発言が気に掛かる。撮影現場でも女の争いがあったのか・・・?などとつい考えてしまった。 
10点(2004-01-28 15:42:58)(良:2票)
1437.  白い恐怖(1945)
これ例のダリの夢のシーンも印象深いけど、やっぱテルミン使ったあの音楽で語り継がれる作品でしょう。 俺は電車内とかで挙動不審な人がうろついていると、このテーマが頭ん中でエンドレスに流れてきます。 バーグマンはこの時期、モノクロ画面を通しても美貌が光輝いて ましたね。
8点(2004-01-20 23:57:54)(良:1票)
1438.  精霊流し
豪華共演陣の見せ場を生かす為に、肝心の本筋の焦点がぼやけちゃいましたね。高島礼子(姉)、松坂慶子(妹)つう配役は違和感なかった。むしろ高島の夫が田中邦衛っていうほうが・・・。(かなり五郎さん 入ってます)あの主題歌から嫌でも連想させる「泣かせ」の押しつけがましさは意外に稀薄だったので自分は好感持てました。演技陣では池内君が良かったです。松坂慶子と自転車二人乗りするシーン、なーんかジンと来ました。  
6点(2004-01-20 23:52:42)
1439.  ふくろう
大竹しのぶさんの台詞廻しが超強烈で、観てから何日も経っている のに頭から離れません。モスクワ映画祭主演女優賞もうなずけます。一口で言えば「セックスと殺人に関するブラックコメディ」。現役最高齢監督新藤兼人、この年で新分野に挑むとはまだまだ健在っす!人間の本能を追求するっていう意欲は衰えてない。でも・・・これ、舞台でやってもよかったんじゃないの?って観終わってから思ってしまったんで・・・この点数で。
7点(2004-01-20 23:50:41)(良:1票)
1440.  ジョゼと虎と魚たち(2003)
演出、脚本、役者とそれぞれが持てる力を最大限に引き出された 2003年の日本映画屈指の秀作。ジョゼという少女の野太い生命力を表現した池脇千鶴、自分の欲望に極めて正直な男を演じる 妻夫木聡、どちらも生々しいほどの存在感。「忘れたい いとおしい 忘れられない」映画のキャッチコピーの通り、俺は懸命に 恋を、そして人生を生きてるこの二人がたまらなくいとおしく、 しばらくは忘れられないだろう・・・。祝!キネマ旬報主演男優賞。
9点(2004-01-20 23:08:05)
000.00%
190.62%
2221.52%
3342.35%
4926.36%
520113.90%
636325.10%
739127.04%
823416.18%
9775.33%
10231.59%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS