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青観さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1963
性別 男性

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1461.  血煙高田の馬場(1937)
すげえ~~ぞう!何なんだこの映画!完璧!何もかも完璧!パーフェクトという言葉しか浮かびません。阪妻こと、阪東妻三郎のかっこ良さ、動き、眼の動きから殺陣といい、何もかもが完璧な素晴らしさ、かっこ良さ、サイレント映画のような言葉なんて必要のない眼で観て解る動き、それも自然な流れで観ていて圧倒させられた。一人、斬って、一番星消えた!また一人、斬って、二番星消えた!斬って斬って斬りまくる。何と言うスピード感!走る。走る。また走る。走って斬って、とにかく何もかもがこれぞ映画だ!映画=活動写真の正に典型的なお手本のような作品!大傑作間違いなしのとにかく完璧!マキノ正博監督、ワッショイ!阪東妻三郎、ワッショイ!それにしてもこれ程の大傑作が何故、ビデオでしか出てない?早くDVDとして発売してほしい。 マキノ正博作品も川島雄三監督作品、若尾文子主演作品同様、全作品のDVD化を願う。
[ビデオ(邦画)] 10点(2006-07-16 19:40:38)(良:2票)
1462.  座頭市血笑旅 《ネタバレ》 
シリーズ第8作!この前の二つがいまひとつといった感じでいたけど、これはなかなか面白かった。監督がこのシリーズの産みの親でもある最初の監督でもある三隅研二監督に戻ったことで、大分、活きを戻しつつある感じがしたのと、今回、やはり俳優、勝新太郎の座頭市としての人間的な一面を上手く描いている気がした。ふとしたことで赤ん坊の世話をすることになってしまった市が赤ん坊に自分の乳をくれてやる時の表情が何とも可笑しかった。勿論、最後の決闘シーンもなかなか良かったと思います。
[ビデオ(邦画)] 7点(2006-07-15 17:52:38)
1463.  還って来た男
川島雄三監督に笠智衆という珍しい組み合わせに興味が沸くものの、川島雄三監督らしい才気がほとんど見られず不満の残る出来ではあるが、つまらなかったかというとつまらないとは思えないし、普通に楽しめる程度ではあるのですが、私のように余程の川島雄三信者でもない限りはそんなには楽しめないと思います。佐野周二に関しても「とんかつ大将」で見せたあの怪しくも善人という謎めいた人物像的な面白さや良さがここでは見られない。はっきり言って凡作ですけど、それでもこの監督の作品作り、映画作りに対する姿勢の素晴らしさを観ることが出来るという意味でもそれなりに評価しても良いような気がします。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-07-13 21:42:41)
1464.  青べか物語
う~ん?これまた何と言うのかなあ?今朝、観た「グラマ島の誘惑」に比べたら少しは楽しめたけど、川島雄三監督作品としてはかなり物足りない。どうも全体的にシリアス路線な部分とそうでない部分、例えば川島雄三監督ならではの笑いというものに欠ける気がしてならない。良い役者は男優も女優も揃っているのに、なんでだろう?川島雄三監督のファンだからこそ、敢えて言わせてもらうと、はちきれるようなパワーもなければ、何かこう感動出来る。応援したいというものが感じられなかった。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-07-09 21:06:56)
1465.  緋牡丹博徒 一宿一飯 《ネタバレ》 
監督が前作の山下耕作監督から鈴木則文監督へとバトンタッチしてのシリーズ第二作目となる今回はどちらかというとややコミカルな部分を描こうという監督の狙いというものが見えた気がする。例えば藤純子扮する緋牡丹のお竜こと、矢野竜子の弟子になろうとする二人の男、山城新伍の七と玉川良一の六のキャラクターと雨の中、傘を差しているお竜に対して、喧嘩をしかける笠松組を傘を武器に一人ずつ倒すシーン、どぶの中に投げ落とす所なんて、まるで漫画のようだし、そんな中、鶴田浩二が物凄くかっこ良い。行く先先でお竜のことを助ける鶴田浩二の風間周太郎、出来ることなら最後のあのシーン、銃で撃たれての死は描いて欲しくなかったなあ!それと私も前作よりも更に美しさをかもし出している藤純子のお竜については、前回の方が個人的に見て、好きです。
[ビデオ(邦画)] 7点(2006-07-09 12:04:05)
1466.  グラマ島の誘惑 《ネタバレ》 
グラマ島と言うけど、グラマーな女性など出てきません。森繁久彌とフランキー堺のやりとりが変な笑いをかもし出している。無人島にだとりついた皇族、軍人、その他いかにも変人ぽい人達が沢山出てきて、あれやこれやと大騒ぎ!ただ、この作品、後半の展開、最後も何が何だかいまひとつ掴み所がないのが難点である。川島雄三監督らしいと言えばらしい、おかしな人物だけらけの何ともおかしな作品!
[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-07-09 11:51:27)
1467.  破戒(1962)
部落問題、差別に対するテーマなど、深く追求した市川崑監督による力作だと思うものの、何か観終わった後のやるせなさ、後味の悪さが少し引っ掛っていまひとつ好きにはなれない。市川雷蔵が涙、涙で訴えかけるシーンなど胸に染みるものがあるし、そんな市川雷蔵の親友を演じた長門裕之も好演!宮川一夫撮影監督の美しいカメラワークといい、心に残るけど、もう一度、観たいとは思わない。
[ビデオ(邦画)] 6点(2006-07-08 22:31:33)
1468.  リバティ・バランスを射った男
ジョン・ウェインとジェームズ・スチュアートの競演作は昨日も観ました。観たのは「ラスト・シューティスト」です。この作品、まずは監督がジョン・フォード監督というだけあって、流石に上手い!俳優の使い方、キャスティングの妙とでも言うのか、どの俳優にしてもこの役はこの人でこそと言うべき見事な配役!ジョン・ウェインのトムのかっこ良さとジェームズ・スチュアートの弁護士といい、この映画のタイトルにもなっているリバティ・バランス役の俳優といい、どの俳優にしても描き方から何から本当に上手い!オープニングの音楽もいかにも西部劇て感じで良いし、これまたジョン・フォード監督て感じの西部劇でした。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-07-04 21:56:11)
1469.  喜劇 駅前団地 《ネタバレ》 
駅前団地というその名の通り、駅前にある団地内で何人もの人達が多くのトラブルを起こしつつも、一生懸命、生きる姿をコメディタッチで描いたこの作品、どの俳優も持ち味を十分に発揮しているものの、物凄い面白かったかというと、けして、つまらなくはないけど、特別面白いとも思えなかった。それなりに楽しめた程度の内容なんで、この点数ですが、この作品は何と今は亡き、坂本九さんの姿を観ることが出来ます。しかも、その役名がこれまた九ちゃんとは、坂本九ちゃんファンには必見の価値ありだと思います。
[ビデオ(邦画)] 6点(2006-06-30 23:07:31)
1470.  ザッツ・エンタテインメントPART3 《ネタバレ》 
昨日に続いての観賞!前作に増して、これまた物凄い豪華な顔ぶれと、華麗なる本物の映画スター達の姿を観ることが出来て良かった。ミュージカル映画史に残る名作・傑作の名場面がいっぱい出てきて、感動しました。「雨に唄えば」のカットされたシーンやジュディー・ガーランドのオーディション風景など、なかなか観ることの出来ない場面も観れて、またジーン・ケリーの開設による多くの作品の名シーンを紹介するなど、とにかくまた一つミュージカル映画というものに興味を沸いたし、ハリウッド映画の歴史において絶対に欠かすことの出来ない「ミュージカル映画」というジャンルの歴史についても勉強になったような気がした。まだ観てない作品が山ほどある筈なので、これからも積極的に「ミュージカル映画」についても観ようと思います。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-06-28 22:31:53)
1471.  ザッツ・エンタテインメントPART2 《ネタバレ》 
ずっと前に一番最初の「ザッツ・エンターテイメント」を観て面白かったので、この第二弾もまた観ようと思ってたものの、なかなか借りてこれず、そしたら今日、明日とこのシリーズの残りの二つがBS2で放送されると聞いて、これは楽しみだ!絶対に観なくてはと思って観ましたが、これまた最初のと同じで面白かったです。ジーン・ケリーとフレッド・アステアの2人の司会と華麗なるダンスなど見所いっぱいで、他にもハリウッド映画の黄金期を支えていたスターの姿を沢山、観ることも出来、更には今までに観て面白かった映画(今回は何とミュージカル以外の過去の名作の名場面なども観れたことが更に嬉しい。)の紹介や私自信知らない、まだ観てない作品で面白そうな映画の紹介などあったりと楽しむことも出来た。明日はいよいよ第3弾!勿論、明日も観るぞ!昔は苦手だった。いや、正しくは喰わず嫌いで観ようともしなかったミュージカル映画がこの作品を観て、今まで以上に興味が沸きました。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-06-27 22:31:05)
1472.  駅前旅館
森繁久彌にフランキー堺、伴淳三郎に淡島千景、その他日本映画の良かった時代の本物の映画俳優達が画面の中で動き回る。一人、一人を見ているだけでも楽しいのだが、何か物足りない。なんでだろう?三木のり平の姿がいない。観られなかったのが不満であり、残念!そんな中で、森川信の寅さんシリーズでのおいちゃんとは一味、違った演技が観れたのは嬉しい。内容的にはかなり雑であり、滅茶苦茶であるけど、嫌いではないし、それなりに楽しむことは出来た。どうやらこの作品が「駅前シリーズ」最初の作品らしいけど、他のも観て、見比べて見たいと思う。
[DVD(邦画)] 6点(2006-06-25 20:59:34)
1473.  緋牡丹博徒
やっと見つけた。色んなレンタル屋さん、探しに探してやっと見つけて嬉しくて借りてきた。良かったなあ!藤純子の美しさと高倉健のかっこ良さ、この2人が同じ画面に映し出されるだけで、何か良い!とにかくそう思えるのです。マキノ雅弘監督の「昭和残侠伝」シリーズのような雰囲気が良い。監督が山下耕作ていうだけあって、流石は「関の弥太っぺ」を撮った監督だけのことはあるその美しい牡丹をショットに撮り入れるなどの工夫もされていて、なんと言う心憎い演出!そんなこの作品、どの人物にしてもきちんと描かれているからダレルなんてことは全くないから楽しめる。男社会に生きる女の哀しさ、つらさ、そこに流れる空気、全てが叙情的に描かれているのも良い。このシリーズ、初めて観たけど、予想していた通りの出来で、良かったです。
[ビデオ(邦画)] 8点(2006-06-22 20:51:13)
1474.  牛泥棒
これは凄い!この映画、もうオープニングからして、映画の世界に引きずり込むだけの力強さがあります。ヘンリー・フォンダとダナ・アンドリュースの2人の俳優が馬に乗って酒場へとやって来る所からして、スクリーンの中へと入り込ませるだけの見事なカット!映画のファーストシーンがいかに重要であるかということを見せつける素晴らしいスタート!酒場でのシーンで映し出されるポスターに写っている女性の写真、それを見つめるヘンリー・フォンダの表情を捉えるカメラワーク!どれもこれも正しく映画的であり、映画ならではのカットだ!そして、この作品のテーマでもある牛泥棒についての語り口、人が人を裁くということの恐ろしさをモノクロの画面から見せる演出の素晴らしさと相成って素晴らしい人間ドラマとして成り立つ。ラストシーンの余韻の残し方も見事なこれまた傑作間違いなしの1本!「西部の王者」に次いで観たウィリアム・A・ウェルマン監督作品!またしても素晴らしい映画だと自信を持って言えます。
[DVD(字幕)] 9点(2006-06-20 23:26:11)
1475.  社長道中記
「へそくり社長」に続いて連続観賞!これは面白かったです。この作品は何と言っても森繁久彌の喜劇俳優としての名演ぶりに大いに笑わせてもらいました。奥さんに女の人を近づけないようにと頼まれた小林桂樹扮する部下を追い払おうとしての森繁久彌が面白く、特にあの場面は笑ったなあ!マッサージを受ける場面での森繁久彌、本当に笑ってしまいました。また他にも脇を固める俳優の演技も面白く、今のところ観たこのシリーズの中ではこの作品が一番、面白かったし、一番好きです。
[DVD(邦画)] 8点(2006-06-18 21:22:40)
1476.  へそくり社長
へそくり社長ていうこのタイトル、なかなか面白く、またこのシリーズ、これが観たのは二本目だけど、それなりに楽しめたけど、思ったほどの面白さというものは感じられなかった。この作品では石とお園さんが、いや、そやなくて、森繁久彌と越路吹雪が何と夫婦という設定で、次郎長三国志ファンとしてはこれまた楽しみだったものの、何かいまひとつの感じしか残らないのが不満!けして、つまらない作品ではないけど、もう一つ、ハチャメチャな面白さが欲しかったなあ!
[DVD(邦画)] 6点(2006-06-18 21:15:03)
1477.  貸間あり 《ネタバレ》 
この作品、どうしても観たくてDVD買って観ました。今の所、まだレンタル化されてない。そんなこの作品を観て思ったのは川島雄三監督の作品って、どの作品を観ても、本当に変な奴ばかり出てくる。この作品もそんな変人ばかりの作品ですが、人間の持っている欲望からくる哀しさを徹底して描きつつも、生きることへの喜びとでも言いますか?を川島雄三監督らしいホロリとさせる笑いを描くこの世界!これぞいかにも川島雄三ワールド!爆発の才気溢れる傑作です。大阪の或る町にある一癖も二癖も変わった人物ばかりが住んでいる小さなアパートで起きる人間模様、フランキー堺の名演、小沢昭一の学生に淡島千景の色気、その他とにかく出てくる人物がどいつもこいつも本当に変な奴ばかりで、その変な奴ばかりの世界をこれだけ楽しく描いて見せた川島雄三監督は素晴らしい!この映画の中に何度か出てくる「サヨナラだけが人生だ」というこの台詞があのラストシーンで一気にこれこそ川島雄三監督の世界だ!何と言うのかなあ?本当にこの監督の描く世界は一度、ハマルとやめられないものがあります。それにしても股引き姿にされてまうフランキー堺と変人だらけの中にあって、一際目立つ変人ぶりの小沢昭一の演技は凄い。
[DVD(邦画)] 9点(2006-06-17 20:30:33)
1478.  次郎長三国志 甲州路殴り込み 《ネタバレ》 
やっと、東映版も観終わった。前回の続きとなる今回は、次郎長一家が甲州へ殴りこみをしに出かけるのだが、人質となったお仲さんが、何ということだ?なんで~?なんで~?と川尻松子みたいに叫びたい気分になりました。なんで、丘さとみやないんだよ?前作までは丘さとみだったのに、なんで?まあ、そんな中で、次郎長親分をはじめとする一家を支えるお蝶夫人が、病魔に冒されるこの悲しき物語が東宝版同様(東宝版では第6作目)悲しい中に見せるお蝶夫人の美しい涙と横顔、一家全員に死ぬ間際に一人、一人と声をかけるシーン、涙なくして、観てられませんでした。東宝版、そして、東映版と観てきたわけですが、個人的には東宝版の方が好きです。キャスティング等、含めて、次郎長親分の鶴田浩二はかっこ良いし、お蝶夫人の佐久間良子もなかなか良かった。ただ、子分の顔ぶれを観ると、東宝版、特に石松に関しては、断然、森繁久彌の方が良い。お仲さんが丘さとみから変更してしまったことも含め、かなりのマイナス!1本の作品としてはよく出来てるけど、やはり東宝版や同じ東映版でも前作ほどの点数は挙げられません。よって、7点です。
[ビデオ(邦画)] 7点(2006-06-15 21:55:25)
1479.  アラバマ物語
アメリカ映画、全盛期の頃の本当に良い映画って感じの素晴らしい作品!黒人と白人との人種問題について真剣に取り組みながらきちんとした家族の物語として描いたこの作品、人種差別と偏見とは関係ないような暴力への追放問題、人としての正義感溢れるグレコリー・ペック演じる弁護士、アティカスの家族への愛と優しさ、そして、黒人だろうが白人だろうがどんな人種でも、皆、一緒!同じ人間なのだということを問う。裁判シーンでの緊迫感、俳優の演技、どれもこれも素晴らしく、人間ドラマとしての完成度は相当のものだと思います。冒頭に出てくるブーという男を演じたロバート・デュバルの存在感、演技、やはりこの俳優、ただ者ではない素晴らしさです。そんなロバート・デュバルとグレコリー・ペックが握手するシーンは感動的であります。窓越しに娘を抱く優しき父親のアティカスと娘の演技も感動的!この映画を観て、なるほど!何故、この映画のアティカスがアメリカ映画協会が選んだナンバーワンのヒーローなのかということが納得しました。
[DVD(字幕)] 9点(2006-06-11 19:19:20)
1480.  キートンの蒸気船 《ネタバレ》 
キートンの映画の中にチャップリンがいた!この映画の中のキートンの見せるギャグの数々、例えば、恋人に会おうとして、頑固者の親父の眼を盗んで逃げ出そうとする時の仕草、その後、海に落ちる所のあのギャグなんて、どこかチャップリンの匂いを感じられずにはいられない。バスター・キートンの映画はチャップリンの映画と同じで、余計な台詞など一切、必要とせず、眼で見て、よく解る。映画は活動写真!この映画はサイレント映画なので、当然、音声も何もありません。しかし、音など全く必要としないぐらいの面白さです。余計な台詞、余計な説明など一切、省くことがどれだけ映画に必要か、大切なのかということをキートンはこの映画の中でもキートンならでは身体を張ってのアクションの数々と凄まじいギャグを交えて、思い切り笑わせ教えてくれてます。バスター・キートンがどれだけ凄い喜劇俳優なのかということがよく解ります。あの例のハリケーンによって飛ばされていくシーンの凄さは今時のCG多様の映画では見る事の出来ない素晴らしさ、そして、この映画、コメディでもあるけれど、父と子の人間ドラマとしても見る事が出来、また、とても素敵なラブストーリーとしても楽しめる仕上がりになっていて、これまた間違いなく傑作です。
[DVD(字幕)] 9点(2006-06-11 18:58:53)(良:2票)
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