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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2282
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1561.  ザ・ロック 《ネタバレ》 
 ショーン・コネリー、ニコラス・ケイジ、エド・ハリスが共演しているだけで期待が膨らみ、観るのを凄く楽しみにしていたので、面白さより物足りなさのほうを強く感じてしまいました。  凄腕のスパイ、化学のエキスパート、軍隊の英雄と、それぞれが物語を鮮やかに彩りそうな肩書きを持つも、それがいまいちストーリーに活かしきれていないんです。結局はドンパチありき、アトラクションありきの、普通のアクションムービーの枠内におさまってしまっている気がします。  みんシネで、これだけたくさんの人がレビューしていて、平均7.89点の娯楽作品だったら絶対楽しいと思ったんです。そんで、普段映画を見ない奥さんに、「これ評価高くて面白そうだから。」と言っちゃったんです。一緒に見ちゃったんです。そんで、見終わって、一言、「いや、面白かったよ。大丈夫。」と言ってくれました。めっちゃ気ぃ遣ってくれてるやん。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-04-28 04:50:42)(笑:1票) (良:1票)
1562.  スクリーム3 《ネタバレ》 
 「完結編」を意識しすぎてストーリーを凝っちゃったために、ホラーのレベルが下がっちゃいましたね。全体通して説明口調的な演出になってしまい、スピード感がなくなってテンポも悪くなった気がします。謎解き、答え合わせ、を意識しすぎなんじゃないでしょーか?  3作目ともなれば、観る側は当然スクリームシリーズに対して耐性がついているはずです。そこでテンポが悪くなり、ホラー要素が薄くなれば、益々物足りなく感じてしまうでしょう。  もちろん、シリーズ通して少しばかりそのままになっていたっぽい謎が気になる方にはおススメですが、はたしてどれくらいの人が1作目の母親の謎なんて気にしていたんでしょうか。私は正直そんなもん1作目観終わった時点でなんの興味もなかったので、今さらぶりかえされても「はあ・・・」って感じです。  好きなシリーズだっただけに、盛り上がり切れないまま終わってしまったのが残念です。最後の余韻は個人的に好きですけどね。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-04-27 00:17:48)(良:1票)
1563.  ブラック・マスク 《ネタバレ》 
 チョイ役のジェット・リーのアクションは、いつもながらの切れ味で、純粋にアクションだけでもかなり楽しめる本作。更には、相棒役のシェク刑事(ラウ・チンワン)も武術に精通しているのが嬉しい。  さて、ストーリーにつきましては、元最強兵士部隊の教官VS隊長+その他大勢という極めてわかりやすいストーリーなのが個人的には良かったです。そこに多少の人間ドラマが絡んではきますが、アクセントになっているかどうかもわからないくらいの付け足しなので、ドラマ性は薄いですね。むしろせっかくのスピード感やテンポの良さを損なっている可能性があるかもしれません。だから必要以上の女の子とのからみとかは要らなかったです。  その分アクション部門は完璧なくらいの品揃え。電撃、ガンアクション、爆弾、毒ガス、CD、レーザー、と、できることは全部やりましたくらいの勢いで、短時間でこれだけ畳み掛けてくれるとさすがに見応えがあるもんです。  ただ脚本及び各演出におけるデティールの粗さのせいか、ものすごく面白いかと問われると、いや~、それほどでもない・・・。かといってつまらない作品ではないですし。言ってしまえばまさにそこそこの娯楽映画という感じです。
[DVD(字幕)] 6点(2014-04-25 03:53:04)
1564.  好きと言えなくて 《ネタバレ》 
 自分の容姿に自信がもてないアビー(ジャニーヌ・ギャロファロ)と、容姿は美しいが知性・教養にコンプレックスをもつノエル(ユマ・サーマン)の二人をブライアン(ベン・チャップリン)が間違えて認識するというストーリー。ありがちですが、かなり丁寧に作りこまれているうえに、動物たちのアクセントが入ることで、ラブコメとしての完成度は高いと思います。  ブライアンはアビーの知性・教養・性格・人柄に惹かれるわけですが、アビーがノエルを身代わりに仕立てちゃうのです。ノエルを見たとき、ブライアンはまるでノエルに一目ぼれしたかのように立ち尽くします(実際はアビーだと思っているわけですが)。こうなってくると、当然、外見or内面、大切なのはどっち?っていうテーマに発展していくんですよね。  まあ、好きなタイプの作品のはずなんですが、なにしろアビーがそこまで不細工にも見えない。最初アビーがラジオで相談に乗っているシーンなんかは、まだノエルが出てきていないこともあり、働く姿のアビーが純粋に格好良いし、魅力的に思えます。そうすると、アビーがノエルを身代わりに仕立てるシーンがなんか無理矢理状況をややこしくしようとしているように見えて、ちょっとイラっときます。その後もさっさと誤解を解けば良いのにと思っちゃいましたね。  また、ラストで結局ブライアンはアビーを許して、アビーと結ばれるわけですが、もしノエルもブライアンのことを好きだと知った場合にどちらを選ぶのか、それが知りたかった気もします。そこまで見せてくれれば、本作最大のテーマをきっちり消化することにもなったと思うんですけどね。なんか肝心なところはうやむやにされちゃった印象が残ります。
[DVD(字幕)] 6点(2014-04-23 15:00:20)
1565.  上海グランド 《ネタバレ》 
 香港映画はディテールが粗く、テンポも速い作品が多いので途中で状況把握がしづらいものがありますが、今作もそのタイプでございました。一つ一つの状況や人物を把握しきれないまま、ストーリーが加速するうえ、現在と過去が行ったりきたりするのでやや大変です。  その一方で、物語はサクセスストーリーに友情、恋、サスペンス、悲劇をブレンドしているため、大変見応えがあります。前半のディン・リク(アンディ・ラウ)とファン・ティンティン(ニン・チン)のお気楽モードは、終盤のシリアスなドラマとのコントラストが効いていて、ストーリー構成は満点に近いかもしれません。  ラストは主役級の3名がそれぞれ悲劇に近い形で幕を閉じてしまいます。ですが、おそらくこの作品のメインテーマであるリクとホイ・マンキョン(レスリー・チャン)の友情という絆を最後に確認することができて本当に良かったです。3人の中ではリクが一番可哀想かもしれないですね。 
[DVD(字幕)] 6点(2014-04-23 00:53:42)
1566.  白い嵐 《ネタバレ》 
 ノンフィクションが題材になっていますので、極力脚色を控えているのはわかります。ただ、あまりにエピソードを盛り込みすぎたために、若干間延びしてしまった感があるのが大変もったいないと思うので、そっちのほうは何とかしてほしかったです。女子学生の一団とのエピソードや、みんなで1ドルずつ出し合ってのシーンなんかは、もっと短くするか、まるまるカットしちゃっても差し支えなかった気がしますよ。  また、肝心のホワイトスコールに遭遇したラストシーンは、なんかすごくわかりにくいです。物語の中心人物っぽい4人の生徒のうち、フランクは戦線離脱していましたが、ギルはお兄さんの写真を取りに戻ったせいで船室から出られなくなってそのまま海底に、ちょい不良のディーンは救命艇を救出するも自身は縄がからまり海底に沈んだってことなんですか?で、確かシェフ担当の先生はどうなったかもわからないまま死んだことになったような・・できればこの一連のシークエンスにこそもっと力を注いでもらって、もう少しだけわかりやすい演出にしてほしかったです。  そうえいば、救出後、チャックが試着室の中に入った途端、まるで荒波の中にいるかのような錯覚に陥るシーンがもの凄く恐ろしかったです。そんで、この辺りからラストまで、個人的にはかなり良かったと思っています。裁判は確かに残された時間で無理やりまとめた感はありましたが、この作品の場合本質はそこではなさそうなので、特に問題はないかなと思いました。 チャックの船長を弁護する魂の演説は、お約束のようなフレーズが並んではいますが、やっぱり感動しちゃいますね。
[DVD(字幕)] 6点(2014-04-22 03:15:43)(良:1票)
1567.  ザ・インターネット 《ネタバレ》 
 飛行機、ウォール街、銀行、政府と国中を巻き込む大規模なサイバーテロを題材とする一方で、メインのストーリーは一人の女性を追いつめまくることに終始しちゃっています。ある意味手堅い作りと言えるのでしょうか?  それはともかく、ネットものにはそれなりに興味があるんですが、類稀なる知識不足のせいで、今いち楽しみきれないことが多くて残念です。本作もそのタイプ。それでも、序盤で出てきたウィルスソフトのEscキーのトラップを終盤の大逆転に使う発想なんかはわかりやすいし面白い。爽快感も抜群。でも個人的には本作の見所はほんとそこぐらいなんです。  できることなら、もっとネットやパソコンを使った頭脳戦を素人にもわかりやすく繰り広げてほしかったです。  また、終盤までひたすら主人公が防戦一方だったのも見ていて若干疲れてしまった要因かもしれません。娯楽サスペンスと思って肩の力抜いて見ていたせいで、ちっとも好転しない状況にちょっとイライラ。FBIが助けに来たときは、よっしゃここから反撃じゃ、って思った矢先、まさかの敵さんでした。ってゆーか、さすがにもういいって、気分になっちゃいましたね。  でも結局は逆転してくれたからいいんだけどサ。
[DVD(字幕)] 6点(2014-04-18 02:28:23)(良:1票)
1568.  フロム・ダスク・ティル・ドーン 《ネタバレ》 
 前半8点、後半7点、合わせると6点という不思議な映画でした。  前半のひりつくような緊張感。後半のばかばかしくも面白おかしいホラーアクション。  まったく異なるジャンルの映画を、1本の映画として融合させる試みはすごい好きです。やってみたくなる気持ち、なんかわかります。  今回は前半の本気度と、後半の肩の力の抜き具合のバランスがうまく融合しなかったので、前半を台無しにされた残念な気持ちが残っちゃいましたが、こういう映画は全然有りだと思います。こういう作品がたくさん作られる中で、きっと今までにない新感覚、新ジャンルの映画が生まれてくるような気がします。   《追記》  そういえば、本当に偶然、フェティッシュと一緒にこの作品を借りて、しかも2本続けて見てしまいました。ただ知らなかったので、先にフェティッシュを見て、その後に本作を観てしまったのですが。一瞬あれ?って思って、途中でフェティッシュの最初のほうもう一回見て確認して、やっぱりこの事件のこと?って思いながら、そんなことあるんだーっていうわけのわからん感慨を感じながら鑑賞しました。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-04-15 05:01:31)(良:2票)
1569.  サイバーネット 《ネタバレ》 
 天才ハッカー「ゼロ・クール」ことデイド・マーフィー(ジョニー・リー・ミラー)が、11歳?くらいのときに企業のパソコンにウイルスをばらまいてウォール街を混乱させたという導入が見事にはまっています。  残念だったのは、そのハッキングやクラッキングの腕がその後のストーリーでは、主にいたずらでしか発揮されなかったことです。いや、一流の技をつかい、せこいことをするのは大好きなんです。それはそれで面白いのです。ただ肝心の、巨悪を倒すためのラストのシークエンスで、思いの外彼の存在感が薄かったことに物足りなさを感じちゃうのです。他の仲間のハッカー達とあまり差が感じられないんですよねー。「ゼロ・クール」ならではの特別感が、もう一押し欲しかったところです。  ただ素人にはわかりづらいネット世界での攻防戦を、ヴィジュアルを立体的に描くことでわかりやすく、面白く伝えようとした工夫は本当に素晴らしかったと思います。それに、世界中のハッカー達のウィルス総攻撃は他の映画じゃなかなか見られないマニアックな迫力があってかなり良かったです。  今何がどうなっているのか、わかりにくかった部分は多少ありましたが、それを踏まえても多くの人の鑑賞に堪えうる良作娯楽サスペンスに仕上がっていますね。「ま、見ても損はないかな。」って言葉がぴったりの作品です。
[DVD(字幕)] 6点(2014-04-12 09:13:50)
1570.  次に私が殺される 《ネタバレ》 
 同じスナッフビデオを中心としたサスペンスであれば、「ミュートウィットネス」のほうが面白かったです。ただ「テシス」は最後まで犯人が誰なのかわからないので、ミステリー要素が加味される分一般受けはしやすいかもしれないですね。個人的にはミュートウィットネスをオススメしますが・・・  今作で新鮮だったのは、初めから怪しい雰囲気を漂わす人物が、まさかの・・っていうところでしょうか。昨今の傾向を考えれば、サスペンスにおいては変化球が当たり前であり、本作品のようにミステリー+サスペンスで直球というのは逆にめちゃめちゃ新鮮です。また、相棒のチェマがただのオタッキーみたいに見せかけて、結構行動力もあれば頭も切れるので、その辺りでドラマにしまりが出ている気はします。  ですので、内容の割りにちょっと時間が長いのが気になりますが、普通に楽しめる良作の部類に入るのではないでしょうか。
[DVD(字幕)] 6点(2014-04-08 23:57:29)
1571.  アポロ13 《ネタバレ》 
 宇宙を舞台にした映画は好きなんですが、真面目すぎる映画は今いち肌に合わないみたいです。これはもう映画の質とは関係なく、相性の問題みたいです。おそらくは、宇宙船に関する知識がなく、日常生活ともリンクしていないため、どんなにわかりやすい説明をされてもピンとこないのが原因でしょう。つまり、理解はできるのですが、実感できていない状態です。  今作品は、船内、管制塔、家族の3つのシーンをほど良いバランスで交互に映してくれたのが大変良かったです。ジム・ラベル(トム・ハンクス)の奥さんが、事故後にマスコミ関係者と絡むシーンや子供や祖母をいたわるシーンは個人的に名シーンだと思っています。この一連のシークエンスがあるのとないのでは、今作品への思い入れは全く違ったものになったでしょう。  船内のシーンや管制塔のシーンでは使用されている単語が専門用語が多いため、前後の文脈判断から何となくしか現状をつかめません。専門的な予備知識がある方はきっとたまらなく面白いのでしょうね。いいなあ。  宇宙飛行士、管制塔スタッフ、家族、全員が「無事に地球に帰還する」というひとつの目標に向かって動くわけですから、そりゃあ面白いです。ラストの大歓声なんて、感動するに決まっています。  それでも、鑑賞中に2回ほど時間を確認しちゃったのです。心のどこかで、長いなぁと思っちゃっているのです。登場人物たちと自分との温度差が確かにあったのです。念を押すようですが、これは相性の問題であって、おそらくこの作品の質の問題ではないと思います。知識不足で宇宙に思いを馳せられない僕が悪いんです。参考にならないレビューですいません。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-04-08 14:58:49)
1572.  ヒート 《ネタバレ》 
 非常に長い上映時間にやや疲れました。ドラマに深みを持たせるためにはそれなりの時間が必要だと思います。ですが、あまりに時間が長くなれば、鑑賞者の集中力が切れてしまいます。クライムムービーとしても人間ドラマとしても臨場感のある大作です。ただ、上映時間に関しては、もう少しだけ鑑賞者への配慮・工夫が欲しいところです。  さて、今作における犯罪者チームは、プロとしての側面、そして一人の人間としての側面が映し出されます。彼女を心から愛するクリス(ヴァル・キルマー)、家族を愛するチェリト(トム・サイズモア)、自分のことを認めてくれる人のためにひたすら我慢する黒人運転手。そして引退してイーディ(エイミー・プレネマン)との平穏な生活を夢見るニール(デ・ニーロ)。それぞれのエピソードの完成度は高く、犯罪者でありながら、彼らの幸せと仕事の成功を祈ってしまいます。それは彼らがプロの犯罪者ではあるが、凶悪な犯罪者ではないからでしょう。彼らは障害・邪魔者・敵に対しては非情であり冷徹なのですが、その一方で人としての絆や思いやりを大切にしているのが最大の魅力なのです。  だからこそ、彼らの仕事が失敗し、黒人運転手とチェリトが射殺され、クリスはシャリーンと別れざるをえず、デ・ニーロがけじめをつけた結果あのラストへと到ってしまったとき、切ない余韻だけが後に残るのでしょう。  犯罪者でありながら、そのプロの仕事、その立ち居振る舞いに、見るものを魅了するデニーロチーム。にも関わらず、そのチームメンバーは、全員が悲惨なラストを迎えてしまいます。一人一人のラストに説得力はあるものの、それは到底共感できるものではありません。これほど犯罪をかっこよく、魅力的に撮っておきながら、これほどこうはなりたくないと思わせる映画も珍しいかもしれないです。これはクライムムービーとして最高傑作でありながら、犯罪抑止の映画としてもまた最高傑作なのかもしれません。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-04-06 18:22:26)(良:1票)
1573.  カットスロート・アイランド 《ネタバレ》 
 海賊ものやアドベンチャーが大好きなので、見る前にどうしてもハードルを上げてしまうのです。つい楽しみにしちゃって。だから、まあ期待通りではありませんでしたね。  なんだろう、ものすごくアクションてんこ盛りなんですが、いまいちキレがない感じです。ついでに言うとコクもない。スピード感ももうちょっと欲しいです。特に馬車のシーンは、スローモーションの多用がせっかくのスピード感を殺しちゃっているような気がします。  ついでに言うと、宝探しのドキドキ感も足りないです。わりとあっさり見つかっちゃうのが物足りないです。「手を組みました」「寝返りました」の連投も、サプライズを演出したかったのかどうかはわかりませんが、サプライズ感はゼロ。むしろ簡単に手を組んじゃうことで面白みが半減しちゃいました。三つ巴戦にしてくれたほうが面白かったんじゃないかなあ・・・。  あーだこーだつい言ってしまいましたが、これも好きなジャンルの映画に対する期待の現われの結果なんでございます。だからつい愚痴ってしまいましたが、そんなクソつまらない映画でもありません。普通に見て、普通に楽しめるアドベンチャー。宝もゲットできちゃいますし。この映画って、ヒネリは無いけどロマンはあるんですよね~。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-04-02 02:02:14)
1574.  裏街の聖者 《ネタバレ》 
 トニーレオン演じるラウは、いい加減そうな雰囲気を漂わせながら、実は凄腕の医者であり、尚且つ人格者というスーパーマン。劇中同時進行で継続する様々な人間ドラマと医療ドラマを、スーパードクターラウがさりげなく解決していくという、所謂ヒーローものに近いジャンルだと思われます。  医者志望の金持ち少女(このヒトめっちゃ可愛いです。)や、研修医の若者といった次々出てくるラウのファン達が、より一層物語を盛り上げてくれますしね。  更にはラウの学生時代の教授の研究をめぐるちょっとしたサスペンスや、ちょっと腹黒い感じのするライバルの存在、余命いくばくもない女の子とのエピソードなど、コメディ調の作風の中に、絶妙なバランスでシリアスなストーリーが放り込まれているのが素晴らしい。  ただ、一つ一つのエピソードは悪くないのに、さすがに90分くらいの映画にここまで盛り込みまくると、一つの作品としてはやや散漫な印象になってしまいましたね。もうラウがあきれるくらいのスーパーマンでまったく動じない人物なので清々しいことこの上ないのですが、欲張りすぎたエピソードの数々が、一つの作品としての統一感を失わせてしまった感がもったいないです。それでもやはり、気軽に見れる娯楽作品としては、及第点ではないでしょうか。
[DVD(吹替)] 6点(2014-04-01 02:35:17)
1575.  ザ・プロデューサー 《ネタバレ》 
 サスペンスとして、成り上がり系の人間ドラマとして、オチを見るまでは傑作だと思っていたのですが、ラストのオチに理解を示すことができませんでした。  一種のどんでん返し?になるのかどうかわかりませんが、奇をてらうオチにも最低限の整合性が欲しいところです。ガイ(フランク・ホエーリー)がバディ(ケヴィン・スペイシー)を撃たなかった結果、あのようなラストを迎えたのは結果論であって、本来であればその選択にガイの利益につながるポイントはないはずです。ガイの選択は予想外というより起こりえないことであって、不自然すぎるその選択は理解不能です。もちろん、その選択をする可能性が示唆される動機や伏線があれば別ですが。もしあったとすれば僕が気付かなかっただけですので、このレビュー自体が的外れも良いところですね(笑)  どちらにしろ、僕にはこの結果は納得できないものでした。  ですが、映画は、はっきり言って面白いです。でもガイが頑張る姿と、ガイとバディの主従関係があまりに良すぎたので、下積みから成り上がっていくサクセスストーリーにしてくれちゃったほうが面白かったんじゃないでしょうか。まあ、結果サクセスものになってしまっているんですかね。
[DVD(字幕)] 6点(2014-03-24 02:52:45)
1576.  クルーレス 《ネタバレ》 
 普通に面白い作品です。テンポも良いし、明るいし。ただ、主演の女の子は、アホがアホを重ね着しているようなキャラクターなので、好き嫌いは分かれそうです。イライラする人はイライラするでしょーねー。自分は寛容な人間であるかどうかの性格判断にはもってこいです。特に序盤はアホが前面に押し出されているので、これをほほえましく見ることができる人はマザー・テレサに匹敵する寛容な心の持ち主と言えるかもしれません。  思わず悪く言ってしまいましたが、主人公のシェールは実は結構善良な女の子です。しかも性格はアホだけど、頭はそんなに悪くない。特に後半になるほど彼女の善良さや、純粋さがクローズアップされていくので、見ていて心地よいものがあります。前半を乗り越えれば、きっと後半は少しだけハッピーな気分で終われるんじゃないでしょうか。あくまで少しだけですよ。念のため。
[DVD(字幕)] 6点(2014-03-23 01:18:51)
1577.  エイリアン 《ネタバレ》 
 静かに始まるオープニング。冒頭のタイトルから素晴らしい雰囲気です。なんとも不安な気持ちにさせられます。  僕にとって、この作品はSFというよりホラーの側面が強いです。幼少期に見たため、恐怖感が刷り込まれているせいもあるかもしれません。  なんにせよ、どこに恐怖を感じるかは人それぞれだと思いますが、僕の場合は大きく2箇所。まず一つ目が、見知らぬ惑星で、見知らぬ生命体を調査しないとならない状況で、そこで突然卵から孵った何かに襲われるシーン。防護ヘルメットに食い込み、切り離そうとすれば顔の皮膚がはがれるというありえない状況。こーゆーときに限ってなぜか想像力がかきたてられて、頭の中で一人絶望的な気分を味わってしまうのです。  そんで二つ目が、ラストで脱出する寸前のどたばた。これはもうまさに助かりそうだからこそ感じる恐怖ってやつですね。あとちょっとで助かる。みんなでシャトルに乗り込んで脱出するだけ。それなのに、エイリアン、そこにいるのかよー、っていう状況。絶望的な状況であれば、当事者たちの諦観の念に共感し、逆に恐怖感は感じづらいものです。やっぱ助かりそうなときだからこそ、生と死をリアルに実感して、緊張感もあいまって恐怖心が最高に掻きたてられちゃうんでしょう。  ただそんな最高傑作ともいうべきこの作品も、船の全体像が把握しづらいことが個人的にはちょっとマイナスポイント。状況が少しでも分かりづらかったりすると、この手の作品は緊張感を削がれます。もうひとつは猫。しつこいです。猫よりエイリアン優先、脱出優先でしょう。あれだけクルーの生命を優先させていたリプリーが肝心な時に猫探しって、説得力がなくなるでしょう。わざと危険な場面を作ろうとしているように見えちゃって、ほんとイライラしちゃいました。  本当に、もはや伝説になりつつある作品なのに、そーゆーとこもったいないですね。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-03-23 00:42:07)(良:1票)
1578.  陽のあたる教室 《ネタバレ》 
 学園ドラマとして、一人の先生の成長のドラマとして、大変に完成度の高い名作であると思われます。リチャード・ドレイファス演じるホランド先生が、不器用ながらも知恵を絞り、工夫しながら本当の意味で親身になって生徒を指導する姿が見ていて大変心地よいです。  彼は先生になるきっかけがそもそも消極的ですし、ガートルード・ラングやラスの指導を始めるきっかけも彼自身が率先して始めるわけではないんですよね。ですが、ホランド先生の一番の魅力は、たとえきっかけがなんであっても、一度始めた指導は最後までやり通すことなんです。決して生徒を見捨てないのです。その一途さ、善良さ、そして先生としての資質に僕は素直に感動しました。確かに、これから先生になろうと思っている人、もしくは教職につかれている方なんかは、きっとこの作品からいろいろなことを学ぶことができるかもしれませんね。見ていてなんかパワーをもらえますしね。  この映画を見ているときの感動や高揚感、そしてうまくいかないときの焦燥感というものは、スポーツを観戦しているときの感覚に近いものを感じます。スポーツを見て感動するのは、もちろんそこに数多くのドラマが生まれるということもありますが、何より選手のその真剣さ、ひたむきさに心打たれるという場合が多いのではないでしょうか。ホランド先生をはじめとして、泣きながら練習するガートルード・ラングや、一生懸命ドラムの練習をしているラスの姿にすごく心惹きつけられるものがあります。そして犬猿の仲と思われていた校長先生が、「私はこの学校の先生で、あなたが一番好きでした。」とホランド先生に告げたとき、まじでやばいくらいに感動しちゃって、久しぶりに映画見て泣いちゃいましたね。  ただ、やはり一本の映画として、盛り込みすぎてしまった感は否めないような気もします。そのために、ドラマを終局へと収束させていく段取りに少々不満が残ります。だって、大事なことは何一つ解決していないまま、「なんか感動的だからいいんじゃね?」といったノリでラストを迎えませんでした?せっかくの素晴らしい作品だったのに、最後を雰囲気だけでうやむやにされちゃったのは、正直残念でした。
[DVD(字幕)] 6点(2014-03-22 06:10:34)(良:1票)
1579.  フレンチ・キス 《ネタバレ》 
 ラブコメとしてとてもよくできていると思うのですが、いまいち「ラブコメ」として楽しみきれなかったんですよね~。  メグ・ライアンが個人的に好みではないのが原因のひとつですね。彼女はラブコメを演じる女優として完成されすぎちゃってて、どうしても作りもの感を感じ取ってしまうんです。これはもう好みの問題なので、仕方がないとは思います。  もうひとつ原因をあげるとしたら、「ネックレス」の秘密がなんかやたら気になって、気持ちがそっちに集中しちゃったことですね。複数の要素をつめこんだ映画って嫌いじゃないんですけど、この作品にいたっては、サスペンス要素盛り込んじゃったことが裏目に出ちゃった気がします。しかもサスペンスってほどサスペンスじゃないしね。なんかこの設定のせいで、メインのストーリーに気持ちが入らなかったのです。  ひとつの作品としては、わかりやすいし、ラブもコメディもしっかり入っていて楽しい作品だと思います。バランスの問題かな。
[DVD(字幕)] 6点(2014-03-16 07:26:28)
1580.  ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 
 ラストまで見て、「騙された。」というより、「なんてずるい映画なんだ。」という感想しか浮かんできませんでした。「この映画すごく面白いらしいから一緒に見よう。」とあまり映画を見ない連れと一緒に見たのを凄く後悔しています。  もともと「夢オチ」がかなり嫌いなんです。今まで見たことがすべて無駄にされたような気になるのです。で・す・が、「作り話オチ」はそれに輪をかけて卑怯でしょう。それでもこの作品がまだ百歩譲って許せるとしたら、全てが作り話というわけではなく、その中に真相も紛れている部分でしょうか。  結局はっきりわかっているのは、船が炎上したことと、15人分の遺体が出たこと、女弁護士が殺されたこと。それ以外のことは回想シーンのみで語られるので、回想シーンの中のどれが真実でどれが嘘なのかがわからないわけです。コバヤシというのは偽名でしたが、ラストでコバヤシと同じ顔の側近みたいな人物が出てきたのですから、レッドフットなんかの偽名は使っても、それぞれのエピソード自体は本当であった可能性があります。ただ、それらが本当のことかどうかを最後まで観客に明かさず、よくわからないものは凄く感じるという人の心理を利用して、なんか凄い映画っぽくしちゃったのは、やはり反則であり、鑑賞者への礼儀を欠いているようにも思えます。  いろいろ考えながら見ていたときは面白かったのですが、オチだけは残念でした。
[DVD(字幕)] 6点(2014-03-15 07:59:56)(良:1票)
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