141. サイボーグ009/怪獣戦争
個人的には前作よりも本作の方が好きですね。特に“0010”と“0011”の登場が嬉しい。でもまさか市原悦子を声優に起用するとは・・・・・ 9点(2001-12-19 12:27:17) |
142. グローイング・アップ
当時の青(性)春映画の姉妹作品かと思っていたら、どっこい。確かに冒頭は初体験だ、童貞だって結構うるさいけど、最後まで観てしまうとジーンって来ないこともない。元々この作品、クラスの女の子たちが話題にしていてビデオ借りて観たのを覚えています。彼女たちの話では、この主演の男の子(イフタク・カツール?キムタクではない)が哀愁が漂っていて良いそうな。因みに58年のイスラエルを舞台にしているそうですが、黙ってれば違和感は感じません。ボクもこんな青春時代を送りたかった・・・・・? 9点(2001-12-07 12:32:54) |
143. オーバー・ザ・トップ
単なる腕相撲(失礼!アームレスリング)の映画。これだけのネタで一本映画を作るところは恐るべし。コンボイを邸宅に突っ込んだり、帽子を後ろにして“オーバー・ザ・トップ!”まさにスタローンだし、スタローンでしか成り立たない映画。個人的には単純明快でまあまあ良い映画だと思ったんですが、当時の館内は客がまばらでしたね・・・・・ 9点(2001-11-30 21:34:58) |
144. インサイダー
無茶暗いです。淡々と物語が進むところは同監督の「ヒート」に近いものを感じました。リアルさを追求したと言うマイケル・マン。実際に審問会が行われた裁判所で撮影をしたりと、凝っているシーンが随所に見られ、この監督の作品に対する拘りが窺われます。☆ラッセル・クロウも白髪混じりで、どっぷり役作りにつかった結果でしょう。名演技と言う以前に、役作りの段階でオスカー候補当確の感があります。それとなんと言ってもアルの演技。相変らずのキレた演技ですが、デニス・ホッパーとかゲイリー・オールドマンのような単にキレるのとは違い、貫禄ある演技を感じてしまいます。(↓)皆さんに同感。こちらがオスカー候補にならなかったのが不思議に思いました。 9点(2001-11-12 12:36:44) |
145. ミミック
<ネタバレシテマス>単なる“ゴキブリの映画”だと思っていました。案外、面白い。でもどこかで観たような。ゴキブリたちに囲まれ、狭い通風管を這って逃げる。後ろからはゴキブリが。何処かで観た記憶が。通った後、バタン、バタンと扉を上から下へ閉める。どっかであったよね。辿り着いた所は沢山の卵の山。今にも孵化しようとする様は。そうどっかで観たような。そしてミミックに取り囲まれ、ガス管を壊し火を付ける。大爆発。ん?女性科学者と子供。これで終りかと思ったら、何と王様ゴキブリ(?)がエレベーター口から追い掛けて来たではないか。雄と女科学者との格闘。しかし子供の方を追おうとするのを防ぐため「こっちよ!」って、え?どっかで観たような。そして巧い具合に列車が来て雄を轢き殺す。もしこの後、ミミックが上半身だけで追い掛けて来たら、物凄いパロディ映画になったと思ったが・・・・・そんなの思ったん自分だけやろか? 9点(2001-11-12 12:22:57) |
146. 恐竜の島
子供の頃、夢中になって観ました。今となっては特撮技術も古過ぎるのかもしれませんが、なかなか最後まで楽しませてくれます。監督のケビン・コナーは、恐竜ものが好きなのか他にも「地底王国」なんかも作ってくれてます。 9点(2001-11-12 12:13:43) |
147. アパートの鍵貸します
文句無しに良い映画です。キャスティング、特に題材が良いですね。彼女を取るか昇進を取るか・・・。個人的にはもうちょっと憧れの女性とその上司、そしてアパートを貸した主人公と言う登場人物たちがすれ違い、バレそうでばれない展開が続くのか?また、不倫でありながら彼女を暖かく見守る主人公がクローズアップされるのかって期待していたら、ん?何てことは無い。結局、ハッピーエンドですか? やっぱ古き良き時代ですかね。観終わって改めて、“これってコメディだったんだ”って再認識。 9点(2001-11-02 17:37:49) |
148. あゝ野麦峠
子供頃に観ました。最初は愛しのしのぶちゃんが死ぬのを分かっていて、最後まで観ているのが辛かったのを覚えています。これに大ファンのうちの母親に限らず、昭和一桁世代あたりが好きそうな作品ですね。これほどの大作(?)なのに、どうしてなかなかTVで再放送をやらないんでしょうか? 富国強兵、貧富の差、娘を若くして働きに出す家族の関係・・・・・学ぶことはかなりありそうだけど、平成になった今観てどう思うかは別です。個人的には何故か時計の針を戻すシーンが印象に残っています。 9点(2001-10-29 21:07:03)(良:1票) |
149. キタキツネ物語
子供ながらに何故か強く印象に残っています。その後、「南極物語」や「象物語」「子猫物語」とか色々類似作品が登場しましたが、この作品ほど感動したことはないですね。まあドキュメンタリー映画ですから。ゴダイゴをはじめ音楽も良かったです。あまりに生々しい死んでいくシーンなんかが随所に登場する所為か、その後TVでなかなか放送されないのが残念です。後に「南極物語」公開時に、「ディズニー映画の様にしたくなかった」と語った蔵原監督。個人的にも、本作のような撮り方には共感が持てます。 9点(2001-10-29 21:05:02) |
150. 大魔神
最近知ったんですが、マリナーズの佐々木投手が“大魔神”って呼ばれるのは、リリーフの守護神を強調した表現からではなく、単に顔が“大魔神”に似てるからだってね。知ってたあ~~~? ☆で、本作ですが、水戸黄門とか遠山の金さんみたいな作りだと思えば良いですかね。大魔神登場までは、思いっきり引っ張るだけ引っ張ってるんで、その点は覚悟してみるべし。子供の頃、観たんですが、悪人であろうと村人であろうとお構いなしに虐殺(暴走)してしまうところはハードでした。☆世代でしょうか?高田美和を観ると何故か、その後の境遇から興奮してしまう哀しい自分がいます。 9点(2001-10-25 12:12:00) |
151. ユー・ガット・メール
恋愛映画はどうしてもマイナス点を付けてしまいがちですが、この作品は別でした。ラブコメの典型的な例。最初は反目していた二人ですが、最後には・・・っていつものパターンな気がしますが、そうと分かっていて楽しんでいる自分がいました。やはりその辺は、主演2人の存在感に騙されているのでしょうか? 9点(2001-10-25 12:09:41) |
152. パラサイト
間違いなく、こう言うのを掘り出し物と言うのですね。人間を宿主にし、人類を乗っ取ってしまう宇宙生命体。その内に周りの仲間たちも信用できなくなって・・・って言うストーリーは安易にそこいら中に見当たる題材。しかしその有り触れているとも取れる題材を、巧く演出したロドリゲスはやっぱりうまい! 9点(2001-10-25 12:08:20) |
153. ザ・チャイルド(1976)
スペイン映画だと知らずに観たのを覚えています。誰もが想像はしていても、決して作ることのなかったテーマを最後まで押し通した作品。ラストの終り方も異論は出そうだけど、発想そのものが怖い作品でした。 9点(2001-09-25 12:19:08) |
154. ハスラー
2作目とかなり違う作りをしているようですね。どうしても雰囲気は昔の映画って感じですが、結構感動してしまいました。それもやっぱ悲劇的、自虐的ヒロインの登場でしょうか? 9点(2001-08-30 12:18:16) |
155. 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
TVシリーズでもそうだったんですが、あまりに幼い子供をモビルスーツに乗せるあたりは、リアルさに欠けてきます。やればやるほど低年齢化していきますが、この作品でファンが観たいのはアムロとシャアの対決であり、幼稚なキャラクターの我侭ではないような気が。なのに、ハテ?残酷にもこんな幼い子たちを死なすんだもんなあ~。でもアムロもシャアも死なないんだよね。ラストは武器も無く殴り合って超盛り上がります。更に地球へ落下するコロニーを敵味方関係無く自らを犠牲にして・・・ん~涙なみだ・・・・・で?え~っ!こんな終わり方ってあるんかいな?あそこまで盛り上げといてまた超常現象頼みですか~?悲劇で終わらないところが納得いきませんなあ・・・このシリーズ、もうええ加減終りにしようなあ~~~ 9点(2001-08-27 12:10:58) |
156. 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編
基本的には2部構成で、前半は砂漠、後半は海って感じでしょうか? 前半はランバ・ラルが、後半はシャア・アズナブルが敵役と言うところ? 個人的にはドムのジェットストリームアタックをすり抜けるシーンとか、グフのビイムサーベルもどきをよけてコテをするシーンとか、とにかくそのきわどさに痺れます。ラストのモビルスーツの大群が襲ってくると言う持って行き方には感心しました。3部作の2作目で、通常なら難しい構成となるはずがなかなかの出来映えです。ただあれだけ盛り上がったところでの子供たちによる爆弾処理は要りませんでした!★今だに僕の友達は、階段の一番上に立つと決まって「降りられるのかヨォ~」ってつぶやきます。素晴らしいです! 9点(2001-08-24 23:43:07) |
157. テルマ&ルイーズ
「明日に向かって撃て!」を意識してるんでしょうか? 女版ってとこやね。ラストのストップモーションもそれを彷彿とさせます。 9点(2001-08-21 12:28:29) |
158. 長靴をはいた猫(1969)
この当時のアニメの優れた作品性は、現在の映像技術には劣るものの後世に残るものではないでしょうか? この作品も未だに心に焼き付いています。特にラストの仕掛けのアイデアは、宮崎駿氏が出したそうで、当時のアニメ界の優秀さは宮崎氏があってこそなのかもしれません。そりゃ、えばるはずです。 9点(2001-08-16 12:26:48) |
159. U・ボート
最初観たときはそれほど面白いとは感じませんでした。“戦争=娯楽”映画って言うのを期待した所為でしょうか? でも最近のヴォルフガング・ペーターゼン監督の活躍で、もう1回観直してみたんですが、後半の閉塞感は流石です。魚雷を発射することしか出来ない潜水艦を主役にしたら、この作り方しかない!って言う路線の最高峰でしょう(ちょっと苦しかったか?)ドイツ映画ってのも当時は貴重でした。 9点(2001-06-22 12:07:53) |
160. レインメーカー
マット・デイモンとクレア・デインズばかりに目が行ってしまうけれども、ジョン・ボイトやダニー・デビート、はたまたミッキー・ロークなんかも出演していて、それもありきたりな友情出演ってだけでなく、各個人が良い味を出してくれてるところはお勧め。特にダニー・デビートが良いです。マイケル・ダグラス製作だからこの人を人選したのかと思ったけど、案外良い味出してくれてます。☆こう言った法廷劇って、どうしても前半苦戦して、ラストで相手の残忍な手口が明るみに出てきて逆転するって言う、ある意味パターン化されている気もします。ジョン・ボイト扮するベテラン弁護士が、あんな簡単に電話の盗聴トリックに引っ掛かるのか?なんか逆転劇への布石は敷いているものの苦しい面も見られました。しかし全体の雰囲気が良かったし、とにかくキャスティングが良かったんで個人的には満足の作品です。 9点(2001-06-16 15:22:55) |