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かんたーたさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 594
性別 男性

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141.  ショック集団 《ネタバレ》 
凡そ物語の展開が予測できてしまいますが、精神病院という所の怖さをここまで徹底的に描いた映画は初めてではないでしょうか。特に色情症患者の女たちは怖すぎです!まるでゾンビですやん…。その他にも黒人のKKKの男が強烈な印象を残します。時折挿入されるカラー映像も実に不気味、しかも何故か日本が。果たして主人公はあんな簡単に頭がおかしくなってしまうものなのかと思いながらも、「喋れない」「名前を思い出せない」というモノローグで外見と内面の狂気をよく表しています。最後はあの廊下に一緒に立たされている気分になる、全く恐ろしい映画です。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-11 12:52:13)(良:1票)
142.  昼顔(1967) 《ネタバレ》 
<「欲望」のネタバレ有ります!>もう冒頭から変態ムードがムンムンしていて笑ってしまったのですが、売春業界の裏側というか、その様相が今から見れば果たして古いのか新しいのかよく分からないところが面白いです。で、ここからが本題。まるでアントニオーニの「欲望」のようにシュールで、尚且つサイケデリックな常識を逸脱した世界観に思わず興奮してしまいました。ラストも今までの出来事がまるで全てセヴリーヌの夢だったかのような…、そんな最後のオチまで「欲望」と似ています(面白いことに製作年はほぼ一緒!)。と言うか「昼顔」というタイトルからしてそのまんまじゃん!という感じがしますが、この系統の作品は見つかるはずのない答えを求めて何回も観返したくなるようなタイプの不思議な味わいがあります。アジアやハリウッド映画では決して真似することのできない、ヨーロッパ独特の雰囲気を醸し出していて僕は好きです。こういうの。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-05 13:55:35)
143.  月の輝く夜に 《ネタバレ》 
これは出てくる登場人物に一人も悪人がいなく、とても愛せる映画だと思います。特に家の階段から大量の犬が一斉に駆け下りてくるシーンでは、僕はこの場面を見てこの映画が好きになるだろうと確信しました。その他序盤のおっちょこちょいなプロポーズのシーンから、ついさっきまで険悪なムードで喧嘩していた店先の主人と妻がたった一言の言葉で仲直りしたりと、そこかしこに優しさが詰まっています。「飛行機に呪いをかける」と言っていたお婆さんでさえも滑稽です。物語には独特のリズムが有りテンポは最高とは言えませんが、タイトルにもなっている月の効果的な使われ方、度々出てくる食卓のシーンでは家族の温かみを感じさせます。そして何よりもオペラを観て涙を流すシェールの顔の美しいこと!余談:本作において主演のはずのニコラス・ケイジの存在感が個人的に希薄に思えたのは、本編開始30分後に画面に初登場するからか、もしくはまだこの頃は髪の毛がフサフサ過ぎて逆に違和感を感じてしまうのでしょうか?
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-07-27 18:20:25)
144.  ボイス・オブ・ムーン
これは何とも素敵な遺作だと思います、ひたすらフェリーニの世界に酔う。たとえ監視されているとしても、それが月になら一向に構わない。花火シーンの驚異的な美しさには感動!今夜からは夜空を見る目も変わるでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-07-27 18:02:50)
145.  ドクトル・マブゼ
これはあらゆる犯罪映画の原点とお見受けしました。おそらく黒澤明や清さんもご覧になっているのではないでしょうか。まさか催眠術(と言うかほとんど超能力)までもが話に出てくるとは思いませんでしたが、その催眠シーンがひたすらに凄い!スポークンタイトルまでもが極端に変形してしまうほどの迫力。金持ちの御曹司やスリルを求める伯爵夫人など、様々な人間模様が複雑に絡み合う人間ドラマも面白い。サイレント期のとんでもない傑作に出会えて大満足です。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-23 20:59:08)(良:1票)
146.  少林寺三十六房
こ、これは凄い!ここまで面白いカンフー映画は初めて観ました。て言うか「筋肉番付」とかって思いっきりこれのパクリですやん。カンフー映画にありがちな安っぽいラブストーリーも無く、全く潔くて良い。欲を言えば三十五房端折らずに全部見たかったかな、三時間ノーカット完全版とかでも良いので(やめとけ)。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-07-22 16:49:15)
147.  裸で御免なさい
「ブリジット・バルドーは悪い子だなぁ」というイメージの一本。しかし悪い子で何が悪い!と意味不明な開き直りをしたくなるほど愉快な映画です。こういう軽妙なフレンチ・コメディは観た後に元気が湧いてきますね。後半は目の保養にもなるし、もはや何語か分からないハチャメチャな日本語にも寛容な気分になれます。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-07-20 16:06:19)(良:1票)
148.  キッチン・ストーリー 《ネタバレ》 
「es」ほのぼの版という感じ。初めはあまり面白くないんじゃないか?と思ったけど、徐々に二人が友情を育んでいくところはしみじみとしていて良かったです。何よりもあの小さなキッチンの中で、男二人が対峙している間が何とも言えず好き。イザックの誕生日を二人で祝うシーンなど、監督の視点の温かさを感じさせます。キッチン・ストーリー、それはちょっぴり素敵なお話。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-07-20 15:57:08)
149.  ルビー&カンタン 《ネタバレ》 
オープニングから「ゆ、諭吉!?」なんて驚きましたが…。いやはや、全くフランシス・ヴェベールは馬鹿を描かせたら世界一ですね。両者とも必死なはずなのに、全然必死に見えないところが良い。確かに最後は駆け足の印象が拭えないけど、コメディとしては充分に満足できる内容だと思います。特に一番笑ったところ→「再脱走しました」のシーン。それにしても"親友同士"って素敵なネーミングですね、ドパルデュー。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-07-15 16:12:13)(良:1票)
150.  白い花びら 《ネタバレ》 
これは20世紀最後のサイレントどころか、世界中で最も美しいサイレント映画。いや、「街の灯」があったか。しかもカティ・オウティネンがめちゃくちゃ可愛い!何でって言うくらい、"白い花びら"とは彼女のことか。「マッチ工場の少女」とは雲泥の差。サカリ・クオスマネンも最後はしっかりとゴミ捨て場で死んでいるところがユニーク、自殺者は是非ともこれを見習って欲しい(不謹慎)。それにしても"ユハ"という名前はフィンランドではよくある名前なのでしょうか?とても美しい名前だと思いました。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-13 18:29:29)
151.  悪魔のシスター 《ネタバレ》 
良いですねえ~、このオドロオドロしげな雰囲気に音楽。デ・パルマの初期サスペンスはヒッチコックのごった煮パロディ!?前半はなかなかサスペンスチックで良かったのですが(警察と言い争っている間に犯人が殺人の痕跡を消していく画面分割りがユニーク)、後半は完全にあっちの世界に突入してしまいちょっと残念でした。とは言え様々な技法に凝った、ブライアン・デ・パルマという監督を知る上では非常に重要な一本であることには間違いありません。ラストは未だに死体を追い続けているという探偵の異常さを感じさせます。ところで主人公の女が極端に警察嫌いという設定も、ヒッチコックからの影響でしょうか?(笑)
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-10 13:01:48)
152.  宇宙戦争(2005) 《ネタバレ》 
まず何が驚いたかって言うと、映画ってたった50年の間でこんなにも進歩できるものなんだということ。とにかく視覚効果が相当凄い。一目で全部CGって丸分かりなんだけど、それでもとてつもない迫力と恐怖感がある。物語の緩急の付け方も非常に上手く、そこは流石スピルバーグ、巨匠と凡才の差を見せ付けました。誰かも言っていたようにまるで自分もフェリエ一家と一緒に逃げているような気分になるけど、本当に怖いのは容赦なく人類を駆逐していく宇宙人ではなくやはり理性を失った人間でしょう。中盤で暴徒と化した市民たちに主人公たちが車を奪われるシーンは本当にハラハラしました。ただ終盤の展開がやっぱりどうしても唐突に思えてしまうのと、それから息子ロビーが何故あそこまで必死に戦いたがったのかというのが解せないところが難点です。とは言え個人的には'53年版よりも断然好み!久しぶりに映画館で映画を観るということの意味を実感させてくれました。今後点数が変動する可能性もあるけど、とりあえず今は興奮の冷め遣らぬ内に8点で採点しておきます。【余談】個人的には何といっても公開直前まで予告編でもトライポッドの姿を映さなかったのが功を奏したと思うんだけど、本編前にやっていた「キング・コング」の予告編では惜しみなくコングを出しまくっていましたね。大丈夫か…?ピーター・ジャクソン。
[映画館(字幕)] 8点(2005-06-30 12:00:53)(良:1票)
153.  お早よう 《ネタバレ》 
最近テレビでやっている騒音女のことじゃないですけど、やっぱり挨拶って必要ですね。ちょっとした誤解が騒動の発展にも成りかねない。テレビや洗濯機、インターネットとあらゆる物が当たり前のように備わっている現代の我々の生活を、果たして幸福と取るか恵まれすぎていると取るかは難しいところです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-06-29 17:19:14)
154.  まごころ(1939)
子供の頃って友達が泣くと、何故か自分も泣きたくなってきますよね。まずはこの映画、タイトルが抜群に良い!シンプルながらも計り知れないほどの優しさに包まれています。そう、人間には真心が必要なんですね。だから最近の映画はつまらないのか、真心が無くて…とか(^^;。やたら流暢に喋るお婆さんがちょっと気に掛かりますが、そんなことを補っても有り余るほどの成瀬巳喜男の珠玉の作品です。結局映画自体については何一つ語っていませんが(汗)。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-06-26 11:48:12)(良:1票)
155.  ラスト・シューティスト 《ネタバレ》 
ジョン・ウェインと西部劇へのレクイエム<鎮魂歌>。個人的にはジョン・ウェインって今まで何をやってもジョン・ウェインでしかないという印象しかなかったけど、これは格別です。アカデミー賞主演男優賞ものの演技。劇中にそれほど銃撃シーンもなく、最後の最後まで抑えて発散させるカタルシスといったら堪りません。また主人公の友人の医師役としての名優ジェームズ・スチュワートの出演も嬉しい。友の死に呆然と佇む彼の姿に真の友情を見た!それにしてもロン・ハワードは出世したなぁ…。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-06-26 11:40:49)(良:1票)
156.  ザッツ・エンタテインメントPART2 《ネタバレ》 
結論から言うとPART1よりも面白かったです。もうオープニングのあらゆるMGMミュージカルの名場面が映し出された"序曲"から、早くも涙腺が緩んできます(もうええちゅうねん!)。あまりの独創性に溢れたオープニングクレジットから、自信に満ち満ちた「That's Entertainment, Part II」のタイトルロゴには感動すら覚えます。そして何よりも二大ミュージカル映画界の神様、ジーン・ケリーとフレッド・アステアがノリノリで司会進行を努めるというのが本作の最大のポイントだと思います。前作との違いはこの映画と映画の紹介の間も立派なエンターテイメントになっていることでしょう。更にはお騒がせトリオのマルクス兄弟も参戦。華麗で煌びやかな世界、これだからミュージカルはやめられない!このままPART3へと突入です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-06-22 16:34:29)
157.  ザッツ・エンタテインメント 《ネタバレ》 
これはより多くのミュージカル映画を観てから観ようと思っていた作品なのですが、先日BS2にてPART1からPART3まで一挙放送していたのでこの機会に観てみました。もうオープニングのあらゆるMGMミュージカルの名場面が映し出された"序曲"から、早くも涙腺が緩んできます。心地良いタップの響き、豪華絢爛なセットと衣装。「今ではもう昔のようなミュージカルは撮れない」という人の言葉も、『巨星ジーグフェルド』のスケールの大きさや『踊るニュウ・ヨーク』の長回し等を見れば納得できます。結果としてこの映画に出てきたほとんどのミュージカル作品を知りませんでしたが、観終わった後にどれもこれも観たくなったのは言うまでもありません。PART2にも期待!
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-06-22 16:23:20)
158.  バットマン ビギンズ 《ネタバレ》 
ここ近年のハリウッドのアクション物の中では間違いなくダントツの傑作。実は今までバットマンの映画版シリーズを一作も観たことがなかったのですが(ついでに言うと『スーパーマン』も観たことない)、それでも素直に物語に入り込めました。内容的にはまさに「何故バットマンはバットマンなのか?」という謎を紐解いていく誕生編であり、これなら普通のお客さんも満足して楽しめると思います。前半を丸々主人公ブルースの生い立ち、修行シーンに徹してくれたおかげで「早くバットマンになって戦ってくれ~!」というもどかしさもあったけど、その反動で後半の息も付かせぬ展開には見事に引き込まれるし、監督の言う通りただのコミックを映画化しただけではなく重厚な人間ドラマに仕上がりました。また豪華出演陣も最近では『ミリオンダラー・ベイビー』の出演が記憶に新しいモーガン・フリーマンや、我らが日本人渡辺謙も出番が少ないながらも強烈な印象を残します。個人的には何と言っても現代のセルピコこと、ゲイリー・オールドマンがお気に入り。そして出世作『メメント』で世界を沸かせ、ハリウッドに招かれても我々の期待を裏切ることのなかったクリストファー・ノーラン監督に拍手!!ラストもニヤリとさせられる。
[映画館(字幕)] 8点(2005-06-20 13:32:23)
159.  キー・ラーゴ 《ネタバレ》 
おや?意外と評価低いんですねぇ。僕もMrs.Soze.さんと同じくかなり面白いと思ったのですが(^^;。暴風によって封鎖された小島キー・ラーゴに集まってくる様々な価値観を持った人々、それらはまるで人生の縮図を見ているようで面白いです。「悪党を一人殺したところで世の中は良くならない」と嘯く主人公、しかし理屈ではなく心で行動した彼は立派です。嵐が過ぎ去った後の朝日のまた眩しいこと!
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-06-13 18:45:16)
160.  私が女になった日 《ネタバレ》 
イラン製のオムニバス。第一話『ハッワ』、9歳の誕生日を迎え女になるハッワは、彼女にチャドルを被せようとする母や祖母とは裏腹に遊びたくて仕方がない。そこで棒を地面に立たせその影が消えて無くなる昼までに帰ってくるという約束で、遊びに出かけたハッワだったが…。イランの戒律をテーマにしたユニークな小品。劇中での一時間という制約とは裏腹に、世間の忙しい時間を忘れさせてくれるほのぼのとした可愛らしい一編です。第二話『アフー』、ひたすら馬と自転車で走り続けるフルスピードな作品。これぞまさにノンストップ。そもそも何故彼女があんなに必死に自転車を漕いでいるのか分からない、どうやら家族から逃げているらしいが…そんなことはどうでも良い。普段から愛用している同じ自転車乗りとしては、ただ単純に走るという行為自体が共感できるものがありました。ラストは悲しい、それでもカメラは止まることなく走り続ける。第三話『フーラ』、荷物運びに精を出す少年たち。どこかから入ってきた遺産で次々と欲しい物を買っていく老婆、しかしどうしても一つだけ欲しい物が思い出せない。思い出せないって、一目瞭然なんですけど(笑)。家庭用品一式が海辺にポツンと並んでいる光景からしてシュール、そもそも何にも無い海辺でどうやって掃除機や洗濯機を作動させているのか。ここに来てようやく三本の物語が一つに繋がっているということを知り脱帽しました。「何か映画を観たいけれど、なるべく面倒臭くないものが良い」という方にお薦めです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-06-10 18:48:56)
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