141. ハウルの動く城
ジブリの中ではいまいちな方に入るかなぁってのが見たあとの正直な感想。見る側の人間の想像にまかせる的な謎は正直この手の映画には多くある必要はない気がしてしまうのは自分だけ?でもなんとなくすがすがしい気分にもなれる映像に7点 [映画館(字幕)] 7点(2007-05-02 15:32:14) |
142. バタフライ・エフェクト/劇場公開版
導入部から中盤では難しい映画になってるなーという感覚はあったけど、目を離せない引き込まれていく展開は秀逸。ただラストはせつない。傷つけるのならば出会わない選択をする、、色々考えさせられましたね。DVDの特典映像に他2パターンのエンディングがあり、興味深かった。 [DVD(字幕)] 8点(2007-05-02 15:31:33) |
143. いま、会いにゆきます
いい映画だとは思います。いいお話だと思います。よくできたラストだと思います。でもそこまでです。感じ方は人それぞれだろうけど、一生心に残るような作品ではなかったって思います。最後のオレンジレンジがあわなすぎて更にマイナス1点でm( _ _)m [映画館(字幕)] 7点(2007-05-02 15:30:31) |
144. レクイエム・フォー・ドリーム
スリリングでショッキングだけど、後味は悪くない。何故か?繊細なカメラワークや、視覚効果も気持ち悪くない。何故か?練りに練られた秀逸な脚本と監督に拍手。 [DVD(字幕)] 8点(2007-05-02 15:29:30) |
145. マルホランド・ドライブ
難しい映画か?いや、難しくはない。音楽と同じように、感じる映画であり、正解を導き出すことに執着する人もいるだろうが、エンターテイメントの1つのありかたとして、捉えるべきではないだろうか?デヴィッド・リンチのメッセージは「正解を導き出してみなさい」ではなく「感じる感性を持ちなさい」ではないか。もちろん万人が違う解釈をするだろうし、友達とあーじゃない、こーじゃないと言い合うのも楽しいだろう。何度も見て何かを確かめたい人も多いだろう。だがしかし、本作は最後に象徴的な言葉で幕を閉じる。「お静かに」 [DVD(字幕)] 8点(2007-05-02 15:28:54) |
146. ストレイト・ストーリー
心温まるロードムービー。仲違いしてしまった兄に会うため、脆弱なトラクターでゆっくりと兄のもとへ向かう。老いるとは何か。そんなこともテーマのひとつだと思うが、劇中で「老いて一番嫌なのは?」との若者の問いかけに対して「若い頃を覚えていることだよ」とリチャード・ファーンズワースの無垢な目が答える。この言葉とともに永遠に心に残る作品だろう。 [DVD(字幕)] 7点(2007-05-02 15:18:36) |
147. モンスターズ・インク
ニャンコ!!(吹き替えではどーなってんのかな?)自分の趣味ではないけど、DVD買っても損はないかもって思えたかな。 [映画館(字幕)] 8点(2007-05-02 15:12:16) |
148. シンデレラマン
実話モノに弱い自分としては実話でなければ6点である。映画としては6点。それが全てかもしれないが、脚色をあえて濃くしすぎないようにしたのであれば、納得の出来である。ボクサーを支える家族愛、特に妻の存在はもっと生々しく、もっと悲惨なものでもあると思うが、レニーゼルウィガーの好演とともにわざとらしくなく、うまく描かれていると思う。実話であるがために、抑揚に欠けるストーリー展開だと感じてしまったのかもしれないが、実話であることに強大なメッセージ性があることも確か。おとぎ話ではない、真実のストーリーがここにはある。 [DVD(字幕)] 7点(2007-04-28 01:40:34) |
149. 靴をなくした天使
さえないコソ泥が起こした奇跡の救出劇(安心感・安定感のあるダスティンホフマンの演技力)を中心に展開するサクセス?ストーリー。これは映画だが、実際の世界、マスメディアもこんなものなのでは?と思うとゾッとさせられるが、とてもうまく話の成り行きが構成されているというか、ありきたりのハッピーエンドとは違う、すがすがしい終わり方である。アンディガルシアと2人並んで座ってる時、リポーターが全てを知った時、息子に全てを打ち明けた時の、爽快感は格別であり、ユーモラスである。 [DVD(字幕)] 7点(2007-04-28 00:10:03) |
150. ふたりにクギづけ
結合双生児というやや重たくなりそうな題材だが、楽しく、微笑ましく、清々しく描かれてると思う。気になったのは"ふたりにクギづけ"という邦題。やや納得がいかない。見た感想から推測すれば、原題"StuckOnYou"の方がしっくりくる。 [DVD(字幕)] 6点(2007-04-23 11:03:17) |
151. オーロラの彼方へ
ありえないおとぎ話としては最高ランク。ラストはちょっと鳥肌が立つぐらいうまくできすぎてるが、たまにはこういうできすぎたお話もいいのでは?「映画」だしね。 [DVD(字幕)] 6点(2007-04-23 10:54:06) |
152. フラガール
ちょっと軽い出来になってしまってる気がしたのは気のせいだろうか?炭鉱を舞台とした映画、人間の成長を描いた映画、実話を元にした映画・・・。もっと重厚で考えさせられる内容だと(勝手に)思っていただけにやや肩透かしをくらった感はある。楽しめたが、やや物足りなさが残った。 [DVD(邦画)] 7点(2007-04-19 01:57:13) |
153. グッドフェローズ
スコセッシつまらない。実話なのにつまらない。何で映画にした意味があったのかが、どこにも見えてこない。映像も足りないし、音楽も足りない。 [DVD(字幕)] 5点(2007-03-06 20:55:05) |
154. 日の名残り
自分が未熟なのもあるのか、やや共感しにくい面が多々ありますが、奥に秘めた恋心や、何があってもプロとして仕事に徹する姿は心打たれます。自分がもう少し歳を重ねた時、もう1度見てみたらいいかもしれません。娯楽要素を求めてしまいがちですが、娯楽要素がないからこそ、崇高なラブストーリーにしあがってるんでしょうね。音楽は綺麗でアンソニーホプキンスの演技も好きです。ただ、やはりもう少し抑揚が欲しかったです。語らないからこその美しさをもっと理解できる大人になれるよう頑張ろ笑。 [DVD(字幕)] 6点(2007-03-02 03:21:48) |
155. “アイデンティティー”
導入から飽きさせない展開は秀逸。すぐに引き込まれ、目が離せない展開だった。大量殺人が進んで行く中、誰が犯人かという答えを導き出させようとするが如く、ストーリーは加速していく。オチの部分も鳥肌が立つような感覚に捉われ、好感がもてる。映画というモノの楽しさを再認識させてもらった。また見てみても面白いかもしれない。期待以上だったし、後味も悪くない。よく練られた脚本であると思うし、楽しい。 [DVD(字幕)] 7点(2007-03-02 01:51:50) |
156. 私の頭の中の消しゴム
50回目のファーストキスを見た後だったので、淋しい結果に。点数のつけようもなければ、もっとこうしたらという所ばかり目立ってしまった。特に終わり方に失望。普段は字幕で見る自分が、韓国映画なんて吹替でもいいだろと思った点で、印象には残りそう。 [DVD(吹替)] 5点(2007-02-17 19:10:39) |
157. それでもボクはやってない
後味は良くないが、嫌いではない。ただ、万人とはやや解釈が違うかもしれない。日本の裁判制度における問題点が描かれていて、観た人は冤罪に対して、「ひどい」とか「そんなのおかしい」と思うかもしれない。でも実情は映画そのままであるべきであると自分は思った。主人公の目線からのみ本作を見れば、ひどいと思うだろう。おかしいと思うだろう。でも、客観的に観たらどうか?裁判官が主人公なら?被害者が主人公なら?法廷の中だけで立証されたことだけが全てなのである。加えて自分はそんな裁判制度にだけ焦点を充てた脚本に心動かされはしない。メスを入れるだけでなく、人間の心を揺さぶりたいのであれば、(裁判制度を問う映画であり、監督がそうしたいと思わなかったのかもしれないが)ラストで主人公が「ホントはオレ、やったんだけどね」と嘲笑でもしてほしかった。そのへんが良くも悪くも「日本映画」なんだろう・・・。もちろんそんな期待をする自分はひねくれているのかもしれない。ただ、映画として飽きさせない展開であり、強大なメッセージ性も持っているので、及第点。でも、重ね重ね、ラストにドンデン返しがあったら鳥肌モンだったのにナァ・・・。 趣旨が変わっちゃうかもしれないけど、ドキュメンタリー番組が観たいんじゃないし、映画ってそういうものなんじゃ?これじゃマジメすぎる! [映画館(邦画)] 7点(2007-02-15 22:12:14)(良:1票) |
158. 天国へのシュート
初めてかもしれないオランダ映画。出来がとてもよかったとは思わないし、無理矢理なストーリー展開でもあるが、サッカーファンとして、ガリンシャ、クライフ、ファンバステン他、名前が出てくるだけで鳥肌が立つって状況は、映画ではあまりないので楽しめた。逆に言えばガリンシャ及びサッカーを知らない人には単なる苦痛かも?笑。 [DVD(字幕)] 6点(2007-02-08 20:12:29) |
159. 岸和田少年愚連隊
ナイナイの熱演ももちろんですが、要所要所に織り込まれた、横柄で暴力的な笑いのセンスや、固定観念に捉われないメッセージ性も、やりすぎ感が漂いながらも温かみを感じることができる。その全てが映画を見る側の人間を楽しませようとしてくれてるように、素直に感じられる人間味あふれる作品。 [ビデオ(邦画)] 8点(2007-02-08 20:03:21) |
160. キング・コング(2005)
野獣か動物か。普遍的に描かれる人間とキングコングの心の触れ合いを軸に持っているが、近代SF超大作として、CG技術を初めとした映像は迫力満点。ただ、個人的には無理矢理だなぁと、ちょっと嘲笑せざるを得ない展開だった感は否めない。もちろん、映画とはそういうものであり、物語とはそういうものであるので、これを見ようと思った段階で、最高の得点は7点あたりだったのだろう。必要なかった中途半端なラブストーリー的要素に-1点。 [DVD(字幕)] 6点(2007-02-05 05:39:24)(良:1票) |