141. リプリー
暗~いラストがたまらなく良い。グウィネス・パルトロウはあまり好きでないが,この作品に限っては◎。『太陽がいっぱい』と比較するのは残酷な気もするから,これはこれで良しとする。 7点(2003-11-30 21:21:09) |
142. グラディエーター
マキシマスの生命力に感動!バッサバッサ切り裂く剣の重たさ,埃っぽい血生臭さがリアルに感じられるほどの美しい映像だった。ストーリー的には無理のある点も見受けられるが,細かい点を突っ込む気になれないほど,剣闘士の身で終えたマキシマスの「ドラマ」に引き込まれた。 8点(2003-11-30 20:59:27) |
143. サタデー・ナイト・フィーバー
ジョン・トラボルタはまるで別人。大好きな「ニッカ~!」って感じの笑顔にはちょっと面影があるものの。ステファニーのイキがる姿,トニーの厭世観に若者特有の痛々しさを感じる。人に認められるのはうれしいと感じるし,傷のなめ合いができる仲間も必要だと思う反面,強い自分を確立したいという思いや自立への焦燥感にも共感する。 7点(2003-11-30 18:59:38) |
144. 男が女を愛する時(1994)
この作品での「愛」とは,家族としての「愛」ではないということ?それがよく分からなかった。男女の「愛」は難しい。。。 5点(2003-11-27 23:16:47) |
145. ターミネーター
本作を勧めてくれた人が,「シュワちゃんではなくなった(機械だけのターミネーター)瞬間に動きがカクカクになってしまうのが笑える」と言っていた。20年前の技術では仕方ないんだろうけど,たしかにその点は面白かった。ずっと興味を持っていなかった作品だが,今はかなり気に入っている。 7点(2003-11-27 23:06:00) |
146. となりのトトロ
主題歌?をアレンジして,エレキバージョン(風)で唄うと気持ちが良い。高校生のときロッカーに入れておいたトトロのぬいぐるみが盗まれてしまい,ちょっと問題になったのが懐かしい。 5点(2003-11-27 22:54:10) |
147. 普通の人々
主人公の二人の女友達との絡みがとても印象的。全編通して胸騒ぎを覚える作品だった… 家庭(父親)という居場所があったことが唯一の救い。ラスト・シーンには泣けてきた。このお話が終わってホッとしたのかも。 8点(2003-11-27 22:48:02) |
148. バスケットボール・ダイアリーズ
演技は確かに素晴らしい。でもストーリーが平坦で面白味に欠けていた感じがする。『太陽と月に背いて』でも,レオは詩人だったな~。 4点(2003-11-27 22:34:52) |
149. ペイ・フォワード/可能の王国
善いお話だとは思うけれど,それほど心には残らなかった。ただ,「個人」がドンドンと拡散して行って収拾がつかなくなった社会に向けて,なかなか良いメッセージを発しているようにも思う(ちょっとクサイけど)。 6点(2003-11-27 14:01:48) |
150. JM
何を間違ったか,映画館で観てしまった(-_-;) 一緒に観た姉と,予告編でやっていた『ショーシャンクの空に』を「絶対観よう!」と誓って退場。このころキアヌだから,まさか… と思った自分が甘かった。この作品では「映画館で観るものは必ず事前にチェックすべき」という教訓を得た。 2点(2003-11-27 13:56:18) |
151. スライディング・ドア
「ものすごく普通の映画だな~」と思ったので点数はこれが限度。しかし,大多数の人が人生で何度も直面する忘れがたい「選択」のシーンと,それに伴う「後悔」や「開き直り」や「確信」を,無難ながらも上手に表現できていると思う。 8点(2003-11-27 13:48:16) |
152. アポロ13
映画館で観た時は激しく感動した。前段のゲイリー・シニーズの降板あたり。ケビン・ベーコンはこの作品から好きになった。ノン・フィクションゆえの障壁は多々あっただろうが,全体としては程よい加減で調和が取れているように私は思う。 7点(2003-11-27 13:29:56) |
153. 北京の55日
投稿数,もう少しあるかと思ったら少ないですね~。父のコレクション『世界映画音楽』というレコードにあった「北京の55日」を,小さい時によく聞いていたので,ストーリーを早く理解できるようになりたいと願っていた思いで深い作品。英語も知らないのに「♪fifty five days at peking!」なんて唄っていたな~。内容的には,時代背景を押さえていないと理解できないと思うが,ラストは切なくてカッコいい(と思ってしまった)。 6点(2003-11-27 01:42:17) |
154. ピアノ・レッスン
ピアノって湿気を嫌うから,「海岸のピアノ」が冒頭から不憫に思えて仕方なかった。でも最後にはザブーンしちゃうんだったら,そんなに気にすることもなかった。指詰めシーン,迫力あって◎。 8点(2003-11-27 01:16:52) |
155. 赤ちゃん泥棒
「赤ちゃん」や「小さい子」があまり好きではないのでタイトルで引いていたが,内容は意外と面白かった。ホリー・ハンター,こういう役ピッタリだな。 5点(2003-11-26 13:13:29) |
156. グリーンマイル
かなりズレた感想になってしまうけれど「人間って,こういうやり方だとなかなか死に切れないんだな…」ということが最も印象的だった。毎日自分が普通に生きていることを「奇跡」に感じていた私だが,この作品の死刑シーンを観ることによって「生命の尊厳」をリアルに認識した。そして自分自身は… 戦闘シーンなどでの大量殺戮をはじめ,バーチャル・リアリティの世界を見慣れてしまっている世代の一員であることを実感した。 6点(2003-11-26 13:09:56) |
157. ジュラシック・パーク
こういう作品こそ,映画館で観るべきだった。。。 6点(2003-11-26 12:59:35) |
158. セブン
怖い話だと聞いていたので長い間観るのを避けていたが,もっと早く観れば良かったと後悔した。こんな素晴らしい作品だったとは!こういうサスペンスを思い付く頭が羨ましい。ケビン・スペイシーはすごいな~。犯人役での役得ってこういうことかと思った。 9点(2003-11-26 12:55:50) |
159. 日の名残り
「切なさ」の極みを感じるものの,「職」に殉じるお話はあまり好きではない。「職」が人間を侵食してしまうという捉え方では,観方が甘いのかもしれないけれど。青臭いこと言ってますかね。。。アンソニー・ホプキンスは素晴らしかった。 5点(2003-11-25 19:23:11) |
160. ネル
ネル独特の言語を作り出したり,(ネルのような生命体が)人間社会と初めて触れ合う場面をリアリティをもたせて想定したり… ジョディ・フォスターを筆頭に,この作品の製作陣の熱意が伝わってくる秀作ではないかと思う。昨年,ヴィゴツキーの「言語習得(獲得)過程」の勉強をした時に,真っ先に本作を思い出した。ストーリー展開を細かく追いながら,ネルの表情の変化をもう一度よく見てみたい。 8点(2003-11-25 19:00:41) |