Menu
 > レビュワー
 > 南浦和で笑う三波 さんの口コミ一覧。8ページ目
南浦和で笑う三波さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 210
性別 男性
年齢 62歳
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011
投稿日付順1234567891011
変更日付順1234567891011
>> カレンダー表示
>> 通常表示
141.  恋するための3つのルール
ヒューの出演作はこれを含め4本しか観ていないので、確としたことはいえないのですが、イギリスが舞台で、市井の普通の人々が脇役で出ていないとこの役者は活きないのかな、という気がしてしまいました。主人公がオークション会社の雇われで、その婚約者がマフィア関係者の娘という設定は悪くはないのですが、面白いとは感じられませんでした。多分、主人公の役柄がそんなに優柔不断でないところがそう思わせる原因なのかもしれません。
4点(2004-03-29 03:06:38)
142.  地上最大のショウ
御都合主義的、展開が強引、女の描き方が馬鹿っぽくみえる、サーカスの説明が多い前半部分がかったるい、など、ストーリーについて穴を見つけるのはたやすい。また、古い映画のため、事故の場面も「カサンドラ・クロス」よりもさらに見劣りがする。しかしながら、それを補って余りあるほど、主な登場人物が粋で、 無性に意地っ張りで、しかもカッコイイ。名科白と名場面のオンパレード映画。ブランコ乗り同士の意地の張り合い、セバスチャンが荷物を取りにきたときの言い訳、道化が真剣に治療をしているときの、座長とセバスチャンのやりとり、刑事が道化に握手を求めるところ、などなど、いちいち書き出していけばキリがな い。見終わった後、浮かんだコトバは「芸人魂」の三文字。人を楽しませるための「芸人魂」とはどういうものかが、見事なまでに描かれていた。
9点(2004-03-28 00:40:07)(良:2票)
143.  ベニスに死す
主人公のキャラクターは、自分からは遠いが、全く共感できないかというとそうでもない。この映画の成否は、タッジオが初めて登場したときに美しいと思えるかどうかで決まる。私には美しい少年に思えた、というか、はじめは美少女かと間違えたくらいだったので、そのまま主人公にすんなりと感情移入できた。ベニス駅にきっちり荷物が着いていたらグスタフはそのままミュンヘンに帰っていたのだろうから、運命の偶然とは恐ろしい。
8点(2004-03-26 19:04:42)
144.  シンシナティ・キッド
スタッドポーカーをやったことがあるかないかでまったく趣が異なる映画。最後の手の組み合わせは、めのこで勘定してざっくり4900万回に1回の出来事。大勝負中の大勝負。いつのまにか自分の部屋がラファイエットホテルのプレーイングルームになり、町の人々と一緒に二人の勝負を息を詰めて見つめている自分に気づく。ものすごい緊迫感。「十二人の怒れる男」の、陪審員の顔をひとりずつアップで順繰りに映していく手法と似た撮り方が抜群の効果だった。 
8点(2004-03-26 11:17:34)(良:1票)
145.  フィラデルフィア物語
ケーリー・グラントとジェームズ・スチュワートが共演しているのが珍しい。キャサリン・ヘップバーンは若い頃から演技がうまかったのもわかる。ただ、この脚本、最初は舞台で当たりをとり、映画も当たったようなのだが、どこがそんなに当時の観客を惹きつけたのか全くピンとこない。ヒロインが、翌日記憶が飛ぶほどまで酔っ払ってしまう話は、好みでない。
5点(2004-03-24 19:03:07)
146.  ゴシカ
幽霊モノとしては、結構オーソドックス(怨みを晴らすために幽霊が出てくる、という意味)な展開なので、思っていたよりも見られる映画だった。しかし、幽霊が出てくる場所やタイミングの必然性が全くといっていいほど考えられていないのが、潔いといえば潔いのだが、やっぱりもうちょっと考えて作ってほしい。女の人が車を運転するシーンが妙に記憶に焼きついてしまう私としては今日からしばらく寝床でうなされて、観たのを後悔することになるかもしれない。 
5点(2004-03-23 19:33:09)
147.  レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
原題は Once Time Upon A Time in Mexico というらしいが、どういうわけか携帯電話が登場する現代の話。どれだけ血が流れても、何人死んでも私としては一向に構わないが、この手の勧善懲悪モノは、見終わったときにスカッとした気分になれるかどうかが勝負だと思う。これはスカッとしなかった。鎖で繋がった男女が高い建物から、その繋がりを活かして逃亡するシーンはなかなかアイデア賞ものだった。
3点(2004-03-23 19:28:34)
148.  トプカピ
小さいころ「アリババと四十人の盗賊」などを読んで、将来は大泥棒になろうと思ったことが一度や二度ではない人は結構楽しめる映画。また、グランドバザールやトルコ国技のオイルレスリングなどが見られるイスタンブール観光映画でもある。物語は、大帝国時代を謳歌したオスマン・トルコの秘宝が収められたトプカピ博物館の、施錠されたガラスケースの中に展示されている大粒のエメラルドをどのように盗み出すか、という話。もちろん、当時の最先端の警報装置で守られて、床上から近づいて盗み出すのはまず不可能という設定である。アニメや小説ならば、自然科学の法則に反しているような盗みの手口も可能だが、映画なのでそれは許されない。ホールドアップや、爆薬などを一切使わずに、ブツを盗み出すシーンは、まるでサーカスのようで、泥棒映画中の名場面。大仕事を一緒にやれる仲間がいるのは素敵なことだ。ロープにつけた蛍光塗料の目印が視覚効果抜群だった。
7点(2004-03-22 11:27:59)
149.  まぼろしの市街戦 《ネタバレ》 
もちろん戦争を皮肉っている。あと、フランスは王制を終わらせてしまった国だが、自由になった精神病院の患者たちが築きはじめたのが共和国ではなく王国であったということは、フランス革命自体も皮肉っているのではないかという気がして面白く観ることができた。作り手がアンデルセン童話の「裸の王様」に着想を得たのかどうかさだかではないが、ある意味で、完全に「裸の王様」という話になっていた。
8点(2004-03-18 13:56:44)
150.  風と共に去りぬ
普通にレビューしようと思ったのですが、書きたいことが既に十分すぎるほど書かれてしまっているので、実用面についてちょっとだけ。この作品、実はダイエットをやめようかどうしようか迷っていて、やめる方向に背中を押してもらいたいときに最適の映画です。ばかばかしくてダイエットなんかやってられるか、という気分になれること必至です。昭和の昔、この映画の劇場帰りに、あんみつをおかわりした乙女がかなりたくさんいたのではないかと私はにらんでいるのですが、、、。
9点(2004-03-09 01:23:33)
151.  ダイ・ハード
アクションシーンだけなら「ベン・ハー」の戦車競争や、「駅馬車」の応戦場面の方がはっきりいって一枚上。アクションがウリですが、それだけの映画ではありません。皆さんは、大人になってから、損得抜きで一生涯つきあっていける友達に何人出会ったことがあるでしょうか。正直、私は少ないです。ラストシーンを見るまでもなく、この映画は、そんな友達に偶然出会えたことの素晴らしさが謳われています。だからこそ心に残る名画なんだと、私は思います。
10点(2004-03-08 11:45:02)(良:1票)
152.  明日に向って撃て!
冒頭「これは実話に近い物語である」と訳された英語フレーズだけの場面がある。男の主人公二人の役柄は確たる根拠はないが実話に近いのだろうと感じる。では実話に近くないのは一体何か。私はエッタの役柄だと思う。整理してみるとこの作品の時代背景の19世紀の女性とは思えない。学校の先生という職業をもっており、どうやら一人住暮らしできるほどには経済力があって、外国語であるスペイン語をしゃべることができる26歳の独身女性として描かれている。すなわち今の言葉でいえば、キャリアウーマンであり、自立した女性である。そう考えるとサンダンスとベッドを共にしたその朝にブッチと自転車遊びをしていいムードになってしまうほど奔放なのも、結婚とかを言い出さずにボリビア行きを即決するのも、また、行く先見込みが無いと悟ればあっさりと男を捨てられるのもエッタが男に依存しなくても生きられる現代女性の象徴とみればすべてが腑に落ちるのである。まったく手強い映画だ。(以下2004/3/7追記)エッタ以外のことも少し。この作品がわれわれの心をうつのは、平家物語だから。おごれるものは久しからず。二人はどうみても「落武者」です。壇の浦が現代まで日本人の間で語り継がれてきたように、このラストシーンも、映画ファンの間でずっと語り継がれていくことでしょう。
9点(2004-03-07 09:54:21)
153.  引き裂かれたカーテン 《ネタバレ》 
「たまやー」「かぎやー」「なりこまやー」など、「やー」で終わるコトバを群集の中で勇気を出して大声で叫ぶのが快感であることを子供のころに覚えた。とても気持ちがいい体験だった。だが、この映画のマネだけは、やったことがない。本当にあんな絵に描いたようなパニックが起こるのかどうか、実験してみたい衝動に今でも駆られるが勇気が出ないでいる。いや、勇気なんか出さなくていい。それが大人というものだ。
7点(2004-03-03 10:45:42)
154.  チャップリンの独裁者 《ネタバレ》 
断言するが、これはコメディではない。あえていえばニュース映画。彼はなぜ、6分間ものベタな長演説をぶったのか?笑いの作り手として世界最高峰にあった彼が、あの長演説が観客に野暮ったく聞こえることをわかってなかったはずがない。また彼は、あの演説を披露したところでヒトラーを止められないことも百も承知であった。ではなぜあの6分間のシーンをわざわざ撮ったのか?きっと「練達のコメディアンがコメディアンの文法を使わず、真面目なことを正面玄関から言わなければならないようになったときは、事態は取り返しのつかない深刻な段階まで進んでしまっている」ということをニュース映像として後世に残しておきたかったのだと思う。すなわち、練達のコメディアンがコメディアンらしく振舞える段階はまだ望みがあるが、そうできなくなってしまったときは、悲劇的な結末が待っているだけ、ということがこの映画のメッセージなのだ。今、日本のコメディアンは、まだまだ充分コメディアンしていられるように私には感じられる。ただ、彼らが、チャップリンほどの「練達な」コメディアンかどうかについてはあまり自信がもてない。そこが怖いところではある。
10点(2004-03-03 03:27:58)(良:3票)
155.  ラブ・アクチュアリー
とにかく悔しい。今日まで日本人として生まれたことを良かったと思ってきたが、この映画だけはイギリス人として観たかった。共同記者会見の場面の「やってくれたぜ、プライム・ミニスター」感などはどうしたってイギリス人のほうが入りこめる場面。というわけでこれは国粋ラブコメ映画(こんな言葉あるのか?)の大傑作。乳首が映ったとかどうとかで大騒ぎしている子供の国とは俺たちは全然格が違うのだよ、とでもいいたげなのがビンビン伝わってきて可笑しい。普通、ラブコメというのは、観る人の境遇を選ぶものが多いが、これについては、今、自分がハッピーであろうとなかろうと、とにかく一人は感情移入できる人物が登場するつくりになっているのがうまい。外国の女に求婚するのは、現地の言葉を習得してからというのも、米国人に対する皮肉になっているような気がした。ビデオになったらじっくりと再見したい。 
10点(2004-03-01 17:17:27)
156.  I am Sam アイ・アム・サム 《ネタバレ》 
今日はじめて鑑賞。これほど他人がどうレビューしているか気になった作品は珍しい。予想通り百花繚乱の模様。自分の中でも途中まで結構点数が上下したが、あ、コレは結局、ミッシェル・ファイファー演じる銭ゲバ弁護士が、与太郎と関わっているうちに、「仕事をするのは金じゃねえぜ、心だぜ」という、江戸っ子の心意気を思い出すというストーリーの落語なんだと割り切ったときから俄然面白く観ることができた。そう思ってみていると、馬鹿野郎、乗りかかった船じゃねえか、ここであきらめたら江戸っ子の名折れだ、てなところがあり、そこで期待通り引き返してドアを思いっきり蹴破るシーンなどは、そうでなくっちゃいけねえぜと、拍手喝采の名場面。与太郎噺は耳で聴いて頭の中で想像しているほうが楽で、映像を見せられるのは結構シンドイかなとも思ったのだが、そんなでもなかったということでこの点に。 
8点(2004-03-01 01:00:04)
157.  デーヴ
ラストは延長戦も含めてキマリすぎるくらいにキマッている。完璧。文句なし。ただ、どうしてもマーク・トウェインの小説「王子と乞食」と比べてしまい、この脚本を傑作と素直に評価できない自分がいる。思うに、最高権力者でこの手を使ってしまうと、いきなり普通の人がオールマイティを握りすぎてしまって、遊びがなく、展開が生々しくなりすぎてしまう。小説の方は、王子という、王位継承者ではあるが、まだ実際には政治を執り行っていない段階の役柄を取り替えたことで、読む側が、心の余裕をもって楽しめる作りになっていた。アメリカの作家であったマーク・トウェインが、あのプロットを「大統領と乞食」ではなくイギリス王室の「王子と乞食」という話としてまとめたのは、案外そんなところなのかもしれない。
7点(2004-02-27 17:54:51)
158.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 《ネタバレ》 
特にこのシリーズには思い入れもなく、優待券を使わないと損だからという理由だけで昨日消化試合的態度で鑑賞。大団円に向っているのは、始まる前からばればれなので、どんなにフロドが危機的な状況に陥ってもどうせ助かるのだろうなという冷めた目でみておりました。ちょっと見せ所がたくさんありすぎるのですね、この映画は。それでこちらの感覚が麻痺して、却ってストーリーが平板に感じられてしまう。ま、フロドが指輪を最後どうするかの場面は思いっきり星飛雄馬になっていたし(なかなか投げない、眼の光りがコワイ、周りで火が燃えている)、ドリンク剤のCM「ファイト、一発」な場面も見せてくれたし、戦闘シーンまっただなかで、「人間(man)には俺は倒せない」「アタシは男(man)ではない」などという超ベタな駄洒落の仕込みをさせてもくれたので、収穫が全くなかったわけではありません。
5点(2004-02-27 09:38:53)(良:1票)
159.  ドラッグストア・ガール
初めて田中麗奈が出ている映画を観たが、凄い。これだけ無茶苦茶で荒唐無稽なストーリーでも、彼女が主役ならすべて許してしまえるくらいのオーラを感じる。この作品が彼女のキャリアの疵となるのか、転換点となるのかわからないが、個人的にはコメディを今後もやってほしいと思う。柄本をはじめとする男優陣の芸達者ぶりは予想通りであったが、目をひきつけられたのは余貴美子。接客が苦手な薬剤師の役作りは流石であった。二の線で十分いける容貌をお持ちであり、かつ、もういいお歳でありながら(1956年生まれって信じられる?)、一種キワモノ的な役を嬉々として演じてくれる女優はまことに珍しく、貴重である。
7点(2004-02-26 19:59:25)
160.  チャップリンの黄金狂時代
抱腹絶倒まちがいナシ?いえいえ、空腹絶倒な映画でした。
8点(2004-02-25 10:36:39)(笑:2票)
000.00%
100.00%
231.43%
320.95%
4115.24%
5136.19%
62813.33%
74923.33%
84621.90%
93617.14%
102210.48%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS