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しまうまさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 185
性別 男性
自己紹介 フツ~の映画好きのおっさんです。戦争映画が割と好き。でも、アクション物からロマコメまでなんでも見ます。

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141.  モンスター(2003)
申し訳ない。いまひとつでした。期待して行ったんだけど、うるうるの「う」までも行かなかった。…確かにアイリーンの境遇は不幸であるけれども、あそこまで自暴自棄に生きる姿に共感できなかったというか。逆に「強い精神力を必要とする」とアイリーンが言う仕事ひとつで少女の頃から生きてきた「たくましさ」を彼女の持つ強さとして認める気持ちになったから、哀れに思うとか同情する気持ちは浮かばなかった。ラストの台詞は胸に響くが「同情なんかするなよ。馬鹿野郎」というアイリーンの独白と感じた。デブでブスで13歳から売春で生活して、どこへも逃げることもできず、自分を傷付けるままに任せてきた、しかし、それでも人生の探し物を最後に見つけたアイリーン。間違った生き方ではあったが、「強く生きた」とは言えるのではないだろうか。だけど……無粋を覚悟で書きますが、イラクやイスラエルでは子供の頃に両親を殺され、復讐のためだけに爆弾を抱いて自爆する人生が、この現在に、モンスターではない多くの人たちにあるわけで。セルビーに出会う前のアイリーンなら、立ち直れたはずだと思う。映画のストーリーなのにこんなこと書いても意味ないのは分かってるんですが。
4点(2004-10-31 21:30:37)
142.  ディープ・ブルー(2003) 《ネタバレ》 
癒し系の映画かと思って久しぶりに女性の友達を誘って行って失敗した。アザラシの子供が空中に放り上げられて食われるシーンでいきなり「……」無言に。サンゴ礁同士がじわじわお互いを浸食して「共食い」するシーンでは思わず「何かひりひりして痛そう…」。深海に住んでる小さな電球みたいな魚はかわいかったかな。でも、ひたすら「食う」「食われる」の展開にどんどん空気は気まずく…。カップルで見に行って楽しい映画ではないかも、です。ずいぶん前に見た「アトランティス」って作品は同じようなスタンスの映画だった記憶がありますけど、魚がダンスしていたり、結構楽しかったですよ。
4点(2004-10-06 19:45:02)
143.  サラマンダー
映画館で見てしまった。マシュー・マコノヒーがムキムキになってて、最初、誰だか分からなかった。ドラゴンは迫力あったけど、F15でも勝てないんですかねえ。大きな網みたいなの持って飛び降りる戦法やRPGみたいなロケット弾で闘っていたけど、ちょっとミリタリー関係が好きな私はドラゴンと戦闘機や戦闘ヘリが派手な空中戦やるようなシーンを期待して行ってしまった。予算が足りなかったのかなあ。
4点(2004-10-06 18:32:33)
144.  バイオハザードII アポカリプス
前作は見たけど、これのゲームはやってません。という立場での感想ですけど、身も蓋もないですが、何だか「ゲーム」っぽい映画だ。前作は狭い研究所内から脱出する、という状況設定があるから緊張感があったが、今作は話のスケールを広げた分、設定に無理があるような気がする。私がもし指揮官だったら、M1戦車か戦闘車両とアパッチ攻撃ヘリ(かそれに近い装備)でゾンビを一網打尽にする。機関砲で撃てば、頭を狙わなくても人間の体は粉々になる。博士の子供の場所が分かってるなら、ヘリで降りて救出に行けばいいし、改良型(?)アンデッドの戦闘能力を計りたいのなら、わざわざ街ひとつをぶっ壊して、なおさら戦術核で焼き尽くす必要はないだろう。こんなことを書くのは無粋なんでしょうが、わざわざ闘うために場所を設定しているような感じで、まさに「テレビゲーム」みたいに見えてしまった。それと、ミラの戦闘アクションは訓練の割にはカメラが近すぎるのかカット割りのせいなのか、それともミラ本人が闘っている(スタントを使っていない)ためなのか、あまり強そうに見えない。マトリックスのキャリー・アンやX-MENのレベッカ・ステイモスの方が格好良かった。
4点(2004-10-01 13:42:18)
145.  ヴィレッジ(2004) 《ネタバレ》 
恥を忍んで書きますけど、最初、この映画の「オチ」が分かりませんでした。それは、とにもかくにも映画の中の舞台設定が「1800年代の村」に見えなかったから。で、パンフレット買って読んでみて、「舞台は18○○年の村…」とあったので、「ああそうなのか。あれ? でもあの目の見えない彼女が外に出た時に見えたアレは? 編集上のミス?(冷静に考えるとそんなのあり得ないんでしょうが)」てな感じで、それをそのまま最初のレビューでここに書いてしまった。他の方の指摘で気付きましたけど。ちょっと風変わりなラブストーリーとして楽しめましたけど、オチの方はそんなわけでピンと来なかった。
4点(2004-09-14 11:11:34)
146.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 《ネタバレ》 
過去2作も見ましたけど、だんだんつまらなくなってる気がする。私が原作を読んでいないせいかもしれませんが、今回のは特に話の流れがブツ切れで、まとまりを欠いた印象が残った。シリウス・ブラックが実は悪人ではないのだろう、というのはかなり早い段階で読めてしまう。でも、あの洞窟の中でスネイプとブラックとルーピンがごちゃごちゃと交錯して、ブラックがあっという間にハリーと和解(?)する流れがさっぱり分からなかった。それと、パンフレットを読んだら、ラドクリフ君は「ハリーが反抗期に入ったという想定で演じた」そうですが、今回のハリー君は何だか短気で思い込みが激しく、わがままな奴になった印象です。それに比べて、ハーマイオニーは美人になって、すっかりお姉さん。エマ・ワトソンがハイティーンになってこのシリーズに出られなくなったら、シリーズのスピンアウト作品としてハーマイオニーを主人公にした作品をつくってほしいな。意外にヒットするんじゃないかと思う。
4点(2004-07-16 12:14:54)(良:1票)
147.  シン・レッド・ライン
 書き尽くされてますが…。戦争映画好きなんですけど、入れなかった。主人公? のジム・カヴィーゼルが何を考えているのか最後まで分からなかった。戦争が嫌なのか? 軍隊組織が嫌なのか? 上官が嫌なのか? 人を殺したくないのか? それが伝わらなくて、何だか話がぼけたような気がする。その辺、「部下を死なせたくない」と夜中にこっそり祈ってる大尉さんと、「クソに埋められた気分だ」(だっけかな?)とか部下から反感を買ってることを意識しながらも昇進のために鬼になるニック・ノルティの方が分かりやすかった。ただ、日本人がへたれに描かれてるという感じはしなかった。戦争になって、食べるものも食べられなかったら、あんな風になりますよ。どんな人だって。戦闘シーンは「プライベート・ライアン」を意識したのか、かなり迫力ありました。
4点(2003-12-27 03:47:25)
148.  ミシェル・ヴァイヨン
 モータースポーツ好きなんで、見に行きました。そうだなあ…。「ドリブン」が「モータースポーツを描いた漫画みたいな映画」とすると、この映画は「漫画で描いたモータースポーツの映画」というか。原作が漫画なんだそうですけど、ホントに漫画なんです。モータースポーツ好きから見ると。主人公にちょっと影があってストイックで、パンフにも書いてありましたが、亡きアイルトン・セナに雰囲気が似てるところ(外見でなく)が少し良かったかな。
4点(2003-12-25 21:19:52)
149.  ハプニング 《ネタバレ》 
今回もシャマラン・マジックにはまってしまった。私の場合のマジックとは、「今度こそはおもしろいに違いない」と期待させて、やっぱり裏切られちゃう、というものですが。明らかにお話が破綻してるなぁと思うのは、もし、大量自殺の原因が植物なのだと判明したら、世界中で植物を焼き払うなり大混乱が起きるだろうし、いつまた植物の反乱が起きるか分からないとしたら、人々はパニックに陥ってそれこそ戦争すら引き起こしかねないでしょう。あれだけの人が(植物に)殺されているのに、ラストは「そうか。自然の突然変異だったんだ。収まって良かったね」で終わり。そりゃ普通の感覚からしてあり得んだろう。突然現れて、突然死んでしまうあの怖いおばあさんのストーリー上の必然性もよく分からないし、「つまらない」というのを超えて「脚本が破綻してる」と思うんですけど、どうですかね。
[映画館(字幕)] 3点(2008-08-09 07:59:21)
150.  恋のおかたづけしましョ!
エリザベス・ハーレイは英国では「大根女優」との評価を受けているそうだけど、コメディでは結構好きな女優さん。この作品もきっと毒のある悪女ぶりで笑わせてくれるのだろうと思ったけど、男優がえらい大根に見え、2人の絡みが邦題ほどににはまったく笑えなかった。有名な人なんだろうか。私は全然知らない名前だが、素のまんまみたいに見えるちょっと大物ぶった「ちょいワル中年」の雰囲気の一発演技で、基本的に映画の中でただ台詞を読んでいるだけのように思えた。
[DVD(字幕)] 3点(2005-07-27 11:00:16)
151.  戦国自衛隊1549 《ネタバレ》 
野暮を承知で書きますけど…。的場が時代を作り変えるでしょ。そうると、現代の人はみんな「なかったこと」になっちゃうから「ホール」に飲み込まれると。そうなると、タイムスリップする自衛隊も存在しなかったことになるから、的場もみんな消えてしまうのでは…? 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でマイケル・フォックスが消えかけたみたいに。まあ、いいや。それと、「世界が滅亡しそうな危機」を自分たちの実験の失敗で作り出しておいて、2年間も国内はおろか世界中にひた隠しにして、おまけに闘う上で相手とどっこいどっこいの装備で攻撃に出て(相手の装備が分かってるのに)、ボッコボコにやられて、それで「そうかあ。お前にも守りたいものがあるんだな」って、味噌汁で顔洗ってこい、って思ってしまったんですが。どうせ漫画チックにやるなら、中途半端な説教臭いメッセージなんか入れないで、第3次世界大戦を勝手に起こしちゃって、中国、北朝鮮連合軍と派手にドンパチやるとか、昔の「独立愚連隊」みたいなスカッとするアクションみたいな映画作ってください。
[映画館(字幕)] 3点(2005-06-12 21:24:45)
152.  オーシャンズ12
前作の方がおもしろかった気がするなあ…。ギャグが何だか「楽屋オチ」みたいで見てる方が気恥ずかしくなる感じもあった(ジュリア・ロバーツとブルース・ウィリスの絡みとか)。それにスペシャリスト12人? の集団なのに、何かにつけてわらわら集まって話し合ってるだけで、それぞれが何の特技の持ち主なのかさっぱり分からない。ストーリーは二転三転して楽しめるが、何となく「某インド人監督症候群」(←勝手に名付けました)が感染してる気がする。だって、最後のアレ、ちょっとずるくないですか。あんなんで成功するなら、わざわざ12人も集める必要ないでしょうが。あの父との再会もちょっと強引すぎるんじゃないかなあ…。
3点(2005-01-16 01:44:48)(良:2票)
153.  キャットウーマン 《ネタバレ》 
ハル・ベリーは好きな女優なんだけど…。ストーリーの流れやアクションにスピード感がない。悪役があまり格好良くないし、強くない。全身黒のコスチューム、バイク…と来ると、どうしても「トリニティ」にかぶるし、ビルの谷間を軽々と移動するのは、スパイダーマン…。で、かぶってる分損してるのか、あるいは脚本のせいなのか、いまひとつ爽快感もカタルシスもない。監督がフランス人だからなのか関係ないのか、妙なおしゃれ感があって、女性の自立とか何とか、アクションそのものと関係ない部分が少しうっとうしい。でも、やっぱり一番弱いのは悪役の魅力かなあ…。シャロン・ストーンは良いんですよ。特殊能力を持つ人間離れした戦闘力を持つキャットウーマンと闘うのが普通の人間(大理石の皮膚があるとはいえ…)じゃ、ワクワクしない。アメリカでもヒットしなかったとか。お客が見たいのは、スタイル抜群のブラックビューティー、ハル・ベリーがばったばった悪人をやっつける所ですから。
3点(2004-11-04 00:21:24)
154.  半落ち 《ネタバレ》 
な~んだ。やっぱり、という感じ。何だか薄っぺらいなあ…と見ながら感じたが、自分だけじゃなかったんだ。原作も読んだが、今ひとつ感情移入できなかった。知り合いに白血病で子供を亡くした夫婦がいる。その喪失感は確かに心身に変調を来してもおかしくないほどの重いものだが、それを埋める作業はこの映画が描いているほど簡単ではないんじゃないかなあ。原作者は新聞記者らしいが、仕事で付き合いのあるメディア関係者にもこの映画の感想を聞いてみた。曰く「あの映画通りの事件が起きたとして、ただ『歌舞伎町に行った』というだけで動機を疑うようなことは書けないし、その後、仮に骨髄提供の事実が分かったとして、その青年を追いかけ回すほどの報道の意味はない(梶が必死に隠す意味が分からない)」。つまり、物語の設定にリアリティがない、ってこと。私もまったく同じことを感じた。何だかきれい事ばかり描かれてる、って印象が残った。
3点(2004-10-24 01:53:48)
155.  CUBE2 《ネタバレ》 
こういう、「何か意味ありげなことをほのめかしているんだけど、全体としてはよく分からない」って映画はその世界観に入り込めるかどうかで変わってくるんでしょうが、ラストの軍人(?)の出てくる「ほのめかし」はいかにも陳腐。X-FILEのできそこないみたい。時間や重力の変化もあまり意外性を感じない。もっともらしい全体像の説明がなくても、立方体の移動の規則性なんかに少しずつ気がつき始める「1」の方がだんぜんおもしろかった。もっとひねったオチがないと、「1」で発揮された独自性が失われてしまう。気になっていたんで、ついに借りたけど、途中から早送りモードになってしまった。
3点(2004-07-19 09:51:00)
156.  天国の本屋~恋火 《ネタバレ》 
封切り日の日曜のレイトショーというコンディションで、こんなオヤジがひとりで見に来ているのは少数派…であろうと予測していたら、観客そのものが少数であった。前の方も書いてるようにまとまりがない印象を受けた。違う別々の話をくっつけたせいなのは明らか。ストーリーの中心も死んだ竹内結子と一時的に天国に来たピアニストとの恋なのか、現世に残してきた花火師(香川)との恋なのか、死んだ叔母の思いを受け継いだ竹内と現世に戻ってきたピアニストとの恋の出会いなのかよく分からない。うまく絡み合ってるように見せる工夫がちょっと足りなかった感じ。唯一良かったのは、生きてる方の竹内が叔母の浴衣を着て花火師を説得に行くところ。全体にちょっと濃いめのあらすじを期待してましたが、意外にあっさりでした。
3点(2004-06-07 00:55:38)
157.  ホワイトアウト(2000)
何だか夏のさなかのあつ~い日に映画館で見た記憶があります。「何か涼しそうな映画だな~」と。佐藤浩市はなかなか良かったけど、肝心の織田さんが青島刑事に見えて仕方なかった。それにしても、ダムって、そんなに難攻不落ですかねえ。何だか無理があるような…。警察(キャリア)が間抜けで、でもたたき上げのノンキャリが仕事もできていい人で…。どっかで見たな…どっかで見たな…と考えていたら、あっ、ダイハードの「1」だ! あ~すっきりした! と思ったら、映画は終わってました。そんな感じです。
3点(2004-05-17 22:48:51)
158.  プライド/運命の瞬間
この映画の評価は政治的な思想に左右される面もあるはず。いろんな先入観をもって見てしまう映画でもある。だが、私はこの映画を評価する人もしない人も認めた上でこの点数とします。敗戦国が勝者によって一方的に裁かれる映画として、有名な「ニュルンベルク裁判」という映画があります。若きマクシミリアン・シェルが敗戦国ドイツの弁護士として戦犯の弁護にあたり、法廷で堂々と連合国の正義の欺まんを突く弁舌でアカデミーを取りました。見たのがずいぶん前なので、完全にはストーリーが思い出せないものの、一見ナチスを弁護するかのようなシェルの演技で、なぜユダヤ資本が支配するハリウッドの映画界でオスカーを取れたのか疑問でした。その疑問が「真実のマレーネ・ディートリッヒ」という映画を見て氷解した。ニュルンベルク~ではディートリッヒ扮するある女性(確か戦争未亡人)が「ドイツ一般市民はユダヤ人の虐殺を知っていたかどうか」という問いに、劇中では「もちろん知らなかった」と答えるのですが、撮影中にディートリッヒ本人はその台詞を言うのを当初拒否したというのです。しかし、共演の俳優が「ナチスと闘った君が言うから観客は(それを)信じるのだ」と諭したというのです。ドイツは赦されたわけです。歴史的事実、どのような国家的行為があったか詳細には知りません。だが、罪を受け入れ赦されることを「許された映画」だからこそ、シェルの弁舌が感動を呼び、ディートリッヒはドイツ人を免罪する台詞を述べる必要があったのではないでしょうか。かたや、この映画。きっと、観客が感じるべきものは、どこかできっと共通しているし、切り口や作りようによっては、思想に関係なく大勢の人々に感動を与えたはず。ですが、結果はこの通り。片方は歴史に残る名作であり、もう一作は政治的プロパガンダとの色眼鏡で見られる迷作です。邦画として歴史に名を残したとの評価も聞いたことはありません。戦争の被害と加害、政治的立場を超えて感動を呼ぶ内容であってほしかったが、そうではない。そこは日本国民のひとりとして残念でもあるし、恥ずかしくもあります。
3点(2004-04-01 20:44:16)(良:1票)
159.  地雷を踏んだらサヨウナラ
辛口です。この映画を見る人はいくつかのパターンに分かれると思います。まず「主人公を演じる浅野さんのファン」「戦場カメラマンの一ノ瀬さんに興味がある」「カンボジアという舞台に興味がある」。私はどっちかというと3番目でした。アンコールワットに行ったことがあるし、一ノ瀬さんの写真も見たことがある。戦場カメラマンの写真展にも何度か足を運んだことがあるし、報道で活躍するカメラマンに知り合いもいます。その上で感じたんですけど、主人公がまったく報道カメラマンに見えない。どうしてか、というと、カメラの構え方とか、写真を撮ってる時の体の動きとか、いろんなものがまさに「素人」にしか見えないのです。浅野さんのファンには申し訳ないが、良いテーマを扱っているだけに、かなり残念です。アンコールワットはまさに「人類の遺産」と言って良い建造物です。しかし、同じくらい素晴らしかったのが、戦場でもたくましく生きる子供たちの笑顔。戦争でいつも犠牲になるのも、一番弱い子供たち。それを伝えようとした一ノ瀬カメラマンの生き様を伝える映画だからこそ、カメラの使い方とか何気ない仕草とか、もっとプロらしく見える演技がほしかった。
3点(2004-03-30 13:13:47)
160.  ブラックホーク・ダウン
戦争映画好きとしては、評価したい部分もあるし、ストーリーもよくできてると思う。だけど、リアリティがあっても感動はない。そこが「プラトーン」や「フルメタルジャケット」やあまたの<歴史に残る>戦争映画と一線を分けた気がする。戦争映画なのだから、人類の最も愚かな行い、戦争を描くのだから、何かメッセージがほしい。それがなくては「アクション映画」なのだが、この映画は見ているとやはり痛々しく、辛い。だから「戦闘映画」とでも呼ぶべきものなのだろう。アメリカ万歳というメッセージはそろほど色濃くないのかもしれないが、しかしながらその愚かな行為を戒めるメッセージもない。どこがどう、とは指摘できないが、惜しい所をかすってる気はする。本当はいい点を付けたい気もするが、あえてこの点に。
3点(2004-03-23 23:33:47)(良:1票)
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