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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1987
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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141.  きょうのできごと a day on the planet 《ネタバレ》 
嫌いではないです、こういう映画。そもそもが未だにモラトリアムから抜けきってない自分には、旅立ってしまった友人たちとの絡みを思い出しつつ、俺もこんな時間を作品にしてみたいと思っていました。妻夫木くんと麗奈ちゃんは九州出身のコンビなのに、関西弁を喋る二人にちょっと現実を感じて、寂しかったです。本物の関西人の池脇千鶴ちゃんの存在感を前に同じ九州人として哀しかったです。それにしても、この頃ってクジラがキーワードですよねぇ。とりみきの漫画にもクジラが出てくるのがあったし、社会全体がモラトリアムになる前の、まだまだいける日本経済の頃って感じの、寒くない頃の空気がよく出てたと思います。
[DVD(邦画)] 6点(2011-07-26 14:19:30)
142.  ペルシャ猫を誰も知らない
日本ではごく普通にやっていることが、他の国では逮捕覚悟でやらなきゃいけないんですね。特に文化面での自己表現なんてのは、もう自分でも止めようがないから、日本に生まれてつくづく良かったです。今はツイッターとかでも自由に政治のことなど書ける時代なので、今の日本って凄いんだな、と思います。映画の中でジャーナリストみたいなおっちゃんが熱く歌っている姿は新鮮でした。メロディは聴いたことがある曲もありましたが、歌詞(特にラップの格差についての歌詞)は良いです。文化の違いを知り、日本を知る。まさにそういう体験をさせてもらった映画でした。ラストの二人の死は、現状への絶望の現れでしょうか?そこまで絶望なんでしょうか?そうだとしたら、ちょっと異国の映画とはいえ、信じられないことです。
[DVD(字幕)] 7点(2011-07-02 14:59:21)
143.  白いリボン 《ネタバレ》 
ミヒャエル監督は「ピアニスト」を観て、かきむしるかのような痛さに苦手だと感じていた。でもこの作品は全然テイストが違った。結局、最後まで観てもすっきりしないのだが、面白い展開だった。ミステリー仕立てで、最初、時代の空気に敏感な子どもたちを描き、後半、やっと悪人らしき男爵、何も分かってなかった神父など出てきて、それを解決するのが、若い学校の先生、というストーリーかと思っていたら、あれ?という感じで村民の噂だけで話は閉じる。結局、戦争に突入していき、後のナチスなどを生み出す空気はこのあたりの民衆のモヤモヤしたところだった、という話のようだ(某映画雑誌より)。でもミヒャエル監督はこういう人間描写もできるんだと思い、有名な「ファニーゲーム」なども観てみようと思った。
[DVD(字幕)] 6点(2011-06-29 21:33:34)
144.  青い車 《ネタバレ》 
現代の若者が心に傷を持ち、悩んでいる映画は必要だと思います。原作未読なので、詳しくは分からなかったですけど、この映画はそこはあまり描きません。それより、傷ついた若者の周りに吸い寄せられる姉妹に今や大女優の感のある二人をもってきて、そこを描いたように感じました。東京の若者ってこんな感じなんだ、と思いました。ARATAはもてすぎ。羨ましいぞ!
[DVD(邦画)] 5点(2011-06-21 03:52:51)
145.  わたし出すわ 《ネタバレ》 
出た!久々の森田芳光節!自分は「ときめきに死す」で面白い監督がいるなぁと思ったもので、何もない生活感のないキャラが好きなんです。企画の妙っていうか、普通の監督では、このような作品にお金を出そうなんて思わないですよね。ストレス映画「バカヤロー」とかパソコン通信映画「(ハル)」とか、時代の先端にある企画を作品にしてしまう森田監督のセンスが大好きなんです。この映画もいいです。真面目な日本映画が多すぎです。もっと楽しく創りましょうよ!って言いたくなる。 
[DVD(邦画)] 7点(2011-06-17 20:24:11)
146.  東京原発 《ネタバレ》 
B級映画だが、原発のことを勉強したかったら、この映画が一番。3・11以降、レビュワーがいないのが不思議。推進派も反対派も観てほしい映画。
[ビデオ(邦画)] 6点(2011-06-12 00:08:56)(良:1票)
147.  クライム&ダイヤモンド 《ネタバレ》 
2回目。実は最初に観た時、半分寝ながら観たので、話が分からず、正直この作品の良さが分かりませんでした。ところが今日、観直したら、面白い!これは映画ファンへの挑戦状といった感じの作品で、映画センスがてんこもり。毒舌ジムが主人公の回想シーンに入ってきたりして、ちょっと最初に観た時、こんがりましたが、これはこれで良いのです。出てくる殺し屋が皆チャーミングだったです。2人組の殺し屋も1人がストローでアイスコーヒーをず~ず~吸い込む様を見て、相方の殺し屋が眉間にしわよせるとこが笑えました。最後、ダイヤはどうなったのだろうと思いましたが、粋な映画ファンなら拾いになど行かないのです。最後の「雨に唄えば」で殺し屋ジムの心は満たされていることが分かったので、あれはあれでいいのです。
[DVD(字幕)] 8点(2011-06-05 23:45:18)
148.  アンヴィル!夢を諦めきれない男たち
「彼らは終わっている」・・・何て分かってないんだ!彼らは永遠になったんだ!へヴィメタはよく分からないけど、彼らの存在そのものがアートになっている。三島由紀夫が何かの本で「芸術とは統一である」と書いてあったけど、まさに彼らは人生を芸術している。リップスとロブの喧嘩は切ないけど、美しい。唇ふるわせて、怒っている。(俺も昔、工場で働いていた時、いい歳の独身の職人のおっちゃんに怒られた時、その人の唇もふるえていたっけ。職人の世界もアートだよね。)もう感情の表わし方が芸術だ。そして「お前を愛しているんだ!」こんな一直線な響き、そう誰にでも言えるもんじゃない。とある月刊誌で薦められていたから観たけど、観て良かった。
[DVD(字幕)] 8点(2011-06-05 21:17:21)
149.  17歳の肖像 《ネタバレ》 
もっとひどいペテン師じゃないか、家ごと持ってかれるんじゃないかとヒヤヒヤして観てました。まぁ不倫男もひどいですけど、彼女も社会「勉強」したんですね。それが原題のeducationってことなんでしょう。格差社会にあって、勝ち組演じる中身のない奴っていると思う。そういう奴が、どんな人生の仕打ちを受けるか、見てみたかった。
[DVD(字幕)] 6点(2011-06-05 19:23:38)
150.  しあわせの隠れ場所
地味な作品なんですが、アカデミーのノミネートになったってことは、この話のベースになった実話がよほどアメリカで有名なんでしょうね。悪い奴がほとんど出てこない、という爽やかな作品でした。サンドラブロックがまた良きアメリカを体現しているかのような役で、とても良かった。彼女はひょっとしたら、これから歳をとって行っても、色んな役で映画界に貢献しそうな感じがしました。主人公のマイケルが本当大人しそうな青年で、その役を演じている俳優からアメリカの役者の層の厚さを感じた。
[DVD(字幕)] 6点(2011-06-05 16:55:57)
151.  第9地区 《ネタバレ》 
アパルトヘイトで思うところがあったのでしょうね。もの哀しいBGMの中、人間同士の争いが展開されます。今までの映像技術の総決算って感じで、社会派なのにエンターテイメントで引っ張る。映画冒頭のエイリアンに書類を書かせるところが可笑しかった。日本だけじゃないみたいですね。役所の書類主義。いろんな人種がいるから、契約ってもんが大事になるんでしょうけど、法律は人間の考えたものだから、エイリアンに見せてもなぁ・・・子どものエイリアンが可愛かった。
[DVD(字幕)] 8点(2011-05-29 00:42:37)
152.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 
戦争が行われているので、軽はずみな事はいえないが、この作品は映画的なものがいっぱい詰まった作品だ。ストーリーらしきものは特になく、ただ狂気あふれる戦場にむいている男と、彼と同じチームの兵士たちの話だ。「プラトーン」のイラク戦争版といったところか。戦場のエピソードで見せるのだが、どの場面もきわめて映画的だ。主役のジェームズはどこかあの「時計じかけのオレンジ」のマルコム・マクドウェルのような目をしている、と思った。爆弾処理といえば、「ジャガーノート」を思い出すが、ここでの爆弾処理は、緻密な計算に基づいたものではなく、経験からくる勘のようなもので処理していく。アカデミー賞に外れなし、と思っているが、この作品も外れではなかった。
[DVD(字幕)] 8点(2011-05-28 21:24:34)
153.  犬猫
やぁ~、こういう映画好きだなぁ。女性って家ではどんななんだろう、というのがよく分かる。男の論理とは違う感覚で世界と接しているんだなぁなんてつくづく思う。出演する女性はみんな魅力的です。ヨーコもスズも。こんな感じで人生の色んな局面を乗り越えていくんだろうな、と思う。男のように気合だ!って感じで生きてない様子が新鮮。
[DVD(字幕)] 8点(2011-05-20 22:30:09)
154.  マイレージ、マイライフ 《ネタバレ》 
自分も出張の多い部署で働いていたから分かる。出張が多い仕事は、土日は寂しい。何かものすごく寂しくなり、土日を出張先で過ごしたり、平日の残業を進んでやるようになります。その部署は独身の人が多かったなぁ。この映画の場合、仕事が(にっくき)首切り屋なので、ラストの空しさがさらりと描かれてて、お気の毒にって感じで、何か目新しい生き方みたいなのは感じられなかった。でも最後、この主人公は「再出発コンサルタント」みたいなもので仕事を始めたのでしょうか?その辺が丁寧に描かれてたらなぁ。結局、面倒くささを避けた人生って、その見返りに寂しい人生が待っているのだと思います。でもあの「大人の女」って何?ああいう女性って一番嫌!ああいうのこそ、宙ぶらりんで寂しい老後が待って然るべきだと思います。まぁでもよくある話ですよね。これからはネット新人の時代になるだろうけど、時代遅れの人間にも光をあてる、そんな映画が自分は好きだ。クルーニーがもがいて悩んで、何とかネット時代の現代に居場所をつくる、そしていつか良いこともある、そんなラストにしてほしかった。
[DVD(字幕)] 6点(2011-05-12 13:24:55)(良:1票)
155.  山桜
静かな映画だなぁなんて思ってましたが、ラスト、麗奈ちゃん演じる女性の気持ちの高ぶりと一緒に一青窈の音楽で盛り上がり、実に爽やかな映画でした。淡々と描かれてますが、内容はかなり閉塞感ある話。どんなラストになるだろうと思っていたら、富司純子の登場で画面に、一気に光が指します。この二人の男女の恋の行方ははっきり描かれてませんが、とても幸福な映画です。藤沢周平さんは良いですねぇ。彼の映画化された作品の中では有名な「蝉しぐれ」がちょっとマンガちっくで、自分的には「隠し剣」が好きなんですが、この作品も小品ながら、中々の佳作。麗奈ちゃんがとても綺麗でした。
[DVD(邦画)] 8点(2011-05-10 23:52:13)(良:1票)
156.  レボリューション6 《ネタバレ》 
ドイツの娯楽作って好きです。「バンディッツ」や「ランローララン」とか。この作品も良いですよね。青春モノの苦いスパイスも効いてて、刑務所からの強奪というテーマもさらりと描いて、満足いく作品です。もっと欧州から娯楽作品、配給したらどうかなんて思いますけどね。ハリウッドの娯楽作品は飽きました。自分的には苦い青春モンとして、音楽の使い方が巧いなぁと思いました。全員集合で一仕事して、またみんなと仲良くやろうよとモヒカンが言うのに、それがままならない時の彼の悲しさの表現。ショーウインドウを割って、のた打ち回る時のBGMの使い方の巧さ。知らない俳優でごっつい顔だけど、なんか同姓ですけど可愛いなんて思っちゃいました。なんで彼には、警察犬も言う事聞いたんでしょうかね?
[ビデオ(字幕)] 8点(2011-05-03 23:22:00)
157.  (500)日のサマー 《ネタバレ》 
これは中々しょっぱい現実を描いた映画ではないでしょうか?よく分かります。二人の育った環境が違いますもん。こうなるでしょうよ。また建築から逃げてる、煮えきれぬ彼を見ていた彼女も、こういう選択をしたのは間違いではないと思います。映画って人生のどこを切り取ったかというもんだから、こういう映画があっても不思議じゃないですよね。で、優しいことに次の彼女をつかんだトコで映画は終り。う~ん、なんとも素敵な映画に仕上がってます。自分的には好きです、こういう映画。
[DVD(字幕)] 7点(2011-04-29 23:58:47)
158.  トスカーナの休日 《ネタバレ》 
ダイアンレインも歳とったなぁ。あの「リトルロマンス」のオマセな女の子、「ストリートオブファイアー」の永遠の美女。あれから時間が経ったのが分かります。「運命の女」の頃はまだ美しかったのですが・・・。でもこの女性は帽子がよく似合います。「陽だまりのグラウンド」の時、あ、素敵だなと思いましたもんね。この映画はダイアンレイン版「旅情」ですね。男を追って行った先で警官のバイクの後ろに乗るトコなんか、「ローマの休日」を思い出しました。そういえば、この作品も「~の休日」ですよね。現地の男女が結婚したいと親に言った時、彼女がかばうとこの言い分はいかにもアメリカらしい言い分でした。アメリカ文化というものを強く感じました。内容は、ちょっと物足りないかな。ダイアンレインが「私はまだまだいける」と叫ぶトコが新鮮でした。
[DVD(字幕)] 6点(2011-04-29 23:38:54)
159.  蝉しぐれ 《ネタバレ》 
少女のささやかな願い。恋する人のお嫁さんになりたい。でもそんな願いすら、この時代のトップの色欲の餌食になってしまう。二人は最後、自分の抱いたほのかな感情を大事に出来なかった「時代」の悲劇に苦しむ。今なら、女性が強いから、こんなトップも追い出す事が出来たかもしれない。しかしこの原作が書かれた頃はどうだろう?藤沢周平作品は女性の気持ちを踏みにじる上司には、最後かならず主人公が落とし前をつける。そこに観客は喝采する。高い地位のものにこそ、高いモラルが課せられるのだ。これから女性の地位向上で、女性対男性の戦いも水面下で行われるだろう。自分は男性なので、調子よく、女性の側にはつけないが、どの藤沢作品にも共鳴する。やはり男性でもできれば、恋する少女の応援をしたいのだ。話を映画に戻すと、殺陣の迫力はすさまじい。でもあの少人数で立ち向かうにはあまりにも不利だ。主人公がこの殺陣を経た後、人間的にぐっと成長するところは素敵だ。
[DVD(邦画)] 7点(2011-04-23 11:34:44)
160.  クレイジー・ハート 《ネタバレ》 
ギレンホールが結局、新しく男をつくった、というラスト。こんな女だから、結婚に失敗するんだよ!待つことをしらないアメリカ映画。どうもラストは納得できんなぁ。それでもジェフ演じるバッドはそのラストの冷たい現実を受け止め、格好よく、彼女の子どもに小切手を渡す。とても爽やかな幕切れ。もっとも冒頭で良い女と見るや、すぐ寝てしまうという彼には、観客はこの調子で他の場所でもやってるだろうなぁ、何度も結婚に失敗しているのも、こういう軽さからかなぁ、などと思ってしまう。だから、あのラストで正解なんだろうけどね。それにしてもジェフの歌は上手いねえ。味があるし、役者の顔とは別に私生活でもこんな感じなのだろうか?ジェフに目をつけたのは、「フィアレス」から。何か良い感じの人だなぁと思っていたら、いつの間にか大物に。他のレビュワーさんがおっしゃっていたけど、映画にうつつを抜かしている間に、スクリーンの役者さんは確実に年をとっている。俺もこのままでいいのかなぁ?なんて思ってしまう。
[DVD(字幕)] 6点(2011-04-21 05:35:08)
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