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おーるさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 307
性別
自己紹介 基本的に評価は甘め。
9点は映画としてほぼ文句の付けようの無い映画。
そして10点は多少アラが有ろうと個人的なツボに入り、人生に影響を与えた程の映画。
0点の映画は逆に怒りを通り越し尊敬の念さえ覚える映画。

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141.  重力ピエロ
原作を読んだうえで鑑賞したのですが、俳優陣の演技に引き込まれ、終わりを知っているにもかかわらず、思いのほか楽しむ事が出来ました。 特に渡部篤郎の演技が素晴らしかったと思います。  原作を読み、心配だったのは、春の台詞が哲学者の引用が多いので、文字として読む分には問題ないのですが、これを実際口に出して喋るとなると相当クサくなってしまうのでは・・ということ。春役の岡田くんはハマっていたと思いますが、やはりその点だけはどうも安っぽくなっちゃいましたね。  端折るところは巧く端折って、映画として、心地よいリズムが感じられました。 設定も色々と変えてあって、だからこそ原作既読の自分も楽しめたのだし、「映画化」した意味は充分にあったと思います。  原作、伊坂幸太郎の独特の浮遊感を感じられる文体と違い、映画版の雰囲気は重めなので、別ものとして2つとも楽しむ価値はあります。  減点要素を挙げるとすれば、夏子さんの中途半端な使い方が凄く気になりました。原作ではもっと活躍してくれます。 
[DVD(邦画)] 7点(2010-06-07 08:18:41)(良:2票)
142.  菊次郎の夏
「たくさん遊んで すこーし泣いて」 このキャッチフレーズ、良いですね。  愛情表現の下手な不器用な男をたけしは見事に演じている。 子供を抱きしめる時のぎこちなさが、逆に胸を打つ。  久石譲の音楽もいつもながら音量が大きすぎて少し過剰に感じる部分はあるものの、曲がとにかく素晴らしく、映画の雰囲気を決定づけるものになっている。  照れ隠しのようなたけしの笑い顔、とってもやさしい「バカヤロー」の響き。  
[DVD(邦画)] 8点(2010-06-01 13:14:05)
143.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
予想以上に面白かった。  まず、映画のテンポがとにかく良い。 そして、展開の巧さ。回想→現在と行き来するが、全く混乱する事無く楽しめる。 しかもちょうど忘れかけたころに絶妙なタイミングで伏線が回収される。 物語が繋がる感動。後半にかけて特に素晴らしいものがあった。  子役の演技も素晴らしく全くウソ臭さが感じられない。 スラムの悲惨な現状をリアルに描いているが、この映画が重苦しくならないのは、とにかくセンス溢れる映像とBGMによるところが大きいと思う。  あまりにも都合良くストーリーが展開していくので、そこにばかり気をとられていると、この映画の良さは半減してしまうと思う。  「運命」なのだし、細かい事は気にせず、第一級の娯楽映画として楽しむべき。  ただ個人的には、ラストの問題は正解して欲しくなかったなぁ。
[DVD(字幕)] 9点(2010-05-20 15:24:28)
144.  12モンキーズ
なるほど、そう来たか!!って感じ。でも、あくまで「良く出来た映画」の範疇を超えることは無く、特に感動は覚えなかった。 個人的に一番印象に残ったのは12モンキーズのロゴ。滅茶苦茶かっこいい。  ブラピの演技がちょっと気合入りすぎてたかな・・。 ブルース・ウィリスは相変わらず小汚かった。
[DVD(字幕)] 7点(2010-05-20 14:48:21)
145.  ソナチネ(1993)
確実に「死」へ向かってゆく命の切なさ、儚さ。 これが北野映画の醍醐味ではないでしょうか。 本作では充分にその感覚を味わえる。  微笑ましいシーンを見せておいて、それは唐突に、ビリビリに引き千切られる。 晴れた海の美しさが、より虚無感を際立たせている。 そしてその虚無感は、切なく、美しい。  ■ちょいネタバレ■ ラストの銃乱射シーンが何だか安っぽく感じてしまった。。 どうもあのシーンは不必要に思えてならない。   前3作品の良い部分がこの映画に集約されている。 
[DVD(邦画)] 8点(2010-05-20 14:21:12)
146.  赤ちゃん泥棒
素直に面白かったです。 とにかくめまぐるしく物語が展開していくし、色んな要素盛り込みまくりですが、見ていて全く混乱せず楽しめるのは、やはりコーエン兄弟の巧さでしょう。  俳優陣全員が濃い演技で笑わせてくれますが、中でもホリー・ハンターの演技がとっても若々しくて可愛くて、見ていて惹きつけられました。  一般評価はそこまで高くないみたいで、不思議です。 赤ちゃんのズル過ぎるぐらいの可愛さ抜きにしても、かなりクオリティの高いドタバタ劇と思うのですが・・。  「コーエン作品」ってことで身構えず、素直に楽しむべき作品かと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2010-04-20 23:10:15)(良:1票)
147.  オー・ブラザー!
原作・ホメロス「オデュッセイア」は未見ですが、予備知識無く充分楽しめる作品でした 。原作を知っている人ならなお楽しめるでしょうね。  本作はミュージカルではないのですが、音楽の使い方が絶妙で、全体を力強く華やかに演出しています。コーエン兄弟の作品はどの作品も音楽のセンスが素晴らしいです。  ジョージ・クルーニーはこんなお間抜けなキャラクターもしっかりと、全く違和感無く演じています。いつもと違うジョージを観たい方にオススメかもしれません。  しかしコーエン兄弟は本作のような喜劇から「ノーカントリー」のような作品まで、その多才さに驚かされます。
[DVD(字幕)] 8点(2010-04-13 21:14:06)
148.  バニシング・ポイント(1971)
だだっ広い砂漠にクロスするタイヤの跡、この画のポスターが欲しくなりました。 ラストの主人公の表情もグッド。 映画としてはもう少し短くても良かったかも。  あ~こんな時代に生まれて、毎日スーパーソウルのラジオ聴いて過ごしたら、人生楽しいだろうなぁ。 
[DVD(字幕)] 7点(2010-04-09 22:35:07)
149.  ディア・ハンター
戦争の場面がとても短く、反して出征前後が長く描かれているが、個人的に今まで観てきた戦争映画で一番怖ろしい映画だった。 若々しさ漲る青春時代と、戦争で人生を狂わされてしまった後の人間達の描写も見事。  これは少しトラウマになりそうなぐらい怖ろしい映画だった。  
[DVD(字幕)] 9点(2010-04-07 00:43:24)
150.  シャルロット・フォー・エヴァー
とことん堕ちる人間を描きたかったのだろうが、危険な愛もただチークダンスして終わるくらいじゃ、ただの親父のオナニー映画ですね。 タブーすぎて映像化は出来ないだろうけど、「親子の愛が行くとこまでいっちゃった」的なほのめかしは描けたはず。 この手の映画はそのくらい堕とすなら堕ちてもらわないと。  この映画はシャルロットの可愛さ以外何にも見所が無い。  デブ娼婦、男色家、レズビアン、ゲロ(笑)など、不快極まりない要素をせっかく盛り込んでいるのに、メインテーマの近親愛が中途半端じゃデカダンな雰囲気に浸ることも出来ず。色んな意味で気持ち悪さだけが残る映画でした。
[DVD(字幕)] 1点(2010-04-05 16:07:02)
151.  レザボア・ドッグス
下品にそれぞれが喋りまくる導入部から、オープニングへの流れが最高にカッコイイ。 ストーリー全体も、非常にテンポ良く、スリリングな展開に画面に釘付けになる。  時間を行き来させて徐々にネタばらしをさせていくが、その展開のさせ方はもう素晴らしいの一言。  それぞれのキャラクターが素晴らしく立っており、全員がハマリ役。 もう見るからに「ワル」な面子で、台詞、音楽もスパイスが効いていて、とにかくカッコイイ!  個人的には、ブシェミがとってもイイ味出してたと思います。  
[DVD(字幕)] 10点(2010-03-26 11:41:07)
152.  カッコーの巣の上で
俳優達の迫真の演技で、何回観ても心打たれ、涙してしまう。  特にビリーの吃音や目で訴える演技は特に素晴らしかった。 全俳優の演技力が素晴らしく、本当に何回観た事か。  かなり昔に見た映画だが、自分の中で本作を越える作品に未だ出会っていません。  文句なしの100点です。
[DVD(字幕)] 10点(2010-03-26 08:21:14)
153.  ファーゴ
これほど残酷な事件も、あくまで第三者的な冷めた目線で撮られることで、不思議な余韻が残る作品となっている。  不細工な娼婦2人が、犯人の顔を「変な顔、変な顔」とやたら言っていたり、ところどころの乾いたブラックジョークを織り交ぜ、人間の滑稽さを描いているように感じた。  4年前に見た時は退屈という印象しかなかったが、改めて観ると、その独特な味わいを楽しむ事が出来た。  ある程度、映画玄人が好むような映画なのかもしれない。  ブシェミも良かったが、ピーター・ストーメアのサイコっぷりがえらくハマっていたように思います。
[DVD(字幕)] 7点(2010-03-25 18:00:59)
154.  ミスティック・リバー
音楽もイーストウッドとは・・・凄い。 物語と相反するようなとても美しいテーマ曲だが、悲しみ、やりきれなさを一層引き立てるまさにこの映画にピッタリな曲。素晴らしい。 重厚なサスペンスで、キャストの演技も本当に素晴らしい(特にケヴィン・ベーコンにやられました)。 観た後考えさせられる終わり方で、明確な答えは提示されないけれども、個人的にはベストな終わり方だと思う。 
[DVD(字幕)] 8点(2010-03-25 17:58:47)
155.  バーバー
雰囲気はとても良いです。映像と音楽のマッチングが素晴らしく、随所随所にセンスの良さが滲み出ています。 本作も、乾いた視点で人間の滑稽さを描く、コーエン兄弟お得意の物語なのですが、個人的にはもう少しスパイスが欲しかったかなという感じです。  それにしても、床屋を本職としている人には失礼な映画ですね。
[DVD(字幕)] 6点(2010-03-25 17:52:06)
156.  鉄コン筋クリート
この作品を観るとやはり日本のアニメは世界に誇れる文化だなぁと思わされる。映像のドライブ感、背景の現実と夢の狭間のような独特な世界観が秀逸。声優陣も全員ハマっていた。特に蒼井優、本木雅弘は本当に素晴らしかった。長尺ながらスピード感があって一気に観れる。各キャラクターの個性が立っていて台詞の独特の言い回しもクセになる。 ただ色々な意味でかなり濃いアニメ映画なので、好き嫌いはハッキリ分かれるでしょう。僕は見事にハマりました。
[DVD(邦画)] 9点(2010-03-17 08:56:34)
157.  荒野の用心棒
ツッコミどころ満載ですが、若きクリントがかっこよすぎるので良しです。 同じ「用心棒」でも、こっちは少し緊迫感が薄い。 やっぱり刀なんですよ。銃じゃなく。 
[DVD(字幕)] 6点(2010-03-08 01:31:16)
158.  白痴(1951)
原作が名作であればあるほど、それの実写化は大抵失敗に終わるものだが、 この映画を観ると、黒澤明が原作「白痴」をどれだけ深く理解し、 確信をもって制作に臨んだかが分かる。 前半を文章で紹介してしまうのは映画の長さ上しょうがないのだろうが、少し残念な部分。 キャストはもう全員が適役といっていいほどだったが、中でもナスターシャを完全に演じ切った原節子に感動。 原作の荘厳な雰囲気を見事に映像化し、なおかつ黒澤ならではのエネルギーが全体に満ちている。 数ある黒澤映画のなかでも、本作の映像の力強さ、美しさは本当に素晴らしい。 札幌がロシアに見えました。  個人的に一番お気に入りのシーンは、階段を上ってくる亀田と綾子の後ろで、待ち構えていた赤間がオルゴールをパタッと閉じるところ。 三船が放つ凄まじい負のエネルギーに息をのみました。
[DVD(字幕)] 8点(2010-03-07 02:08:39)
159.  夢(1990)
退屈だと感じる人にはとことん退屈な映画でしょうね。 でも、ツボにはまる人(タルコフスキーとかが好きな人)にはとことんツボでしょう。  画家黒澤明が作る最高の美術映画だと思いました。  ただ映像だけで充分「生」や「死」などへの感情を表現できているのに、少し語らせ過ぎな気がしてならない。黒澤映画では「水爆」「戦争」や「近代化」などの話になるとどうしても説教臭くなっちゃいますね。  タルコフスキーの映像美がとことん静かであるのに比べて、黒澤の映像美はもっとギラついているというか、力強い命のエネルギーを感じます。  ツボでした。
[DVD(邦画)] 9点(2010-02-28 22:16:23)
160.  素晴らしき休日(2007)
「素晴らしき日曜日」より個人的に好きです。
[DVD(邦画)] 5点(2010-02-23 00:57:47)
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