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すかあふえいすさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

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141.  名探偵コナン 時計じかけの摩天楼 《ネタバレ》 
この作品、とにかくコナンのアクションと爆弾を追う展開が見所。絵柄はまだ原作初期の丸っこいイメージ。  爆弾を抱えて盗んだ自転車で走る走る走る爆走!事件を解決するために命すらブン投げる覚悟。この映画はコナンが独りで全力疾走していたイメージ。それを蘭や小五郎のおっちゃんたちの助けもあって犯人を追い詰める。  ラストの赤か青かという場面も御都合主義とはいえロマンチックですね。  爆弾犯が一人でアチコチ爆弾をしかけてまわる姿を想像するとちょっと笑える。
[DVD(邦画)] 9点(2014-12-30 03:30:46)(良:1票)
142.  レミーのおいしいレストラン 《ネタバレ》 
「Mr.インクレディブル」や「アイアン・ジャイアント」よりもパワーダウンしたという人もいるみたいだけど、俺は結構好きだ。 まあアレだ。ネズミが好きなら超オススメです。 顔はデフォルメされてアニメ的な可愛いさはあるが、動きや質感はネズミそのものなのでネズミ嫌いの人は失神しかねいほどネズミが厨房に溢れかえります。逆にネズミ好きには天国じゃね? そんな事よりも、実際にフランスに飛んで地元のレストランで講習を受けた下調べ、20ヶ月足らずで設定や脚本を練り直して完成に漕ぎ付けたブラッド・バードにエールを送りたい。 厨房の空気、レストランの雰囲気、それにあの美味そうな飯、飯、飯! さすがは「トイ・ストーリー3」でもスタッフの一人とはいえ手腕を振るったバードだけある。 映像だけでなく、劇中で描かれる人物像もジャン・ルノワールの「大いなる幻影」といった孤高の魂を思い出すような描写。 亡きグストーの名で冷凍食品を売ろうとするスキナー料理長の欲望、女性故か世間的な差別から実力がありながら中々出世できずその苛立ちを他人に向けてしまう女性コレット、また実力が認められ料理を作るもネズミ故に白眼視されるレミー、真実を知りながらも中々本当の事を打ち明けられない見習いリイグイニ、そして評論家として辛口で審判を下すイーゴ。それぞれの葛藤や悩みを他人に打ち明けられない孤独。 その孤独をリイグイニが勇気を振り絞り打ち明ける瞬間が凄い。彼は覚悟を決め、レミーも彼の勇気に応える。コレットも半ば折れた感じだがちゃんと助けてくれる良い女(ひと)っす。 イーゴとレミーたちの“一騎打ち”とも言える料理のやり取り。イーゴがママの味で心から折れる瞬間には震える。レミーがイーゴの母親から作り方を教えて貰ったワケじゃない。レミーの、リイグイニたちの情熱がイーゴの心を動かしたのだから。 リイグイニとレミーの動きはキートンやチャップリンを思い出す動作で爆笑。 最後のイーゴのセリフが素晴らしい。 「厳しい批評は、書く側にとっても、読む側にとっても楽しいものだ。料理人たちが命懸けで作った料理にも、批評家たちは厳しい審判を下す。だが、批評家も時には冒険をする。それは新しい才能が登場した時だ。誰もが偉大な芸術家になれるわけではないが、誰が偉大な芸術家になってもおかしくはない」。 誰もが“おなかをすかせて”出会いを待っているのは確かだね。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-29 23:58:26)
143.  バグズ・ライフ 《ネタバレ》 
「アリとキリギリス」に「七人の侍」を混ぜたらしい作品。そういう意味では、子供の頃初めて見たこの作品が俺にとって初めての「七人の侍」だったのかも。  個性豊かな虫の面々、でも「七人の侍」で言う野武士が虫で言うイナゴ(食物を食い荒らす農家の天敵)ではなくバッタというのは子供への配慮?  人間にとっての雨粒が虫には巨大な水球になって襲い掛かるのだなと勉強になった。 今回はキリギリスが泣きを見るのではなく、バッタの脅威に蟻がコツコツ準備をして逆襲するという話。  「からくりサーカス」といい、サーカスという“道化”が敵をやっつける展開は何故か燃える。それも人を殺すためでなく、仲間の鼓舞といった人々に喜ばれるパフォーマンスや、勝利のために芸で次の道に繋げていくという感じが良い。 蟻が自分よりもデカい虫を運べるように、ナナフシも太ったイモムシを担ぎ上げる!  敵のボスが偽物の鳥の火責め&本物の鳥にトドメを刺されるシーンは衝撃。  NG集にウッディまで出てきて爆笑。
[地上波(吹替)] 9点(2014-12-29 23:09:40)
144.  モンスターズ・インク 《ネタバレ》 
実は公開された直後とTV放送は見逃してしまい、初めて見たのが学校の授業だった。 CGであの毛の「さわさわ~」って感じを表現してしまうのは凄い。やっぱりフルCGは良いねえ。  子供をおどろかせる“だけ”に総てをかけるモンスターたち。脅すでもなくおどかすだけというのが何か微笑ましい。子供にしてみれば超トラウマ&心臓の弱い子に対しては冷静に考えるとただの殺人。ま、向こうも心臓のタフな子供を選んでいるとは思うけど(多分)。  その中でトップのモンスターがビックリしない子に遭遇してさあ大変。最初最大の敵として見ていたのに、何時の間にか情が移ってしまい子供を守ろうと奮戦する姿が良い。相棒も何だかんだ言ってダチを助けてくれるツンデ(ry 一つ目のキャラが可愛いと思えたのは目玉親父とバックベアード様以来です。
[DVD(吹替)] 9点(2014-12-29 22:55:56)
145.  風が吹くとき 《ネタバレ》 
「スノーマン」もちょっぴり切ない話だったけど、この話も凄い切ない。でも、凄く良い作品だと思う。  コレが“コメディ”だと言われてちょっと驚いた。だって、確かにシェルターが簡素すぎて、政府の言う事を真に受ける姿はブラックだなあと思ったけど、二人が放射能で徐々に力尽きていき、ずた袋被って、互いに手を取り合うでもなく狭く暗いシェルターの中で静かに息を引き取っていくところなんてもう・・・俺さあ、子供ながらに泣いちゃったワケよ。  関係ないけど、何故かこんな事を思い出した。 いつだったかガキの頃、水の中で溺れた時があってさ。口や鼻に水がどんどん入ってくるじゃんか?それを水泳の帽子で顔を被って止めようとすんだけど、帽子は網目で水が止まるワケないのにさあ。子供ながらに必死だったよ。何でもいい、誰か助けてくれって・・・あれが死を感じるって事なのかな。 劇中の二人も、解っていても“何でもいいから”すがりたかったんだと思うよ。多分。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-29 22:45:11)
146.  劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 《ネタバレ》 
子供の頃に見た時はよく解らないけどトラウマ、今見返すとウィンリィとロゼの件は「ブチ殺すぞ水島」と腸を煮えくり返らせていたが、この劇場版を見て一応水島の野郎を許す事にした。個人的には原作派だが、この映画も好きだ。  アメストリスの世界と、現実・・・つまり観客が実際に生きてきた歴史に存在したドイツ。そのドイツとアメストリスの世界がリンクするって展開が興味深い。人物もドイツのアルとアメストリスのアルという具合に、CLAMPの「×××HOLiC」のような別次元の“自分”がいるっていうの?そんな感じが面白い。 しかもドイツ側はなんとなんとなんとあのドイツ映画界の巨匠・フリッツ・ラング(マブゼ)!!!!!うおお~水島~、おめえ何て粋なんだっ!でもヒトラーの首ハネ飛ばしてテア・フォン・ハルボウを無理にでもかっさらってアメリカに連れて行きそうなラングだな(顔は大総統だし)。  弟を救うために等価交換で自らを差し出したエドが、人間の体を取り戻したアルと再会するシーン、そのエドの腕をウィンリィが久々に修理するシーンは子供ながらに良いなと思った。眼帯になった大佐が「だらしないぞおまえらっ!」という具合にかつての部下たちのために戻って来るシーンはカッコイイ。リザはマスタングの嫁。おまえら結婚しろよ。 ラースの最期は切ない。  ラストは哀しいけどさ、まあこういうハガレンもアリだなって思うよ。
[地上波(邦画)] 9点(2014-12-29 22:22:23)
147.  雲のように風のように〔TVM〕 《ネタバレ》 
高1の頃、NHKの「BS冬休みアニメ特選」で再放送されていたものをたまたま見たのだが、これが本当に良い作品でさあ。 それで放送年を調べたら1990年!俺が生まれる4年も前の話なのかー。今までも何回か再放送されていたらしい。  。今でいう「彩雲国物語」とか「十二国記」とかファンタジー要素は少ないけど、ノスタルジックといいますか。  昔々、中国のある国で新皇帝の妃候補として様々な女性が集められる。シンデラストーリーと、戦争といった波乱に満ちた展開もあってちょっぴり切ない話だった。ジプリっポイ絵柄からか、劇中の女性たちはジブリ映画を思わせるパワフルな玉遥樹(タミューン)といった女性もいれば、終始クールな印象の紅葉と表情豊かなキャラクターたち。特に紅葉さんは一番好き。ヒロインの銀河もガハハと笑う元気な田舎娘。しかし男も凄いよな。主に下半身の命中率(ry 切ない締めくくりの後に流れる主題歌がとっても素敵なんです。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2014-12-29 21:57:38)
148.  アラジン(1992) 《ネタバレ》 
「千夜一夜物語」を現代風にアレンジしたとにかく楽しい作品。ハワード・ホークスを思い出す抱腹絶倒のマシンガン・トークと洒落たやり取り、劇中で「僕は自由じゃないっー!」とか言いながら結構やりたい放題ペチャクチャやっている姿は爆笑。ジャスミンは元気な姫様だけど「ノートルダムの鐘」のエスメラルダとはまた違った色気。 自由に生きていた筈のアラジンと城で華やかに暮らしてきた筈のジャスミンが求める本当の自由、夢。それが「ホールニューワールド」で互いに解き放つ瞬間、音楽の美しさもあって素晴らしい場面だ。 羽賀研二の演技も素晴らしい。ムカツク俳優だが演技は良いんだよなコノヤロウ。  ・・・けどこの映画で「自由」について考える人物を演じた男が逮捕されて獄中にブチ込まれてしまった事は何と言えばいいのだろうか。オマケに2008年にはアラジン役“だけ”DVDで変えられてしまうという悲劇(三木眞一郎)。羽賀、アンタは泣いていい。
[地上波(邦画)] 9点(2014-12-29 20:51:11)
149.  ノートルダムの鐘 《ネタバレ》 
スケールは小さい方だが、描き方は物凄いダイナミズムに溢れる。何よりオープニングから凄い! せむし男もといカジモトの顔は醜悪というよりは親しみも出てくるユーモアも感じさせる。色気溢れるエスメラルダ、そして何と言ってもフロローの独唱!表裏一体、光と闇、欲望が彼の肉体を支配していく。暖炉での葛藤、欲望の炎がエスメラルダを焼こうとするシーンは怖い。  あえて結ばれないラストも良い。  シリアスな原作を見るなら是非ともウィリアム・ディターレの「ノートルダムの傴僂男(せむしおとこ)」で。
[DVD(吹替)] 9点(2014-12-29 20:31:01)
150.  美女と野獣(1991) 《ネタバレ》 
ジャン・コクトーの「美女と野獣」を思い出す幻想的な雰囲気。 ベルと野獣が踊るシーンはダイナミックで優雅だし、野獣が踊れば蝋燭といった家具や森の動物達も楽しげに歌い始める。命のない筈のものが笑ったり泣いたり、言葉が通じない筈の動物たちとも楽しく会話をし心が繋がる。冒頭からベルは人も動物も関係なく、楽しげに歌い合うのだから。コレがディズニーの良いところだね。夢があってさ。  野獣本人は人間として永遠に結ばれてハッピー、でも観客は人間に戻るシーンよりも素敵な野獣のままでいて欲しい・・・なんてケモナーに目覚めてしまうのです(多分)。
[地上波(吹替)] 9点(2014-12-29 19:26:13)
151.  ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦~フリーザに挑んだZ戦士孫悟空の父~<TVM> 《ネタバレ》 
バーダックのかっこ良さに尽きる作品。バーダック専用BGM(ソリッドステート・スカウター)の響きと共にたった一人でフリーザ一味に最後の最期まで挑み続けたバーダックの生き様!死に様! 冒頭で仲間達と暴れまわっていたバーダック、子供であるカカロットにもそっけない態度を見せるけど、本当は倒された仲間達を見て静かに、激しく怒る漢だった。 クライマックス、たったひとりでフリーザ一味に特攻していく散り様は熱い・・・! 予知で息子が成長してやがてフリーザを倒す姿を見ながら、笑顔で死んでいく・・・。
[DVD(邦画)] 9点(2014-12-28 20:02:35)
152.  あずまんが大王 THE ANIMATION 《ネタバレ》 
この話わなー ストーリーがどうとかもうどうでもよくなるくらい大阪(春日歩)ワールドなんやでー 大阪がどうしようもなく好きすぎて好きなスタッフが作ったとしか思えへんような大阪愛に溢れたお話やねんなー  とにかく大阪がメッチャクチャ可愛いねんー 作画気合入れすぎやでー ますます大阪の中毒になるやないかー こんなん木村の変態やなくても中毒になってまうやないかい これがたった5、6分やなんてもっともっと見たいがなー  ちよの頭のアレもフリーダムすぎてもうわけわからへんわー   「よつばと」はいつアニメ化するんやはよ見たいよー
[DVD(邦画)] 9点(2014-12-28 18:40:06)
153.  ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト<TVM> 《ネタバレ》 
これは文句なしにTVシリーズ最高作。個人的には「ワルサーp38」に並ぶ逸品。 ルパンたちの過去を次元が語る回想形式の物語。ただそれが実話なのか創り話なのか解らないまま観客に夢の一時を味あわせてくれるような話だった。 過去の話とはいえルパンと次元の凄腕同士の対決が拝めるのが嬉しい。孤高の一匹狼すら狂わせるルパンの魅力。どんな敵にも戦略・戦術で生き残ってきたルパンらしい名場面だ。 そこに五エ衛門や不二子、銭形が複雑に絡み合う駆け引き。特に五エ衛門とルパンの戦いはアニメの1期を思い出す楽しさ。BGMの素晴らしさもあって戦闘描写もシリーズ最高。久々に時間を忘れて楽しめるルパンだった。 
[地上波(邦画)] 9点(2014-12-28 18:33:40)
154.  ルパン三世 1$マネーウォーズ<TVM> 《ネタバレ》 
今回のルパンは知略でお宝をいただく。 死んだフリをかまして最後の最後でかっこ良く登場するルパンは良いな~。ルパンが死んでも仕事をやり遂げようとする次元は最高の相棒。 不二子と五エ衛門の掛け合いやとっつぁんも美味しいところを持っていく。ラストの「ひど い男ね」のセリフもグッとくる。女は殺さないが殺さないというだけで容赦はしない。この非情さだからこそルパンはカッコイイ。 ただ他の敵の印象がちょっと弱いので、シンシアとルパンの頭脳戦だけで終始魅せる展開ならもっと良かったかも。
[地上波(邦画)] 9点(2014-12-28 18:22:38)
155.  ルパン三世 ワルサーP38<TVM> 《ネタバレ》 
ルパンのTVスペシャルはコレと「ファースト・コンタクト」が個人的に最高。特にクリカン最高はコレでしょう。 ハードタッチの作画、殺伐としたルパンは初期のTVシリーズや原作のニヒルさがあって良いし、クリカンの淡々とした演技もカッコイイ。何より、今回のゲストヒロインであるエレンもクール&セクシーで素晴らしい。過去との決別、復讐、自由に生きる自由、いつ死んでもおかしくない自由・・・その裏でルパンの仲間達が爆弾の解体で右往左往しているギャップも面白かった。五エ衛門が導火線を斬る理由に爆笑、不二子の呆れて物も言えねえって顔も最高だった。 ワルサーP38にも惚れる作品。
[DVD(邦画)] 9点(2014-12-28 17:15:39)
156.  ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密<TVM> 《ネタバレ》 
シリーズ随一のエロ回。絵柄が物凄く俺好み。何より金髪不二子がすげえ可愛い。まっ裸で敵の大将に不適な笑みをしてみせる不二子のカッコ良さ!「死の翼アルバトロス」を思い出す場面だ。 おっぱい丸出しで捕まった不二子のエロさは異常。それを直視せず目を瞑る五エ衛門は紳士or童貞(ry ゲストヒロインのララもセクシーなベリーダンスを披露。 ルパンの黒スーツがカッコイイというか新鮮。クリカンのモノマネには笑った。 敵のオカマ野郎は野沢那智という豪華さ。 砂漠の情景が良いんです。
[DVD(邦画)] 9点(2014-12-28 16:44:30)
157.  ルパン三世 燃えよ斬鉄剣<TVM> 《ネタバレ》 
絵柄はともかくTVシリーズとしては個人的に「ワルサーP38」や「ファースト・コンタクト」に匹敵する出来。 昔の仲間が敵として立ちはだかる哀しみ、裏切られ・・・ってルパンの面々はそれがお約束みたいなもんです。 タイタニック号と日本の忍者が絡むという話もルパンならでは。  五エ衛門が過去を文字通り“絶つ”一刀両断! 
[DVD(邦画)] 9点(2014-12-28 16:23:29)
158.  ストレンヂア -無皇刃譚- 《ネタバレ》 
「獣兵衛忍法帖」を思い出す時代劇アニメーションの傑作。 その「獣兵衛忍法帖」で主役を演じた山寺が今回はラスボス。タレントを起用して話題を呼ぼうとする魂胆には反吐が出るが、演技は悪くなかったと思う。山ちゃんが凄すぎるだけなんや!  刀が刃こぼれを起こすなど妙なリアリティ、それを奇想天外な世界観で刃を交わす殺陣、アクション。カメラも必死で動き回る彼等を追いまくる。それぞれの散り際もあっさりさくりと死んでいく流れが良い。愛する女、守る者のために我武者羅に生き、何時の間にか死ぬ。主人公が刃を抜く瞬間をあそこまでスリリングに描くとはねえ。最後も生き残ったのか死んだのかぼやかす終わり方も良いじゃないですか。
[DVD(邦画)] 9点(2014-12-26 22:29:11)
159.  王立宇宙軍 オネアミスの翼 《ネタバレ》 
この映画は庵野の作品で最も退屈であり、最もワクワク興奮する最高のアニメの一つだ。 自暴自棄になり女の子を襲いそうになる主人公、だが女はそんな男を許し、新しい道を示してしまう。  主人公は宇宙に自分の道を見つける。あのロケットを空にぶち上げる瞬間を待ちわびる時の興奮!淡々とした言葉と空気が緊張を盛り上げ、凄まじい噴射煙がもうもうと画面を包み込み、ロケットが天高く空に上がっていく瞬間!!製作サイドと劇中ストーリーのシンクロが、そのまま作品の凄味になっているんだ。 森本レオも声を演じるという意味では“素人”同然。ナレーションに反して、シロツグの口調は不安が混じったような声だった。 その瞬間までをメチャクチャ盛り上げる坂本龍一の音楽よ!  この作品を見た後に、庵野の大阪芸術大学時代の創作の数々も見て欲しい。アマチュアとは一体・・・あんたすげえよ庵野。
[DVD(邦画)] 9点(2014-12-26 22:14:23)
160.  トイ・ストーリー2 《ネタバレ》 
冒頭のバズが敵のアジトに潜入するシーンの緊張、そこから一気に緩い空気になるから面白い。 その後で本当に“設定上”のボスと戦ったりするから楽しい。設定では熱線の打ち合い、現実はドッジボールも良いところ。  今回はウッディと同じようなカウボーイのキャラクターがわんさか登場。ウッディの嫁誕生。ジェシーの歌が心に響く。スターウォーズのパロディには笑った。  前作はバズが「自分は何者なのか」という事に葛藤して答えを見つけ、この作品はウッディが自分の存在意義を見出す事になる。 おもちゃというかコレクションアイテムとして綺麗にされるウッディ。 「1」よりも進化したアニメーションと質感がよりその凄さを味あわせてくれる。あのシーンは不思議と何度も見てしまうよ。 埃をはらい、ほつれた糸を縫い、脚に刻まれた“思い出”も尽く消されていく。ウッディにとっては“治療”じゃない。記憶の抹消、自分が何者だったのかという存在を消される行為に等しいのではないのだろうか。 おもちゃは主人を選ばない・・・いや、選べない。 だが彼ら心、魂を持ったおもちゃたちは主人を受け入れたり、選ぶ事もする。 そんなおもちゃに大人も子供も違う形で魅了され、夢中になってしまうのが怖い。 人は歳をとってもおもちゃを愛し続け、愛情を注がれれば注がれるほどおもちゃも永遠に生き続ける・・・そんな事も思ってしまう作品だった。
[DVD(吹替)] 9点(2014-12-26 22:02:17)
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