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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2282
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1601.  カットスロート・アイランド 《ネタバレ》 
 海賊ものやアドベンチャーが大好きなので、見る前にどうしてもハードルを上げてしまうのです。つい楽しみにしちゃって。だから、まあ期待通りではありませんでしたね。  なんだろう、ものすごくアクションてんこ盛りなんですが、いまいちキレがない感じです。ついでに言うとコクもない。スピード感ももうちょっと欲しいです。特に馬車のシーンは、スローモーションの多用がせっかくのスピード感を殺しちゃっているような気がします。  ついでに言うと、宝探しのドキドキ感も足りないです。わりとあっさり見つかっちゃうのが物足りないです。「手を組みました」「寝返りました」の連投も、サプライズを演出したかったのかどうかはわかりませんが、サプライズ感はゼロ。むしろ簡単に手を組んじゃうことで面白みが半減しちゃいました。三つ巴戦にしてくれたほうが面白かったんじゃないかなあ・・・。  あーだこーだつい言ってしまいましたが、これも好きなジャンルの映画に対する期待の現われの結果なんでございます。だからつい愚痴ってしまいましたが、そんなクソつまらない映画でもありません。普通に見て、普通に楽しめるアドベンチャー。宝もゲットできちゃいますし。この映画って、ヒネリは無いけどロマンはあるんですよね~。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-04-02 02:02:14)
1602.  裏街の聖者 《ネタバレ》 
 トニーレオン演じるラウは、いい加減そうな雰囲気を漂わせながら、実は凄腕の医者であり、尚且つ人格者というスーパーマン。劇中同時進行で継続する様々な人間ドラマと医療ドラマを、スーパードクターラウがさりげなく解決していくという、所謂ヒーローものに近いジャンルだと思われます。  医者志望の金持ち少女(このヒトめっちゃ可愛いです。)や、研修医の若者といった次々出てくるラウのファン達が、より一層物語を盛り上げてくれますしね。  更にはラウの学生時代の教授の研究をめぐるちょっとしたサスペンスや、ちょっと腹黒い感じのするライバルの存在、余命いくばくもない女の子とのエピソードなど、コメディ調の作風の中に、絶妙なバランスでシリアスなストーリーが放り込まれているのが素晴らしい。  ただ、一つ一つのエピソードは悪くないのに、さすがに90分くらいの映画にここまで盛り込みまくると、一つの作品としてはやや散漫な印象になってしまいましたね。もうラウがあきれるくらいのスーパーマンでまったく動じない人物なので清々しいことこの上ないのですが、欲張りすぎたエピソードの数々が、一つの作品としての統一感を失わせてしまった感がもったいないです。それでもやはり、気軽に見れる娯楽作品としては、及第点ではないでしょうか。
[DVD(吹替)] 6点(2014-04-01 02:35:17)
1603.  エイリアン4 《ネタバレ》 
 今までの三作品から、また新しい作風となったパート4ですね。今回は何と言ってもヒーロー然としたスーパーリプリーの存在が光っています。それもどちらかと言えばダークヒーロー。軍人達を圧倒する海賊を更に圧倒するスーパーリプリー、しかも何気に垂らした鼻血は強酸性。これはもうリプリーがエイリアンとどう絡んでいくのか、そればかりが楽しみで完全にいつもとは違うテンションで映画を見ることになりました。  だから、ストーリーが進むに連れ、何となくいつもの人間らしいリプリーに戻ってしまったのはちょっと物足りなかったです。かと思えば、今作での自分の立ち位置を思い出したかのように、エイリアンのもうひとつの口を何の脈絡もなくひきちぎってみたり。いったい何がしたいのか。  本作ではフェイスハガーもエイリアンも、アンドロイドも海賊たちも、みんなが精一杯頑張って、映画を面白いものにしてくれたのが好印象でした。結果、シリーズ中最もバラエティに富んでいながら、最も印象が薄くなってしまった気はします。それでも娯楽映画としては一級品であり、エイリアン作品はどれも面白くて満足でした。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-04-01 02:06:38)
1604.  エイリアン3 《ネタバレ》 
 個人的には好きなテイストの3作目。2作目鑑賞後、間を置かずに3作目を鑑賞したわけですが、前作の主要人物たちが死んだことに対する憤りは感じませんでした。ニュートやヒックス伍長が死んだ様子をフェイスハガーの不穏な活動及び脱出機の惨状と医者の説明だけから想像させる恐怖演出が功を奏したのかもしれません。凄惨かつ無情で無慈悲な現状をたたきつけるオープニングはつかみとしてはOKでした。また、ニュートの死体解剖から新たな惨劇を予想させる導入の仕方も良いと思います。  残念だったのは、1作目とも共通する部分ですがフィールドの全体像が今回も大変わかりにくいことです。密室での惨殺サスペンス調にするのであれば、鑑賞者が最低限理解しうる範囲のフィールドにしてくれたほうが、密室の恐怖並びに突然出現するエイリアンの恐怖感はまた違ったものになったかもしれません。  更には、生存本能を登場人物と鑑賞者が共感するからこそ生まれる緊張感は、今作では完全に無くなりました。なぜなら、中盤でリプリーが生への執着を断ち切ってしまうからです。追い討ちをかけるかのように、エイリアンがリプリーだけは襲わないという状況設定も加わります。ここでホラーとしての体裁は陰を潜め、あとはシナリオの決まったストーリーの結末を見届けるだけになってしまうのが物足りなさを感じます。  それでもやはりエイリアンシリーズとして、3作目は3作目としての面白さがあり、ラストまで大変興味深く鑑賞させていただきました。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-04-01 00:19:03)
1605.  エイリアン2 《ネタバレ》 
 SFアクションとして傑作の出来栄えですね!ホラー要素は前作と比べると確かに弱くなったかもしれません。それでも序盤の誰もいなくなった植民地住居や、八方塞りの絶望的な状況に追い込まれていく中盤のシークエンスなどはしっかりホラーの定石を踏んでいると思います。  プロローグで海兵隊のみなさんが万全の状態で惑星に降り立つとき、『スターシップトゥルーパーズ』を思い出して、最高に気分が盛り上がりました。だから、いざエイリアンの巣に重装備で乗り込んだとき、「核融合炉」という理由で装備を取り上げられ無力化された挙句にエイリアンから一網打尽にされちゃったのは残念でしたねー。ただそれはホラーとしての側面がある以上いたし方の無いことですね。  最も好きなシーンは、エイリアンが一斉に襲ってくる直前、「あと6m、どういうことだ?部屋の中に入っている!」といった後、全員で天井を見上げるシーンです。あのしてやられちゃったときの恐怖ってのは、見落としの後悔とあいまって絶望感を更に助長してくれるんですよね。そして天井あけたらゴキブリの大群みたいにエイリアンがわーって、そこからはSFアクションの醍醐味が味わえてもう大満足です。なのにニュートが間一髪でさらわれて更なる見せ場を用意してくれているのですから、これはもうエンターテイメント作品として一つの究極の形に到達しちゃっています。スタッフロールが流れるまで、いつまでも安心できない緊張感。ラストまで存分に堪能させてもらいました。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-03-27 12:42:47)(良:2票)
1606.  アウトブレイク 《ネタバレ》 
 すばらしく面白い作品でした。8点~10点の間で迷ったのですが、他の方も言及されているように、軍の陰謀が明らかになる後半、言われて見れば普通のB級サスペンスアクションものになってしまった感がありますね。よって残念ながら満点とは良い難いのですが、とにかく感染が複数の経路から広がっていく様子の緊迫感が尋常ではなかったので、10点に近い9点かと思われます。  こちらのレビューを見るまでは気付きませんでしたが、なるほど、感染症一本に絞ったほうが映画の完成度、面白さは格段に増したかもしれません。それは裏を返せば、映画のテーマを表現するための本作品のクオリティが非常に高いということでしょう。ですがあえて別れた妻との復縁ドラマや、軍の重要機密(=細菌兵器)という複数の要素を盛り込もうとするアメリカ映画のサービス精神は嫌いではありません。むしろ真面目に作りすぎず、娯楽作品としての立ち位置をぶれさせない姿勢は潔いかもしれません。それでもソルト少佐(キューバ・グッディングJr)の「できました」は笑っちゃいましたが。ワクチンの出来上がりがマックより早いです(笑)  スピード感、緊張感、どれもこれも一級品のオススメ作品です。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2014-03-27 03:35:53)
1607.  シャロウ・グレイブ 《ネタバレ》 
 登場人物たちのパワーバランスが崩れたり逆転したりする心理サスペンス系のドラマは大好きです。今作のように、リーダー格のわがまま王子と、真面目な気弱青年のパワーバランスが見事にひっくりかえっていく様はなかなか見応えがあります。更には第三者グループに属する警察や犯罪者チームの不穏な動きが、作品全体に更なる緊張感を生み出しているようです。  特に、犯罪者チームが徐々にアレックス(ユアン)たち3人に辿りつくまでの様子を恐ろしいエピソードと共に映し出しておきながら、まさかの瞬殺という結果になるとは誰が予想できるでしょうか。ラストのオチよりこっちのほうがよほどショッキングで、そりゃあアレックスがびびるのも納得です。  この見事なまでのゲーム運びはスリリングかつ繊細で、全く目が離せません。  それでもひとつだけ残念なことがあるとすれば、三人の信頼関係が、もともとそれほど強く見えないことですね。三人がそれほど仲良しには最初から見えないのです。だいたいアレックスは二人から嫌われているようにしか見えないんですよね。三人の信頼関係を示すエピソードなりキャラ設定なりがきちんとしていれば、衝撃度や不快感は何倍にも増したかもしれません。  ただそんなアレックスがラストでジュリエットを守ろうとしたり、でもそのジュリエットはアレックスを裏切ったりと、三人の本質が垣間見えるラストは傑作です。
[DVD(字幕)] 7点(2014-03-27 00:27:26)
1608.  恋人までの距離(ディスタンス) 《ネタバレ》 
 最初の列車を降りるまでのシーン。レコードの視聴室での絶対に合わない視線のシーン。仮想電話でお互いにさりげなく告白しあうシーン。どれもこれもかなり良いんです。ちなみに、個人的にはワインとワイングラスをゲットするふたりのコンビネーションも、二人の距離感がさりげなく近くなっていることを示唆していてかなり好きです。俗っぽいシチュエーションなのが臨場感を際立たせています。それはクラブのシーンでも言えることですが。  二人が辿った道のりを、もう一度順番に映し出すシーンの雰囲気も最高に素晴らしい。そして何と言っても、ラストで二人が一人きりになったときに映し出される姿が最高に共感できるんです。最後に二人が半年後の再会を約束したからこそ訪れる安息の瞬間なんですよね。それは未来への希望を余韻として残す、個人的にはベストの締めくくりだと思われるんです。  ただ、一本の映画としては、この内容で押し続けるのはちょっと無理でした。途中でさすがに飽きましたもん。ちょっとくどいんですよー。似たような話ばっかりするし。ピンボールときの話なんかその最たるもので、正直もうどうでも良いわーって気分でした。  更には、最初の頃はセリーヌ(ジュリー・デルピー)がもう大変魅力的に見えまして、二人で汽車を降りることになったときには我がことのように「おおー」って盛り上がったものですが、セリーヌが話せば話すほどなんか彼女に当初感じていた魅力がどんどん無くなっていきました。やっぱ沈黙は金ですよ。  続編があるそうで、どうしようか迷っていました。そこで、他の方のレビューを参考にさせてもらうことに。今作で、カラバ侯爵さんのレビューを見て、「うんうん、そうだそうだ」ってうなずいていたんですけど、カラバ侯爵さんが続編もご覧になっていて、そちらでも0点をつけてくれていたので、大変参考になりました。  続編は見る必要なしってことで、無駄な時間を過ごさずに済みそうです。
[DVD(字幕)] 4点(2014-03-24 04:41:39)
1609.  ザ・プロデューサー 《ネタバレ》 
 サスペンスとして、成り上がり系の人間ドラマとして、オチを見るまでは傑作だと思っていたのですが、ラストのオチに理解を示すことができませんでした。  一種のどんでん返し?になるのかどうかわかりませんが、奇をてらうオチにも最低限の整合性が欲しいところです。ガイ(フランク・ホエーリー)がバディ(ケヴィン・スペイシー)を撃たなかった結果、あのようなラストを迎えたのは結果論であって、本来であればその選択にガイの利益につながるポイントはないはずです。ガイの選択は予想外というより起こりえないことであって、不自然すぎるその選択は理解不能です。もちろん、その選択をする可能性が示唆される動機や伏線があれば別ですが。もしあったとすれば僕が気付かなかっただけですので、このレビュー自体が的外れも良いところですね(笑)  どちらにしろ、僕にはこの結果は納得できないものでした。  ですが、映画は、はっきり言って面白いです。でもガイが頑張る姿と、ガイとバディの主従関係があまりに良すぎたので、下積みから成り上がっていくサクセスストーリーにしてくれちゃったほうが面白かったんじゃないでしょうか。まあ、結果サクセスものになってしまっているんですかね。
[DVD(字幕)] 6点(2014-03-24 02:52:45)
1610.  パウダー 《ネタバレ》 
 久々に自分の中では大ヒットした不思議系の作品。歴史上人類最高の知能を持ち、その存在自身が電解質という事実が、ストーリーが進むにつれて少しずつわかってくるという運びは王道ながら鉄板。また、彼の特異な才能を、食事中のスプーンや授業の実験、避雷針の数やロッカーに並べられた錠前で表現し続ける演出は完璧でしょう。  確かに、保護したパウダーをいきなり一人きりで食堂に放置するなんて、普通にありえないだろうとつっこまざるをえないような展開もあります。そういったストーリー上のディティールの粗さってのは存在します。でもそんな些細なことに目をつぶれば、これはもう年齢問わず多くの人に薦められる傑作だと思います。  そしてラスト。作中すべての存在は一つにつながっていると、彼だからこそ実感できる真実を実現するラスト。彼にとっては、あれは死ではなく、ただ形を変えたに過ぎないのですね。人の形をとっていても、雷の形をとっていても、彼にとってはすべては同じエネルギーであり、地球上のものはすべてつながっているわけですから。  ただ個人的には、そのような至高の存在になるラストでも構わないんですけど、もう少し俗っぽいラストで終わらせてくれるほうが好みなんです。彼がこの社会で、人の形のまま、その才能を如何なく発揮してみんなを幸せにしちゃう、もしくは見返しちゃうみたいなね。そんで続編もあるよー、みたいな終わり方。かなり俗っぽくなっちゃうし、娯楽色強くなっちゃうんですけど、好きなんですよねー、そういうの。
[DVD(字幕)] 8点(2014-03-24 02:17:02)
1611.  湖畔のひと月 《ネタバレ》 
 良質で上品です。それでいて堅苦しさもあまり感じません。とても良い作品だと思います。ですが、ちょっと小奇麗にまとまりすぎて、いささか物足りなく感じちゃったのも事実です。  主役のベントリー(ヴァネッサ・レッドグローヴ)は、何と言ってもそのさばさばした性格が最高の魅力です。とにかく、誰に対しても思いやりを持ち、優しく明るく接する一方で、自分が言いたいことはなんでもはっきり言っちゃうので、見ていて清々しいことこの上ないです。  彼女の周りの人々も基本的に悪人はおらず、まあそれぞれ性格の良いところと悪いところをバランスよく見せてくれます。  個人的にはヴィットリオがベントリーに、たいしたエピソードも無いまま惹かれるというのが、ちょっと無理矢理感がして違和感アリアリでした。また、ウィルショー少佐がボーモント(ユマ・サーマン)をおっかけまくるのも、見苦しくてちょっと笑えません。更にはそんなウィルショー少佐にいつまでも親愛の念を抱き続けることにもちょっと不自然さを感じますね。  上品に作られた作品だからこそ粗というか、不自然さが目についちゃって残念でした。ただ、休暇を楽しむ人達がいる一方で、戦争が近いことを作品の中でずっと示唆し続ける演出は大変素晴らしいと思いました。まるで当時の人々の世界情勢を、当時の人々の視点から垣間見るかのような臨場感。これだけでも見る価値があるかもしれないですね。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-03-24 01:48:11)
1612.  ブロークン・アロー 《ネタバレ》 
 はじけるヘリコプター。とびちるヘリコプター。全部で4台、きれいに大破。1本の映画でこんなにヘリの爆破を見るとは思いませんでした。更にはヘリのテイルローターを使ってのアクション、覚えているだけで2回。この異様なまでの「ヘリ」へのこだわりはいったい・・・。  まあ、何はともあれ、個人的には爽快なアクションで、最初から最後まで飽きることなく楽しめました。『娯楽作品にはつっこまない』というマイルールがあるので、あとはもう楽しいか、楽しくないか、それだけなんでございます。そこだけで評価させていただきますと、本作品は楽しい作品ではないでしょうか。隠れキャラのように強い公園の監視員。良いじゃないですか。もっと強くても良いくらい(笑)。  そして何と言ってもクリスチャン・スレーター。なんか知らんけど、この人めっちゃ好きなんですよ。この作品でも個人的には最高に輝くアクションしてくれていて、とても良かったです。練習の時には負け続けるライリー・ヘイル(スレーター)。でも実戦では、ディーキンス(トラボルタ)をしのぐわけですよ。これを見せるための、いや、魅せるためのラストの殴り合い。もう僕一人大興奮です。  まあ、でも7点ですかね。動機が弱くて、緊迫感もちょっと足りなかったと思います。 舞台を戦闘機、車、銅山、列車といろいろ変えてくれるサービス精神が良いです。悪役たちの個性もなかなかにGOOD。個人的に好きだったのは、核の設定いじっているメガネのおっちゃん。セリフもしっかりあるんです。「エンジニアはひ弱ってか?俺はもと工作員だ」って、細かいキャラ設定が超スキ。 
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-03-23 02:01:13)
1613.  クルーレス 《ネタバレ》 
 普通に面白い作品です。テンポも良いし、明るいし。ただ、主演の女の子は、アホがアホを重ね着しているようなキャラクターなので、好き嫌いは分かれそうです。イライラする人はイライラするでしょーねー。自分は寛容な人間であるかどうかの性格判断にはもってこいです。特に序盤はアホが前面に押し出されているので、これをほほえましく見ることができる人はマザー・テレサに匹敵する寛容な心の持ち主と言えるかもしれません。  思わず悪く言ってしまいましたが、主人公のシェールは実は結構善良な女の子です。しかも性格はアホだけど、頭はそんなに悪くない。特に後半になるほど彼女の善良さや、純粋さがクローズアップされていくので、見ていて心地よいものがあります。前半を乗り越えれば、きっと後半は少しだけハッピーな気分で終われるんじゃないでしょうか。あくまで少しだけですよ。念のため。
[DVD(字幕)] 6点(2014-03-23 01:18:51)
1614.  エイリアン 《ネタバレ》 
 静かに始まるオープニング。冒頭のタイトルから素晴らしい雰囲気です。なんとも不安な気持ちにさせられます。  僕にとって、この作品はSFというよりホラーの側面が強いです。幼少期に見たため、恐怖感が刷り込まれているせいもあるかもしれません。  なんにせよ、どこに恐怖を感じるかは人それぞれだと思いますが、僕の場合は大きく2箇所。まず一つ目が、見知らぬ惑星で、見知らぬ生命体を調査しないとならない状況で、そこで突然卵から孵った何かに襲われるシーン。防護ヘルメットに食い込み、切り離そうとすれば顔の皮膚がはがれるというありえない状況。こーゆーときに限ってなぜか想像力がかきたてられて、頭の中で一人絶望的な気分を味わってしまうのです。  そんで二つ目が、ラストで脱出する寸前のどたばた。これはもうまさに助かりそうだからこそ感じる恐怖ってやつですね。あとちょっとで助かる。みんなでシャトルに乗り込んで脱出するだけ。それなのに、エイリアン、そこにいるのかよー、っていう状況。絶望的な状況であれば、当事者たちの諦観の念に共感し、逆に恐怖感は感じづらいものです。やっぱ助かりそうなときだからこそ、生と死をリアルに実感して、緊張感もあいまって恐怖心が最高に掻きたてられちゃうんでしょう。  ただそんな最高傑作ともいうべきこの作品も、船の全体像が把握しづらいことが個人的にはちょっとマイナスポイント。状況が少しでも分かりづらかったりすると、この手の作品は緊張感を削がれます。もうひとつは猫。しつこいです。猫よりエイリアン優先、脱出優先でしょう。あれだけクルーの生命を優先させていたリプリーが肝心な時に猫探しって、説得力がなくなるでしょう。わざと危険な場面を作ろうとしているように見えちゃって、ほんとイライラしちゃいました。  本当に、もはや伝説になりつつある作品なのに、そーゆーとこもったいないですね。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-03-23 00:42:07)(良:1票)
1615.  陽のあたる教室 《ネタバレ》 
 学園ドラマとして、一人の先生の成長のドラマとして、大変に完成度の高い名作であると思われます。リチャード・ドレイファス演じるホランド先生が、不器用ながらも知恵を絞り、工夫しながら本当の意味で親身になって生徒を指導する姿が見ていて大変心地よいです。  彼は先生になるきっかけがそもそも消極的ですし、ガートルード・ラングやラスの指導を始めるきっかけも彼自身が率先して始めるわけではないんですよね。ですが、ホランド先生の一番の魅力は、たとえきっかけがなんであっても、一度始めた指導は最後までやり通すことなんです。決して生徒を見捨てないのです。その一途さ、善良さ、そして先生としての資質に僕は素直に感動しました。確かに、これから先生になろうと思っている人、もしくは教職につかれている方なんかは、きっとこの作品からいろいろなことを学ぶことができるかもしれませんね。見ていてなんかパワーをもらえますしね。  この映画を見ているときの感動や高揚感、そしてうまくいかないときの焦燥感というものは、スポーツを観戦しているときの感覚に近いものを感じます。スポーツを見て感動するのは、もちろんそこに数多くのドラマが生まれるということもありますが、何より選手のその真剣さ、ひたむきさに心打たれるという場合が多いのではないでしょうか。ホランド先生をはじめとして、泣きながら練習するガートルード・ラングや、一生懸命ドラムの練習をしているラスの姿にすごく心惹きつけられるものがあります。そして犬猿の仲と思われていた校長先生が、「私はこの学校の先生で、あなたが一番好きでした。」とホランド先生に告げたとき、まじでやばいくらいに感動しちゃって、久しぶりに映画見て泣いちゃいましたね。  ただ、やはり一本の映画として、盛り込みすぎてしまった感は否めないような気もします。そのために、ドラマを終局へと収束させていく段取りに少々不満が残ります。だって、大事なことは何一つ解決していないまま、「なんか感動的だからいいんじゃね?」といったノリでラストを迎えませんでした?せっかくの素晴らしい作品だったのに、最後を雰囲気だけでうやむやにされちゃったのは、正直残念でした。
[DVD(字幕)] 6点(2014-03-22 06:10:34)(良:1票)
1616.  ジュマンジ 《ネタバレ》 
 こういうタイプの映画は理屈抜きで本当に楽しくて大好きです。  映画だからこそ創り出すことが出来る世界を見せてくれるわけですから、本当に夢のある作品だと思います。  ゲーム好き、ファンタジー好きな自分にとっては、双六で出た目の内容がすべて真実になってしまうなんて、最高にわくわくします。更には、事情を知らない町を巻き込んでいって、次第にスケールが大きくなっていくのがまた良いんじゃないでしょうか。スケールを大きくしすぎるとしらけちゃうこともあるのですが、この映画はその辺の匙加減も絶妙です。娯楽作品として文句なし。はじめてナイト・ミュージアムを見たときの感動をまた味わうことが出来ました。(なんか、自分の中で同系列の映画にカテゴライズされています)  夢あり、笑いあり、ドラマあり、娯楽作品としてもっと評価されても良い作品だと思います。やっぱ映画はこうでなくっちゃね。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2014-03-20 01:46:42)
1617.  ラングーンを越えて 《ネタバレ》 
 ビルマという国の当時の状況を知ることが出来る社会派のドラマとして、かなりの見応えがありました。その一方で進行していく、一人の女性の再生の物語もとても良かったです。ラストでローラ(パトリシア・アークエット)がけが人の治療にあたったときは、不謹慎とは思いつつも、ある種の高揚感のようなものさえ感じます。  家族を理不尽な事件で失った辛さが、演出の問題でしょうか、導入部分ではそれほど心に伝わってきませんでした。だから、情勢が不安定な国で勝手に観光しようとするローラに多少イライラしちゃったんです。ですが、ストーリーが進むにつれ、ローラの辛さに共感し、ローラの勇気ある行動を心底応援するようになりました。  並のホラーやサスペンスよりよほど恐怖心や不安感を刺激される、サスペンスとしての出来もかなり秀逸です。  個人的には、傑作とまではいかないまでも、全てのひとにオススメできる良い作品だと思います。テーマはなんか重くて難しそうなのに、絶妙なバランスでかなり見やすい作品に仕上がっているのが素晴らしいです。
[DVD(字幕)] 7点(2014-03-18 04:08:09)(良:1票)
1618.  フレンチ・キス 《ネタバレ》 
 ラブコメとしてとてもよくできていると思うのですが、いまいち「ラブコメ」として楽しみきれなかったんですよね~。  メグ・ライアンが個人的に好みではないのが原因のひとつですね。彼女はラブコメを演じる女優として完成されすぎちゃってて、どうしても作りもの感を感じ取ってしまうんです。これはもう好みの問題なので、仕方がないとは思います。  もうひとつ原因をあげるとしたら、「ネックレス」の秘密がなんかやたら気になって、気持ちがそっちに集中しちゃったことですね。複数の要素をつめこんだ映画って嫌いじゃないんですけど、この作品にいたっては、サスペンス要素盛り込んじゃったことが裏目に出ちゃった気がします。しかもサスペンスってほどサスペンスじゃないしね。なんかこの設定のせいで、メインのストーリーに気持ちが入らなかったのです。  ひとつの作品としては、わかりやすいし、ラブもコメディもしっかり入っていて楽しい作品だと思います。バランスの問題かな。
[DVD(字幕)] 6点(2014-03-16 07:26:28)
1619.  ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 
 ラストまで見て、「騙された。」というより、「なんてずるい映画なんだ。」という感想しか浮かんできませんでした。「この映画すごく面白いらしいから一緒に見よう。」とあまり映画を見ない連れと一緒に見たのを凄く後悔しています。  もともと「夢オチ」がかなり嫌いなんです。今まで見たことがすべて無駄にされたような気になるのです。で・す・が、「作り話オチ」はそれに輪をかけて卑怯でしょう。それでもこの作品がまだ百歩譲って許せるとしたら、全てが作り話というわけではなく、その中に真相も紛れている部分でしょうか。  結局はっきりわかっているのは、船が炎上したことと、15人分の遺体が出たこと、女弁護士が殺されたこと。それ以外のことは回想シーンのみで語られるので、回想シーンの中のどれが真実でどれが嘘なのかがわからないわけです。コバヤシというのは偽名でしたが、ラストでコバヤシと同じ顔の側近みたいな人物が出てきたのですから、レッドフットなんかの偽名は使っても、それぞれのエピソード自体は本当であった可能性があります。ただ、それらが本当のことかどうかを最後まで観客に明かさず、よくわからないものは凄く感じるという人の心理を利用して、なんか凄い映画っぽくしちゃったのは、やはり反則であり、鑑賞者への礼儀を欠いているようにも思えます。  いろいろ考えながら見ていたときは面白かったのですが、オチだけは残念でした。
[DVD(字幕)] 6点(2014-03-15 07:59:56)(良:1票)
1620.  リトル・プリンセス 《ネタバレ》 
 ファミリームービーは退屈さを感じてしまうものが多いので最近は敬遠し始めていたのですが、これはとても楽しめました。確かに刺激は少なめだし、いかにも童話をそのまま映画にしましたって雰囲気なんですけど、父親の訃報を受けてからの急展開が面白かったと思います。特に原作を知らない方であれば(僕も知らなかったのですが。)逆に楽しめるのではないかと。  セーラ役の女の子の演技がとても可愛らしく力強く、純粋に彼女の幸せを劇中願い続けていました。逆境から最後はハッピーエンドになるっていうのは見え見えなんですけど、良い意味で期待を裏切らないので安心して見られます。王道には王道の良さがあるものです。それでもセーラが父親の名前を叫びながら警察に連れて行かれるところは、これファミリームービーか?と思っちゃうくらいの迫真の演技で、どうなることかとハラハラしましたね。父親が唐突に思い出したのはいまいちな感じがしましたが、ラストのミンチン校長のオチは個人的に大好きです。  万人に愛される良作ではないでしょうか。刺激は少なめですけどね。
[DVD(字幕)] 7点(2014-03-12 17:37:23)(良:1票)
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