161. ヒトラー 最期の12日間
最後の12日間、もはや崖っぷち。 戦況、兵士たちや将校、そしてヒトラー自身の精神状態に至るまで。 まるで余裕が無い、終始転がり落ちていく様を見せつけられたという感じである。 押し寄せる敵軍の波、対するヒトラーの心の揺らぎ。 丁度良い塩梅で描かれていたと思う。 勝ち目は無い、だが撤退も降伏も拒否しどうすることも出来ない状況。 そこで一人怒りを露わにしわめき散らす姿、その背中は小さく哀れみさえ覚える。 国民は逃げ惑うだけか、単なる被害者なのか。 その辺りも作中で軽く言及していて感慨深い、身につまされる思いである。 見応えはあったが終盤に長さを感じてしまった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-11-15 21:44:08) |
162. スネーク・アイズ(1998)
「冒頭の13分長回し」「最後にどんでん返しが・・・」 この謳い文句でかなり損してると思う。 これで色々期待を膨らませて見てしまう。 だが、その大きな期待に反する肩透かし感がデ・パルマらしい。 ニコラスの小悪党演技、その適当っぷりも心地よし。 ゲイリーは登場早々から目が据わってるので悪役以外の何者でもない。 気楽に見る分には、楽しめた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-10 08:56:26) |
163. コーヒー&シガレッツ
《ネタバレ》 作風なのだろうが刺激に乏しく、11篇もの多さに少々気疲れしたりも。 話に身が入るか否かの絶妙なタイミングで次の話に切り替わる。 退屈を感じさせるシーンが多々詰め込まれてるのにそれらを無駄と切れない。 変な隙の無さがあったりする、そこが妙に悔しい。 そして、自ずとコーヒーが飲みたくなったり煙草に手が伸びたりする。 素直に受け入れづらい雰囲気を持っていて、見る度に評価がコロコロ変わりそうだ。 心にゆとりを持ちましょう。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-10 05:51:21) |
164. ハリー・ポッターと秘密の部屋
ゴタゴタ感が否めず。 ハリー君がかなり成長してて以降のシリーズの撮影に支障が出ないか心配だ ・・・アゴ割れてるし。 [映画館(字幕)] 5点(2006-11-08 10:12:38) |
165. ハリー・ポッターと賢者の石
前作よりはいくらか整理されてて見易かった。 ただ、やはり子供向けの感は否めず。 もう少し歯切れの良い展開というか何と言うかムニャムニャ。 良いところを探すより、どうしてそうなるんだよ!という突込みばかり浮かぶ。 [映画館(字幕)] 6点(2006-11-08 10:11:53) |
166. インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
美術の綺麗さ、西洋の美しい世界観が良かった。 トム演じるレスタトは吸血鬼を上手く表現していた、 同様にブラピもいい具合だったのだが、彼には長髪とか雰囲気がマッチせず 妙な違和感を出してたかも。今では無理そうな豪華な配役、 その存在が強すぎて美しさ先行な感もあるが逆にソレに助けられてる面もある。 全ての人物の関係描写が半端に感じられるのと 悲哀がテーマだが伝わってこないのが残念。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-11-08 10:10:20) |
167. ザ・リング2
《ネタバレ》 レイチェル(ナオミ・ワッツ)が井戸を上るシーン。 上り始めの腰つきとお尻のラインと言ったらもう(略。 脱線しましたスミマセン、でもあれが本作品のベストショットだと思います。 内容ですがもはや原形を留めてません、シンプルなホラー映画。 サマラ(貞子)が井戸を駆け上がるシーンなんて、あれじゃクリーチャーだよ。 水が大きく絡むという設定、「仄暗い水の底から」を思い出しますね。 母性愛も入ってますし、「またか」といった感じでした。 鹿のシーンやトイレの便器が次々に壊れて使用不可といったシーンはギャグ全開。 1に続いて、作品に出てきた男性キャストは無駄死にもいいところです。 ここまで崩すならマックスをくっつけてハッピーエンドでも良い流れ。 シングルマザーの勝利にこだわる必要性があったのか甚だ疑問。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-11-08 10:03:31) |
168. ザ・リング
死体の顔とか瞬間的には驚くし怖がるとは思うけれど これでは「じとり」と来る和風ホラーの怖さは出てないかな。 サマラ(貞子)とか普通にエクソシスト風のクリーチャーになってるし。 どうしても派手さや情報量の補完が必要らしく馬やら色々詰め込んでます。 変に大作ちっくに仕立てず、簡潔にまとめた方が良かったと思う。 端々から無理矢理感や、間延びといったものを感じた。 あと息子の病んだ顔、あれはやり過ぎじゃなかろうか。 ナオミワッツは眼福と言わざるをえない美しさがあった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-06 16:48:03) |
169. シリアル・ママ
全力で馬鹿やってます、という感じだった。 本作品にとってこの微妙な馬鹿馬鹿しさが大事なのだ。 ブラックユーモアが冴えてましたね。 ふと我に帰ると「やり過ぎ」を感じるが・・・。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-05 15:13:55) |
170. アダムス・ファミリー2
《ネタバレ》 クリスティーナ・リッチが可愛い、とにかく可愛い。 彼女の今を見るに涙が止まりません。 中盤のぎこちない笑顔を作る演技、ヤバイね。 クリストファー・ロイドもある意味可愛い。 皮肉めいたジョークの数々もエスプリが利いてて良い感じ。 ラウル・ジュリアが亡くなったのは残念ですが、 このシリーズが面白いままに完結して良かったとも思う。 続編を願う悔やみも多分にあるが。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-31 05:14:50) |
171. 七人のマッハ!!!!!!!
《ネタバレ》 ストーリーには期待してなかったがココまで前作よりも質が落ちるとは。 一方的な大量殺戮、ここに時間割き過ぎ、中身無いし。 今回に至ってはサッカーや鉄棒などの要素も盛り込まれており、 本格派アクションで楽しめた前作よりもスタントアクション臭が強い。 曲芸的でダメージが低そうな技の数々、蹴りは体を捻っての回転蹴りがほとんど。 笑うところなのか、そうでないのかの境界線がボヤけてるんですよね。 でも人の生き死にが前面に押し出されてるのでやっぱりシリアス物なんだな、と。 かと言って感じ入ったり、納得できるわけも無く・・・中途半端です。 前作でもとりあえず許容できる展開とレベルの高いアクションがあったのに。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-10-29 22:51:50) |
172. ザ・セル
変態サイコチック映画。砂漠、馬、白い衣装を身に纏うジェニファーに心奪われる。 とはいえ、衣装キレイだなーってだけでジェニファーには魅力感じません。 顔が好みじゃない、ヒップのラインは神の域。 犯人の精神世界へのダイブ、その映像は見事だった。 不思議で不条理な混沌世界。 映像凄いとか確かに思うし言葉通り凄いのだが余韻残らない。 「凄いと感じたところは?」と聞かれれば「馬の輪切り」ぐらいしか印象に無く 説明が難しいシーンの塊であると思った。 未来でもない、ましてや現実的でもない世界。 当たり前のように存在する精神治療の方法。中途半端でした。 [DVD(字幕)] 5点(2006-10-28 16:57:23) |
173. 日蔭のふたり
《ネタバレ》 ひたすらに重く、暗い作品。 通して見ると、幸せを感じさせるシーンもまた物悲しい。 土地を離れ転々とし時には寄り添い、そして離れまた。 このふらつきが、二人の人生そのままでなんだかな~といった感じ。 従妹同士だからダメ、なのか正式にお互い離婚してないから一緒になれないのか。 そこら辺がスーの言葉からも作中からも読み取れなかった、どちらもかな。 どうしようもならなかった、できなかった二人。 頭がいいのに、上手く生きていけるはずなのに・・・難しい話です。 石の街の男どもを石頭と言ってたけど、スーもかなりの石頭でした。 あの時代で男を批判するとか、考えてみれば凄い先進的な女性だったのかも。 叔母さんの言葉、子供たちの死・・・心にズンと来ます。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-28 04:09:39) |
174. DEATH NOTE デスノート(2006)
《ネタバレ》 キャストに所々不満あります。 字を書くシーンで、字が汚い事が気になった。 なのに天才、全国模試一位という漫画的な設定。 歯が浮くような台詞の多さ(コレは漫画では気にならなかったが)。 そうなると、他キャラクターの名前や行動もどうしても気になってくる。 ただ、その中にも好意的な点もあったりして半端さにイライラ。 設定を弄って彼女を用意、中盤で殺してお涙頂戴かと思わせる。 が、それさえも事前に策を弄し利用していたなんて 原作らしいというかオリジナルで上手いことやったなと思ったが それ以外での月(ライト)の粗が目立つ。 言いたいこと多々あれど、良くやっていたのでは?と思う。 原作をそこまで賛美する気も無い(後半なんて酷かった)。 要するに映像化には向かなかい作品だった、コレに尽きる。 [地上波(字幕)] 5点(2006-10-28 03:59:15) |
175. トゥルー・ロマンス
《ネタバレ》 ソニー・千葉の出てるカンフー映画見ない?って、どんな口説き文句だ~。 惹かれあい抱き合って蓋を開ければ売春婦。 勢い余ってポン引き殺し奪ってきたのはコカインでした。 一人の男に100%尽くす女、そんな甘い甘い血みどろラブロマンス。 ギャングや警察を交えての三つ巴。 ゲイリーやサミュエル、ブラピをメインで扱わないところがタラ絡みっぽぃというか。 ウォーケンとデニス・ホッパーとのやり取りを楽しんだのだがすぐ退場だし・・。 [DVD(字幕)] 6点(2006-10-25 03:53:09) |
176. CUBE2
《ネタバレ》 前作は集められた人々は無関係だが何か一つ秀でていて、 それらを合わせれば謎は解けて罠を回避できるといった展開だった。 今回はCUBEが軍関係という秘密が明かされ、集められた人も何かしら接点有り。 次回に続く雰囲気満点で終了。罠も微妙、スプラッタ分も特に無し。 登場人物の閃きや変貌も無く好き勝手やってたなぁ、と。 脱出諦めて殺人に興じたりとかコレは夢ね、といちゃついたりとか。 重大な情報を握ってるのかと思ったら痴呆でしたというオチ。 あのお婆ちゃんが前回の脱出者的位置に居るキャラと一瞬思わせておいて。 なんだかなぁ。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-10-14 16:35:16) |
177. ツイスター
こう、なんていうか締りの悪い映画だったような気がします。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-10-14 16:30:29) |
178. ザ・メキシカン
なんて眠くなる映画なんだ!? 呪いの銃をめぐっての・・ん、ジャンルがえーとラブコメ? ブラピはまぁいい、ダメ男だけど。 でもジュリアがイケてない、いや個人的な好みです。 顔がなぁ・・歳かなぁ・・ブラピと合ってないような。 美しいと言われてる肝心の銃がダメダメだった気がするのだが そこら辺は触れてはいけないのだろうか。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-10-14 16:30:10) |
179. ゴッド・ディーバ
CGがゲームキャラくさくてどうも馴染めなかった、街並みはまずまず。 ストーリーは各人の役割、重要性もイマイチわからない。 ホルスとニコポルが語らうシーンはどれも視覚的にお間抜けで笑いを誘う。 やはりメッセージ性が薄いこと、内容を伝え切れてないこと。 これらから微妙な作品だったなぁと言わざるをえない。 自分はフィフスエレメントよりアヴァロンが頭を過ぎった。 匂い的に。 [DVD(字幕)] 4点(2006-10-14 16:29:10) |
180. ナインハーフ
えっちぃ目的で借りました(苦笑) [DVD(字幕)] 4点(2006-10-14 16:28:11) |