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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1984
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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161.  知らなすぎた男 《ネタバレ》 
どこまでも人を小馬鹿にしたような内容で、自分的には日本の三谷幸喜に近いテイストを感じました。最後は本物のエージェントに犬や猫役をやらせて、結局、ちゃんとした奴はいないのか!?って怒りたくなる、でもそこが心地良いのです。ビルマーレイ自身がこういう人なんでしょうか?どこまで地で、どこまで演技か、まるで分からない。映画を観ている我々は、微妙な距離で主役の彼に感情移入できず、ただ失笑するしかないのです。なんでしょうね?この感じ。彼が真面目にコメディアンに徹しているか、精神的に病んでいるのか?多分、自分は前者って気がします。彼はきっと、我々が思うよりずっとすごい人なのかもしれません。でもそんなのどうでもいいのです。そう思う方が彼も嬉しいんじゃないでしょうか?あ~面白かった。
[DVD(字幕)] 7点(2011-03-03 04:24:28)
162.  真実の行方 《ネタバレ》 
え~!!この犯人、正常なワルやったわけ?これからこの犯人はのうのうと社会で暮らせるの?こんな奴を野放しにしていいのか?病院で異常がないのが分かったら、もう一回、裁判やり直しで、今度は重い刑罰を与えるべきだよ、絶対!と、まぁノートンの演技が巧くて、つい感情的になってしまう。なんとも気持ちの悪い奴を演じてたなあ。話のほうは日本の森田監督の「刑法39条」と近いよね。ある程度、ラストは読める。ノートンのボーっとした顔が過剰演技だったから、きっとこれは演出の上で計算してるんだなと思えた。でも話が二転三転するところは面白い。リチャードギア演じる弁護士が敏腕すぎて、土地問題に目をつけ、これは街の実力者が背後にいる、と思わせ、そしてこのラスト。お腹いっぱいのサスペンスでした。
[ビデオ(字幕)] 7点(2011-01-06 17:12:49)
163.  蜘蛛女(1993) 《ネタバレ》 
ジュリエットルイスの愛人が可哀想すぎる。彼女は主人公に殺されても、主人公のダメ男は妻を愛してるわけで、これじゃ浮かばれんじゃないか!この男がダメすぎる。女代表として、レナオリンはこの男に制裁を加えたかのよう。最後、妻があらわれなくて当然でしょう。多分、一生あの店に現れないと思います。結局、ダメ男は最後は孤独になるしかないのだ!と思ってしまった。でもレナオリンの逞しさはすごい。マフィアのボスを殺し、片腕をなくし(多分手錠を外す為でしょうけど)それでも、ケラケラ生きて行こうとする。タフすぎる。これほどタフな女性の映画は珍しい。
[DVD(字幕)] 7点(2010-12-14 10:30:21)
164.  愛が微笑む時 《ネタバレ》 
シナリオがよく練れてると思った。4人の生きてる人生へのけじめのつけ方が、実に映画センスがあると思った。特に警官のビリーのシーンには、ほろりと来た。100分くらいの短い映画だけど、実にきちんと無駄なくまとまっていたと思う。そしてアメリカ人の死への考え方がよく現れている。こういう「爽やかな」映画は日本の感性では撮れないだろうなぁ。でも自分は嫌いじゃない。アメリカのたくさんの人種の集まった世界で、きちんと生きようとすれば、こういう世界観になるだろうなとしみじみ思った。でも途中、さまよい続けた彼らが生前、果たせなかった無念さをはらせると分かった時の喜びのシーンで「まさか、これミュージカル?」と一瞬不安になりましたよ。アクセントくらいで止めてくれたのでほっとした。自分、ミュージカルはちょっと苦手なんですよね。それからロバートダウニー以外、みんなよく知らない俳優だけど、演技力ありますよね。ゴーストの彼らがウロウロしているのに、それを見えない演技って難しいんじゃないかな?
[DVD(字幕)] 7点(2010-11-23 16:45:09)
165.  集団左遷
柴田恭平の行動はスカッとする。辛い現実をバッサリと斬ってくれるような映画は大歓迎。左遷組の行動はドタバタタッチで描かれてましたが、平成版赤穂浪士と思えるような一本筋の入った作品でした。この映画から15年くらい。今や当たり前のようにリストラの行われる日々。他人事と思って観ていた人も色んな人生をたどっているでしょう。(自分もですが・・)それなのに、この映画は今でも充分面白い。でもリストラされる方も年収1千万とか退職金3千万とか、今では想像できないくらい破格の金額。これでは企業はもたないはずだ。今だったら、正社員から派遣社員にさせられて、低賃金で同じような仕事をやらされるんだろう。そして派遣切り。映画の素材になるようなネタは転がっているのに、こんな起死回生な痛快映画は見受けられませんね。是非、今でこそ、このような映画を観てみたい。
[ビデオ(邦画)] 7点(2010-11-15 14:54:16)
166.  わが心のボルチモア
バリーレヴィンソンは「ナチュラル」でもそうでしたが、古き良きアメリカを撮らせると上手いですね。本作品は「東京物語」のアメリカ版といったところでしょうか?何となく切ない。やはり、時代が変わっていく人生の寂しさみたいのが感じられます。安売りの家電量販店や郊外に持ち家を持つ家庭像がこの時代にもうあった、というのが驚きです。しかし、地味な物語といえば、地味な物語ですよ。こんなに大金かけて、創るのがよく許されましたよねぇ。花火がきれかったです。特に映画冒頭の水たまりに映る花火。おお!と思ったんですが、最後まで地味な映画でした。でもこの映画のようにアメリカに渡ってきた人たちには特別の感情をもたらしたのかもしれません。
[DVD(字幕)] 7点(2010-10-05 01:17:52)
167.  愛という名の疑惑
あの灯台が出た時、ああ、これは一回観たなぁと思った。あまりにも2転3転のストーリーなので、途中から感情移入できなくなって、それで観た後、すっかり忘れてしまっていたのだ。娯楽映画的には成功なのだが、何も心には残らない。でもキムベイシンガーって悪女も演じるし、妖艶な女性(LAコンフィデンシャル)も出来るし、たくましい母親役(セルラー)、ダメな母親(8MILE)、何でも来いだね。何色にも染まる女優さんだよ。一方、リチャードギアは歳とってから、包容力のある男性役でもいい味出すようになってきたけど、この頃って、セクシーなだけの頭の悪い役が多かった気がする。この映画の製作にも関わっているし、イメチェン図ろうと頑張ったのかな?
[DVD(字幕)] 7点(2010-08-03 05:06:27)
168.  ミザリー 《ネタバレ》 
最初は車椅子のまま、どうやって脱出するか、と思ってました。ヒッチコックの「裏窓」かな、と思ってたんです・・・(なめてました、スイマセン)次は心理戦と思ってました。ウイリアムワイラーの「コレクター」かな?と思ったんです。(これもなめてました)でも足をやられて(この映像はスゴイ!)、一緒に死のうなんて言い出すし。最後は保安官が頼りになる面を見せて、終りかと思いました。「セルラー」みたいな感じで。でもこれも違った。自分の前のレビューをいくつか読むと、キャシーベイツが狂気な役をやるとは知っていましたが、細かいストーリーは知らなかったので、自分は幸運な観客だったようです。ですから、まだ観てない人がこの文章読んで、インパクトが薄れると気の毒なので、あまりネタバレしません。(手遅れかな?)これは面白いですよ!ただジェームズカーンからイマイチ、素敵な作家という印象が感じられなかったので(インテリぶっても「ゴッドファーザー」の長男だよなぁなんて思ってしまう)、彼の境遇がそんなに気の毒とは思わなかったです。よって7点くらいかなぁと。
[DVD(字幕)] 7点(2010-06-05 20:34:39)(良:1票)
169.  ゆりかごを揺らす手 《ネタバレ》 
まず魅力的な家族を見せておいて、それがどうなるかドキドキする恐さがある。そして復讐するために、小道具をうまく使って戦う可哀そうな未亡人がいる。これは良く出来たサスペンスだと思います。配役が良かったのだと思う。これがアナベラの代わりに知名度のあるデブラウィンガーあたりが演じていたら、レベッカが完全に悪役になって、面白さは半減だったかも。レベッカの時折見せる冷たい表情が良かった。それが実に哀しい。ラストも「危険な情事」のように最後が銃でバン!なんて展開だったら、がっかりものだったが、2人の女の母親争いでドタバタやったのも良かった。でもこれじゃ、レベッカがあまりにも可哀そうだ。彼女にも何か救いが用意されてる結末だったら、もっと良かった。まぁ、サスペンスだからね。それにしてもアナベラがレベッカを疑いだすのが遅い。もっと早く気づいて女性の心理戦が展開されても面白かったのでは?それにしてもこの時代、「ランプリングローズ」を観ても分かるように、平気で男女の家族の中に、年頃の女性がお手伝いさんや乳母として一緒に同居するという、危険な仕事があったんだね。この映画では旦那は浮気しなかったが、こんな状況じゃ家庭が崩壊するというパターンも多かったんじゃないかなぁ。ヨーロッパの昔の作品に出てくるように身分がきちっと分かれていても、不倫しちゃう映画が多いのに、自由の国アメリカでこんな状況なら男は舞い上がっちゃうよ。
[DVD(字幕)] 7点(2010-05-12 11:53:27)
170.  クローズ・アップ 《ネタバレ》 
人に何か自慢できるものがなく、奥さんと別れ、自分の甲斐性のなさを見せつけられる「現実」の中で、人から尊敬されるという経験をもってしまったら、それはもう嬉しいだろう。人間、どんな人だって、認められたいよ!それを自分の憧れの映画監督だって思われたら、その人の凄さ、知っている分、そりゃ止められないよ。ただ、お金を借りた時点で彼は「純」ではなくなった。憧れのマフマルバフの顔に泥つけちゃった。そこがなぁ。でも分かる気もする。そういう共感、与える映画だからここでも高得点なんだと思う。キアロスタミの映画は饒舌じゃないけど、映像もそれほどキレイでもないけど、映画の持っている効用を、多くの先進国の映画より分かっているように思う。
[ビデオ(字幕)] 7点(2010-04-13 20:35:41)
171.  夏物語(1996)
「モテキ」が来た一匹狼が、3人の女性の中でフラフラしてしまう。この状況、よく分かる。でもこの男の主人公、魅力は無いよね。結局、3人のうち、誰も「彼女」にならないんじゃない?マルゴはあれだけの美人だから、男がほうっておかないでしょう。夏のバカンスでの恋は長続きしないんじゃないですか?それにしてもエリックロメールの話って素敵ですね。色んな恋愛のパターンを描いて、どれも面白い。いずれエリックロメールのDVDボックスは全部揃えたい。
[ビデオ(字幕)] 7点(2010-04-05 14:19:08)
172.  めぐり逢う朝 《ネタバレ》 
品のいい映画でした。奥さんの死で偏屈になった親父の全身音楽家ってところが良かったです。あの長女の娘さんもお父さんをそばで見てきただけあって、本物を見る眼があったのでしょうね。弟子入りした若者がつくった彼女への曲を聞いて、彼が偽者である事を見抜くとこなんか良かった。お父さんの独特の音楽哲学も面白かったです。陳腐な言葉を並び立てないので、見ごたえがあった。ヴィオールに詳しい人が観ても、この音楽哲学はうなづけられるものなのか、興味あります。
[ビデオ(字幕)] 7点(2010-03-11 06:18:04)
173.  伴奏者
主人公の女性のどこか寂しげな表情が気になってました。この表情は大人の女性への一歩手前なのか、それともちょっと暗い女性なのか、どっちかは自分には分からなかったです。両方とも正しいのかな?何せ、主人公の気持ちを丁寧に追っていく映画でした。前のレビューワーの毬さんの「彼女にもいつか幸福がおとずれるのでしょうか」というコメント。自分も凄くすごくそう思いました。
[ビデオ(字幕)] 7点(2010-02-22 13:05:44)
174.  相続人(1998) 《ネタバレ》 
いやぁ、面白かった。アルトマンの人物の演出はホント見事で、探偵さんが良かった。主人公が弁護士と言うところがグリシャムカラーかな?グリシャムもこの話のヒントになるような体験があったのかしらん?女性は怖いね。でもあんな状況にめぐり合ったら、男としてどうなんだろう?「それじゃ」と言って、帰る男っているだろうか?
[DVD(字幕)] 7点(2010-01-12 11:40:04)
175.  ザ・ファーム/法律事務所 《ネタバレ》 
2時間半、息が抜けず、よくできたサスペンスだと思った。だって、事務所を裏切っても、辞めてもマフィアから狙われるんだし、かといって、そのまま仕事してたら、マフィアの言いなりになり、FBIに捕まるし、自分だったらどうするか?トム君、どう切り抜けれるか、と観ててハラハラしっぱなし。知人がよく似たタイトルの「ローファーム」という韓国ドラマに夢中なので、天邪鬼な自分はこれ観るかぁと軽い気持ちで観始めた。人にお奨めできる作品だと思う。グリシャムっていいね。これ以外の作品も観てみたくなった。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-12-24 00:40:30)
176.  夕べの星 《ネタバレ》 
何度も観た前作。だから、この映画の登場人物も前作では子供だった頃から性格変わってないな、というのがよく分かりました。特にいつも長男と母親のエマの喧嘩の間に入って気を使っていた次男がこの作品でも地味でした。いつか爆発するんじゃないか、なんて思ってしまう。おばあちゃんのオーロラは前作ではそんなに軽い女じゃなかったけど、歳を取って反動がでたのか、若い男と寝ちゃったり。末っ子は時々お母さん似の面影を見せて、おっと思わせたり。また前作で病院で見せたオーロラの爆発も今回は飛行機の中でパッツィ相手に見せてくれます。まだ前作「愛と追憶の日々」を観てない人は、この映画の後に観るのも面白いかもしれません。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-08-25 20:14:57)
177.  逃亡者(1993) 《ネタバレ》 
1回目は逃亡者と保安官の頭脳戦や追われるスリルを楽しむ。2回目はどういう経緯で奥さんが殺されたか、黒幕は誰か?を楽しむ。本当、この作品はテレビシリーズ120話分を凝縮しただけあって、ぐいぐい画面に引き込まれる。これは面白い映画だと思います。ただ、あっさり死刑を言い渡されるというアメリカと言う国は冤罪も多いんだろうな、映画と関係ない部分で思った。
[DVD(字幕)] 7点(2009-02-09 17:33:34)
178.  とまどい 《ネタバレ》 
「美しき諍い女」でべアールは、気持ちいいほどの脱ぎっぷりでしたが、この映画では、抑え気味でした。老人との絡みが描かれなくても、もういいです。むしろない方が観終った後、大人の恋愛だよなぁ、心の部分でどう結ばれるか、だよなぁと思いました。でも、この女性にとって、恋愛の場合、年齢はそんなに重要じゃないんですね。父親よりも年取ってるかもしれない男性に、男として接していく。そりゃ、若い男は頼りなく見えますよ!!
[ビデオ(字幕)] 7点(2008-02-07 02:04:33)
179.  34丁目の奇跡(1994) 《ネタバレ》 
このじいさん、結局何者だったのだろうか?最後に主人公の女の子に大きなプレゼントをするのだが、他の家の子供たちの願いも叶えたのだろうか?特に裁判で争った検事の家は?手話の子は?でもいい映画でした。旧作も観てみたくなった。特に「I believe」と色んな職業の人たちが言うとこや裁判所付近に人がたくさん集まるとこなんか、この頃のアメリカって好きだったなぁ、と思いました。今でもこういう夢の持てる作品を創って欲しい。
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-12-25 20:51:20)
180.  ピースキーパー
話が二転三転するところなんか、「ダイハード」や「スピード」に負けてないかも。B級作品でも、こんな面白いのがあるのか!って感じ。昔、一緒に同人誌作ってた仲間がこの作品とよく似たゲームを創ったらしく、お勧めと言う感じで、観たが、白紙の状態で観たら、まあいつになったら、一息つけるんだ、という感じだった。いやあ、面白かった。もし「ダイハード5」が創られるならこんなのがいいな。点数は、話は面白いけど、チープな造りだったので、ちょっと減点。
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-12-10 02:40:12)
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