161. オアシス
韓国映画は時々とんでもない作品が出てくる。そのうちの一本である本作。 主演2人の演技は凄まじい。このテーマを映画化しようとした監督も日本じゃ有り得ない。忘れてはいけないのが、主役の男が前科持ちである以前に軽度の知的障害者であること。最後のシーンでは泣けた。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-08 13:21:45) |
162. ローマの休日
恋愛モノが駄目な僕だが、この映画は素晴らしい。無言で表情だけで見せる演技部分が特に素敵。 [地上波(字幕)] 7点(2009-02-03 09:42:48) |
163. 用心棒
細かいことは考えずに、ただただ楽しみましょう。どこを切り取っても絵になるカメラワーク。「あばよ」カックイイ~~! 仲代達也との決闘をもっとかっこ良く描いて欲しかった。 [DVD(邦画)] 7点(2009-02-03 09:13:39) |
164. アマデウス
偉人アーティストものの映画ではこれが一番素晴らしかった。音楽に興味が無い人でも充分楽しめるとても完成度の高い映画だと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-02 10:01:35) |
165. トレインスポッティング
唯一クスリをやってないベグビーが一番危ない。彼のぶっ飛んだ行動にはかなり笑わせられた。イギーポップの冒頭の音楽が滅茶苦茶合ってますね。まぁ内容は、重い部分もあるけれど、いい意味でオシャレに軽く作られている。若い人向けって思います。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-02 09:31:49) |
166. ボウリング・フォー・コロンバイン
誰にでも伝わる分かり易さで作られていて、良質なドキュメンタリー映画だと思った。マリリン・マンソンがあれだけ悪者扱いされている中で、非常に冷静かつ的確な意見を述べていたのがとても印象的だった。映画化する必要が無いとコメントしている方もいるようだが、充分意味があると思う。僕らはアメリカの現状を知ることが出来るし、アメリカ人は自分達の社会を改めて見直すきっかけになり得るメッセージ性を持った映画だと思うから。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-02 08:25:39) |
167. メメント
一回目の観賞後は、オチは理解できたけど、ところどころ気になるところが出てきて、疲れていたのについ2回目も観てしまった。そうとう練られた脚本。初回観賞は展開の仕方が独特なだけに、とにかく疲れた。でも2回目もつい観たくなってしまう そんな映画。主要キャスト3人の好演も光る。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-01 10:44:02) |
168. ベイブ
ブタちゃんがとにかく可愛い。映画全体ののんびりとした雰囲気も良かった。動物が喋ったりする映画は個人的に興味すら持てないのだが、ブタちゃんが可愛すぎて観てしまった。いざ観てみたら思っていたよりよく出来た映画で、続編まで見てしまった。1作目にあたる本作の方が好み。 [ビデオ(字幕)] 7点(2009-01-31 06:08:07) |
169. ファーゴ
これほど残酷な事件も、あくまで第三者的な冷めた目線で撮られることで、不思議な余韻が残る作品となっている。 不細工な娼婦2人が、犯人の顔を「変な顔、変な顔」とやたら言っていたり、ところどころの乾いたブラックジョークを織り交ぜ、人間の滑稽さを描いているように感じた。 4年前に見た時は退屈という印象しかなかったが、改めて観ると、その独特な味わいを楽しむ事が出来た。 ある程度、映画玄人が好むような映画なのかもしれない。 ブシェミも良かったが、ピーター・ストーメアのサイコっぷりがえらくハマっていたように思います。 [DVD(字幕)] 7点(2009-01-30 07:32:00) |
170. マッハ!!!!!!!!
友達やらと大人数で観賞することをお勧め。あまりのストーリーのB級さと、アクションが凄すぎて逆に笑えます。人間ってこんな動きが出来るのか!ってビックリ。ただほんとにストーリーは酷いよ(笑)無駄だらけ。長すぎ。でもアクションだけ観ればいいのです!時にはこういう映画を観て馬鹿になるのもいいと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2009-01-30 07:16:53) |
171. トゥルー・ロマンス
クリストファー・ウォーケンとデニス・ホッパーのシーンは皆さん書かれている通り秀逸。映画を観終わった後は何だか不思議な爽快感を味わえた。 ドレッドのゲイリー・オールドマンがとりあえずカッコ良すぎ。 [DVD(字幕)] 7点(2009-01-22 10:47:46) |
172. 牛の鈴音
純粋なドキュメンタリーを期待していたが、意外と作為的な部分が多く見受けられた。映画作品として仕上げるには、ある程度映画的展開をつけなければならないのも、致し方ないのかもしれないが、本作においては老夫婦の元々持っているキャラクターが非常に良いだけに、脚色のない本当の意味での「ドキュメンタリー」を観てみたかったというのが正直なところ。 胸にくる良い場面もあり、題材そのものがとても良かっただけに、もう一歩という感じ。 [DVD(字幕)] 6点(2011-04-12 06:38:36) |
173. グッドフェローズ
妙に軽快なテンポ、アンチカタルシスな結末など、所々好みのところはあったのだが、期待していたほど自分の胸に突き刺さってくるような作品ではなかった。 デ・ニーロ、ペシは評判どおりのキレっぷりで凄くいい感じ。 [DVD(字幕)] 6点(2011-04-10 11:42:34) |
174. ディア・ドクター
「その嘘は、罪ですか」 テーマはまさにこのフレーズそのもの。だが西川監督らしい何とも簡単に呑み込むことのできない演出が随所に散りばめられている。個人的に取ってつけたようなあのラストシーンは好きになれなかった。 鶴瓶をはじめ、主要キャスト全員の演技はとても素晴らしく、中でも余貴美子の自然な演技にはとても感心させられるものがあった。 [DVD(邦画)] 6点(2011-04-05 20:41:11) |
175. ミルク(アメリカ映画)
ショーン・ペンをはじめ役者陣の熱演と、事実のみを切り取っていくような演出のおかげで、リアルさを強く感じられた。 権利を勝ち取りたい少数派と、それを全く理解しようともしないで嫌悪する多数派との、ぶつかり合いや、史実に沿ったハーヴェイ・ミルクの歩みもきちんと描ききれていたと思う。 ただ、単純に映画として面白かったかというと・・。 ハーヴェイ・ミルクの勉強にはなるが、楽しんで観れる作品とまではいかなかった。 まぁ元々そういう娯楽作品ではないのだろうけれど。 ショーン・ペンは評判どおりのまさにゲイになり切った演技だが、ジョシュ・ブローリンもとても良かったと思う。この人は作品によって表情を多彩に変化させる。彼のゲイもちょっと見てみたかった気もする。 [DVD(字幕)] 6点(2011-02-20 14:09:28) |
176. ウォーリー
メッセージ性が強すぎ、少し押し付けがましく感じてしまった。 それとストーリー展開も、もう少し意外性があったらもっと入り込めたかもしれない。 ただ、こういうベタなメッセージ、展開であるからこそ、人を選ばず子供にも伝わるという見方もあるだろうし、一概にこの映画の欠点とは言えない。 冒頭の廃墟と化した地球の映像はじめ、映像のクォリティはとにかく圧巻で、モノの朽ちっぷりなどの質感や立体感をリアルに感じられる。 ウォーリーとイヴがとにかく可愛いだけに、もう一つ欲しかったというのが個人的な思い。 あと、エンディングがとても凝っていて楽しいので、飛ばさないで観ることをオススメ。 [DVD(吹替)] 6点(2011-02-19 15:37:16) |
177. モンスター(2003)
シャーリーズ・セロン、クリスティーナ・リッチ共に素晴らしかったです。2人の愛を中心に描くことで、普通の猟奇殺人ものとは違う作品になっているところも良。ただ、重く悲しい設定に対し、物語の展開が少し深みに欠けていたように感じてしまいました。個人的にはそれほど感情移入出来なかったというのが、正直なところです。なんだか惜しい。 [DVD(字幕)] 6点(2011-02-17 15:37:41) |
178. ヒーローショー
《ネタバレ》 無軌道な若者の姿はとても上手く描けていると思う。 映画全体(特に前半)にヒリヒリした暴力性が漂っていて、若者特有の刹那的な安っぽさの演出もとてもリアルに感じた。 肝心の暴力シーンはとてもリアルに描けていたと思うし、俳優陣それぞれの演技も思いのほか素晴らしかった。ジャルジャルはじめ、ほとんど名前の知れていない若手俳優でも、凄く良い表情が切り取られていたように思う。 ただ、これは人それぞれ感じ方が違う部分だと思うが、個人的に 「人を殺しておいて、その程度か?」と強く思ってしまった。 主人公2人の事件後のそれぞれの葛藤は確かに描かれているし、最終的報復もされているのだけれど・・・ なんだかヌルい気がした。 近年のケンカ・暴力映画について、監督は本作の暴力シーンで落とし前を付けることが出来ているとは思うが、暴力が生むその後の辛さ、痛さについては踏み込みがなんとも中途半端な気がする。 この作品のメッセージを観る側に強く響かせたいのなら、そこは容赦なく描くべきだったと思うのだが・・・・・・・・・・・・・どうでしょう。 良い意味でも悪い意味でも「投げっぱなし」な映画なので、鑑賞後はイヤでも色々考えさせられる。 まぁこの感覚はなかなか他では味わうことが出来ないものなので、とにかく一度観ることをオススメします。 [DVD(邦画)] 6点(2011-02-14 09:34:34) |
179. グエムル/漢江の怪物
ロード・オブ・ザ・リングを手掛けたチームが作り出した迫力ある映像と、キャストの迫真の演技で、モンスターパニック映画としては及第点を満たしていると思う。 しかし、中盤は色々と盛り込みすぎて、中だるみ感があった。 なんだか惜しい。 [DVD(字幕)] 6点(2011-02-11 09:42:08) |
180. パラノーマル・アクティビティ
《ネタバレ》 ラストはどうしてあんなチープな演出になってしまったのか。まぁ映画として「オチ」的なものを付けなきゃならない結果なのだろうが・・。 それを除けば、期待以上に楽しめた。 物音、影、闇など、原始的な怖がらせ方で、下手するとワンパターンに陥りがちなところだが、編集の上手さで見る側の緊張感を保つことに成功している。 細かいツッコミどころは沢山あるが、そこはご愛嬌。 まぁ何より、DVD収録の稲川淳二の解説。 これを聞かずしてパラノーマル・アクティビティは語れない。 [DVD(字幕)] 6点(2011-02-03 18:42:09) |