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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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161.  赤穂浪士 《ネタバレ》 
最初は忠臣蔵と関係なさそうな話なので「?」と思っていましたが、次第にそれらしくなってきました。それにしても、テンポが遅い。松の廊下まで40分、大石が登場するまで60分、城の明け渡しまでさらに30分かかっているので、ちゃんと時間内に討ち入りするのかと思ったら、それからはあっという間に話が進んでしまいます。その間の見せ場は立花左近とのご対面ぐらいで、正直肩すかしを食わされました。映画の場合時間の関係上「名場面集」のようにならざるを得ないと思いますが、それにしても偏りすぎではありますまいか。2年後にNHKでドラマ化されたのもうなずけます。堀田隼人は原作では重要人物のようですが、本作では正直「いらない人物」と思われてもしかたがないのでは。吉良が柳沢とつるんでいたりして、完全に善悪がはっきりしているのは、やはり時代を感じさせます。  科白回しや所作に舞台的な要素があって、こういう「歌舞伎風時代劇」はけっこう好きですし、豪華オールスターキャストは嬉しいのであまり低い点数もつけたくないのですが、中身はあまり豪華とは言えませんでした。  それにしても、3月の公開で「正月映画」と呼んでいいのでしょうか。かなり疑問です。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-01-02 16:10:33)
162.  ドノバン珊瑚礁
南国を舞台にしたゆる~いラブコメ。やはり常夏の国にいると、人間ああいう風に温厚になるのでしょうか。ジョン・フォードは喜劇もうまいと思いますが、これもなかなかおかしい。終始平和で呑気でアホらしくて楽しいけど、刺激がないのであまり印象には残らない。そういう映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-10-05 08:42:39)
163.  寒い国から帰ったスパイ 《ネタバレ》 
原作を読んでいたので、やはり詳細な心理描写のある小説には一歩譲るか。リーマスが最初から東側をだます行動を取っていることが明らかで、それでよかったのかなぁと思いましたが、一応納得できる展開になっていました。すぐれた小説の映画化としては、善戦した方でしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-06-14 20:31:31)
164.  喜劇 駅前競馬 《ネタバレ》 
脚本が藤本義一ということでどうかと思ったのですが、『駅前弁当』よりはまとまっていたでしょうか。藤田まこと演ずる馬太郎が引っかき回し役で、口八丁手八丁で森繁らをだましていくのが前半。相方の野川由美子が鹿子(2人合わせて馬鹿)というのは気が利いています。  このシリーズ、森繁・フランキー・伴淳のトリオが主役のはずですが、今回は駅前町内会のメンバーに三木のり平が加わっていて、伴淳は牧場主として後半合流するというのが変わっています。これだけで見ればそうかという感じですが、シリーズを通して見てみれば、変化球になっているのかもしれません。純朴な田舎ものの伴淳・町内会のお調子者ののり平という配役も、合っていると思います。  3人組の奥方が淡島千景・乙羽信子・大空真弓と壮観で、3人揃ってラーメンをすすっているところなど、そうそう見られないかも。しかも亭主に子作りをせがむという設定で、興味深いものがあります。本作は、こうした出演者の掛け合いが見どころで、お話の方はそれほどでもありません。掛け合いといっても、コメディとしてはやはり古色蒼然としていてそれほどおかしいわけではないですが、顔ぶれを眺めているだけでそれなりに満足してしまえる作品でした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-06-05 18:27:08)
165.  ピンクの豹 《ネタバレ》 
後半仮装舞踏会から車で追いかけっこは面白いですが、前半が残念。クルーゾー警部がドタバタやっていますが、あまり笑えないのにしつこい。お話としても、ロマンスとも言えず犯罪ものとしても弱いし、どっちつかず。たしかにキャラクター的魅力はありましたが。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-04-09 17:28:16)
166.  ザ・スパイダースのゴーゴー・向う見ず作戦 《ネタバレ》 
とりあえず「横浜から東京までまっすぐ歩く」というネタだけでこれだけの映画を作ってしまうのが面白い。道中巻き起こる騒動も、まあまあ楽しめます。特に女子プロレスのところと、映画の撮影所での楽屋落ち的ネタがいい。ドラマ部分のメイン(?)である松原智恵子・山内賢の方も古典的な関係で、ハチャメチャな設定の割にはオーソドックスという感じがします。脚本に倉本聰が関わっているためか、まっすぐ歩くという理由づけにもっともらしい意味づけをしていたり、マスコミをチクリとやるところがあったり、隣の教授がミーハーでいい加減だったりという、社会派的な部分も見受けられます。もっともその辺はあくまで味付け程度に納めているのもよかったと思います。また、映画館の場面ではメタフィクション的な展開も見られ、単なるアイドル映画と侮れないところがありました。  よくわからないのは、7人の設定。冒頭でスパイダースが海外ツアーから帰ってくるところを見せているので(ここもニュースフィルム風の撮り方でうまい)、人気のアイドルグループが主人公と思いきや、その後の“ガールハント”では誰も引っかからないし、行進している時も「7人組」としか呼ばれていない。じゃあスパイダースではなくそっくりさんなのか? それはそれで誰か気づきそうなものですが。このあたりが謎なので、最後は夢オチではないのかと思っていたら、普通に終わったのでかえって意外でした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-02-20 11:07:52)
167.  続・社長えんま帖 《ネタバレ》 
後編。今回は森繁社長が大社長に昇格か!? という筋ですが、実際はもっぱら社長の女性関係からくるドタバタ。ただし最後には夫婦丸く収まるということで、やはりそれほど面白いということはないですが、まったくつまらないわけでもない。まさにヒマつぶしにはもってこいです。社長だけではなく西条宣伝部長夫妻や、秘書と彼女の間も怪しくなってくるという寸法。この、関口宏が宣伝モデルになって有名になり、内藤洋子が焼きもちを焼くというのは若大将シリーズとまったく同じ。定番の展開で安心して見ていられます。部長夫人の司葉子も大人が焼きもちを焼くかわいさが出ていてよかったです。ミスター・ポールは結婚したためか前作ほどバタバタ感はなくなったのですが、小沢昭一はあいかわらず一人で騒いでますなぁ。前編は唐津ロケでしたが、今回は京都・滋賀(琵琶湖)が登場し、森繁社長が「琵琶湖周航の歌」を歌うというお遊びもあり、サービス精神旺盛な作でした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-01-25 22:38:28)
168.  社長えんま帖 《ネタバレ》 
シリーズでは終わりから4作目ですが、このシリーズはだいたい2作で前後編になっているので、実質最後から2番目ということになるのでしょう。私はほとんど見ていないので比較はできませんが、他愛のないコメディでそこそこ楽しめました。「あ~面白かった」で終わってすぐ忘れてしまうような映画、まさにプログラム・ピクチャーの鑑のと言えましょう。そんな中でも「ヘンな外国人」を演じた藤岡琢也はちょっとうるさすぎ、小沢昭一と一緒にドタバタどころかバタバタしたところがあって、あまりよろしくありませんでした。女優陣は内藤洋子と沢井桂子がとてもかわいく、特に沢井桂子は出番が少なくてとても残念です。ちなみに関西弁がうまいと思ったら、この方大阪出身ということで合点がいきました。舞台の会社は「マルボウ化粧品」で、カネボウのもじりなんでしょうが今だとちょっとまずいかもしれません。デパートではマルボウの隣にカネボウのブースがあったりして、タイアップなんでしょうがなかなか洒落ています。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-01-24 14:36:33)
169.  星空の用心棒 《ネタバレ》 
日本のデータでは100分程度なのですが(90分版もある)、今回見たのは120分を越えるもの。しかし全体として冗長で、「これはいらないんじゃないか」と思う部分もあります。カットされたのは正解かも。  話としては復讐譚で、血で血を洗う展開は殺伐としていますが、妙にユーモラスなところもあり、それがしっくり来ないように思いました。悪役が多めでそのため途中でどんどんやられていくのですが、それが冗長な理由の1つのようです。もう少し最後までためてほしかったのですが、最後もけっこう雑魚が多く、やっぱり悪役多すぎに思われます。女性2人の扱いはよかったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-01-08 19:34:26)
170.  てなもんや三度笠 《ネタバレ》 
テレビ番組は見たことがありません。この映画では時次郎と珍念の出会いから描いていますから、見ていなくても問題ないでしょう。  お話は基本的に、清水次郎長を討ち取ろうと清水に向かう道中記。東西喜劇人がゾロゾロ登場する豪華なキャスティングですが、だいたい道中のエピソードでのワンポイントの登場です。それでもトニー谷と若水ヤエ子なんて、なかなかおかしい。堺駿二も終盤に出てきていいところを持っていきます。芦屋雁之助の「忍者ごっこ」もかなり面白かった。このように、コント風のところはいいのですが、全体の筋としてはややとりとめがなく、散漫になってしまったのは残念。そういう意味では、やはりテレビ向きの題材かもしれません。製作時期からするとカラーが普通だと思うのですが、モノクロなのはテレビバラエティということでちょっと侮られていたのかとも思えます。
[地上波(邦画)] 6点(2016-01-03 09:23:24)
171.  花くらべ狸道中 《ネタバレ》 
2年前の『初春狸御殿』と同じく、雷蔵・勝新・若尾文子による狸もの。ただし監督は木村恵吾ではありません。前作では勝新太郎がちょい役だったのに対し、今回は雷蔵と弥次喜多コンビを組むということで、出番も多くそれだけでポイントは高いです。人間に化けて阿波から江戸まで旅をする、つまり人間界が主な舞台になっているということで、狸らしさがちと少ないのが残念。若尾文子はまあ普通のヒロインですが、それよりも中田康子が妖艶な悪役で魅せてくれます。歌とか踊りもなかなかけっこう。  コメディとしては、時代を考えればまあこんなものでしょう。しかしそれよりも、途中で色っぽいシーンとかもあるのに、最後はなんだか子供向けみたいな結末でなんだかちぐはぐな感じがします。観客の対象を絞れていないようで、残念でした。基本的には娯楽作品で気楽に見られます。
[地上波(邦画)] 6点(2016-01-02 15:17:46)
172.  カトマンズの男
邦題からすると『リオの男』の姉妹編かと思いますが、実際はまったく関係ありません。内容的には『リオの男』より劣る。こちらは徹底したドタバタギャグ映画なのですが、それがかなりしつこい。ドタバタのためのドタバタという感じで、かえってつまらなくなってきます。保険会社のボディガード2人なども、無駄に騒ぎすぎ。全体としてメリハリがついておらず話がダラダラと続くのも欠点でしょうか。執事のレオンやゴー氏などはよかったのに、残念でした。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2015-11-02 20:48:01)
173.  続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 《ネタバレ》 
やっぱり長いですよねぇ。序盤の人物紹介はなかなか面白かったのですが、1時間くらい経つと飽きてきました。砂漠の場面とか。「これはなくてもいいだろう」と思うシーンもけっこうありましたし。いや、別にあってもいいんですが、やっぱり飽きてくる。それもあってか全体的に演出がもったいぶったように思えてきて、クライマックスであるはずの三すくみも見ていてだれました。ドル三部作は前の2作が面白かっただけに残念です。  主人公3人の中で得をしているのは、やはりイーライ・ウォラック。バカでユーモラスな役を楽しく演じていて、ほとんど主役。この人に比べると、あとの2人は魅力に欠けてつまらない。こんなところもマイナスの要素でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-09-22 21:18:57)(良:1票)
174.  アパートの鍵貸します 《ネタバレ》 
「評判はいいけど、たいして面白くないんだろうな」と思っていたら、予想通りでした。どうもビリー・ワイルダー監督の作品は、サスペンス/ミステリー系はいいのですが、それ以外だとたいして笑えないし面白くもない。  本作の場合、まずジャック・レモン演ずるバクスター氏が、上司におもねってまで出世を願っているように見えない。どうもジャック・レモンという人は、お気楽でノホホンとしたイメージがあるのですね。さらにフランをめぐる一連の行動を見ていると、惚れた女のためとはいえ、かなり誠実で実直な人間性を感じさせます。なので話が進むにつれて、ますます印象がちがってきて、かなり違和感を感じます。  そもそも、上司に部屋を貸すというのが理解できない。これは時代性やお国柄もあるのかもしれません。しかし当時のアメリカでは、実際にあんなことをする人がいたのでしょうか。このあたりも何とはなしに嘘くさくて、面白味を削いでいると思います。  物語の展開のさせ方とか、小道具の使い方はやはり素晴らしいのですが、どうもそれだけという気がします。悪く言えば、技巧に走っただけで肝心の中身が本物らしく見えず、空虚な感じがするのです。一応コメディとされていますが、笑えるところも全然ない。魅力にとぼしい作でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-09-14 22:25:35)(良:1票)
175.  若草の萌えるころ
あー、基本的にアイドル主演の青春映画でしたね。どうもそういうものにはあまり魅力を感じないもので。作風としてもとりとめがないし。スペイン内乱をからませたのはそれなりに意味があるようですが、あまりドラマ性は高くないように感じました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-08-17 18:02:31)
176.  続・荒野の用心棒 《ネタバレ》 
「いつ面白くなるんだろう」と思って見ていたら、そのまま終わってしまった。機関銃は話の上で必要なのはわかりますが、やはりああいうのを出すとあまり面白くない。最後も期待を持たせておいてあっさり終わり。あまり盛り上がらなかった。なにより、主人公のジャンゴにあまり魅力を感じなかった。序盤であっさり女を助けるというのは、どうなのか……。邦題は、続編でないのはともかく、用心棒でもないのでは。合ってるのは「荒野」だけですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-14 10:56:56)(良:1票)
177.  嵐の勇者たち 《ネタバレ》 
何の説明もなく意味ありげなシーンが続いたと思ったら、パーティー会場から女性が消えるという発端はなかなかいい。島地一味がダイヤのネックレスを盗む計画で、そのやり方は『ルパン三世』のようでなかなか面白いです。しかし、誘拐された亜紀子をめぐっての話は、いかにも日活らしいギャング(というかチンピラ?)の張り合いで、それほど盛り上がりません。その後のアクションもボートやヘリを使って大がかりなものの、大味。本作の場合、話よりも次から次へと顔を出す日活スターの競演をながめるのが楽しみ。そういう意味では、正統派の「オールスター映画」かもしれません。ヒロインとして浅丘ルリ子が出ず東宝から浜美枝を引っ張ってきてるんですが、たしかにこの役はルリ子さん向きではないですね。 あと特筆すべきは、やはり3人娘のかわいらしさ。パジャマ姿もちょっとだけ披露してくれるのですが、その時梶芽衣子が髪をツインテールにしていて、それがまためっぽうかわいかったです。梶芽衣子のイメージがかなり変わりました。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-18 22:07:21)
178.  ひばり捕物帖 折鶴駕篭 《ネタバレ》 
前に見た「かんざし小判」はずいぶんとおちゃらけた作品だったわけですが、これはまた正反対。同じシリーズでここまで違うかというほど、まるで別物。なにしろ今回敵の親玉は由比正雪ですから。彼ら一味が紀州藩の家臣を次々謀殺している……というのが始まり。とにかく人が死にまくりで、それもチャンバラでその他大勢が斬られるというのとはわけが違います。正雪一派では主役格の丸橋もその妻も最後は自害。それ以外にも、紀州藩の侍のみならず、直接関係ない人物まで殺されるという、なかなか殺伐とした話になっています。この大事件を前にお七親分がうろうろしていると、やはり違和感ありまくり。なにしろ、最初のクレジットにも「主題歌」が見えないくらいですから。やっぱり美空ひばりにこういうのは似合わないでしょ、というのと同時に、たまにはこういうのもいいかと、も思ってしまいます。少なくとも、「かんざし小判」よりはよほど見られるのは間違いないです。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-04-25 22:09:38)
179.  ウエスタン 《ネタバレ》 
序盤は、人物関係やシチュエーションがわからないものの、じっくり間を持たせた撮り方が魅力的で、かえって引きつけられます。が、中盤以降に状況がわかりだしてもそれを続けていると、ワンパターンで退屈ぎみ。単なる“ええ格好しい”にしか見えなくなってきます。この作品、お話の方はけっこういいかげんで辻褄の合わない部分もあるのですが、どちらかというと映像を見せるタイプなので、その辺は端折ったと割り切るべきでしょう。が、そう考えてもあまり面白くない。理由を考えるに、悪役であるフランクに魅力が感じられないからではないか。 ヘンリー・フォンダという俳優も、この役に合っていなかったと思います。逆に、シャイアン役のジェイソン・ロバーズがかなりの好演。カルディナーレ、ブロンソンとのトリオはところどころユーモラスな味も出ていて、かなりよかった。この3人に比べると、フランクは極悪人という記号でしかありません。そのあたりがバランスが悪かったです。モリコーネの音楽もよかったけれど、全体としてはそれほど高く評価できません。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-13 21:12:16)
180.  暴力脱獄 《ネタバレ》 
日本の伝統的な文化が仏教と切り離せないように、欧米の文化の根底にはキリスト教があります。当然映画にもそれが反映されることが多いのですが、宗教的な要素がはっきり示された方が、むしろわかりやすいことがままあると思います。本作のように暗喩にとどめたやり方では、かなりわかりづらくなってしまいます。ということで、どうもピリッとしないという印象でした。 収容所ものとしては、ルークが次第に人気者になっていく前半が面白い。母親の死を知らされて脱走を繰り返すのは、生きる目的を見失ったのか、それとも収容所での生活が外よりも幸せだからなのか。いずれにせよ、後半はそれほど楽しめませんでしたし、“神”に語りかけるあたりも、抽象的で私の理解できる範囲ではありませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-03-02 20:03:08)
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