161. サニー 永遠の仲間たち
隙のないカット割りと構図、コメディーの要素たっぷりに飽きさせることがない。映像も素晴らしいがひとつひとつのエピソードがちょっと軽いしベタすぎる。 [インターネット(字幕)] 5点(2020-05-12 21:35:43) |
162. 沈黙 ーサイレンスー(2016)
《ネタバレ》 約20年前に原作既読です。原作はひたすら重く辛い話ですが、映画化するにあたってエンターテインメントとして上手く作ってあると思いました。脚本や撮影も役者の演技も素晴らしい。さすがマーチン・スコセッシです。但し穴釣りの苦しさと残酷さの描写は原作の方が上でした。ラストのエンドロールのBGMが大自然の音だけだったのは秀逸。 [インターネット(字幕)] 8点(2020-05-12 21:16:22) |
163. 儀式
難解と言うしかない。何か重いものを孕んでいるようであるが、それが何かはわからない。主役の男優がいまいちだった。 [インターネット(邦画)] 4点(2020-05-12 21:04:16) |
164. 血と骨
《ネタバレ》 シリアスな映像と音楽は素晴らしい。一人の人間の半生を俯瞰的に息子の目から語るという点では可もなく不可もなくといったところ。ただ、割るのに好都合なガラス戸や引っ繰り返されるために置かれているような卓袱台が、お約束のように割られたり引っ繰り返されたりするのは興をそぐ。 [インターネット(邦画)] 4点(2020-05-12 20:50:01) |
165. ディア・ハンター
30年ぶりに観ました。シリアスでリアルな色調の画が素晴らしい。とくに黒い闇が秀逸。真っ直ぐに進んでいく脚本は良いが、最初の1時間のバカ騒ぎはさすがにダルかった。とにかく重い映画。生きてることは素晴らしいということが伝わってきて感動する。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-05-07 20:16:03) |
166. 海街diary
原作未読だが、映画化する意味があったのだろうか。芸達者をズラッと並べているだけに見えてしまう。人間関係を追いかけるので精いっぱい。広瀬すずが一番上手かった。 [インターネット(邦画)] 4点(2020-05-07 20:06:47) |
167. シン・ゴジラ
《ネタバレ》 CGが良くできているということを鑑賞すれば良いのだろうか。ドラマが全くない作品。意表をついて総理以下主要閣僚が中盤で全員死んでしまうのと、1齢幼虫状態のゴジラが可愛かったのでプラス2点。 [インターネット(邦画)] 4点(2020-05-06 14:58:14) |
168. あさひなぐ
いくら乃木坂が人気だからと言ってこれはない。ストーリーも映像も見るところなし。さらに輪をかけて、試合となると道着に面でどちらが敵か味方かわからなくなってしまう。困った映画。 [インターネット(邦画)] 2点(2020-05-06 14:51:11) |
169. 天河伝説殺人事件
市川昆の売り、真横からの証明によるコントラストの強い映像以外見どころがない困った映画。 [インターネット(邦画)] 2点(2020-05-06 14:46:17) |
170. 聖の青春
羽生善治と村山聖のモノマネを見る映画とは思いたくないが、他に見どころが見つからなかった。実在の人物の心象風景を描かれてもそれがどうしたと思ってしまう。 [インターネット(邦画)] 3点(2020-05-05 20:42:08) |
171. 11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち
しっかりとした美しい画と達者な演技陣は評価できるが、映画として何を言いたいのかさっぱりわからない。 [インターネット(邦画)] 5点(2020-05-05 20:37:47) |
172. 野火(2014)
原作の大きさ、凄さの足元にも及ばないが、映画のストーリーとしてはそれなりにまとまっている。兵士の顔の汚れ方がお笑いコントのメイクみたい、上官に対面した時だけ咳が出る顔色の良い動きの俊敏な結核患者等々突っ込みどころもそれなりにある。 [インターネット(邦画)] 3点(2020-05-05 20:23:14) |
173. 火花(2017)
とくに何が面白いのかわからないが、どこか人間を肯定しようとしている点が感じられるので2点プラス。 [インターネット(邦画)] 3点(2020-05-05 20:15:09) |
174. 愛しのアイリーン
原作をリアルタイムで読んでいました。あのぶっ飛び支離滅裂漫画を映画化するのか?ということで興味深々、でも期待しないで観ました。やはり予想通り実写化してみました~というだけで終わっているような気がします。で?結局何が言いたいのという感じです。 [インターネット(邦画)] 3点(2020-05-02 07:49:30) |
175. ごっこ
《ネタバレ》 子役の女の子の演技が神懸っていること、ハンドカメラが効果的なこと、ひとつひとつのエピソードがしっかりと描かれていること、ラストに救いがある事を評価します。 [インターネット(邦画)] 9点(2020-05-02 07:03:06) |
176. 黒い家(1999)
怖いだけというか気持ち悪いだけというかストーリーはあまり面白くないが、大竹しのぶが凄い女優だというのは良くわかった。大竹さんてこういう人だったんだと素に思えてしまう。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-05-01 22:32:21) |
177. マスカレード・ホテル
《ネタバレ》 キムタクと長澤まさみ、それに東野圭吾とくればお客さんは来るでしょうということで企画が通ったのかなと思う。連続殺人事件が妙にわかり辛くてぐいぐい引っ張っていってくれるものがない。はいビックリポンの犯人でした~って感じで終わってしまってちょっと困ってしまう。 [インターネット(邦画)] 3点(2020-05-01 22:06:30) |
178. Love Letter(1995)
中山美穂のファンがその全盛期を堪能する映画。1人2役なのでかなり出づっぱり。ストーリー自体は全く面白くないが、中山美穂人気でお客さんが来るだろうということで企画が通ったのかなと思う。 [インターネット(邦画)] 3点(2020-05-01 21:40:01) |
179. 散歩する侵略者
《ネタバレ》 途中少し中弛みもあるが、きちんとしたテーマ、叫びがある作品。この形でしか表現できないという黒沢監督の強い意志を感じた。ラストで大物俳優が説明的なセリフで映画全体を締めるところは「回路」と同じ。 [インターネット(邦画)] 8点(2020-05-01 21:19:05) |
180. シコふんじゃった。
裸で戦う競技なので、役者の裸体がさらされることになり誤魔化しがきかない中、相撲のシーンをリアリティーを持って表現していたのが秀逸。取り組みを下手にクローズアップに頼ることなくしっかりとした引きの構図で三脚を固定して撮っているのはすばらしい。まっすぐに突き進んでいく無駄のない脚本も良かった。 [インターネット(邦画)] 8点(2020-05-01 21:10:46) |